シリアナ

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シリアナ
Syriana
監督 スティーヴン・ギャガン
脚本 スティーヴン・ギャガン
原作 ロバート・ベア
『CIAは何をしていた?』
製作 ジェニファー・フォックス
ジョージア・カカンデス
マイケル・ノジック
製作総指揮 ジョージ・クルーニー
スティーヴン・ソダーバーグ
ベン・コスグローヴ
ジェフ・スコール
出演者 ジョージ・クルーニー
マット・デイモン
音楽 アレクサンドル・デスプラ
撮影 ロバート・エルスウィット
編集 ティム・スクワイアズ
配給 ワーナー・ブラザーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2005年12月9日
日本の旗 2006年3月4日
上映時間 128分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
ウルドゥー語
アラビア語
ペルシャ語
フランス語
中国官話
製作費 $50,000,000[1]
興行収入 $93,974,620[1]
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シリアナ』(原題: Syriana)は、2005年アメリカ映画中東の架空の国・シリアナを舞台に、中東諸国やアメリカ中華人民共和国などの石油利権をめぐる陰謀を描いた群像劇である。CIA工作官であったロバート・ベアの告発本『CIAは何をしていた?』(原題: See No Evil)を元に制作された。製作総指揮も務めたジョージ・クルーニーがアカデミー助演男優賞ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した。

ストーリー[編集]

イランをはじめとする中東地域を中心に活動していたCIAの工作員であるバーンズは、息子の大学進学を受け現場から引退し、デスクワークへと退く決意をしたものの、最後の活動としてある中東の産油国における作戦の実行を指示される。

その頃、スイスを拠点に活動するエネルギー業界アナリストのウッドマンは、その国の王族がスペイン別荘で主催するパーティーに家族とともに招かれたが、不幸な事件で息子をなくしてしまう。しかし、それがきっかけになり、同国の王位継承者のナシール王子の相談役に就任し、アメリカと対立するイランを経由した天然資源の輸出を王子に進言する。

ナシール王子は、アメリカ1国に依存しない政策を推進すべく、自国の天然ガスの掘削権をアメリカ資本のエネルギー関連企業であるコネックス社から中華人民共和国の企業に移すことを画策していた。これを受けて経営状況が悪化すると予想されたコネックス社は、カザフスタンの資源の掘削権を得て好業績が期待されていたキリーン社と合併することになった。ワシントンD.C.の法律事務所に所属する弁護士のベネットは、この2社の合併に対しての調査を行うよう依頼されるが、調査の実施に対して政財界から様々な横槍が入る。

同時にコネックス社の重役は、ナシール王子による掘削権の中華人民共和国の企業への移動の決定を覆させるべく王子の弟に取り入り始め、アメリカの利権を守るべくCIAもこの動きを支援する。

また、この2社の合併の影響を受けて、他の中東諸国からの出稼ぎ労働者で、コネックス社の精製施設で働いていたワシームが解雇されることになった。その後転職先が見つからないワシームに、イスラム教の教えを説く神学校を隠れ蓑にした、過激な思想を持つ組織の人物が近づいて来る。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ボブ・バーンズ ジョージ・クルーニー 小山力也
ブライアン・ウッドマン マット・デイモン 鳥畑洋人
ジュリー・ウッドマン アマンダ・ピート 浅野まゆみ
ジミー・ポープ クリス・クーパー 大塚芳忠
ベネット・ホリデイ ジェフリー・ライト 世古陽丸
ディーン・ホワイティング クリストファー・プラマー 大木民夫
スタン・ゴフ ウィリアム・ハート 田中正彦
ダニー・ダルトン ティム・ブレイク・ネルソン 家中宏
ワシーム・カーン マザール・ムニール
ナシール・アル・スバーイ王子 アレクサンダー・シディグ
ボビー・バーンズ マックス・ミンゲラ
テリー ジェイミー・シェリダン
ベネット・ホリデイ・Sr ウィリアム・C・ミッチェル
メシャール王子 アクバール・クルサ
サリーム・アハメド・カーン シャヒド・アハメド
ファルーク ソネル・ダドラル
CIA本部長 ジェイン・アトキンソン

参考文献[編集]

  1. ^ a b Syriana”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年10月18日閲覧。

外部リンク[編集]