アストンマーチン・DB6

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DB6

DB6は、アストンマーチン・ラゴンダが1965年10月から1970年11月まで生産していたグランツーリスモであり、DB5の後継モデルである。

1963年のル・マン24時間レースに参戦したDP214/DP215で効果が確認されたカムテールが採用されるとともに、ホイールベースがDB4およびDB5に比べ95mm延長された2,585mmとされた。

また、ドロップヘッド・クーペには、ヴォランテという呼称が用いられた。1969年7月には、後継モデルのDBSの部品を組み込んだ「DB6 Mk2」に進化した。

2011年4月29日に行われた、ウィリアム王子キャサリン妃の結婚披露で、バッキンガム宮殿から公邸までの移動にブルーメタリックのDB6Mk2ヴォランテが使われ、ライセンスプレートも、JUST WEDに掛けたJU5T WEDという凝ったものだった。

機構・スタイル[編集]

DB5と同じボアφ96mm×ストローク92mmの3,995cc水冷直列6気筒軽合金DOHCエンジンを搭載。標準型は3基のSUキャブレターから282英馬力を、高性能版のヴァンテージ仕様はDB5の同仕様に比べさらに圧縮比をアップさせ、3基のウェーバーキャブレターから325英馬力を発揮する。

ギアボックスZF製5速MTが標準であり、ボルグワーナーATもオプション設定された。ZF製パワーステアリングエア・コンディショナーがDB6で初めてオプション設定された。なお、「DB6Mk2」ではパワーステアリングが標準装備となる。

外観はDB5に比べ、フロントウインドシールドはわずかに寝かされ、延長されたホイールベースカムテールの採用も相まって、スムーズでモダンなラインが構成される。またバンパーも2分割タイプが採用された。

関連項目[編集]


アストンマーチン・ラゴンダ ロードカータイムライン 1948-<- 戦前モデル  
タイプ '40 1950年代 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代
8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
グラントゥーリズモ DB1 DB2 DB2/4 DB MkIII DBS
/ヴァンテージ
DB7 i6 DB7
ヴァンテージ
V8ヴァンテージ
DB4
/DB4GT
DB5 DB6 V8 ヴィラージュ/V8 DB9
ヴィラージュ
V8ヴァンテージ V8ヴァンテージ V12ヴァンキッシュ DBS V12 ヴァンキッシュ
スーパーカー DB4GT
ザガート
V8
ザガート
DB7
ザガート
AR1 One-77
セダン 2.6-Litre 3-Litre ラパイド ラゴンダ ラピード
小型車 シグネット
オーナー David Brown Limited William Willson| Sprague & Minden Pace Petro
-leum & Gaunt
-lett
Gauntlett & Livanos Gauntlett, Livanos & Ford フォード Richards, Sinders, Dar, Adeem
レーシングカー: DP212DP214DP215B08-60
コンセプトカー: AMV8
人物: ライオネル・マーチン, ロバート・バンフォード(創業者)・デイビッド・ブラウン
公式WEBサイト: Aston Martin