マハヴィシュヌ・オーケストラ

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マハヴィシュヌ・オーケストラ
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ジャンル フュージョンジャズ・ロックプログレッシブ・ロック
活動期間 1971年 - 1976年、1984年 - 1987年
レーベル コロムビア・レコード
旧メンバー
ジョン・マクラフリン
ジェリー・グッドマン
ヤン・ハマー
リック・レアード
ビリー・コブハム
ゲイル・モラン
ジャン=リュック・ポンティ
ラルフ・アームストロング
ナラダ・マイケル・ウォルデン
スチュ・ゴールドバーグ
ビル・エヴァンス
ミッチェル・フォアマン
ヨナス・エルボーグ
ダニー・ゴットリーブ
ジム・ビアード

マハヴィシュヌ・オーケストラThe Mahavishnu Orchestra)はジャズ・フュージョンジャズ・ロックの草分け的バンド。ジャズロックを高度なアンサンブルで融合、インド音楽のエッセンスも加え、ヴァイオリンもリード楽器として取り入れた音楽性は1970年代当時のジャズ・ロック勢の中でも異彩を放っていた。

概要[編集]

第一期マハヴィシュヌ・オーケストラは1970年ジョン・マクラフリンの主導の下で結成される。メンバーはジョン・マクラフリン(g)、ビリー・コブハムds)、リック・レアードb)、ヤン・ハマーkey)、ジェリー・グッドマンvl)。1971年にアルバム「内に秘めた炎(The Inner Mounting Flame)」で衝撃的なデビューを飾り、2作目の「火の鳥(Birds of Fire)」がジャズ・ロックのアルバムとしては異例の全米15位とヒットし、人気バンドとなった。

マクラフリンとコブハムの二人はマイルズ・デイヴィスの下で音楽活動をしていたときに知り合い、新バンドを立ち上げる相談を始める。同時期にマクラフリンはヒンドゥー教の導師シュリ・チンモイに宗教的に師事して「マハヴィシュヌ」という名前を与えられていた。マハヴィシュヌ・オーケストラの名前はここに由来している。

マクラフリンは数々の斬新な音楽的アイデアを持っており、音の追求のためにマハヴィシュヌでは、それまでのジャズ・ロックで使われたことのない数々の楽器が導入されている。リード・バイオリニストとしてジェリー・グッドマンが加入したのはその最たる例だが、マクラフリンはマハヴィシュヌでの彼のトレードマークとなったダブルネックのエレキギター、ギブソン・EDS-1275ジミー・ペイジとほぼ同タイプのもの)へとギターを交換し、ヤン・ハマーもそれに対抗してモーグ・シンセサイザーを導入するなど、それぞれ手段を選ばずアグレッシブに自分の理想とする音を模索した。それによって生まれた彼らの音楽は他に前例のない独特なものである。ジミ・ヘンドリックスを思わせるディストーション・サウンドのギター、マクラフリンが興味を抱いているインド音楽ファンクジャズなどの即興演奏や、果てはクラシック音楽の和声法までもがその中に取り入れられており、またキング・クリムゾンPFMなどと楽器編成が近かった事もありプログレッシブ・ロックの視点で語られる事も多い。

1973年、マクラフリンはメンバー交代によってそれまでのメンバーを解散し、ジャン=リュック・ポンティ(vl)やナラダ・マイケル・ウォルデン(ds)らが加入し、プロデューサーにマクラフリンが兼ねてよりファンだったビートルズを手がけたジョージ・マーティンを迎え「黙示録」(1974年)をリリースする。バンドを出たヤン・ハマーとジェリー・グッドマンも同年に連名で「Like Children」をリリースしている。マハヴィシュヌ・オーケストラは1976年で一旦解散するが、1984年ビル・エヴァンス(sax)らを迎えバンドを再結成し、2枚のアルバムを発表した。第一期の曲は完全なインストゥルメンタルのみであったが、第二期以降はリズム・アンド・ブルースゴスペル賛美歌などに似た形式のボーカルも取り入れるようになる。しかし第一期ほどの成功は収めることはなかった。

ディスコグラフィー[編集]

  • 第一期
    • 内に秘めた炎 - The Inner Mounting Flame(1971年)
    • 火の鳥 - Birds of Fire (1973年、全米15位)
    • 虚無からの飛翔 - Between Nothingness & Eternity (1973年、ライブ盤)
    • ロスト・トライデント - The Lost Trident Sessions(1973年録音、1999年発売)
  • 第二期
  • 第三期
    • マハヴィシュヌ - Mahavishnu(1984年)
    • アドベンチャーズ・イン・ラジオランド - Adventures in Radioland(1986年録音、1987年発売)
  • DVD
    • ライヴ・アット・モントルー1974/1984 - Live at Montreux 1974/1984 (2007年発売)

バンドメンバー[編集]

  • 1971年-1973年
    • John McLaughlin - guitar
    • Jan Hammer - keyboards
    • Jerry Goodman - violin
    • Rick Laird - bass guitar
    • Billy Cobham - drums
  • 1974年-1975年
    • John McLaughlin - guitar
    • Gayle Moran - keyboards, vocals
    • Jean-Luc Ponty - violin
    • Ralphe Armstrong - bass guitar
    • Narada Michael Walden - drums
  • 1976年
    • John McLaughlin - guitar
    • Stu Goldberg - keyboards
    • Ralphe Armstrong - bass guitar
    • Narada Michael Walden - drums
  • 1976-1983年 BAND SPLIT
  • 1984年
    • John McLaughlin - guitar
    • Mitchel Forman - keyboards
    • Bill Evans - saxophone
    • Jonas Hellborg - bass guitar
    • Billy Cobham - drums
  • 1985-1986年
    • John McLaughlin - guitar
    • Mitchel Forman - keyboards
    • Bill Evans - saxophone
    • Jonas Hellborg - bass guitar
    • Danny Gottlieb - drums
  • 1987年
    • John McLaughlin - guitar
    • Jim Beard - keyboards
    • Bill Evans - saxophone
    • Jonas Hellborg - bass guitar
    • Danny Gottlieb - drums

外部リンク[編集]