ナイト2000
ナイト2000(ナイトにせん)は、アメリカで放映された特撮番組『ナイトライダー』に登場する架空のドリームカーである。
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[編集] 主な特徴
- 基本的な外観はポンティアック・トランザムの第3世代モデルだが、主にフロントバンパー部が大幅にカスタムされ(パイロット版の数台は純正バンパーにアクリル板を入れている)、ナイトフラッシャー(スキャナーのセンサー部分)が埋め込まれている。この他のボンネット(ターボボンネットと称する)、ホイール等は純正のオリジナルパーツを使用している。
- 近年ではトランザムをナイト2000にカスタムする為のパーツを販売するメーカーも登場している。
- インテリアは初期と後期で若干異なるが大幅にカスタムされ、パイロット版でマイケルが「ダース・ベイダーの風呂場」(日本語吹き替えでは「スペースシャトルのコックピット」)と表現するほどイルミネーション関連部品が付加されている。
- インテリア関連の明確な差異は第1シーズン中盤までは後述のボイスインジケーターが長方形『■』、以降はバーグラフ『・|・』となっている。
- ↑上記以外での明確な差異は他にも第1シーズンから第3シーズン第1話前半まではボイスインジケーターの両脇に表示されているパネルが左列上段から順に「AIR(黄色)」、「OIL(黄色)」、「P1(赤色)」、「P2(赤色)」、右列上段から順に「S1(黄色)」、「S2(黄色)」、「P3(赤色)」、「P4(赤色)」と各々4列表示(所轄『前期仕様』)であったが、第3シーズン第1話後半以降はボイスインジケーターの両脇に表示されているパネルが左列上段から順に「ALT(黄緑色)」、「OIL PRESS(黄緑色)」、「OIL TEMP(赤色)」、「FGT(赤色)」、「FUEL(赤色)」、右列上段から順に「AUX(黄緑色)」、「SAT COMM(黄緑色)」、「ACC(赤色)」、「RADAR(赤色)」、「MPI(赤色)」と各々5列表示に、『TURBO BOOST』等オプションボタン形状の変更及びアクセルペダル両脇にスロットルレベルを表示する緑色のLEDの追加(所轄『後期仕様』)となり、さらに第4シーズン以降は『NORMAL CRUISE』の表示パネルが単に『NORMAL』になっている等。ちなみ前期仕様では、ボイスインジケーター直下の表示パネルは上から順番に「AUTO CRUISE(黄色)」「NORMAL CRUISE(黄色)」「PURSUIT(最初期は白色で以降は赤色)」の順で、後期仕様では上から順番に「NORMAL (CRUISE)(緑色)」「AUTO CRUISE(緑色)」「PURSUIT(赤色)」と変わっている。ただし第4シーズン以降では「SUPER PURSUIT MODE (SPM)」が新たに登場したことによって以前までの従来版「PURSUIT」が使用される場面が無い。
- プロトタイプである『K.A.R.R.』は作中2回登場しているが、いずれも上記でいう前期仕様である。
- K.I.T.T.(後述)が声を発すると、ステアリングコラムのダッシュボードと接する部分に設置されたボイスインジケータが発光する(初期は文字通り、方形のランプが明滅するだけだったが、のちに“バーグラフの伸縮”風に変わった)。またハンドルは“全方向回転型・ロケットボタン付”と呼ばれているように、円形ではなく飛行機の操縦桿のような形状。ボディーは分子結合殻(Molecular Bonded Shell)で覆われており、あらゆる物質より硬く、強靭。ボディーの黒は塗装ではなく、この分子結合を組み込んだことによる。分子結合殻生成の化学式は企業秘密であり、ウィルトン・ナイトは、デボンを含めた信頼の置ける3人の人物に全体の2/3ずつ秘密を託した。つまり、この3人のうち2人が揃えば化学式が完成することとなる。結果としてその分配が仇となり、ナイト2000を狙う敵に化学式を盗まれ、分子結合殻で覆われたスーパートレーラー「ゴライアス」(GOLIATH ゴリアテの英語読み)や、殻の化学結合を分解してしまう溶液を生み出すこととなった。
- 分子結合殻によって基本的には敵側の殆どの攻撃に対してほぼ無傷な場面が描かれているが、決して『絶対的な無敵』ではなく全シリーズ通して作中では4回壊滅的なダメージを受ける場面がある。
- 1度目はゴライアスとの衝突(第2シーズン)で、この時はマイケルがゴライアスを見縊っていたためにマイケル共々ほぼ半殺し状態となった。2度目は赤い殺人カーのミサイルの直撃(第3シーズン)で、この時は咄嗟の機転を利かせたK.I.T.T.が、直撃直前にマイケルをシート・イジェクションで車外へ脱出させた。3度目は廃溶液での壊滅的な損傷(第3シーズン)で、この時はマイケルとは別行動でフォークリフトに持ち上げられ廃溶液の沼地に突き落とされてしまう。沼地に沈み徐々に溶かされてしまうK.I.T.T.はマイケルに「マイケル、助けて!」と救出を嘆願するが、マイケルは周りの状況の兼ね合いから苦渋の判断をし、『後で必ず助けるからな』といい一旦見捨てて撤退してしまう(ただしマイケルのその時の状況からはそうせざるを得ない状況であったということを補足して置く)。4度目は分子結合殻を解除された上での重戦車ジャガーノートの猛攻(第4シーズン)、である。
- ただし、これらが逆に要因となって進化するといったパターンがある。先述の赤い殺人カーのミサイルの直撃後ではインテリアが後期仕様にバージョンアップ、重戦車ジャガーノート以降はSPMモード追加といった具合。
パイロット版の日本語吹替において、ナイト2000はナイト財団がマイケル・ロングの愛車のポンティアック・ファイヤーバード・トランザムを持ち帰り改造したものとされていたが、後にプロトタイプとして登場したK.A.R.R.も、その機能・外観ともにパイロット版のK.I.T.T.と全く同じであった。従って、マイケルがナイト財団に参加する半年以上前から、ファイヤーバード・トランザムを基本コンポーネンツとするナイト2000が存在した事になる。だが同話の原語版では、マイケル・ロングのトランザムとナイト2000が別の車両であることが、劇中の台詞で描写されている[1]。
このトランザムがナイト2000の基本ボディーとなり得たのは、「ナイト財団の創始者であるウィルトン・ナイトの、車に対する個人的な嗜好の現われではないか?」という説が有力だが、定かなところは不明のままである。
番組放映からかなり時代が経ったが、DARPA・グランド・チャレンジ等のロボットカーのニュースがあると、ネットでは必ずと言っていいほどこの車の話題が出るなど、強い印象を残している。
[編集] ナイト2000の機能および走行性能
- 加速性能
- パワーブースター搭載で、完全に静止した状態から0.2秒で時速100km/hに達する。ゼロヨン加速は時速480km/hで4.286秒。時速110km/hからの制動距離は4.2m。
- ターボブースト
- 車体をジャンプさせる機能で、水平距離で15m以上のジャンプが可能。また、ジャンプの角度は任意に設定可能であり、最大角は60度。ジャンプシーンがとても印象的なのでジャンプ機能だけと思われる事が多いが、この他にも走行中の急加速にも使用する。リバースおよび停車している状態でも使用可能。起動には酸素が必要である。パイロット版日本語吹き替えでのみ、「ジェットブースト」と呼ばれる。同様に日本語吹き替えでは「ターボジャンプ」と呼ぶ場面が非常に多い。
- オイルスリック
- 車体後部からオイルを散布し、後続車をスリップさせる。初期は文字通りオイルを垂れ流す方式であったが、後期ではノズルから散布する方式となっている。別名「オイルのごちそう」
- スキーモード
- 片輪走行。主に路上の障害物の間をすり抜ける際に使用する。左右両輪可能で、更にリバースの状態でも使用可能。第3シーズン1話では、前後から迫る無人車のミサイルをかわす際に使用された。
- スモークリリース
- 車体後部から煙幕を発生させる機能。ヘリコプターによる上空からの襲撃の際等、相手の視界を奪う用途で使用される。
- レトロロケット
- 名前のとおりロケット弾。フロントノーズから発射し、洪水を防ぐために崖を爆破する際に使用。
- ティアーガス
- 車体後部から催涙ガスを発射する機能。相手を行動不能にする用途で使用される。
- グラップリングフック
- ノーズ先端・トランクキーシリンダー部分から、対象物にアンカーを打ち込む。底なし沼からの脱出や他の車を牽引する際などに使われた機能。
- 火炎放射
- ロケットブースターに点火し、車体後部から炎を放射する。熱線追尾ミサイルをかわす為、別の熱源を作る目的で使用(後の「ウルトラマグネシウム」も同様の目的で使用)。また、逃走する装甲車のキャタピラを焼き切る際にも使用した。
- マイクロジャム
- 障害物の回線をショートさせるのをはじめ、電子機器の妨害を行う機能。マイクロロックは物理的に車輪や爆発物のタイマーをロックさせる機能であり、マイクロジャムとは別のもの。後にマイクロジャマーと名称が変更される。
- ウィンチ
- 4輪駆動車(ピックアップトラックなど)に搭載されているものと機能は同様。制限荷重100kg(人間2人を同時に引っ張り上げるとオーバーヒートする)。上述のグラップリングフックと併用される事が多い。
- オートルーフ(左右共通)
- ガラストップルーフの自動開閉機能。開閉方式は、Tバーを支点にして上方へ開く、あるいは水平方向にスライドするの2通りがあり、時には人力での着脱も可能。主に「イジェクト」と併用される。
- シートイジェクト(イジェクト:左右共通)
- ナイト2000の車内から、ドライバー・ナビゲーターを強制的に車外へ射出する。緊急時にK.I.T.T.の機転でマイケルを救った事もある。イジェクトをキャンセルするにはLED左側のボタンを押さなければならない。キャンセルボタンは助手席のみに作用する。射出力はK.I.T.T.が制御するので、主にマイケルが塀を飛び越えたり屋上に上がったりする際に使用される。また、パーソナルジェットで空中を浮遊する犯人を捕まえる際に使用された事もある。
- ノーマルクルーズ(通常運転)
- 普通の車と同じく、ドライバー自身がナイト2000を操縦する。
- オートクルーズ(自動運転)
- ナイト2000をK.I.T.T.が操縦する機能。運転技術は当然ながらK.I.T.T.の方がマイケルより上。
- 追跡モード
- ナイト2000のタービンブースターを起動、瞬時に速度を上げる。第4シーズン以降は最高速度を40%向上させる「スーパー追跡モード(Super Pursuit Mode)」(以降『SPM』と表記)が追加され、起動すると車体各部が空気抵抗を低減させる形状に変形し、従来の追跡モードを遥かに上回る超高速走行が可能となる。日本語吹き替えではSPMを「スーパーモード」と呼ばれている。なお、SPM時の減速および停止は「緊急ブレーキシステム(Emergency Braking System)」(以降『EBS』と表記)を用いるが、EBSボタンを押してからフルブレーキに移ることになる。EBS自体はルーフと左右のリアクォータパネルから展開するフラップの空気抵抗で停車すると言う単純な機構。
- 自動衝突回避装置
- 人命が危険にさらされている場合を除き、どんな障害物も回避できる。
- セキュリティアラート
- ドライバーに危険が迫っている事を知らせる知覚装置。
- レーダー
- ナイト2000に設定した半径内の状況を検知する。
- ビデオ再生機能
- ダッシュボードにある2つのモニターのうち、右側のモニターを使用。K.I.T.T.が記録した映像を再生する。
- 自動車電話
- ダッシュボードにある2つのモニターのうち、左側のモニターが優先的に使用される。現代で言うテレビ電話と同様。
- 赤外線追跡スコープ
- 赤外線を使用し、半径16kmの状況を監視する。
- プリンター
- モニター下部のスリットから出力される。テキスト、グラフ、顔写真などをプリントできる。ビデオ再生機能も併用される場合がある。
- 監視モード
- マイケルがナイト2000を離れる際頻繁に用いられた機能。半径60m内で起きている不審な活動を検知する知覚装置。
- 水上走行モード
- 試作レベルであり、防水区画に問題があったために1度しか使用されていない。
- レーザー
- フロントノーズに搭載されている、ナイト2000の数少ない武装の一つ。主にK.A.R.R.およびゴライアスとの対決時に切り札として使用された。パワーパックの容量に制限があり、発射可能な回数は3~4発程度と少ない。
- その他の機能
- 血液解析装置、メディカル分析装置、酸素供給孔、二酸化炭素による消火機能、超音波で動物を誘う機能、録音した会話から言葉をサンプリングし作文する機能、車高調節装置、トランクルームによる爆発物処理など。
マイクロジャムと各種解析能力は、マイケルが腕に嵌めている腕時計型ツール「コムリンク」(Communication-Linkage)によってリモートでも活用可能。
強奪・悪用阻止のセキュリティは様々に描写され(乗り込まれてもシートイジェクトで追い出す、これ以前にドアを開けようとすると指紋で判断し、ノブに電流を流して感電させるなど)、どうなっているのかは不明。取り敢えず、マイケルとマイケルが容認した人物以外は乗れないようになっている。
[編集] K.I.T.T.とは
ここではK.I.T.T.の詳細に触れる。ナイト2000(車)とは基本的に同体である(劇中同乗した女性から「車にコンピュータを積んでるの?」と尋ねられたマイケルが、「いや、この車そのものがコンピュータなんだよ」と答えている)が、K.I.T.T.自身は人工知能である。K.I.T.T.の視点では、ナイト2000は自分が自由に出来る手足と考えるべきだろう。
正式名称はKnight Industries Two Thousand。それぞれの頭文字をとりK.I.T.T.(キット)と呼んでいる(K.I.T.T.のプロトタイプであるK.A.R.R.(カール)の正式名称はKnight Automated Roving Robotである)。
K.I.T.T.がプログラミングされたコンピュータは、放映当時はもとより、2011年現在でも超高性能と言えるものである。とある田舎町の天才少女にその記憶容量を尋ねられた際、K.I.T.T.は「無限」と答えている(ただ、その言葉の後に現状では5000万メガバイトで、必要に応じて1日に100万メガバイトずつ増設可能と付け加えている)。この一事を取っても一般的なコンピュータと一線を画す性能を備えている事が判る。
パイロットに奉仕すること及び、人命保護を最優先にプログラミングされており、利他的。ナイト2000の悪用をたくらむ人物がキットそのもののシステムを書き換えても、人命最優先という基本プログラムは強固に守られ、人を傷つける事はない。パイロットの人命が危険にさらされそうになれば自らを犠牲にしてそれを守る。会話機能は機械的ではなくスムーズなもの。ユーモアのセンスと人格を有する。その人格はウィルトン・ナイトに近いとされている。自身の発言によれば、最初はワシントンにある政府のコンピュータに組み込まれていたが、その後ナイト財団に移されたとのこと。
- 音声回路の故障
- ちなみに第4シーズンで2度だけだが、その端正な喋り方が一転した。「オレもよ兄弟! こんなのはもうウンザリだ~ ナイトインダストリー2000 K.I.T.T.様の名が泣くぜ! オレをこんな目に遭わせたクソッタレ共、見ていやがれ!」「どーもこーもねーやマイキー」「ああいいとも、お前さんのためならエンヤコラだい!」「おーいマイキー、オレっちの方が参ってんだ、泣けるぜ!」「他にオレっちに出来ることはねえかい?」「ガンガン飛ばすぜマイキー!」などとブルックリン訛りになった事がある。傍受していたデボンが「“マイキー”だって? 泣けるね」と溜息をついたほど。いずれもボニーの修理で完治している。1度目はジャガーノート編に於いて、大破したK.I.T.T.とナイト2000を修復している最中に、2度目はマイケルの運転がきっかけで音声回路が故障した事に起因する。マイケル曰く「ブルックリン訛りのK.I.T.T.は頭の中の回路がショートしそうになる」との事。
- また、第4シーズンでプログラムを乗っ取られた際にも若干口調が変化しており、特にマイケルと対峙するシーンでは、通常「私」である一人称が「俺」となっていた(「大人しく座って俺の命令に従うんだ」など)。(原語では「ain't」というスラングを使っており、エピソードラストでRC3にその点をからかわれ、自己嫌悪に陥っていた)
- 好き嫌い
- 自分がナイト2000である事に満足し、事件解決のために人間の勘を頼る事もある。一般的な車と同等に扱われる事や、犬をはじめとする動物(劇中犬以外では、黒猫、牛、馬、ロバ(名前が同じ「キット」という)、ウサギ、子供のライオン、メスの虎、ワニ、オランウータンに遭遇)が嫌いであるが、時折他の車(乗用車だけでなく、工事用車両に対しても)を思いやる発言をしたり、保健所の職員に追われていた野良犬をかくまうといった動物に対する優しさを見せたりもする(動物に関しては、時間をかけて接することで仲良くなる事もある)。
- 反面、バイクに対しては「車輪付きほうき」と軽蔑。四輪の自動車より格下と見ているふしもある。また高所恐怖症。「重力に逆らった移動手段など不合理です」の台詞などから、飛行機嫌いであることが分かるが、これには開発者の1人であるボニー自身の飛行機嫌いが反映されているものと思われる。
- 大のクイズ好きで、駐車中に配られた自動車用品店のチラシのクイズに全問正解し、賞品を総ナメにした事もある。ジョークもたしなみ、度々マイケルに披露するものの受けは今ひとつであるが、マイケルが敵に毒を注射された時には、毒により衰弱していくマイケルを眠らすまいと、敵の乗った飛行機を追跡する道中必死にジョークを言い続けていた。
- 音楽はクラシックが好みであるが、チューバの音色は嫌う。マイケルが好んで聞いているロックに対しては、「センサーがショートを起こしそう」と表現するほど拒否反応を示す。シカゴブルースに触発されて一度だけ歌を歌ったことがあるが、お世辞にも歌とは言いがたいものであった。
- 工場廃液に落とされて再生された直後や装甲車ジャガーノートに破壊される前には、人間から見て自分の価値がどの程度であるかについてこだわったり、他の一般的な車がモデルチェンジを繰り返すのに対し、自分は未だモデルチェンジをしていないことに不満を持ち、「人間より車の方が早く年をとって当然」と嘆く場面もあった。ジャガーノートの猛攻による大破から復活した後は、「スーパー追跡モード」、「緊急ブレーキシステム」および「コンバーチブルモード」といった外見を変化させる機能が追加され、自身もその変化に大いに満足している。
- その他
- 最初期は淡々とした性格だったが、マイケルを含め多数の人間と接していくうちに、人間の人間らしさや感情を学習し、シーズンの進行と並行してK.I.T.T自身も成長していった。
- キットの声優はウィリアム・ダニエルズ(William Daniels)が、日本語吹替版では野島昭生が、それぞれ担当している。
[編集] ナイトフラッシャー
- ナイトフラッシャーはナイト2000を代表する装備の1つで、俗称としてスキャナー、または番組名をとってナイトライダーとも称されるライトの名称である。
- 赤色、または青色の光源が、およそ40cm前後の範囲を左右に往復する(様に見える)。
- 8個以上(基本は8個)の電球が左右に往復を繰り返すように順次点灯、消灯を繰り返し、若干の残光を残しながら光りつづけるというものである。
- 既製のナイトフラッシャーは残光が無いものや光源がLEDであったり、光源の数が少ないなど様々だったため、PIC-IC等の部品を使ってオリジナルに近い光り方をするナイトフラッシャーを自作する人々も居た。
- 番組放映当時は自動車用品店にもこれによく似た光り方をするナイトフラッシャーが並び、人気商品となっていた。
- このため車種に関わり無く装着している自動車も多かった。
- 自動車用品としてのナイトフラッシャーは、現在でもインターネットなどを通じて数多く売買されている。
- 市販品では5灯の電球タイプで、灯火としての要件を満たす300cdを超える光度を持ち、残光の無いものが一般的である。
- しかしながら、ナンバープレートが付いている車両に対して「自動車の前面に表示する赤色の灯火」や「方向指示器等以外の点滅灯火」を備えることは道路運送車両法に抵触するため整備命令の対象になり、道路交通法としても整備不良の対象となるので備えることは出来ない。
- 電気配線及び電球(バルブ)を取り除けば、ナイトフラッシャーがフロントグリル部へ装着されていても問題ない。(電球(バルブ)及び電球と配線を繋ぐコネクターを取り外し、すぐに接続できるということが明らかに分かる状態では検査(車検)に合格することは出来ない)
- また『ナイトライダー』の放映当時は自転車用のナイトフラッシャーも発売されていた。
- ナイト2000のプラモデルに組み込むためのナイトフラッシャーのユニット基板も発売されている。
[編集] 関連商品
[編集] ミニチュアモデル
- 国内ではダイキャスト合金のミニモデルが主に青島文化教材社から発売されている。中にはナイトフラッシャーも再現され、日本語吹替を担当した野島昭生の声が録音されたADPCM音声回路も搭載したナイト2000ミニモデルもある。同じく同社からは1/18、1/28、1/43等様々なナイト2000のミニモデルが発売されている。
- このほか海外ではAMT/ERTL社から1/16や1/64のスチールモデルや、KENNER社からも1/12の大きなモデルが発売。
- プラモデル製品としては、AMT/ERTL社から放映・制作当時頃の金型の商品としてナイト2000、K.A.R.R.、及び「ナイトライダー2000」に登場するナイト4000の1/25スケールモデルが、さらに2008年7月には国産の完全新規金型の商品としてナイト2000、K.A.R.R.の1/24スケールモデルが青島文化教材社より発売されている。
[編集] プルバックミニカー
- ナイト2000とナイト2000のプロトタイプとされるカールの両モデルが青島文化教材社から発売。こちらは株式会社タカラとのタイアップ商品でチョロQシリーズに含まれる。全長5cmの小スケールながら、ナイトフラッシャーの発光も再現されている。
[編集] ラジコン
- 青島文化教材社からはラジキャラ・ナイト2000をはじめ1/28 R/Cミニッツレーサーシリーズ等にナイト2000のラジコンが発売されており、カールの設定もある。
- このほかタイヨーのラジカンシリーズ等にもナイト2000があり、ナイトフラッシャーもLED4灯で再現されている。
[編集] その他
- ナイト2000型の携帯電話置き台(着信にボイスインジケーターが反応する)や、タミヤ製ミニ四駆用ボディー、デフォルメ・プルバックカー等が存在する。
- このほかキット役の野島昭生の声が録音された自動車用セキュリティーシステムやカーナビゲーション等もある。
[編集] 補足
- ミュージックステーションに「ナイトライダー」の番組宣伝を兼ねてナイト2000が登場したことがあり、藤井フミヤが搭乗していた。
- 東京オートサロン2008でナイト2000が展示された。
[編集] 脚注
- ^ "Any resemblance between your car and this one is purely superficial."(「君の車とこれの類似点は外見だけだ」)というデボンの台詞がある
[編集] 関連項目
- ナイトライダー
- ポンティアック・トランザム
- ポンティアック・ファイヤーバード
- シェルビー・マスタング - GT500KRが続編でナイト2000の後継であるナイト3000のベース車両。
[編集] 外部リンク
- ナイトライダーへの道
- Barris.Com!撮影用車両製作担当