フェニキア語

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フェニキア語は、かつてフェニキア人によって話されていた言語であり、セム語族カナン諸語英語版の一種である。

概要[編集]

フェニキアとは古代ギリシア語ラテン語においてカナン地方を指す地域名であり、実際、同時代に同地域において話されていたヘブライ語モアブ語英語版アモン語英語版と極めて近縁関係にある。そのため、これらの諸言語は同一言語の方言程度の違いしかない。かつてフェニキア語が話されていた地域は、現在のレバノンシリア沿岸部、イスラエル北部、チュニジアアルジェリアマルタなど広域にわたる。古代ローマとの紛争で滅亡したカルタゴの主要言語でもある。

ヘブライ語と同じくフェニキア語は母音を文字で表さないので、発音が時代を経てどのような変化があったか詳しい事は分からない。末期には母音文字が導入されたが、長くは続かず、ラテン語ギリシア語に切り替わった。

現代語への影響[編集]

英単語のmatマット)は、フェニキア語のmattaベッドの意)に由来するという説がある(Online Etymology)。

関連項目[編集]