ジョナサン・ジョースター
| ジョナサン・ジョースター | |
|---|---|
| ジョジョの奇妙な冒険のキャラクター | |
| 作者 | 荒木飛呂彦 |
| 声 | 小西克幸(Part1映画版) 田中秀幸(Part1ゲーム版) 中井和哉(Part1ゲーム版・少年期) 小杉十郎太(Part3OVA版) 興津和幸(TVアニメ版・オールスターバトル) |
| 詳細情報 | |
| 愛称 | ジョナサン ジョジョ(JOJO) |
| 性別 | 男性 |
| 親戚 | ディオ・ブランドー(義兄弟) ジョージ・ジョースターⅠ世(父) エリナ・ジョースター(妻) ジョージ・ジョースターⅡ世(息子) ジョセフ・ジョースター(孫) 空条ホリィ(曾孫) 東方仗助(曾孫) 静・ジョースター(曾孫) 空条承太郎(玄孫) 空条徐倫(来孫) |
| 国籍 | |
ジョナサン・ジョースター (Jonathan Joestar) は、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する架空の人物。
Part1『ファントムブラッド』の主人公。
名前は、連載当時に荒木が打ち合わせなどに利用していたファミリーレストランジョナサンに由来している[1]という説が一般的であったが、これは名前を覚えてもらう為の嘘であり、実際にはデニーズで打ち合わせを行っていた[2]。
なお、本稿ではPart7に登場するジョニィ・ジョースターについても並べる。
目次 |
ジョナサン・ジョースター [編集]
1868年4月4日イギリス生まれ、血液型はA型、身長195cm、体重105kgの巨漢。考古学者。年齢はディオと同い年。極めて生真面目な英国紳士である。己の信ずる正義のためならばどのような困難であろうとも怯むことなく、それを真正面から受け止めて乗り越えようとし、そしてそれを実際に乗り越えた人物である。作者いわく、歴代主人公で最強とのこと[3]。
家族・血縁 [編集]
- 義兄弟:ディオ・ブランドー
- 父:ジョージ・ジョースターⅠ世
- 母:メアリー・ジョースター
- 妻:エリナ・ジョースター(旧姓・ペンドルトン)
- 息子:ジョージ・ジョースターⅡ世
- 孫:ジョセフ・ジョースター(二代目ジョジョ)
- 曾孫:空条ホリィ、東方仗助(四代目ジョジョ)、静・ジョースター(ジョセフの養女)
- 玄孫:空条承太郎(三代目ジョジョ、仗助と静にとって年上の甥)
- 来孫:空条徐倫(六代目ジョジョ)
劇中での活躍 [編集]
Part1『ファントムブラッド』 [編集]
由緒ある英国貴族、ジョージ・ジョースター卿(後のI世、ジョースター家の当主)の一人息子で、ジョセフ・ジョースターの祖父。
ジョースター家の養子となったディオ・ブランドーとの出会いにより、彼の運命は大きく揺れ動く。ジョースター家の財産のっとりを密かに企てるディオは、ジョースター家の正当な跡取り息子であるジョナサンを精神的に追い詰め堕落させるため、執拗な嫌がらせを繰り返す。ディオの策略によりジョナサンは次第に周囲から孤立する。しかし、それでもディオに対して屈伏することなく立ち向かっていくタフさと爆発力を発揮し、大きく成長を遂げることとなる。
ディオとの出会いから7年後、ジョナサンは身長195cmの巨漢に成長。心身共に立派な紳士として成長を遂げていた。大学ラグビーで活躍する傍ら、考古学を学ぶようになり、父の所持する「石仮面」を研究する。この頃にはディオとは友人となっているが、彼自身は幼い頃の体験からディオに対して友情を抱けずにいた。大学卒業間近となって父・ジョージ・ジョースターが病に倒れるが、ディオの父親が死の直前にジョースター卿に宛てた手紙を発見したことで、ディオがジョースター卿を病死に見せかけて毒殺しジョースター家の財産をのっとろうとしていることに気づく。ジョナサンは解毒剤を入手し父を救うため、またジョースター家を守るため、単身ロンドンの貧民街・食屍鬼街(オウガーストリート)に赴き、スピードワゴンと出会う。彼の協力のもと、ディオに薬を売った売人を見つけ出し解毒剤を入手することに成功。薬の売人を捕えてジョースター邸でディオを待ちうけ、毒殺の容疑で警察に引き渡そうとする。しかし、追い詰められたディオはジョースター卿を刺殺し、石仮面に秘められた能力を発現させてしまう。石仮面の力で不死身の吸血鬼と化したディオを倒すべく邸に火を放ち、自身も深手を負いながら辛くもこれを倒した。その後偶然にもエリナの働く病院に搬送され、彼女の献身的な看病により意識を回復。実に7年ぶりの再会を果たした。
ディオとの闘いで負った傷がある程度回復し、エリナに付き添われて退院。その直後に、「仙道(波紋)」の達人であるウィル・A・ツェペリと出会う。彼はディオがまだ生きていることをジョナサンに告げ、石仮面に対抗するためには波紋の力が必要であると宣告する。ジョナサンはツェペリに弟子入りして波紋を修業し、これを体得。ディオを追う過程で師であるツェペリを失うが、彼が死ぬ間際ジョナサンに託した力で更なる成長をとげ、ディオとその一派を倒す。
1889年2月2日、エリナ・ペンドルトンと結婚。新婚旅行中の2月7日、密かに生き延びていたディオに客船を襲撃される。喉元を貫かれて波紋を封じられ、死の淵に立ちながらもディオの配下を撃破。エリナと生き残りの赤ん坊(後のリサリサ)を逃がすためその身を犠牲にし、ディオもろとも客船の爆発に巻き込まれ、船上にて壮絶な最期を遂げる。享年21。
Part2以降 [編集]
Part2『戦闘潮流』では、スピードワゴンとリサリサの回想に登場している。
Part3『スターダストクルセイダース』では、 死後、首から下の肉体をDIOに乗っ取られ、皮肉にもPart3で自らの子孫である承太郎達を苦しめることになる。
Part4『ダイヤモンドは砕けない』では 、Part3でDIOが復活し、ジョナサンの肉体を乗っ取っていた為、主人公の東方仗助はスタンド能力発現に伴う高熱で、生死の境をさまよう。
Part5『黄金の風』 では、DIOが首から下の肉体を乗っ取っていた頃に妊娠させた女性から、Part5の主人公ジョルノ・ジョバァーナが誕生。ジョースター家の血や精神が受け継がれることになった。
Part6『ストーンオーシャン』 では、ジョルノの他にDIOの息子が3人登場しているが、ジョルノ同様、彼らにもジョースター家の血が受け継がれることになった。また、DIOの親友であるエンリコ・プッチが、DIO(ジョナサン)の骨で誕生した「緑色の赤ちゃん」と合体し、徐倫達を苦しめることになる。
波紋法 [編集]
- ズームパンチ
- パンチを繰り出しつつ、腕の関節を外しリーチを伸ばす技。関節を外す際の痛みは波紋で和らげている。
- 山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)
- 波紋を打撃により叩き込む技。ジョナサンの技の中では最も強い波紋を放つ。パンチ一撃と後のPart3以降で見られるような拳のラッシュの2パターンがある。
- 青緑波紋疾走(ターコイズブルーオーバードライブ)
- 水中用の技。水に波紋を走らせ、遠くまで伝達させる。
- 銀色の波紋疾走(メタルシルバーオーバードライブ)
- 金属に波紋を伝達させる技。剣などを防ぎつつ攻撃することが可能。
- 緋色の波紋疾走(スカーレットオーバードライブ)
- 熱を発生させる技。なお劇中では自分に波紋を流したように見えるが、実際は自分の腕を通してブラフォードの髪に流している。
- 生命磁気への波紋疾走(せいめいじきへのオーバードライブ)
- 木の葉などに波紋を流し、一つに寄せ集める。劇中ではツェペリとともに巨大なグライダーを作り上げた。
ハーミット・パープル(隠者の紫) [編集]
Part3序盤でDIOがジョセフと似たスタンドを使っている。これは、画集『JOJO A-GO!GO!』で「ジョナサンのスタンドである」と説明された。また、小説『OVER HEAVEN』でも「ハーミット・パープル」と明言され、「同じ、または同じでなくとも似たようなスタンドをジョナサンの孫(ジョセフ)も持っている」とされている。
このスタンドはジョセフのとは違い、カメラを軽く叩くだけで念写ができ、壊さなくてよい。
なおPart3を元とした格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』ではこのスタンドを使ったシーンは登場するが、スタンドは絵の中から消されている。
ジョニィ・ジョースター [編集]
| ジョニィ・ジョースター | |
|---|---|
| ジョジョの奇妙な冒険のキャラクター | |
| 作者 | 荒木飛呂彦 |
| 声 | 水島大宙(VOMIC) 梶裕貴(オールスターバトル) |
| 詳細情報 | |
| 愛称 | ジョニィ |
| 性別 | 男性 |
| 親戚 | 理那・ジョースター(妻) 吉良・ホリー・ジョースター(曾孫) 吉良吉影(玄孫) 虹村京(玄孫) |
| 国籍 | |
- 本名:ジョナサン・ジョースター
- 国籍:アメリカ
- 愛馬:スロー・ダンサー(11歳、アパルーサ)
Part7の主人公。ゼッケン番号?-939。元一流騎手。19歳。ケンタッキー州生まれで、幼い頃にイギリスに住んでいたことがある。かつては有名な天才騎手で、その名声の影響で高慢な性格だったが、その性格が災いしてトラブルを起こした際に銃撃を受け、下半身不随となる。その後は後悔と失意に満ちた人生を送り、過去の経験から「見えない宿命に縛られている」考え方を持っていたが、スティール・ボール・ランのスタート地点で、レースに参加する謎の男ジャイロ・ツェペリと出会う。その際、彼が使う「謎の鉄球」の「回転」の余波を受け微かに脚が動いたことに生きる希望を見出し、その秘密を知るためにレースに参加。当初はジャイロに煙たがられていたが、ジョニィの実力と意志の強さをジャイロが認めて以降は協力関係という形で行動を共にしている。
Part8にて、ノリスケ・ヒガシカタ(東方乗助(憲助))の娘・理那と1892年に結婚し、ジョージ・ジョースターIII世と女の子を授かったことが家系図で判明している。また日本政府の要望による馬術指導のために妻と来日したが、1901年11月12日に落石事故で29歳の若さで亡くなった。杜王町にある事故現場には供養のためお地蔵様(ジョースター地蔵)が作られた。
劇中での活躍 [編集]
レース序盤に「悪魔の手のひら」に遭遇し「遺体」に取り憑かれ、スタンド能力を身に付ける。その力に魅せられたことと次々と襲いかかるテロリストたちの目的が「遺体」の回収であることを知ったことから、ジョニィ自らも「遺体」の収集を決意する。
敵との戦闘は主にジャイロと共に行い、最終的にジョニィ、もしくはジャイロが単独で敵を打ち倒すことはあっても、最初から一人で戦うことは少なかった。回転の能力をもったことからジャイロに技術を教えてもらうことがあったが、逆にジョニィの「漆黒の意思」(目的を果たすためならば相手の命を奪うことすらも厭わない精神)にジャイロが影響を受けることもあり、レースが進むにつれ、その信頼関係は強まっていった。
終盤ジャイロとともにお互いの秘密を打ち明けあった時に虫刺されフェチ(女性が虫に刺され、腫れ上がった皮膚に興奮する)である事を明かした。その後、大統領との決戦でジャイロと死別するも、遺志を受け継いでスタンドを進化させ大統領に勝利する。そして遺体と「無限の回転エネルギー」を得た影響か、ついに自らの両足で立ち、歩く事が出来るようになった。
しかし、敗北を語った大統領がスタンド能力により連れてきた、並行世界の「時を止める」スタンド能力をもったディエゴに遺体を奪われ、取り戻すために最後の戦いに身を投じる。しかしディエゴの命をかけた機転によりACT4の回転を自分自身に受けてしまい敗北。立ち向かう意志を失ったこともあって消滅の危機に晒されるが、危うくスティールに助けられる(ただしこの時点でルール違反となり、レースは失格となった)。その後(ジャイロと思われる)『遺体』を故郷へ連れて帰った。
タスク(牙) [編集]
自身の爪を高速に回転させて、弾丸のように発射したり、物体を切り裂くスタンド。ジョニィがジャイロから回転の極意を学んだことによりスタンド像が成長し人形のような姿(ACT1)から、やがて人型(ACT4)へと変化していった。このスタンド像は「チュミーン」と鳴き声のようなものを発する。当初は遺体がなければスタンド能力が使えなかったが、成長によるものかすべての遺体を取られても能力を使えるようになった。またPart4に登場する広瀬康一のエコーズのように成長前のACTを使い分けることができる。
スタンドが発現した際にジョニィが「これはもはや爪ではない」と語り牙(タスク)と命名したが、作中では「爪弾」などの呼称もあり単行本22巻におけるスタンドの説明では「爪(タスク)」と表記されている。
-
- ACT1
- 指の爪を回転することによってエネルギーを得て爪を弾丸のように飛ばす。
- ACT2
- 「黄金長方形」から見出した「黄金の回転」の跡で爪を回転させる事で、打った爪弾の弾痕が自動的に目標を追尾して破壊する。この自動追尾の弾痕はヴァレンタインの能力で隣の世界に移動させる事はできず、確実に目標を攻撃するまで回転が持続する。ただし、ACT1と違って弾数に制限があり、両手の指の数である10発を撃ち尽くすと、新たな爪が再生するまで待たねばならない(ハーブを摂取することで爪の再生速度が上がり、カモミールを混ぜるとより効果的になる、と劇中でジョニィは語っている)。
- ACT3
- ACT2の能力で自身を撃つことによって自身の肉体を弾痕の回転に巻き込み、巻き込んだ肉体を別の弾痕から出すことが出来る。弾痕に入れるのはジョニィのみで、それ以外の物が弾痕に触れると回転のエネルギーによって粉砕される。
- ACT4
- ジョニィ自身の回転に加え、馬の走る力で得た回転を合わせることによって無限の回転エネルギーを発し、次元の壁をもこじ開ける。スタンド像は胴体の中央から顔の生えた人型で、拳での戦闘も行うようになった。ラッシュ時の掛け声は、承太郎や徐倫と同じく「オラオラ」を連呼する。別次元のディエゴのスタンド能力によって止められた時の中でも活動することが可能。
- このスタンドで与えたダメージは無限に続き、スタンドラッシュで地面に埋め込まれたヴァレンタインはあらゆる方法で脱出しようとしても無限の回転のエネルギーによって同じ場所に戻され、埋まり続けた。また、このエネルギーは別次元のディエゴのスタンド能力によって止められた時の中でも止まることはなく、その威力も失われない。このエネルギーに畏怖したディエゴは『この世にあってはならない能力』と評した。唯一最初に打ち込んだ回転と全く逆方向の回転を打ち込むことでのみ、この無限の回転を停止させることができる。
脚注 [編集]
- ^ 日本中を“波紋”に巻き込め――「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド共同プロジェクト」記者発表会におけるトークショーにて言及有り。
- ^ 2012年10月5日発売『JOJOmenon』荒木飛呂彦インタビュー
2012年10月19日放送「サキよみ ジャンBANG!」 - ^ 作者の知人ミュージシャンShinnosukeの質問『ジョジョの歴代主人公同士が戦ったら誰が一番強い?』に対しての返答。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||