高清水有子

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たかしみず ゆうこ
高清水 有子
生誕 (1961-06-25) 1961年6月25日(62歳)
日本の旗 日本 青森県
国籍 日本の旗 日本
教育 弘前大学医療技術短期大学部衛生技術学科卒業
職業 ジャーナリスト
リポーター
活動期間 1988年
代表経歴 上皇明仁上皇后美智子即位報道担当
秋篠宮同妃成婚報道担当
皇太子同妃(現:今上天皇皇后雅子)成婚報道担当
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高清水 有子(たかしみず ゆうこ、1961年昭和36年〉6月25日[1][2] - )は、日本ジャーナリストリポーター青森県青森市出身。

皇室皇族を主な取材対象とする“皇室ジャーナリスト”。

経歴[編集]

青森県青森市出身。青森県立青森東高等学校を経て、弘前大学医療技術短期大学部衛生技術学科を卒業。卒業研究法医学を選択したことから警察鑑識を目指すも、当時は女性の採用がなく断念。事件取材のできるマスコミ業界に進路を変更する[3]

1989年平成元年)より、川嶋紀子(現:文仁親王妃紀子)の取材をきっかけに秋篠宮家を中心に皇室の取材を始め[4]リポーターコメンテーターとしてのテレビ番組出演や雑誌への寄稿をしている[5]

秋篠宮文仁親王の信任も厚く、2023年11月30日の親王の誕生日には招待を受け秋篠宮邸に参邸している[6]

活動[編集]

講演講師としても活動し、歴代天皇詔勅研究に参加して研究員としても携わる。また、秋篠宮文仁親王が発起人である生き物文化誌学会の会員でもある[要出典][7]

講演では皇室に関する事以外にも育児教育についても触れており、仕事と子育てを両立している自身の経験と皇室の様々なエピソードを交えながら、「親子が幸せになるためのあり方」なども語っている[8]

2009年(平成21年)6月から、日本文化チャンネル桜のキャスターも務め、番組内のコラム「今週の御皇室」では、毎週皇室関連のニュースを報じている。なお「御皇室」という呼称は二重敬語であり誤りである。

池内ひろ美安倍昭恵らによる女子力推進事業団体「Girl Power」にも参加している[9]

著書[編集]

番組や講演などを通じ、「報道機関は(皇室典範第23条[10]で規定されている)正しい敬称を使うべき」と繰り返し主張しているが、自身の著書ではすべて「さま」を使用している。

  • 『秋篠宮さまと紀子さまの愛の十二章』(1991年10月、学習研究社
  • 『紀子さまの育児日記』(1992年10月、朝日出版社
  • 『悠仁さまへ 秋篠宮家に受け継がれる愛の系譜』(2009年03月27日、学習研究社)
  • 『美智子さまと清子さま 平成の皇室を支えた母娘の愛情物語』(2009年3月30日、ブックマン社)

出演[編集]

テレビ[編集]

現在
過去

出典[編集]

  1. ^ 美智子さまと清子さま 平成の皇室を支えた母娘の愛情物語 高清 水有子 - ブックマン社
  2. ^ 【女性の力】髙清水キャスターのお誕生日・黙雷師からのお手紙[桜H27/6/25] - YouTube (2015年6月25日)
  3. ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “高清水有子|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2019年6月20日閲覧。
  4. ^ 高清水 有子 - チャンネル桜
  5. ^ 震災後の天皇陛下は戦っていらっしゃると皇室ジャーナリスト - SAPIO2013年1月20日
  6. ^ 「【Front Japan 桜】ウクライナで停戦を止め戦争継続をさせたのは英米だった / 平井宏治~米中経済・安全保障調査委員会とは[桜R5/11/30」『新日本文化チャンネル』2023-11-30]
  7. ^ 美智子さまと清子さま―平成の皇室を支えた母娘の愛情物語”. 紀伊國屋書店ウェブストア. 2019年6月20日閲覧。
  8. ^ 高清水有子プロフィール - 講演依頼.com
  9. ^ Girl Power Party 2014 report - Girl Power(一般社団法人日本女子力推進事業団)
  10. ^ 皇室典範(昭和二十二年法律第三号)
    「第二十三条 天皇、皇后、太皇太后及び皇太后の敬称は、陛下とする。 ○2 前項の皇族以外の皇族の敬称は、殿下とする。」
  11. ^ チャンネル桜 | 番組紹介『Front Japan 桜』”. www.ch-sakura.jp. 2019年6月20日閲覧。

外部リンク[編集]