タイム・アフター・タイム (映画)

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タイム・アフター・タイム
Time After Time
監督 ニコラス・メイヤー
脚本 ニコラス・メイヤー
原案 カール・アレクサンダー
スティーヴ・ヘイズ
製作 ハーブ・ジャフィ
出演者 マルコム・マクダウェル
デビッド・ワーナー
メアリー・スティーンバージェン
音楽 ミクロス・ローザ
撮影 ポール・ローマン
編集 ドン・カンバーン
配給 ワーナー・ブラザーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 1979年8月31日
日本の旗 1981年8月22日
上映時間 112分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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タイム・アフター・タイム』(Time After Time)は、1979年に公開されたアメリカ合衆国の映画

ストーリー[編集]

舞台は1893年ロンドン。執筆家としてのみならず、多彩な才能で活躍中の若きH・G・ウェルズの家に友人たちが集まっていた。彼の新発明『タイムマシン』のお披露目である。

誰もがその性能を信じられず、また実際に機械を試してみることもできず見守る中、ウェルズ家の家政婦が警官の来訪を告げた。切り裂きジャックの捜査のために、現場近所の家を一軒一軒回っているのだという。

ウェルズの友人であり、この日の会合に遅参したスチーブンソン医師の鞄から血だらけの手袋を見つけた警官は、スチーブンソンの姿を探した。だが彼の姿はどこにも見当たらず、タイムマシンも消え去っていた。

やがてウェルズたちの目前でタイムマシンが実体化した。未来に逃亡したスチーブンソンを降ろした後、自動操縦で戻ってきたのだ。タイムマシンの計器を確認すると、行き先は未来。1979年だった。

「未来世界に殺人鬼・切り裂きジャックを放置しておくわけにはいけない…。」

若きウェルズは時を超えた追跡を決心する。

スタッフ[編集]

  • 監督・脚本:ニコラス・メイヤー
  • 製作:ハーブ・ジャフィ
  • 原案:カール・アレクサンダー/スチーブ・ヘイズ
  • 撮影:ポール・ローマン
  • 編集:ドン・カンバーン
  • SFX:ラリー・フェンテス、ジム・ブロンド
  • 音楽:ミクロス・ローザ
  • 美術:エドワード・V・カーファグノ
  • 衣装(デザイン):サル・アンソニー/ イボンヌ・カビス

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
テレビ朝日版
H・G・ウェルズ マルコム・マクダウェル 野沢那智
医師スチーブンソン デビッド・ワーナー 石田太郎
エミー・ロビンズ メアリー・スティーンバージェン 高島雅羅
キャロル ジェラルディン・バロン 吉田理保子

解説[編集]

  • 作中でウェルズが発明する、アール・デコ調の装飾が施されたポストモダン風タイムマシンは、1959年のアメリカ映画タイム・マシン 80万年後の世界へ』に対するオマージュである。
  • 実在のウェルズが執筆した小説『タイムマシン』は、当時のウェルズの政治的思想をメタファーとして取り込んでいるが、本作は未来学者としても有名なウェルズ自身が、実際に未来社会を訪れ経験をすることで、物語後の執筆活動に自分の理想と現実を折衷して、様々な修正を試みたというオチを用意している。
  • 作中で、ウェルズが出会う本作のヒロイン・サンフランシスコのキャリアウーマン、エイミー・ロビンズは、最後にウェルズと別れ難くなり、1893年に帰還するタイムマシンに同乗して1893年に来たという結末が用意されているが、この「エイミー・ロビンス」は実在のウェルズの後妻と同名であり、現代人であるがゆえに自由恋愛論者となった、というお遊びとなっている。劇中にて、ウェルズがエイミーに最初の結婚の経験について語る場面もある。
  • この作品の共演が縁となり、ウェルズ役のマルコム・マクダウェルとエミー役のメアリー・スティンバージェンは結婚した(ただし後に離婚)。
  • メアリー・スティンバージェンは1990年の『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』においても、時間旅行者と恋に落ちる女性クララ・クレイトン役を演じていた。

外部リンク[編集]