ラグナロクオンラインII

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ラグナロクオンライン IIRagnarok Online2:Legend of the Second、略称はRO2)は、韓国のゲーム会社GRAVITYによって開発中のオンラインゲーム (MMORPG) である。
一旦開発が中止になった同タイトルRagnarok Online 2: The Gate Of The Worldについてもここで取り上げる。

ラグナロクオンラインII
ジャンル MMORPG
対応機種 Windows 2000/XP/VISTA
開発元 GRAVITY
運営元 ガンホー・オンライン・エンターテイメント
バージョン -
人数 多人数型
メディア ダウンロード
運営開始日 -
利用料金 -
対象年齢 全年齢
デバイス キーボード, マウス
必要環境 ( )内は推奨スペック
OS:Windows XP SP2/2000 SP4
CPU:Pentium4/AMD AthlonXP
RAM:512MB(1GB)
VGA:64MB(128MB)
HDD:3GB
DirectX:9.0c
その他 [1]
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概要[編集]

以下はRagnarok Online2: The Gate Of The Worldと銘打たれた版の説明である。 現在の版についてはen:Ragnarok Online 2: Legend of the Secondを参考のこと。

特徴[編集]

レベル制システムを採用した3D MMORPGである。前作ラグナロクオンラインから一転、完全な3Dベースのグラフィックとなった。レベル制のキャラクター成長システムを持ち、World of Warcraftを意識したクエストベースのゲーム進行が特徴とされる。一般的な、韓国産MMORPGに良く見られるギルド間戦闘やレアアイテム収集といった要素はオープンベータ段階では実装されていない。 複数の職業に自由に転職出来るコンプレックスジョブシステムや、ノーマン、エル、ディマーゴの3種類の種族の登場[1]等を特徴として打ち出している。反面、意欲的に取り入れられた様々なシステム間で整合性がとれておらず、全体としてのまとまりに欠ける面がある。同時に、本作が特徴として打ち出す多くの要素が、先行する人気作から評価の高いシステムを広範に取り込んだものであり、システム面で本作ならではの個性的な独自要素は打ち出されていない。 キャラクターが使用するメイン武器に成長の要素を持たせ、プレイヤー間の取引を禁止するなど、前作で問題となったインフレやRMTにも配慮した設計が見て取れる。全体的に未実装要素が多く、ゲームの全容を把握出来る段階にはない。

運営状況[編集]

開発国である韓国では、2006年12月から3度に分けてのクローズドベータテストが、5月28日からオープンベータテストが継続中で2007年9月段階で、まだ商業化は発表されていない。日本では、2007年8月16日から27日にかけてクローズドβテスト、2007年8月30日からオープンベータテストが行われている。2007年9月現在、日本でオープンベータテストが行われているのは、後述の韓国クローズドβ2段階のフィールドと韓国オープンベータの最新仕様のシステムおよびバランスを組み合わせた物となっている。2007年に正式サービス開始予定。日本では前作に引き続きガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社が運営権を獲得している。日本国内では30日1980円の月額課金制を予定している。

本作のライセンス価格は、日本・中国を含めたアジア4ヶ国で総額5450万米ドル(約65億円)と発表されている。グラヴィティ社には商業化開始後に、このライセンス価格とは別に運営ロイヤリティが支払われる事になる。

開発の経緯[編集]

2003年12月10日に韓国で実施された「2004 Gravity経営ビジョン発表会」にて、コードネーム「Ruminaty」として開発中である事が公表される。製作は、前作ラグナロクオンラインの開発で中心を務めた「チームマーキュリー[2]」が担当していると発表され、この段階では2005年内のサービスインが目標とされていた。その後、2004年11月25日に韓国で開催されたゲームショウ「KAMEX2004」内にて初めて動画が公開される。さらにその後、このバージョンは当時のグラヴィティ会長だった金正律の鶴の一声によって廃棄され、グラフィックを中心に新規に再開発が開始される。金正律はメディアのインタビューに答え、現在のラグナロクオンライン2は以前の物とは完全に別物だと発言している。なお、このKAMEX2004バージョンは、キャラクターモデリング等が、現行ラグナロクオンライン2と比べて日本人好みのデザインとなっているなど、現在とは違った雰囲気を持ったものだった。

再開発が開始された本作は、2005年9月17日に東京ゲームショウで公開されると同時にゲーム内容の概要についても初めて示される。当時の予定では、2005年内にクローズドベータテストが開始されるとされ、2006年内のサービスインが示された。しかし、この東京ゲームショウバージョンは、あまりにも韓国色の強いキャラクターモデリングにファンの間から強い拒否感が出たため、そのフィードバックを受け本作は再び再開発に入ることとなる。 その後、グラヴィティ社の経営体制の変革、前会長であった金正律への裁判など様々な経営の混乱の後、2006年8月12日に開催された「Gravity Festival 2006」にてプレイ動画が公開され、同年12月の第1次クローズドベータテストへとつながる。

開発公表から、実に4年以上もの歳月を経てオープンベータへと辿り着いた本作だが、開発国である韓国では、ベータ開始初期からマップおよびメインシナリオの拡張が一切行われないなど、依然コンテンツ不足の状況が指摘されている。80人以上もの専任開発スタッフを擁し、かなりの年月に渡る開発期間をかけたにも関わらず、なおコンテンツ投入の遅れや商業化の目途がたたないなど、グラヴィティ社の開発体制に目を向けざるを得ない部分もある。

2010年7月、グラヴィティ社は以前のプログラムを一度破棄した上で再度開発を発表。同年9月のクローズドβなどを経て、2012年3月29日に正式サービスを開始[3]。韓国内における正式サービスは接続者数の減少に歯止めが掛からないことから2013年12月23日に終了となった。北米・欧州と言った地域の運営は継続して行われる予定。

システム他[編集]

世界設定
前作ラグナロクオンラインとは、完全に異なった全く新しい世界となっている。ただし、一部地名やモンスターなどに前作の要素が引き継がれている。
ストーリー
ノーマン、エル、ディマーゴ、3つの種族が暮らす世界ミッドガルド。そこで勃発した種族間戦争から20年が経ち、新たな争いが起きようとしていた。
デザイン
ラグナロクオンラインが2Dグラフィックだったのに対し、RO2では3Dポリゴングラフィックとなっている。前作の売りであった萌えを感じさせるキャラクターデザインを引き継ごうとしながらも、
ディフォルメされたキャラクターにリアルさを求めた結果、東京ゲームショウ2005発表時にアンバランスさがユーザーの不評を買って、モデルとテクスチャの全面的な作り直しを行った。[2]
音楽
菅野よう子を起用。
クライアントプログラム
ゲームエンジンには、アメリカEpic Games社のUnreal Engineが採用されている。使用されているのは、最新の Unreal Engine3 では無く、その前バージョンにあたるUnreal Engine 2。
また、インタビューではシェーダプログラムなどは極力使用せず、高解像度テクスチャによる描写に力を入れている、と答えている。
シェーダ機能の使用抑制は、プログラム開発の負荷軽減などのメリットがあると同時に、3Dライティングや動的な影生成が行われず、
動画として完成されるゲーム画面は大幅に見劣りする物となってしまうなどデメリットも発生する。クライアントプログラムの不正防止措置としては、韓国Ahn Lab社のHack Shieldを組み込んでいる。

韓国での実装状況(第1次)[編集]

クローズドβ1
2006年12月27日~29日実施。実装地域は、冒険者修練所とホードミメス村および周辺マップのみ。
キャラレベル、ジョブレベル、武器レベル、およびスキルスペシャリティーなど基本システムが実装される。
クローズドβ2
2007年2月23日~27日実施。ホードミメス村と周辺マップの地形が全面的に作り直されオープンベータ仕様の物となる。
cβ1では、海辺の村だったホードミメスが山村へと変貌する。プロンテラおよび周辺フィールドが追加される。
システム面では、ユーザーインターフェイスが全面的に作り直される。また、パーティーシステムが追加される。
PC同士およびNPCやモンスターとの当たり判定が追加され、人間トーテムポール現象など大きな混乱が発生する。
クローズドβ3
2007年4月26~5月5日実施。コーグニット地域のマップが追加される。PC同士およびNPC、モンスターとの当たり判定が削除される。
経験値テーブルが大幅に厳しくなり、加えて回復アイテムの価格が大幅上昇、クールタイムの延長、敵モンスターの強化等により、キャラクターの育成が難しくなる。
システム面では、マーケットシステムと膝枕システムが追加される。レベルキャップは50。
オープンβ
2007年5月28日~9月実施。レベルキャップは50。7月より、スペシャリティ登録出来るスキルが大幅に制限される(これ以前は、全てのスキルがスペシャリティ登録可能となっていた)。
各職業とも上位スキルのスペシャリティ登録は不可能となり、スペシャリティシステムのメリットは、ほとんど失われてしまう。
2007年9月現在、主にオフィシャルクエストとプライベートクエストの追加がアップデートの中心となり、新マップや新システムの実装は行われていない。
オープンベータ開始直後は、最大14万人に達した同時接続人数も、現在は韓国MMO接続ランキングで50位以下に低迷している。

韓国での実装状況(第2次)[編集]

クローズドβ1
2010年8月31日~9月6日実施。サーバーへの負荷や、OS/ハードウェア別の動作の検証が目的。
5つの職業はそれぞれ選択できる性別が固定されている。
クローズドβ2
2011年7月13日~17日実施。
新職業(エレメンタリスト),新スキルが追加。
個人商店や製造代行,強化されたカードシステム,カラーシステム,パーティマッチングシステムなど,新たなシステムが追加されている。
その他解像度によるUI変更、クエストウィンドウ、半透明マップ、サウンドの追加・修正等を実施。
マップではメープルの森、アルベルタを実装。
クローズドβ3
2011年11月16日~20日実施。
クローズドβ4
2011年12月26日~30日実施。
正式サービス
オープンβが2012年2月22日開始され、2012年3月29日正式サービスが開始。韓国では接続者の減少に歯止めが掛からず、2013年12月23日サーバークローズし終了することになった。
運営側は将来における復活をにおわせているが、今後の正式な予定は未定。他に正式サービスを行っている北米や欧州と言った他地域の運営は継続して行われる。

日本国内での実装状況[編集]

前作ラグナロクオンライン同様ガンホー・オンライン・エンターテイメントが運営を行っている。パッチなどに関しては、グラビディと協議の上で実装しているようで ラグナロクオンライン同様直接プログラムを改定する権限はあまりない模様。

クローズドβ
2007年8月16日から27日にかけて、サークルKサンクスで発売された「ラグプチ90」チケットの購入者および抽選で当選した人を対象に行われた。
オープンβ
2007年8月30日より同年9月27日まで行われた。当初の予定では9月20日迄であったが、7日間延長された。
本来であれば、このオープンβテスト終了後に正式サービスを開始する予定であったが、グラビディとガンホーの協議の結果
現段階よりさらに高次のサービスが提供できうるとして正式サービスの開始時期を遅らせることが決定された。
正式サービス開始日時は発表されておらず、このままオープンβ2に突入するのか、システムの安定化および新マップの整備を行ったうえで正式サービスを開始するのかは不明である。
先行チケットの払い戻し
オープンβ開始時にファミリーマートより発売された「RO2チケット NEW ACCOUNT 30DAYSチケット」及び「RO2チケット 90日プレイチケット」は上記理由により正式サービス開始の目処が立たない事から
希望者は払い戻しを受け付けている。2009年9月11日現在はこれらのチケットは全て同年9月30日に有効期限切れとなるため、購入したファミリーマートの店舗においての返金受付は一切不可能となるが、
その後もガンホー社へプレイチケットを送付すれば郵便為替での返金措置を無期限[4]で行っている。
日本国内での実装状況(第2次)
2012年1月31日時点で一切の発表等無し。

北米における実装状況[編集]

2013年4月18日にベータテストがWarpPortal社によって開始され、2013年5月2日にSteam経由にて正式サービスが開始。

スタッフ[編集]

  • GRAVITY
    • Park Young Woo:開発プロデューサー
    • Hwang Byung Chan:3Dグラフィクス・ディレクター
    • Kang Jin Seob:サーバープログラム
    • Lee Tae Sun:クライアント
    • Lee Min Soo:企画チームリーダー
  • イ・ミョンジン(リー・ミョウジン,Lee Myoung Jin,李命進) (studio DTDS):原作、企画
  • 菅野よう子:音楽

関連作品[編集]

コンピュータゲーム
  • RAGNAROK2VEREIN The Gate Of The World (Ragnarok II Mobile The Gate Of The World verein) (2005年7月22日)
韓国で携帯配信されているモバイル用ゲーム。開発中だったRO2の設定を元にした3DのアクションRPG。キャラクターデザインはBerreta

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ ノーマン以外の種族の実装時期は未定
  2. ^ ただし、チームマーキュリーという開発チームが登場したのは、この時が初めてである。また、同チームがラグナロクオンラインの開発を担当したという発表も初めてである。同チームがいつ頃、どのような経緯から編成されたのかは未公表。
  3. ^ SEC (2012年3月29日). RAGNAROK ONLINE II LAUNCHED IN KOREA ON MARCH 26, 2012”. 2012年4月14日閲覧。
  4. ^ http://www.ro2.jp/news/information/announce/item/9366

外部リンク[編集]