ダン・アルタビラ

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ダン・アルタビラ
Dan Altavilla
ボストン・レッドソックス(マイナー)
AAA級オマハ時代
(2024年3月31日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ペンシルベニア州アレゲニー郡マッキーズポート
生年月日 (1992-09-08) 1992年9月8日(31歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 MLBドラフト5巡目
初出場 2016年8月27日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ダニエル・アルタビラDaniel Altavilla, 1992年9月8日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州アレゲニー郡マッキーズポート出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBボストン・レッドソックス傘下所属。

経歴[編集]

プロ入りとマリナーズ時代[編集]

シアトル・マリナーズ時代
(2017年6月17日)

2014年MLBドラフト5巡目(全体141位)でシアトル・マリナーズから指名され、プロ入り[1]。契約後、傘下のA-級エバレット・アクアソックスでプロデビュー。14試合に先発登板して5勝3敗、防御率4.36、66奪三振を記録した。

2015年はA+級ベーカーズフィールド・ブレイズ英語版でプレーし、28試合に先発登板して6勝12敗、防御率4.07、134奪三振を記録した。

2016年リリーフに転向。開幕からAA級ジャクソン・ジェネラルズでプレーし、43試合に登板して7勝3敗16セーブ、防御率1.91、65奪三振を記録した。8月27日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。同日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは15試合に登板して防御率0.73、10奪三振を記録した。

2017年はシーズン前に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)イタリア代表への参加を要請されたが、チームに集中したいという意向から辞退した[3]。シーズンでは初めて開幕25人枠入りし、4月6日のヒューストン・アストロズ戦では8回裏に3番手として1回を無失点に抑えると、続く9回表の攻撃で勝ち越し、最後はクローザーのエドウィン・ディアスが抑えてメジャー初勝利を挙げた[4]。この年は41試合に登板して1勝1敗、防御率4.24、52奪三振を記録した。

2018年は開幕はメジャーで迎えたが、4月になって関節の炎症で故障者リストに入った。5月12日に復帰したが、23日にAAA級タコマ・レイニアーズに降格した。5月27日に再びメジャー昇格を果たしたが、結局メジャーでの登板は22試合にとどまった。

2019年も怪我などにより17試合の登板に終わった。

パドレス時代[編集]

2020年8月31日にタイ・フランスアンドレス・ムニョステイラー・トランメルルイス・トレンズとのトレードで、オースティン・ノラオースティン・アダムスと共にサンディエゴ・パドレスに移籍した[5]

2021年はメジャーで2試合に登板後の4月17日に10日間の負傷者リスト入りし[6]、5月28日に60日間のリストに移された[6]。そして6月末にトミー・ジョン手術を受け、シーズンを終えた[7]。シーズン終了後の11月4日にFAとなった。

レッドソックス傘下時代[編集]

2022年3月にボストン・レッドソックスと2年間のマイナー契約を結んだ[8]。この年もリハビリのため全休となった。

投球スタイル[編集]

平均96mph(約154.5km/h)強の快速球とスライダーが武器[9]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2016 SEA 15 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 48 12.1 11 0 1 0 1 10 1 0 1 1 0.73 0.97
2017 41 0 0 0 0 1 1 0 2 .500 203 46.2 43 9 20 1 1 52 9 0 27 22 4.24 1.35
2018 22 0 0 0 0 3 2 0 5 .600 85 20.2 11 2 15 0 2 23 4 0 7 6 2.61 1.26
2019 17 0 0 0 0 2 1 0 1 .667 64 14.2 9 1 12 1 0 18 2 0 9 9 5.52 1.43
2020 13 0 0 0 0 1 2 1 1 .333 54 11.2 12 3 7 0 0 14 0 0 11 10 7.71 1.63
SD 9 0 0 0 0 1 1 0 2 .500 35 8.2 6 0 5 0 0 10 2 0 3 3 3.12 1.27
'20計 22 0 0 0 0 2 3 1 3 .400 89 20.1 18 3 12 0 0 24 2 0 14 13 5.75 1.48
2021 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 5 1.1 1 1 0 0 0 2 0 0 1 1 6.75 0.75
MLB:6年 119 0 0 0 0 8 7 1 12 .533 494 116.0 93 16 60 2 4 129 18 0 59 52 4.03 1.32
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手(P)












2016 SEA 15 0 1 0 0 1.000
2017 41 4 3 0 0 1.000
2018 22 0 1 0 0 1.000
2019 17 0 4 0 0 1.000
2020 13 0 2 0 0 1.000
SD 9 0 1 0 0 1.000
'20計 22 0 3 0 0 1.000
2021 2 0 0 0 0 ----
MLB 119 4 12 0 0 1.000
  • 2021年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 53(2016年 - 2020年8月30日)
  • 57(2020年9月3日 - 2021年)

脚注[編集]

  1. ^ Altavilla selected in MLB Draft; McKay, Matijevic still waiting
  2. ^ Mariners expected to announce multiple roster moves on Saturday, including Nori Aoki optioned to Class AAA Tacoma
  3. ^ https://mobile.twitter.com/GregJohnsMLB/status/825475056381751296
  4. ^ Dyson, Segura help Mariners to 1st win, 4-2 over Astros
  5. ^ Padres, Mariners Complete Seven-Player Trade” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月31日閲覧。
  6. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2023年7月9日閲覧。
  7. ^ Anthony Franco (2021年6月29日). “Dan Altavilla Undergoes Tommy John Surgery”. MLB Trade Rumors. 2023年7月9日閲覧。
  8. ^ Chris Cotillo (2022年3月16日). “Boston Red Sox sign reliever Dan Altavilla to 2-year minor-league deal; righty had Tommy John surgery in June”. masslive.com. 2023年7月9日閲覧。
  9. ^ 「シアトル・マリナーズ」『2017MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 62頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]