World of Warcraft
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| World of Warcraft | |
| ゲーム開発: | Blizzard Entertainment |
| ジャンル: | MMORPG |
| ゲームモード: | 多人数型 |
| 年齢制限: | ESRB Teen (T) |
| 対応機種: | Windows, Mac OS X |
| メディア: | CD4枚組, DVD |
| 入力装置: | キーボード, マウス |
『World of Warcraft』(ワールド オブ ウォークラフト)はディアブロを開発した米Blizzard Entertainment社が開発し運営しているオンラインゲームである。同社が開発販売しているウォークラフトシリーズの世界観を受け継いだMMORPG。WindowsのほかMac OS Xでも動作する。グラフィックは3Dだが、要求スペックが低めに抑えられているのが特徴。「WoW」と略記されるのが一般的である。
目次 |
[編集] ゲームの特徴
他の多くのMMORPG同様、プレイヤーは一人のキャラクターを斜め上から見下ろす視点で操作する。オプション設定で一人称視点に切り替えることも可能であるが、この場合非常に視野が狭くなる。このキャラクターで広大な世界を探検し、様々なモンスターと戦い、クエストをこなし、他のプレイヤーと触れ合う事が出来る。
WoWは一ヶ月を単位とする課金方法を取っており、日本または韓国で主流のアイテム課金ではない。支払い方法は2009年現在、クレジットカードまたはゲームカードが利用可能である。
ゲーム開始に当たり、プレイヤーはプレイするサーバ(公式にはRealmと表現される)を選択する必要がある。各サーバはいわゆる平行世界に当たり、数千人のプレイヤーからなる全く独立した世界として進行している。サーバは主にプレイヤー同士の戦闘に関する違いに基づき、異なるカテゴリーに分類される。
カテゴリーは"Player versus player(PvP)" , "Normal", "Roleplay(RP)", "Roleplay-PvP"の四つとなる。"PvP"サーバの特徴は、特定のエリアを除きプレイヤー同士の戦闘が自由に行える事である。"Normal"サーバではプレイヤー同士の合意の上で、何時何処で対人戦を行うかを選ぶ事が出来る。
サーバの選択後、Warcraftシリーズの世界観に基づき、キャラクターの人種に従って「Alliance陣営」か「Horde陣営」のどちらかに所属することになる。AllianceとHordeは、ゲーム内の世界(Azeroth)の支配権を巡って恒久的な戦争状態にあるという設定であり、所属する陣営の異なるキャラクター同士は、全くチャットやメールシステムによるコミュニケーションを取ることはできない。またキャラクター同士で直接金品の受け渡しを行ったり、同じグループやギルドに所属することも不可である。
さらに"PvP","RP", "RP-PvP"の各サーバでは、同一アカウントで両陣営にキャラクターを作成することができない。(全てのキャラクターを削除した場合は再び陣営を選び直すことができる)。"Normal"サーバにおいてはいずれの陣営でも自由にキャラクターが作成出来る。
プレイヤーは同一のサーバに計10キャラクターまで、また1アカウント毎に最大50キャラクターまで作ることが出来る。キャラクターを増やすことによる追加料金は発生しない。
マップは基本的にゾーン制だが、ゾーン間の移動はシームレスに行われる。標準で用意されたチャットチャンネルはゾーンごとに区別されており、一部のチャンネルやプレイヤーが作成したチャンネル以外では、ゾーンをまたいでメッセージが届けられることはない。
ゲームデザインは従来のMMOの基本的なスタイルを踏襲し、ゾーン毎のクエストをこなしてレベルを上げていくスタイルである。クエストが尽きそうになると他のゾーンへの移動を促すクエストが用意されていることが多い。クエストにはソロプレイ向けとグループプレイ向きの両方が用意されており、プレイヤーのスタイルに合わせて選択することができる。特にグループプレイ向けのクエストは「グループクエスト(2-5人用)」「ダンジョンクエスト(5人用)」「レイドクエスト(10/25/40人用)」という区分けがされており、対象となる敵もグループで闘うことを前提とした強さになっている。
ダンジョンのうちいくつかはインスタンスとなっており、これを攻略するためにはグループがまず必須となる。インスタンスとはグループあるいはキャラクターのためにその都度生成される専用のゾーンで、同じグループに所属していなければ同じインスタンスに入場することはできない(これはすなわちそのダンジョンをひとつのグループで独占できるということであり、狩り場争いというものが起こりにくくなっている) コメディ・セントラルのアニメ「サウスパーク」でも取り上げられており(Make Love, Not Warcraft)、ゲームシステム等が詳しく書かれている(ちなみに本作で出てくるスキンはBlizzardがオリジナルスキンを提供した)。
[編集] チャットシステム
日本及び韓国でサービスされているオンラインゲームにおいては馴染みが薄いが、World of Warcraftではプレイヤーが独自にチャットチャンネルを作成することができる。チャットシステムはIRCがベースとなっているようで、モデレータ権限などIRCでの概念がほぼそのまま通用する。ただしAllianceとHordeの間では意思の疎通ができないというのがゲームの前提になっているので、異なる陣営に属するキャラクターは同じチャットチャンネルに接続することはできない。同じ名前のチャンネルであっても、それは別物として扱われている。
ゲームクライアントは基本的に文字データをユニコードでやり取りしている。そのため、設定ファイルに日本語フォントを指定することで日本語でのチャットも可能であり、変更用のAddOn(次項参照)がすでに作られて利用されている。全角文字はデフォルトのフォントを利用しているクライアントでは表示されず、また「発言内容の存在しない発言」を繰り返すことはスパムの一種と見なされるため、全角文字をプライベートなチャンネル以外に流すことは慎むべきだと言われている。日本人プレイヤーであってもデフォルトのフォントのままプレイしている人もいるため、日本人同士のコミュニケーションであってもローマ字による会話を用いるという人も見られる。
[編集] アドオン
World of Warcraftのゲームクライアント最大の特徴は「アドオン(AddOn)」と呼ばれる拡張ソフトの存在であろう。これはXMLやスクリプトによって記述されたファイルで、この「AddOn」をインストールすることでゲームクライアントに様々な機能を追加することができる。Webブラウザのプラグインのようなもので、この「AddOn」の存在によりクライアントのカスタマイズ性は非常に高い。
またクライアントのアップデートはBitTorrentを利用したP2Pによって行われる。これはアップデートの際にアクセスの集中によりサーバに負荷がかかるのを防ぐための措置で、「Blizzard Downloader」という専用のBitTorrentクライアントが起動してアップデートを行う仕組みになっている。 この一連のシステムはセキュリティ面が脆弱で、Addonをインストールしたユーザーがウィルスに感染しアカウントをハックされる事件がしばしば起こる。
[編集] 種族
World of Warcraftにおいては、最初に選択した種族で所属する陣営が決定される。これはすなわち、その後のプレイにも大きな影響を与えるということでもある。種族によって能力値や特殊能力に若干の差があり、プレイヤー同士の戦闘(PvP)における有利不利に関する数々の議論を巻き起こしている。種族によって選べる職業には多少の制限がある。
[編集] Alliance
- Human
- Night Elf
- Dwarf
- Gnome
- Draenei(拡張パック"The Burning Crusade"にて追加された)
[編集] Horde
- Orc
- Troll
- Tauren
- Undead
- Blood Elf(拡張パック"The Burning Crusade"にて追加された)
[編集] 職業:クラス
クラスを選ぶ際に問題になるのは主に種族である。かつては特定のクラスが各派閥専用として設定されていたが、拡張パック"The Burning Crusade"にて、Alliance陣営にはShamanが、Horde陣営にはPaladinが追加された。これにより派閥による作成可能なクラスの差異はなくなった。
また拡張パック"Wrath of the Lichking"にて、ヒーロークラスであるDeath Knightが追加された。Death Knightはそのバックグラウンドストーリーの特殊さから、種族の制限を受けることなく作成することができる。
各クラスにはタレントと呼ばれる特性を伸ばす仕組みが用意されている。タレントは全てのクラスに3種類ずつの系統が存在し、プレイヤーの選択次第で様々な性能をもたらすことができる。クラスによっては系統毎の性質がまるで違うため、同じクラスでありながら全く異なる役割を持たせることも可能になっている。
- Druid
- Death Knight
- Hunter
- Mage
- Shaman
- Paladin
- Priest
- Rogue
- Warlock
- Warrior
[編集] 生産
World of Warcraftにももちろん、大抵のMMORPGにおいてお馴染みの生産システムも用意されている。World of Warcraftにおいて生産スキルはProfessionと呼ばれ、Primary Professionは9種類、Secondary Professionが3種類用意されている。
Secondary Professionは3種類全てを取得することができるが、Primary Professionは2種類までしか取得することができない。ただしPrimary ProfessionはそれまでのProfessionを捨てても構わないのならば再取得することができる。
- Primary Profession
- Alchemy (主にハーブを原料として様々な薬品を製造することができる)
- Blacksmithing (主に鉱石を原料として金属製の武器や防具を製造することができる)
- Enchanting (武器や防具から魔法成分を抽出したり、それを別の装備に付与することができる)
- Engineering (爆弾や銃、地雷など、様々なメカを製造し利用することができる)
- Herbalism (フィールドやダンジョンに自生しているハーブを採集することができる)
- Inscription (ハーブを原材料とするインクを使用して、魔法や技能をパワーアップさせるGlyphを書くことができる)
- Leatherworking (主に皮を原料として、Leather Armorなど様々な皮革製品を製造することができる)
- Mining (フィールドやダンジョンにある鉱床から鉱石を採集することができる)
- Skinning (主に動物系のモンスターの死骸から皮を採集することができる)
- Tailoring (主に布を原料として、ローブやバッグを製造することができる)
- Jewel Crafting(主に宝石を原料として装飾品や装備にはめ込むソケットアイテムを製造することができる)
- Secondary Profession
- Cooking (モンスターから得た肉やFishingで得た魚を調理することができる)
- Fishing (釣り竿を装備することにより、様々な魚を釣り上げることができる)
- First Aid (主に布を原料として、Healthを回復するバンテージを製造し利用することができる)
Primary Professionは大別して実際に生産を行う生産系と素材の採集を行う採集系に分けることができる。大抵の場合は薬品を製造するAlchemyとその素材を採集するためのHerbalism、武器や防具を生産するためのBlacksmithingとその素材を採集するためのMiningなど、生産系と採集系をセットで取得することが多い。だが中には、自分で生産を行うことはせず、HerbalismとMiningなど、採集系のみを取得するプレイヤーもいるようである。
[編集] 世界背景・歴史概略
世界の崩壊・破滅を求める Demon達、『The Burning Legion』がOrcに呪いをかけ、Azeroth へ侵攻する。(War Craft I/II)
The Burning Legion は、裏切りの代償、そして新たなる契約の証として Orc のShaman『Ner'zhul』の魂を Frozen Throne という Azeroth の僻地に存在する神秘のクリスタルに閉じ込め、少しずつ Human をUndead化する作戦の指揮を執らせる。Azerothの大地に降り立ったDemon達及びUndead達『The Scourge』とHuman/Dwarf/NightElf/Orc/Tauren/Trollの連合軍の戦いが起こる。(War Craft III)
Lich King の力が衰え、それに伴う新たな勢力の勃興。
- Demon の力を持つ Night Elf の『Illidan』とNaga/Blood Elf の一派
- Lich King の支配を逃れた元 High Elf の『Sylvanas』とその一派『The Forsaken』(WoWにおけるUndead)
そして新たな戦いが起きる。(War Craft III: The Frozen Throne)
三度の大戦を経て、HumanとOrcの確執はHumanのリーダー『Jaina Proudmoore』とOrcのリーダー『Thrall』の友情によりようやく収まったかに見えた。しかし行方不明と思われていた Jaina の父とその配下の海軍によって、束の間の平和は乱される事になる。
Jaina の父は娘にOrcは倒すべき敵であり、父と共にHumanとしての世界を築くかOrcと手を組み父と戦う道を選ぶか、究極の選択を迫る。Jaina は再三、父に考えを改める様説得したが叶わず、苦悩の末 Thrall とOrcに手を貸し結果として Jaina の父は死に、Thrall と Jaina の信頼・友情だけではお互いの民の不信感を拭い去る事が出来なくなってしまった。
War Craft III: The Frozen Throne の時代より4年、世界は Orc/Tauren/Troll に Forsaken を加えた Horde陣営、Human/Dwarf/Night Elf に祖国の攻防戦に敗北した Gnome を加えた Alliance陣営、二つの勢力に別れ、各地にまた戦いの兆しが見え始めていた。
こうしてWorld of Warcraftの世界が始まる。
[編集] 拡張パック
- Burning Crusade(2007年1月16日発売)
追加の項目
- レベル制限を60から70へ引き上げ
- 新種族、HordeにBlood Elf、AllianceにDraeneiを追加。
- 新エリア「Outland」の追加
- Flying Mountの追加(Outlandのみ使用可能)
- クエスト、アイテム、モンスター、インスタンスの追加
- 生産スキルにJewelcraftingを追加
- ソケットアイテム&GEMの追加
- アリーナの追加
- Wrath of the Lich King(2008年11月13日発売予定)
追加項目
- レベル制限を70から80へ引き上げ
- ヒーロークラス「Death Knight」の追加
- 生産スキルにInscriptionを追加
- 新エリア「Northrend」の追加
- 髪型の変更
[編集] 外部リンク

