キャメル (バンド)
| キャメル | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 出身地 | イギリス、ロンドン |
| ジャンル | プログレッシブ・ロック シンフォニック・ロック カンタベリー・ロック スペース・ロック |
| 活動期間 | 1971–1984, 1991–現在 |
| レーベル | MCA, ヤーヌス, デッカ, デラム, アリスタ, キャメル・プロダクションズ, ガマ |
| メンバー | |
| アンドリュー・ラティマー コリン・ベース トン・シャーペンジール デニス・クレメント |
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| 旧メンバー | |
| ダグ・ファーガソン ピーター・バーデンス アンディ・ワード リチャード・シンクレア メル・コリンズ ヤン・シェルハース キット・ワトキンス デイヴ・スチュワート ガイ・レブランク トム・ブリスリン |
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キャメル (Camel) は、1973年にデビューしたイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。数あるプログレ・バンドの中でも、叙情派のサウンドで知られる。
目次 |
[編集] 詳細
1969年、ラティマー、ファーガソン、ウォードのメンバーで「ブリュー(Brew)」という、ブルースを基調としたローカルバンドを結成。その後に、キーボードプレーヤー募集の広告を「Melody Maker誌」に出したところ、すでに「ゼム(Them)」やソロ活動でキャリアを重ねていたバーデンスが加入。1971年、バンド名を改め「キャメル」と成る。
初期はラティマーの哀愁漂うエモーショナルなギター(主にギブソン・レスポールを使用)とバーデンスの軽快なキーボード、アンディ・ウォードの多彩なドラムを軸に、美しいメロディをテクニカルな緊張感のある演奏で聴かせていた。
1973年、『キャメル(Camel)』で、デビューアルバムをリリース。
1974年、アルバム『蜃気楼(Mirage)』を発表。
1975年、ポール・ギャリコの小説「スノーグース」を基にしたコンセプト・アルバム『白雁(スノーグーズ)(Music Inspired by The Snow Goose)』を発表。後に、オーケストラと共演し全曲を演奏したり、後のライブ演奏でも「スノーグース」からの曲をセレクションして演奏しており、キャメルの代表作の一つ。
1976年、アルバム『月夜のファンタジア(MOONMADNESS)』発表。後に、まとめ役的存在であったファーガソンを演奏能力の問題から解雇、元キャラヴァン(CARAVAN)のリチャード・シンクレアを後任に据え、ゲストメンバーとしてメル・コリンズ等を迎えて活動。
1977年、アルバム『雨のシルエット(Rain Dances)』を発表。
1978年、アルバム『ブレスレス~百億の夜と千億の夢(BREATHLESS)」』を発表。
アルバム収録後、バーデンスがラティマーとの軋轢から脱退し、ヴァン・モリソンのバンドに加わる。後任に元キャラヴァンのヤン・シェルハース、さらにツアーメンバーとしてやはり元キャラヴァンのデイブ・シンクレアが参加。オリジナルCAMELより元CARAVANメンバーの方が多くなり、CARAMEL(キャラメル)と渾名(あだな)される。
1978年、2枚組アルバム『ライブ・ファンタジア(A LIVE RECORD)』を発表。初のライブアルバム。初期のライブ録音からと、オーケストラと共演した「スノーグース」のライブ演奏を収録。
1979年1月に初来日。(ブレスレス・ツアー)
1979年のワールドツアー後、CARAVAN再結成のためデイブ・シンクレア、リチャード・シンクレアが脱退、さらにメル・コリンズも脱退。コリン・バースとキット・ワトキンスが加入。
1979年、アルバム『リモート・ロマンス(I Can See Your House From Here)』を発表。
1980年1月に来日。(リモート・ロマンス・ツアー)
バーデンスの不在のせいか時代の流れか、キーボードがややバッキングにシフト。アルバム一枚でキット・ワトキンスは脱退、代わりにダンカン・マッケイ。
1981年、アルバム『ヌードの物語 ~Mr.Oの帰還~(Nude)』を発表。(第二次世界大戦終戦後、フィリピンで29年間投降しなかった、小野田寛郎氏の当時の生活の模様等を書いた本を、1979年の来日時、ラティマーがプローモーターより贈られ、インスパイアされ制作れたコンセプトアルバム。)
『NUDE』以降、女流詩人のスーザン・フーヴァー(以前には、音楽関連のライターなど。後に、ラティマーの妻)が、コンセプト面で重要な役割を担うようになる。
1981年、アンディ・ウォードが脱退しオリジナルメンバーはラティマー1人になる。
1981年、アルバム『シングル・ファクター(The Single Factor)』を発表。(キャメル名義ではあるが、実質的には、ゲスト演奏者を集めて制作したラティマーのソロプロジェクト・アルバム)以後、「キャメル」そのものがラティマーのソロプロジェクトの性質を持つようになる。
1984年、アルバム『スタショナリー・トラベラー(Stationary Traveller)』を発表。(ドイツのベルリンの壁をテーマにしたコンセプト・アルバム。)
82年から84年の間で契約を消化し、活動休止。
1991年復活アルバム、ジョン・スタインベックの小説「怒りの葡萄」を基にしたコンセプト・アルバム『DUST AND DREAMS』発表。
その後もラティマー自身のレーベル『キャメル・プロダクション』から、新作やライヴ・アーカイヴ(オフィシャルでの「ブートレグ・シリーズ」)のリリースを続けている。
1996年、アルバム『ハーバー・オブ・ティアーズ 港町コーヴの物語(Harbour Of Tears)』を発表。
1999年、アルバム『ラージャーズ 別れの詩(Rajaz)』を発表。
2002年、バーデンスが死去。またバースはインドネシアに渡り、「サバ・ハバス・ムスタファ(SABAH HABAS MUSTAPHA)」の名を用い同国音楽シーンで成功を収めている。
2002年、アルバム『ノッド・アンド・ウィンク(A Nod And A Wink)』を発表。(過去のライブ音源より)
2007年、ラティマーが骨髄線維症に罹患し、ツアーを中止した。2007年後半に彼は骨髄移植を受けた。2008年9月の時点で彼は回復しており、ツアー再開の可能性も考えられる。
[編集] メンバー
- アンドリュー・ラティマー - Guitar, Vocal, Flute (1972-現在)
- コリン・バース - Bass, Vocal (1979-1981,1991-現在)
[編集] オリジナルメンバー
- ピーター・バーデンス - Keyboards(1972-1978)
- アンドリュー・ラティマー - Guitar, Vocal, Flute (1972-現在)
- ダグ・ファーガソン - Bass (1972-1977)
- アンディ・ウォード - Drums (1972-1982)
[編集] 過去メンバー
- リチャード・シンクレア - Bass, Vocal(1977-1979)
- メル・コリンズ - Sax(1977-1979)
- ヤン・シェルハース - Keyboards (1972-1978)
- キット・ワトキンス - Keyboards, flute (1979-1980)
- ミッキー・シモンズ - Keyboards (1992-1996)
[編集] ディスコグラフィ
| 発表年 | 邦題 | 原題 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|
| 1973年 | キャメル・ファースト・アルバム | Camel | ファースト・アルバム。 | |
| 1974年 | 蜃気楼 | Mirage | ||
| 1975年 | 白雁 | Music Inspired by The Snow Goose | ポール・ギャリコの同名小説「スノーグース」を基にしたコンセプト・アルバム。全英10位のヒットを記録。 | |
| 1976年 | 月夜のファンタジア | Moonmadness | ||
| 1977年 | 雨のシルエット | Rain Dances | ||
| 1978年 | ブレスレス~百億の夜と千億の夢 | Breathless | ||
| 1978年 | ライブ・ファンタジア | A LIVE RECORD | キャメル初のライブアルバム、2枚組。「スノーグース」のオーケストラ付きライブ演奏を、LPのC面とD面に完全収録している。 | |
| 1979年 | リモート・ロマンス | I Can See Your House From Here | ||
| 1981年 | ヌードの物語 ~Mr.Oの帰還~ | Nude | 終戦後、フィリピンで29年間も戦闘を続けていた小野田寛郎を基にした、2枚目のコンセプトアルバム。 | |
| 1982年 | シングル・ファクター | The Single Factor | 実質的には、ラティマーが豪華ゲストを集めて制作したプロジェクト・アルバム。アンソニー・フィリップス(元ジェネシス)、フランシス・モンクマン(元カーヴド・エア)、サイモン・フィリップス等が参加。 | |
| 1984年 | スタショナリー・トラベラー | Stationary Traveller | ベルリンの壁をテーマにしたコンセプト・アルバム。本作に伴うツアー終了後、キャメルは一旦活動を休止。 | |
| 1992年 | ダスト・アンド・ドリームス 怒りの葡萄 | Dust And Dreams | 復活作。ジョン・スタインベックの小説「怒りの葡萄」を基にしたコンセプト・アルバム。当時のライヴで完全再現された。 | |
| 1996年 | ハーバー・オブ・ティアーズ 港町コーヴの物語 | Harbour Of Tears | ラティマーの祖母が体験した一家離散の悲劇を基にしたコンセプト・アルバム。アイルランドの伝統音楽の影響を受けた、美しいメロディが特徴的。- | |
| 1999年 | ラージャーズ 別れの詩 | Rajaz | ||
| 2002年 | ノッド・アンド・ウィンク | A Nod And A Wink |
[編集] 日本公演
1979年 Breathless・Tour(ブレスレス・ツアー)(Japan Tour '79)
- 1月16日 東京・渋谷公会堂 (主催:文化放送、ウドー音楽事務所)
- 1月17日 大阪・厚生年金会館大ホール (主催:FM大阪)
- 1月19日 名古屋・名古屋市公会堂 (主催:中部日本放送)
- 1月22日 東京・新宿厚生年金会館大ホール (主催:文化放送、ウドー音楽事務所)
- 1月23日 東京・新宿厚生年金会館大ホール (主催:文化放送、ウドー音楽事務所)
- 招聘元:ウドー音楽事務所 協力:キング・レコード 協賛:マックスウェル・ブレンディ
- 来日メンバー
- アンドリュー・ラティマー - Guitar, Vocal
- アンディ・ウォード - Drums
- リチャード・シンクレア - Bass, Vocal
- メル・コリンズ - Sax, flute
- デイブ・シンクレア - Keyboards
- ヤン・シェルハース - Keyboards
- 来日メンバー
- 招聘元:ウドー音楽事務所 協力:キング・レコード 協賛:マックスウェル・ブレンディ
演奏曲目(1979年1月**日 **・*****)
1980年 I Can See Your House from Here・Tour(リモート・ロマンス・ツアー)(Japan Tour '80)
- 1月24日 名古屋・愛知勤労会館 (主催:中部日本放送)
- 1月25日 大阪・大阪フェスティバルホール (主催:FM大阪)
- 1月26日 東京・渋谷公会堂 (主催:文化放送 ウドー音楽事務所)
- 1月27日 東京・新宿厚生年金会館大ホール (主催:文化放送、ウドー音楽事務所)
- 1月28日 東京・中野サンプラザホール (主催:文化放送、ウドー音楽事務所)
- 招聘元:ウドー音楽事務所 協力:キング・レコード 協賛:マックスウェル・ブレンディ
- 来日メンバー
- アンドリュー・ラティマー - Guitar, Vocal
- アンディ・ウォード - Drums
- コリン・バース - Bass, Vocal
- ヤン・シェルハース - Keyboards
- キット・ワトキンス - Keyboards, flute
- 来日メンバー
- 招聘元:ウドー音楽事務所 協力:キング・レコード 協賛:マックスウェル・ブレンディ
演奏曲目(1980年1月28日 東京・中野サンプラザホール(1980年の来日公演最終日))
- Intro(客席の照明が落とされ、会場に流されたテープ録音により、ラジオをチューニングしている感じの音声、その中にキャメルの最新作のアルバムに収録している曲の一部が流れ、アフリカンな感じのリズムを主体としたドラム音が流される。テープ録音の中盤頃に、暗転のステージ上にメンバーが客席から見て上手より登場。テープ録音の終盤頃にはリズムに合わせてドラムなどは軽く生演奏もしており、テープ録音のエンディング部分とシンクロして、オープニング曲の「Echoes」の演奏へ)
- Echoes
- Unevensong
- Song Within a Song
- Hymn to Her
- Neon Magic
- Rhayader
- Rhayder Goes to Town
- Migration
- Preparation
- Dunkirk
- Rainbow's End
- Ice
- Who We Are
- Your Love is Stranger Than Mine
- Never Let Go
- *アンコール
- Wait
- *アンコール
- Nobody Knows(Jungle Fever)(演奏すぐに、ベースアンプのトラブルで演奏中断)
- (ラティマーが「オ〜 ゴメンナサ〜イ」と日本語で挨拶。その後、ベースアンプの復旧後、再演奏となることとなり、ラティマーが「モ〜 タイヘ〜ン」と日本語で挨拶後、ウォードの「ワン、ツゥー、ワン、ツゥー、スリー、フォー」のカウントと共に客席前列の観客らとの手拍子とカウントで演奏再開。)
- Nobody Knows(Jungle Fever)(ベースアンプの復旧後、再演奏)
- *アンコール
- Luna Sea(曲のオープニングとエンディングには、テープ録音により、おそらく「NASA」での、アポロ計画での月着陸船などとの無線交信の音声などの一部が流され、ライブ演奏ともシンクロしている。演奏の最後は、アンディ・ウォードのカウベルの音「コン!」で、曲が終わり会場内拍手大喝采。)
1992年 Dust And Dreams・Tour(ダスト・アンド・ドリームス・ツアー) *東京、大阪、名古屋でのライブハウス(スペース)系の会場での開催
- 8月?日
- 8月?日
- 8月?日
- 8月?日
- 8月?日
-
- 来日メンバー
- アンドリュー・ラティマー - Guitar, Vocal
- 来日メンバー
1997年 Harbour Of Tears・Tour(ハーバー・オブ・ティアーズ・ツアー) *東京、大阪、名古屋、川崎でのライブハウス(スペース)系の会場での開催
- 3月?日
- 3月?日
- 3月?日
- 3月?日
-
- 来日メンバー
- アンドリュー・ラティマー - Guitar, Vocal
- 来日メンバー
2000年 Rajaz(ラージャーズ・ツアー) *東京、大阪でのライブハウス(スペース)系の会場での開催
- 9月?日
- 9月?日
- 9月?日
- 9月?日
-
- 来日メンバー
- アンドリュー・ラティマー - Guitar, Vocal
- 来日メンバー
[編集] 国内に於けるライブ録音放送
- 1979年(昭和54年)**月**日(*) **:** - **:** NHK-FM「***********」 番組進行:渋谷陽一 ゲスト:**** (放送日時 番組名などの詳細は不明だが、一説によると、1979年夏頃に、同時期に来日した、ストラングラーズとキャメルの来日時のライブの模様を、渋谷陽一とゲストの****で、2週に別けて(又は、2時間番組として(途中、ニュース等が挟まれ)それぞれ1時間番組として放送した可能性があると思われるが定かではない。 (キャメルの来日公演の放送での解説中には、ストラングラーズとキャメルを比較した番組進行役やゲストの発言があるので。))
- 1979年1月23日(火) 東京・新宿厚生年金会館大ホール 収録 (放送での、ライブ演奏楽曲の放送順は、実際の来日公演の演奏順ではない。ライブ録音放送中の「Tell Me」〜「The Snow Goose From "La Princesse Perdue"」では、『番組での「おせっかい」』(番組の解説中に、渋谷氏が紹介)として、女性ナレーターによる「スノーグース」の物語りのナレーションがされている。)
- 放送曲目(解説など)
- 解説:渋谷陽一 他
- Echoes
- 解説:渋谷陽一 他
- Tell Me
- The Snow Goos From Medley
- Great Marsh
- Rhayader
- Rhayader Goes to Town
- Song Within a Song
- Medley:Sleeper〜Supertwister〜White Rider
- The Snow Goose From "La Princesse Perdue"
- 解説:渋谷陽一 他
- Never Let Go
- 解説:渋谷陽一 他
- 放送曲目(解説など)
- 1979年1月23日(火) 東京・新宿厚生年金会館大ホール 収録 (放送での、ライブ演奏楽曲の放送順は、実際の来日公演の演奏順ではない。ライブ録音放送中の「Tell Me」〜「The Snow Goose From "La Princesse Perdue"」では、『番組での「おせっかい」』(番組の解説中に、渋谷氏が紹介)として、女性ナレーターによる「スノーグース」の物語りのナレーションがされている。)
- 1980年(昭和55年)4月20日(日) 21:00 - 21:55 FM東京「ゴールデン・ライブ・ステージ」 番組進行:青木誠
- 1980年(昭和55年)1月27日(日) 東京・新宿厚生年金会館大ホール 収録
- 番組冒頭、会場で流されたオープニング音楽をバックに、番組パーソナリティの青木誠による収録日、収録場所や、来日メンバー紹介と、合わせてステージ上での楽器の配置位置の紹介、番組前半に放送する曲目名紹介。(「Neon Magic」の後、CMが入る。)CM後、BGMで「Uneven Song」(同日に収録のライブ録音よりと思われる、曲の中盤部分から)を流しながら、バンドの略歴、リリースしたレコードタイトルの紹介、番組後半に放送する曲目名紹介。
- 放送曲目
- Echoes
- Hymn To Her
- Neon Magic
- (CM)
- Selection From "THE SNOW GOOSE"
- Wait
- Nobady Knows
- 放送曲目
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- Camel Productions, the official Camel web site
- Camel - Discogs
- Camel Performances