ヘクター・ロンバード

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ヘクター・ロンバード
基本情報
本名 エクトール・ロンバルド
(Hector Lombard)
通称 ライトニング (Lightning)
シャンゴ (Shango)
褐色の姿三四郎
Showeather
国籍 キューバの旗 キューバ
オーストラリアの旗 オーストラリア
生年月日 1978年2月2日(36歳)
出身地 キューバの旗 キューバ
ハバナ
所属 吉田道場
→First Rate/Ultimate
アメリカン・トップチーム
身長 175cm
体重 77kg
リーチ 180cm
階級 ミドル級
ウェルター級
スタイル 柔道
テーマ曲 Born Again(Newsboys)
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ヘクター・ロンバードHector Lombard、男性、1978年2月2日 - )は、オーストラリア総合格闘家、元柔道家。キューバハバナ出身。アメリカン・トップチーム所属。柔道四段、ブラジリアン柔術黒帯。元Bellator FCミドル級王者。

ニックネームの「シャンゴ」とは、アフリカに伝わる雷神の名前。

来歴[編集]

母国キューバでは柔道で国内王者の座に7回就いた実力を持ち、2000年シドニーオリンピックには73kg級のキューバ代表として出場した。

その後居住地をオーストラリアクイーンズランド州に移し、ボクシングなど立ち技の技術を磨きながら、2004年にプロ総合格闘技デビュー。主にXFC(エクストリーム・ファイティング・チャンピオンシップ)を主戦場として活躍。2006年3月3日のXFC 10にてデビッド・フレンディンに開始52秒でKO勝ちし、XFCライトヘビー級王者となった。さらに2006年3月18日のXplosion 13で高瀬大樹に1RKO勝ち。

その後、吉田道場に所属しPRIDEに参戦。しかし、郷野聡寛ゲガール・ムサシに連敗し、PRIDEでは勝ち星を挙げることができなかった。

2007年11月17日、UFC 78カロ・パリジャンと対戦予定だったが、パスポートの問題でアメリカに入国できず、欠場となった。11月21日にはオーストラリアの大会「CFC(ケージ・ファイティング・チャンピオンシップ)」に出場し、ジャン=フランソワ・レノグを下しミドル級王座に就いた。

Bellator FC[編集]

2009年、アメリカの新しい総合格闘技団体Bellator FCと契約を果たし、ミドル級トーナメントに出場。5月29日の準決勝ではダミアン・ステリーにバックマウントからのパンチの連打でTKO勝ちを収めた。6月19日の決勝ではジャレッド・ヘスにTKO勝ちし、Bellator初代ミドル級王座を獲得した。

2010年5月13日、Bellator 18のメインイベントでパウロ・フィリオとのノンタイトル戦が予定されていたが、フィリオの負傷により、代役のジェイ・シウバと190ポンド契約のノンタイトル戦を行い、Bellatorでは最短記録となる開始6秒でのKO勝ちを収めた。8月12日のBellator 24ではハーバート・グッドマンとノンタイトル戦で対戦。右フックでダウンさせ、開始38秒でマウントパンチによるKO勝ちを収めた。試合後にはマイクで、「ジョシュ・バーネットよ。体重差は関係ない。俺はお前と戦いたい。」と、ヘビー級ファイターのジョシュを挑発した。[1]

2010年10月28日、Bellator 34で行われたミドル級タイトルマッチでアレキサンダー・シュレメンコと対戦し、3-0の判定勝ち。初防衛に成功した。

2011年は、ジョー・ドークセンジェシー・テイラーといった元UFCファイターから勝利を収め、連勝を24まで伸ばした。

UFC[編集]

2012年4月24日、UFCと契約をしたことが発表された[2]

UFC on FOX 4にて、UFCデビュー戦でブライアン・スタンと対戦する予定であったが、スタンの怪我のため試合が消滅。その後、UFC 149にて、ティム・ボッシュと対戦する予定だったマイケル・ビスピンが怪我で欠場したため、代わりにボッシュと対戦することが決定した。

2012年7月21日、UFC 149にてティム・ボッシュと対戦。ロンバードのミドルキックでボッシュが顔を歪めて苦しそうに後退するシーンなども見られたように、ややロンバード優勢かと思われた試合だったが判定では1-2となり、僅差の判定負けとなった。これにより自身の連勝も24でストップした。敗れたロンバードは8月になると「ファンに知っておいて欲しいがボッシュ戦はケガをしていた。試合に向けた練習中に異変を感じていたので、病院で検査をしたら胸骨骨折で軟骨が裂けていたんだ。本当なら闘える状態じゃなかったが、欠場してUFCとファンをガッカリさせたくなかったんだ。」と、負傷していたと述懐している。

2012年12月14日、UFC on FX 6ホジマール・パリャーレスと対戦し、1RKO勝ち。なお、試合後の薬物検査ではパリャーレスから規定値を超える高濃度のテストステロンが検出され、相手の禁止薬物使用が発覚した。

2013年3月3日、UFC on Fuel TV 8岡見勇信と対戦し、序盤は岡見に優位に試合を進められるものの3Rは試合を盛り返した。1-2の判定負け。

2013年10月19日、ウェルター級転向初戦となったUFC 166ネイサン・マーコートと対戦し、パウンドでKO勝ちを収めた。

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
40 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
34 19 7 8 0 1 1
4 0 0 4 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
ジェイク・シールズ 5分3R終了 判定3-0 UFC 171: Hendricks vs. Lawler 2014年3月15日
ネイサン・マーコート 1R 1:48 KO(左アッパー→パウンド) UFC 166: Velasquez vs. Dos Santos 3 2013年10月19日
× 岡見勇信 5分3R終了 判定1-2 UFC on Fuel TV 8 2013年3月3日
ホジマール・パリャーレス 1R 3:38 KO(左フック→パウンド) UFC on FX 6 2012年12月14日
× ティム・ボッシュ 5分3R終了 判定1-2 UFC 149: Faber vs. Barao 2012年7月21日
トレヴァー・プラングリー 2R 1:06 TKO(パウンド) Bellator 58 2011年11月19日
ジェシー・テイラー 2R 1:26 ヒールホールド AFC 2: Lombard vs. Taylor
【AFCミドル級王座決定戦】
2011年12月3日
ファラニコ・バイタレ 3R 0:54 KO(パンチ) Bellator 44 2011年6月14日
ジョー・ドークセン 1R 4:13 TKO(ドクターストップ) Cage Fighting Championships 16
【CFCミドル級タイトルマッチ】
2011年3月25日
アレキサンダー・シュレメンコ 5分5R終了 判定3-0 Bellator 34
【BFCミドル級タイトルマッチ】
2010年10月28日
ハーバート・グッドマン 1R 0:38 KO(マウントパンチ) Bellator 24 2010年8月12日
ジェイ・シウバ 1R 0:06 KO(左フック) Bellator 18 2010年5月13日
アート・サントア 1R 4:23 TKO CFC 12: Lombard vs. Santore
【CFCミドル級タイトルマッチ】
2010年3月12日
ジョーイ・ゴルシンスキー 5分3R終了 判定3-0 G-Force Fights: Bad Blood 3 2010年2月4日
カリブ・スターンズ 1R 1:55 ギブアップ(パウンド) Cage Fighting Championships 11
【CFCミドル級タイトルマッチ】
2009年11月20日
ジャレッド・ヘス 4R 1:41 TKO(額のカット) Bellator XII
【ミドル級トーナメント 決勝】
2009年6月19日
ダミアン・ステリー 1R 2:56 TKO(バックマウントパンチ) Bellator VII
【ミドル級トーナメント 準決勝】
2009年5月29日
ヴァージル・ロザーノ 1R 1:10 KO(パンチ) Bellator III
【ミドル級トーナメント 1回戦】
2009年4月17日
ロン・ヴェルダデロ 1R 0:20 TKO(パウンド) Cage Fighting Championships 7: Battle at the Big Top
【CFCミドル級タイトルマッチ】
2009年2月20日
ブライアン・エバーソール 4R 1:56 ギブアップ Cage Fighting Championships 5
【CFCミドル級タイトルマッチ】
2008年9月12日
ファビアーノ・カポアーニ 2R 0:23 TKO(グラウンドの肘打ち) Cage Fighting Championships 4
【CFCミドル級タイトルマッチ】
2008年5月23日
トリスタン・ヤンカー 1R 3:10 TKO(タオル投入) Cage Fighting Championships 3
【CFCミドル級タイトルマッチ】
2008年2月15日
ダミール・ミハイロヴィッチ 5分3R終了 判定3-0 Serbia vs. Australia 2007年12月21日
ジャン=フランソワ・レノグ 5分3R終了 判定3-0 Cage Fighting Championships 2
【CFCミドル級王座決定戦】
2007年11月23日
栗栖達也 1R TKO X-Agon 2 2007年11月2日
カイル・ノーク 5分3R終了 ドロー Cage Fighting Championships 1 2007年7月28日
ファビオ・フェルナンデス 1R KO Oceania Fighting Championships 2007年5月19日
九十九優作 5分3R終了 判定3-0 Warriors Realm 9 2007年5月12日
ジェームス・テフナ 1R ギブアップ(右肩の負傷) Warriors Realm 8 2007年3月24日
石川英司 1R 0:50 TKO(レフェリーストップ) DEEP 28 IMPACT 2007年2月16日
× ゲガール・ムサシ 2R(10分/5分)終了 判定0-3 PRIDE 武士道 -其の十三- 2006年11月5日
キム・ジェヨン 1R 1:36 腕ひしぎ十字固め Spirit MC 9: Welterweight GP Opening 2006年10月8日
マイケル・レイヴェンスクロフト 5分3R終了 判定3-0 Dojo KO: Second Elimination 2006年7月22日
× 郷野聡寛 2R(10分/5分)終了 判定0-3 PRIDE 武士道 -其の十一-
【ウェルター級グランプリ 1回戦】
2006年6月4日
マシュー・トア 1R 0:36 腕ひしぎ十字固め Ultimate Promotions: Total Termination 2006年4月1日
高瀬大樹 1R 4:40 KO(左フック) X-plosion 13 2006年3月18日
デビッド・フレンディン 1R 0:52 KO(パンチ連打) Xtreme Fighting Championships 10
【XFCライトヘビー級タイトルマッチ】
2006年3月3日
アダム・ボーク 1R 1:44 アンクルホールド Xtreme Fighting Championships 9: Lightweight Grand Prix 2005年11月26日
クリス・ブラウン ノーコンテスト Warriors Realm 3 2005年3月12日
マイケル・グルニンダイク 5分2R 判定3-0 Spartan Reality Fight 11 2004年9月26日

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
王座新設
初代Bellator FCミドル級王者

2009年6月19日 - 2012年4月24日

次王者
アレキサンダー・シュレメンコ