ザ・ホラーズ

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The Horrors
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2007年のライヴ。
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド エセックス サウスエンド
ジャンル インディー・ロック
シューゲイザー
ポストパンク
ゴシック・ロック
活動期間 2005年 -
レーベル イギリスの旗XL Recordings
日本の旗ユニバーサル
公式サイト thehorrors.co.uk
メンバー
ファリス・バドワン
ジョシュア・サード
トム・カウァン
リース・スパイダー・ウェッブ
ジョセフ・スパージョン

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ザ・ホラーズ(The Horrors)とは、イギリスの南東部に位置するエセックス,サウスエンドにて結成されたインディー・ロックバンドである。

2005年結成。その後2006年にメジャーデビューを飾った。デビュー当時、メンバー全員が強烈なゴシックファッションに身を包んでいる事や、ダークな世界観が漂うオリジナリティの高い楽曲が話題となり人気を獲得。それに加え、各音楽専門雑誌からも非常に高い評価を得ているバンドで、特に2009年に発売された2ndアルバム「Primary Colours」は、イギリス最大の音楽雑誌NMEの主催する「50 BEST ALBUMS OF 2009」にて、年間最優秀アルバム第1位に選ばれている[1]

メンバー[編集]

  • ファリス・バドワン/Faris Badwan - (ヴォーカル)
    1986年9月21日生まれ。
    ファースト時の名義はファリス・ロッター(Faris Rotter)
    198cmという長身やライブ中のパフォーマンスが特徴的。オーディエンスに靴磨き用の黒いクリームを塗りつけるパフォーマンスなどがあった。
  • ジョシュア・サード/Joshua Third - (ギター)
    1984年12月15日生まれ。
    ファースト時の名義はジョシュア・ヴォン・グリム(Joshua Von Grimm)
    前髪が非常に長く、いつも顔が隠れている。
    年にそぐわないお茶目な動きや仕草が特徴的だが、学生時代は物理学を専攻しており、博士号も取得している。
  • トム・カウァン/Tom Cowan - (シンセサイザー)
    1987年3月11日生まれ。
    ファースト時の名義はトメシー・ファース(Tomethy Furse)
    ホラーズ最年少だが一番落ち着いた雰囲気を持っている。ファースト時はベースだったが、セカンドからリースと楽器を交代する。
    2011年現在ジョセフの姉妹であるイザベル・イジー・スパージョン(Isabel "Izzy" Spurgeon)と交際している。
    スパイダー・アンド・ザ・フライズ(Spider and the flies)という別のインストバンドをリースと二人で結成している。
  • リース・スパイダー・ウェッブ/Rhys "Spider" Webb - (ベース)
    1983年2月18日生まれ。
    ファースト時の名義はスパイダー・ウエッブ(Spider Webb)
    ホラーズでは最年長。ファースト時はシンセサイザーとオルガンだったが、セカンドからトムと楽器を交代する。
    インタビューではかなりの早口でまくし立てるように喋ったり、ライブ中のパフォーマンスが奇怪であったりと非常に目立つ人物。
    スパイダー・アンド・ザ・フライズ(Spider and the flies)という別のインストバンドをトムと二人で結成している。
  • ジョセフ・スパージョン/Joseph Spurgeon - (ドラム)
    1986年1月21日生まれ。
    ファースト時の名義はコフィン・ジョー(Coffin Joe)
    ホラーズの中でもかなり陽気な性格でツアービデオ等でも終始歌ったり踊ったりとおどけている。
    2011年現在リースの妹のアングハラド・ハリー・ウエッブ(Angharad "Harry" Webb)と交際している


サポートメンバー

  • フレディ・カウァン/Freddie Cowan - (ギター)
    トムの弟であり、ザ・ダズ(The Daze)のギタリスト。
    ジョシュアの試験中何度か彼の代わりにライブでギターを勤めた。
  • ジェームス・デーヴィン/James Davin

略歴[編集]

結成[編集]

  • ロンドンへの旅行時サウスエンドサーキットで、リース・スパイダー・ウエッブはファリス・バドワンとトム・カウァンに出会い、同じラグビースクールに通うことに。
彼らは60年代のグランジロックに興味を持ち、2005年にジョシュア・サードとジョセフ・スパージョンを加えてバンドを結成。
  • バンドは最初、オリバー・アボット(Oliver Abbott)とリースによって設立されたクラブ「Junkclub」で演奏を行った。

デビュー[編集]

  • 2005年に結成した後、ロンドンでの地道なライヴ活動を経て「Loog records」と契約を結び、直後の2006年春には早くもデビューシングル「Sheena Is a Parasite/Jack the Ripper」でデビューを飾る。
  • その次にリリースした「Death at the Chapel」は2006年7月にondon’s 100 Clubで注目を浴び、8月にはNMEの表紙になり、ホラーズの知名度を大きく上げた。
この宣伝の結果彼らは、Mumm-Raらと共に2007年初頭、NME Awards Indie Rock Tourを果たし、結果的にこれが彼らがさらに注目を受けるきっかけとなった。

1st「Strange House」[編集]

  • 2007年3月5日、1stアルバム「Strange House」をリリース。全英アルバムチャートにて初登場37位を記録。それをプロモートするためワールドツアーを開始。
アメリカを始めとする世界中でのツアーをこなす中、この年に日本で開催されたサマーソニック2007への出演の為、初来日も果たしている。
この夏のツアー中はセットリストにJoy Divisionの”No Love Lost”のカバーを入れていた。
  • ホラーズは12月にMighty Boosh(イギリスの人気コメディ番組)のサードシリーズに登場し、架空のバンドである「The Black Tubes」を結成。さらにこの頃「アークティック・モンキーズ」の前座も勤める。
  • その後「Loog Records」から離れ、イギリス最大手のレコードレーベル「XL Recordings」へと移籍した。

2nd「Primary Colours」[編集]

  • 2009年5月4日、2ndアルバム「Primary Colours」をリリース。プロデューサーにポーティスヘッドのジェフ・バーロウ(Geoff Barrow)を迎えて作成されたこのニューアルバムは、全英アルバムチャートにて初登場25位を記録した。
  • Primary Colours」は2009 Mercury Prizeにノミネートし、その後NMEの「The 50 Best Albums of 2009」で一位を獲得した。
  • このアルバムではトムとリースの楽器パートが交換されている。

3rd「Skying」[編集]

  • 各専門誌から、軒並み高評価を獲得。複数の雑誌を総合し、それらの平均点を割り出す専門サイト「Metacritic」によると、合計27の専門誌による平均的は、83点である[2]。(100点中)
  • 全英アルバムチャートにて5位を、そして全米アルバムチャートにて97位を記録している。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

発売日 アルバムのタイトル 販売レーベル 全英アルバムチャート最高位 ゴールド等認定
2007年3月5日 Strange House Loog_Records
37位
-
2009年5月4日 Primary Colours XL Recordings
25位
-
2011年7月11日 Skying XL Recordings
5位
-

シングル[編集]

発表日 曲名 カップリング曲 全英シングルチャート最高位 収録アルバム
2006年4月10日 "Sheena Is a Parasite" "Jack the Ripper" - Strange House
2006年7月31日 "Death at the Chapel" "Crawdaddy Simone" -
2006年10月30日 "Count in Fives" "Who Says"
"A Knife in Their Eye"
-
2007年2月26日 "Gloves" "Kicking Kay"
"Horrors' Theme"
"Death at the Chapel" (Live)
34
2007年6月25日 "She Is the New Thing" "Sister Leonella"
"Draw Japan" (Dandi Wind Remix)
"Excellent Choice" (re-recorded)
89
2009年3月17日 "Sea Within a Sea" - Primary Colours
2009年5月11日 "Who Can Say" "You Could Never Tell" -
2009年10月4日 "Whole New Way" "Primary Colours" -

EP[編集]

  • The Horrors EP(2005)
  • Shadazz(2008)

備考[編集]

  • セカンド時にリースとトムの楽器パートを入れ替えた理由をファリスは「トメシーは最近、“プレタ・マンジェ”(イギリスで有名なサンドイッチ・チェーン店)の近くに引っ越したんだけど、最近になって、お店で売れ残ったサンドイッチは全て廃棄されていることを知ったみたいなんだ。それで、食べ物に余計なお金を使うのはやめようと思って、シンセサイザーを購入したらしい」と語っている。[3]
  • ジョシュアとジョセフはジョシュアの大好物である「ハリボー」を巡ってよく喧嘩をする。
  • ライブ中の過激なパフォーマンスが売りでもあるホラーズだが、その過激さ故に以前ボストンのクラブでファリスがライブ中エルヴィスの胸像を破壊し演奏途中で追い出されるなどの事件も起こしている。[4]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

出典[編集]