都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会
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都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会(とどうふけんたいこうジュニアバスケットボールたいかい)は、日本バスケットボール協会が主催していた中学生のバスケットボール大会である(別名「ジュニアオールスター」)。2019年の第32回を最後に大会終了、翌2020年より全国U15バスケットボール選手権大会に改編された。
概略
[編集]1988年に関東地区の男女各8チームにより第1回が開催され、翌年の第2回より12チーム、第4回からは16チーム輪番制を経て、1997年の第10回記念大会より48チームとなる。
カップタイトルは第20回(2007年)まで富士ゼロックス(現:富士フイルムビジネスイノベーション)特別協賛により「FUJI XEROX CUP」として行われていた。第29回(2016年)は9年ぶりとなる特別協賛社としてJXホールディングス(現:ENEOSホールディングス)・JXエネルギー(現:ENEOS)が就き「JX-ENEOS 都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」として開催される[1]。JOCジュニアオリンピックカップに位置付けられている。しかし日本協会が日本オリンピック委員会(JOC)より資格停止処分を受けたため、2008年はジュニアオリンピックカップを授かる事ができない。
開催日程は毎年3月下旬、関東で3日間に渡る。出場チームは各都道府県毎に選抜1チーム(東京都のみ2チーム)を結成。初日は予選リーグ、2日目と3日目は東京体育館で決勝トーナメントを行った。
大会要項
[編集]第29回大会[2]
- 主催:日本バスケットボール協会
- 主管:開催地バスケットボール協会
- 後援:スポーツ庁、日本中学校体育連盟、開催地教育委員会、開催地中学校体育連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社
- 協賛:JXTGホールディングス・JXTGエネルギー、朝日新聞社、三井不動産、東武トップツアーズ、ピーアンドピー浜松、モルテン
大会方式
[編集]48チームを3チームずつの16グループに分けて予選リーグを行い、各組1位が決勝トーナメントに進む。
歴代優勝チーム
[編集]回 | 年度 | 男子 | 女子 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 決勝 | 準優勝 | 第3位 | ||||||||
1 | 1988 | 埼玉県 | 50 - 47 | 東京都 | 神奈川県 | 茨城県 | (交流戦)[3] | ||||
回 | 年度 | 優勝 | 決勝 | 準優勝 | 第3位 | 第4位 | 優勝 | 決勝 | 準優勝 | 第3位 | 第4位 |
2 | 1989 | 茨城県 | 58 - 44 | 東京都 | 新潟県 | 秋田県 | 東京都 | 42 - 36 | 千葉県 | 茨城県 | 埼玉県 |
回 | 年度 | 優勝 | 決勝 | 準優勝 | 第3位 | 優勝 | 決勝 | 準優勝 | 第3位 | ||
3 | 1990 | 神奈川県 | 61 - 43 | 東京都 | 新潟県 | 秋田県 | 秋田県 | 60 - 40 | 茨城県 | 東京都 | 千葉県 |
4 | 1991 | 沖縄県 | 61 - 44 | 東京都 | 神奈川県 | 千葉県 | 茨城県 | 36 - 33 | 千葉県 | 三重県 | 栃木県 |
5 | 1992 | 神奈川県 | 58 - 44 | 広島県 | 沖縄県 | 栃木県 | 愛知県 | 58 - 55 | 栃木県 | 神奈川県 | 熊本県 |
6 | 1993 | 北海道 | 51 - 48 | 茨城県 | 千葉県 | 栃木県 | 福岡県 | 61 - 46 | 埼玉県 | 長崎県 | 千葉県 |
7 | 1994 | 奈良県 | 72 - 29 | 北海道 | 神奈川県 | 茨城県 | 沖縄県 | 45 - 44 | 東京都 | 栃木県 | 神奈川県 |
8 | 1995 | 東京都 | 90 - 38 | 茨城県 | 埼玉県 | 秋田県 | 北海道 | 57 - 37 | 千葉県 | 広島県 | 神奈川県 |
9 | 1996 | 神奈川県 | 58 - 55 | 南北海道 | 沖縄県 | 栃木県 | 神奈川県 | 59 - 49 | 愛知県 | 大阪府 | 秋田県 |
10 | 1997 | 沖縄県 | 48 - 47 | 宮城県 | 神奈川県 | 山形県 | 愛知県 | 51 - 44 | 東京都A | 熊本県 | 神奈川県 |
11 | 1998 | 福岡県 | 69 - 44 | 福島県 | 埼玉県 | 山口県 | 福岡県 | 38 - 36 | 愛知県 | 栃木県 | 秋田県 |
12 | 1999 | 長崎県 | 66 - 45 | 福岡県 | 東京都B | 熊本県 | 福岡県 | 70 - 60 | 大阪府 | 東京都A | 大分県 |
13 | 2000 | 福岡県 | 50 - 28 | 富山県 | 栃木県 | 長野県 | 静岡県 | 46 - 42 | 千葉県 | 山口県 | 長崎県 |
14 | 2001 | 福岡県 | 77 - 46 | 石川県 | 埼玉県 | 宮城県 | 東京都A | 58 - 46 | 茨城県 | 熊本県 | 新潟県 |
15 | 2002 | 長野県 | 46 - 44 | 東京都A | 石川県 | 新潟県 | 熊本県 | 53 - 52 (OT) |
埼玉県 | 沖縄県 | 福岡県 |
16 | 2003 | 大阪府 | 63 - 57 | 青森県 | 東京都A | 広島県 | 長崎県 | 51 - 48 | 愛知県 | 東京都A | 埼玉県 |
17 | 2004 | 青森県 | 44 - 42 | 新潟県 | 岡山県 | 広島県 | 東京都A | 74 - 54 | 大阪府 | 沖縄県 | 埼玉県 |
18 | 2005 | 福岡県 | 63 - 45 | 千葉県 | 島根県 | 埼玉県 | 東京都A | 66 - 41 | 大阪府 | 愛知県 | 静岡県 |
19 | 2006 | 福岡県 | 63 - 56 | 鹿児島県 | 埼玉県 | 青森県 | 埼玉県 | 65 - 57 | 福岡県 | 沖縄県 | 東京都A |
20 | 2007 | 北海道 | 82 - 80 | 東京都A | 埼玉県 | 大阪府 | 福岡県 | 59 - 48 | 静岡県 | 東京都A | 福島県 |
21 | 2008 | 北海道 | 69 - 59 | 千葉県 | 東京都B | 沖縄県 | 千葉県 | 71 - 44 | 東京都B | 山形県 | 茨城県 |
22 | 2009 | 東京都B | 74 - 69 | 福岡県 | 北海道 | 静岡県 | 福岡県 | 75 - 38 | 東京都A | 埼玉県 | 千葉県 |
23 | 2010 | 福岡県 | 84 - 82 | 東京都A | 埼玉県 | 北海道 | 福岡県 | 70 - 49 | 愛知県 | 東京都A | 静岡県 |
24 | 2011 | (東日本大震災のため中止) | |||||||||
25 | 2012 | 福岡県 | 86 - 69 | 東京都A | 茨城県 | 愛媛県 | 茨城県 | 68 - 64 | 千葉県 | 静岡県 | 愛知県 |
26 | 2013 | 神奈川県 | 72 - 50 | 沖縄県 | 静岡県 | 福岡県 | 愛知県 | 57 - 40 | 千葉県 | 北海道 | 東京都A |
27 | 2014 | 大阪府 | 54 - 49 | 石川県 | 福岡県 | 山口県 | 福岡県 | 65 - 48 | 北海道 | 兵庫県 | 広島県 |
28 | 2015 | 岡山県 | 64 - 39 | 埼玉県 | 愛知県 | 大阪府 | 神奈川県 | 69 - 43 | 埼玉県 | 東京都A | 宮城県 |
29 | 2016 | 新潟県 | 64 - 44 | 福岡県 | 愛知県 | 東京都B | 埼玉県 | 63 - 57 | 長崎県 | 東京都A | 大阪府 |
30 | 2017 | 神奈川県 | 59 - 57 | 長崎県 | 東京都A | 新潟県 | 大阪府 | 63 - 52 | 長崎県 | 栃木県 | 愛知県 |
31 | 2018 | 岡山県 | 71 - 69 (OT) |
東京都A | 徳島県 | 山形県 | 千葉県 | 67 - 64 (OT) |
大阪府 | 愛知県 | 秋田県 |
32 | 2019 | 京都府 | 65 - 55 | 東京都A | 岡山県 | 愛媛県 | 大阪府 | 53 - 44 | 東京都A | 京都府 | 愛知県 |