ゲロトラックス

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ゲロトラックス
生息年代: 237-203 Ma
Gerrothorax pustuloglomeratus.JPG
Gerrothorax rhaeticus
地質時代
約2億3700万年前-2億300万年前
中生代三畳紀
ラディニアン階- レーティアン階
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
亜綱 : 迷歯亜綱 Labyrinthodontia
: 分椎目 Temnospondyli
: プラギオサウルス科 Plagiosauridae
: ゲロトラックス属 Gerrothorax
学名
Gerrothorax
Nilsson,1934
和名
ゲロトラックス
下位分類群(
  • ゲロトラックス・プルケリムス
    G. pulcherrimus Nilsson,1934 (模式種)

ゲロトラックス学名Gerrothorax)またはゲロソラックス三畳紀後半の地層より発掘された、絶滅した「両生類」の一属。以前は他にG. pustuloglomeratusという種が提唱されていたが、2012年現在は模式種のG. pulcherrimus一種しか認められない。スウェーデンドイツグリーンランドで見つかっている他、タイ王国でもそれらしい化石が報告されている。全長約1m。学名は「頑丈な胸」の意。

特徴[編集]

この時期の分椎目に属する種はほとんど水生で、体型が扁平化していく進化傾向があったが、本種はその中でも最も極端なもので「パンケーキのような」という形容をされる。

頭骨はディプロカウルスほど顕著ではないが翼状に左右に張り出し、上方を向いた大きな眼窩がある。

幼形成熟を行い、成体になっても3対の外鰓を保持していた。

四肢は貧弱で、後肢は前肢より大きく水かきを備えていた。

以上の特徴から、完全な水生種で普段は河川や湖沼の水底に張り付くようにして身を隠しながら獲物となる小動物を待つ生活をしていたのだろうと思われる。体長は約1メートル。

参考文献[編集]

関連項目[編集]