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船山弓枝

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船山 弓枝
カーリング選手
基本情報
出生国 日本の旗 日本
出身地 北海道北見市
生年月日 (1978-04-05) 1978年4月5日(46歳)
身長 153 センチメートル
所属歴
1996–2002 シムソンズ
2003 RingoStars
2003–2006 チーム青森
2011–現在 北海道銀行フォルティウス→フォルティウス
オリンピック
4人制
出場大会
最高成績 7位
世界選手権
4人制
出場大会
最高成績 7位
日本選手権
4人制
優勝
獲得メダル
太平洋アジア選手権 金 4 銀 0 銅 2
世界ジュニア選手権 金 0 銀 2 銅 0
2021年5月10日現在
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船山 弓枝(ふなやま ゆみえ(旧姓:林)1978年4月5日 - )は、北海道北見市(旧常呂郡常呂町)出身の女子カーリング選手。札幌大谷短期大学保育科卒業。身長153cm、体重45kg。血液型AB型。趣味は水泳、テニス、ドライブ、旅行。右利き。尊敬する人は母。2002年ソルトレイクシティオリンピック2006年トリノオリンピック2014年ソチオリンピックカーリング競技女子日本代表。日本カーリング協会 (JCA) 元強化指定選手。

来歴

シムソンズ

1996年
1997年
1998年
1999年
2001年
2002年

RingoStars

2003年
  • 2月25日 - 3月2日第20回日本カーリング選手権出場。最終順位は3位。なお「RingoStars」(小野寺、林、澤田真人香、澤田優嗣子)[3]は、目黒、寺田の両名が来期より合流することが既に決定していたため、1シーズン限定で結成されたチームである[4]

フォルティウス〜チーム目黒〜青森県協会〜チーム青森

(※チーム名の変更は日本カーリング協会の規約改定に準じて行われた。)

2003年
2004年
  • 2月、第21回日本カーリング選手権優勝。(フォルティウス)
  • 3月、日本代表候補強化合宿兼選考会にて優勝。(チーム目黒)
  • 11月、第14回パシフィックカーリング選手権優勝。 翌年の第27回世界カーリング選手権大会の出場権を獲得。この時点で日本カーリング協会は「チーム目黒」を2006年トリノ冬季オリンピックカーリング競技女子日本代表の最有力候補と目しており、翌年開催の第22回日本カーリング選手権に優勝し、かつ前述の世界選手権において日本の同五輪カーリング競技(女子)出場権獲得が達成された場合、同チームをトリノ五輪代表に決定する方針を表明していた[6]
2005年
  • 2月、軽井沢国際カーリング選手権優勝。
  • 2月23日 - 27日、第22回日本カーリング選手権出場。最終順位は2位。(青森県協会)
  • 第22回日本カーリング選手権における試合結果(予選、決勝リーグともに「チーム土屋(後の「チーム長野」)」に敗戦)を鑑みた日本カーリング協会の協議により、「青森県協会(=チーム青森)」と「チーム土屋」による代表選考試合の開催が決定[7]。トリノオリンピック・カーリング女子日本代表の内定が取り消される。
  • 3月、第27回世界カーリング選手権大会出場。最終順位は9位。この結果、日本女子カーリングチームの2006年トリノ冬季オリンピック出場権を獲得(過去3年間の同選手権における国別ポイントの累積による)。なお、当時スキップであった目黒が前月の軽井沢国際カーリング選手権直後、負傷によりチームを一時離脱。そのため同選手権では林がスキップとして出場している[8]。ただし小野寺は自伝にて「林はフォースとして出場し、スキップは自分が務めた」と記している[4]。また、同自伝には小野寺と林が大会の途中からポジションの交代を行ったとの記述もあり[4]、これに従えば林は全試合のスキップ(あるいはフォース)を務めてはいないことになる。
  • 4月、本橋麻里が「青森県協会(=チーム青森)」に正式加入。
  • 同年11月23日、日本カーリング協会主催によるオリンピック冬季競技大会日本代表(女子)選考会に出場。第1戦で「チーム長野」に勝利しトリノ五輪日本代表権を獲得。なお同選考会では、国際試合の実績で勝る「チーム青森」は1勝、「チーム長野」は2勝をあげることが代表権獲得の条件としてそれぞれ課せられていた。
2006年

チーム青森離脱後

2006年
2007年
2009年

現役復帰

  • 2010年11月8日、北海道銀行の支援の下、2011年より小笠原歩とともに現役復帰することを発表。
  • 11月8日、北海道銀行(札幌市)が小笠原と船山のカーリング競技のサポートを行うことを発表[14]。同日、北海道銀行本店にて、チームを組む小笠原、吉田知那美(元・ROBINS)と堰八義博北海道銀行頭取とともに記者会見を行なった。北海道銀行チームとして競技への復帰は2011-2012年シーズンからの予定[15]
2011年
  • 1月29日から30日、札幌カーリング協会主催の「2010年度協会長杯カーリング大会」に、小笠原、吉田と長野五輪男子代表の佐藤浩の4名による「チーム佐藤」として出場し、3位入賞[16][17]
  • 4月25日、北海道銀行本店にて、新チーム「北海道銀行フォルティウス」とチームユニフォーム、ロゴの発表記者会見を行った。また、チームの4人目のメンバーとして、吉田と同じくROBINSの元メンバーで、中京大学2年の小野寺佳歩の加入が、また、コーチに佐藤浩が就任することが発表された[18]
2013年
  • 船山が所属する北海道銀行は、9月に行われた全農・カーリングソチオリンピック世界最終予選日本代表決定戦にのぞみ、決勝で中部電力を破って日本代表となった[19]
  • 12月に行われたカーリングソチオリンピック世界最終予選にのぞみ、順調に勝ち進むも中国に大敗し、プレーオフラウンドにて再度中国と戦うも僅差で敗れノルウェーとぶつかって勝ちソチオリンピック進出の最後の切符をもぎ取った。[20]

主な成績

シムソンズ

1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
  • ソルトレイクシティオリンピックカーリング競技(米国・ユタ州):8位
  • 第19回日本カーリング選手権(北海道・常呂町):3位

RingoStars

2003年
  • 第20回日本カーリング選手権(長野県・軽井沢町):3位

フォルティウス〜チーム目黒〜青森県協会〜チーム青森

2004年
  • 第21回日本カーリング選手権(北海道・妹背牛町):優勝
  • 第14回パシフィックカーリング選手権(韓国・全州):優勝
2005年
  • 軽井沢国際カーリング選手権:優勝
  • 第22回日本カーリング選手権(長野県・軽井沢町):2位
  • 第27回世界女子カーリング選手権(スコットランド・ペイズリー):9位
2006年
  • トリノ冬季オリンピックカーリング競技(イタリア・トリノ):7位
  • 第23回日本カーリング選手権(青森県・青森市):優勝

北海道銀行フォルティウス

2012年
  • 第29回日本カーリング選手権(青森県・青森市):4位
2013年
2015年
2021年
2022年
2024年

チーム

4人制女子

シーズン スキップ サード セカンド リード リザーブ 主な大会
1996-97 林弓枝 小野寺歩 堀美香 小林愛 [24]
1997-98 林弓枝 小野寺歩 堀美香 小林愛 小林奈穂美 [25]
1998-99 加藤章子 丹羽明美 小野寺歩 堀美香 林弓枝 WWCC 1999英語版[26]
1999-00 加藤章子 林弓枝 小野寺歩 堀美香 [27]
2000-01 加藤章子 林弓枝 小野寺歩 小仲美香 岡崎ゆかり WWCC 2001英語版[28]
2001-02 加藤章子 林弓枝 小仲美香 小野寺歩 石崎琴美 OG 2002[29]
2002-03 小野寺歩 林弓枝 澤田真人香 澤田優嗣子 [30]
2003-04 目黒萌絵 林弓枝 小野寺歩 寺田桜子 [31]
2004-05 林弓枝 小野寺歩 本橋麻里 寺田桜子 小林愛 PCC 2004,[32] WWCC 2005英語版[33]
2005-06 小野寺歩 林弓枝 本橋麻里 目黒萌絵 寺田桜子 OG 2006[34]
2011–12 小笠原歩 船山弓枝 小野寺佳歩 苫米地美智子 吉田知那美 [35]
2012–13 小笠原歩 船山弓枝 小野寺佳歩 吉田知那美 苫米地美智子 [36]
2013–14 小笠原歩 船山弓枝 小野寺佳歩 苫米地美智子 吉田知那美 PACC 2013, OQE英語版, OG 2014
2014–15 小笠原歩 吉村紗也香 小野寺佳歩 船山弓枝 近江谷杏菜 PACC 2014[37]
2015–16 小笠原歩 吉村紗也香 小野寺佳歩 近江谷杏菜 船山弓枝 [38]
2016–17 小笠原歩 船山弓枝 吉村紗也香 小野寺佳歩 近江谷杏菜 [39]
2017–18 小笠原歩 小野寺佳歩 船山弓枝 近江谷杏菜 吉村紗也香 [40]
2018–19 吉村紗也香 小野寺佳歩 近江谷杏菜 船山弓枝 [41]
2019–20 吉村紗也香 小野寺佳歩 近江谷杏菜 船山弓枝
2020–21 吉村紗也香 小野寺佳歩 近江谷杏菜 船山弓枝 伊藤彩未 JCC 2021
2021–22 吉村紗也香 小野寺佳歩 近江谷杏菜 船山弓枝 小林未奈 JCC 2022
2022–23 吉村紗也香 小野寺佳歩 近江谷杏菜 小林未奈 船山弓枝 HBCC 2022
2023–24 小谷優奈 小野寺佳歩 近江谷杏菜 小林未奈 船山弓枝 JCC 2024

出版物

雑誌

その他

  • 「シムソンズ」、「チーム青森」でともにプレーした小笠原歩は中学校時代の同級生。また、同じ高校の卒業生である本橋麻里は後輩にあたる。
  • 「シムソンズ」の来歴に題材を得て製作された日本映画「シムソンズ」の劇中で、星井七瀬演じる林田史江のモデルとなっている。
  • 母親もカーリング選手で、第6回世界カーリング選手権チャレンジマッチ(1990年/オスロ)に日本代表チームの一員として出場し、第7回日本カーリング選手権(1990年/札幌市)では優勝を果たしている。
  • 小笠原歩と共に北見市のイメージアップと観光PRのための「きたみ観光大使」17名の一員を務めた。

脚注

  1. ^ 「めざせ!2002年アメリカソルトレイク五輪 カーリング女子日本代表チーム選考会開催」 オホーツク圏の総合情報サイト webnews、2001年3月14日(水)
  2. ^ [1]
  3. ^ 第20回日本選手権出場選手一覧
  4. ^ a b c 出典:「カーリング魂。」小野寺歩著(小学館、2007年) ISBN 4093877084
  5. ^ 「カーリング有力選手が続々青森に」 東奥日報、2003年12月21日(日)
  6. ^ 「本県カーリング女子世界選手権へ」 東奥日報、2004年11月26日(金)
  7. ^ 「県協会 決勝で敗れる/カーリング」 東奥日報、2005年2月27日(日)
  8. ^ Yumie Hayashi Player Statistics
  9. ^ 「T青森の小野寺、林が退職、帰郷」 東奥日報、2006年3月21日(火)
  10. ^ 「チーム青森・小野寺さんと林さん 青森の4年間に感謝」 東奥日報、2006年4月4日(火)
  11. ^ 「T青森の小野寺、林が卒業会見」 東奥日報、2006年5月17日(水)
  12. ^ 「小野寺さんと林さんゲスト解説者に/P選手権」 東奥日報、2006年11月24日(金)
  13. ^ 「元チーム青森小野寺さんらも声援」 東奥日報、2007年3月17日(土)
  14. ^ カーリングへのサポートについて 北海道銀行 2010年11月8日閲覧
  15. ^ 元祖カーリング娘、涙と笑顔の復帰会見 MSN産経ニュース 2010年11月8日 2010年11月8日閲覧
  16. ^ 札幌カーリング協会
  17. ^ フジテレビ「すぽると」2011年1月31日放送
  18. ^ 「実感がわいてきた」 元祖「カー娘」の新チームが会見 北海道 MSN産経ニュース 2011年4月25日 2011年4月25日閲覧
  19. ^ 札幌カーリング協会. “全農 カーリング ソチオリンピック世界最終予選日本代表決定戦”. 2013年10月18日閲覧。
  20. ^ World Curling Federation. “カーリング ソチオリンピック世界最終予選”. 2013年12月15日閲覧。
  21. ^ 2015年 日本カーリング選手権”. 日本カーリング協会. 2021年5月10日閲覧。
  22. ^ 38回 全農 日本カーリング選手権”. 日本カーリング協会. 2021年5月10日閲覧。
  23. ^ LGT World Women’s Curling Championship 2021” (英語). 世界カーリング連盟. 2021年5月10日閲覧。
  24. ^ 第14回 日本カーリング選手権”. 公益社団法人 日本カーリング協会 公式ホームページ (1997年2月23日). 2020年2月15日閲覧。
  25. ^ 第15回 日本カーリング選手権”. 公益社団法人 日本カーリング協会 公式ホームページ (1998年3月8日). 2020年2月15日閲覧。
  26. ^ World Women's Curling Championship 1999”. results.worldcurling.org. 2020年2月15日閲覧。
  27. ^ 第17回 日本カーリング選手権”. 公益社団法人 日本カーリング協会 公式ホームページ (2000年2月27日). 2020年2月15日閲覧。
  28. ^ World Women's Curling Championship 2001”. results.worldcurling.org. 2020年2月15日閲覧。
  29. ^ XX. Olympic Winter Games 2006”. results.worldcurling.org (Feb 26, 2006). 2020年2月15日閲覧。
  30. ^ 第20回 日本カーリング選手権”. 公益社団法人 日本カーリング協会 公式ホームページ (2003年3月2日). 2020年2月15日閲覧。
  31. ^ 第21回 日本カーリング選手権”. 公益社団法人 日本カーリング協会 公式ホームページ (2004年2月29日). 2020年2月15日閲覧。
  32. ^ Pacific Curling Championships 2004”. results.worldcurling.org (Nov 25, 2004). 2020年2月15日閲覧。
  33. ^ World Women's Curling Championship 2005”. results.worldcurling.org (Mar 27, 2005). 2020年2月15日閲覧。
  34. ^ XX. Olympic Winter Games 2006”. results.worldcurling.org (Feb 26, 2006). 2020年2月15日閲覧。
  35. ^ 第29回 日本カーリング選手権”. 公益社団法人 日本カーリング協会 公式ホームページ (2012年2月14日). 2020年2月15日閲覧。
  36. ^ 第30回 日本カーリング選手権”. 公益社団法人 日本カーリング協会 公式ホームページ (2013年2月17日). 2020年2月15日閲覧。
  37. ^ Pacific-Asia Curling Championships 2014”. World Curling Federation. 2018年11月30日閲覧。
  38. ^ 第33回 日本カーリング選手権”. 公益社団法人 日本カーリング協会 公式ホームページ (2016年2月13日). 2020年2月15日閲覧。
  39. ^ Japan Curling Championships -- Team Ogasawara - Sapporo, JPN”. CurlingZone (2017年). 2018年11月30日閲覧。
  40. ^ 35th Japan Curling Championships” (Japanese). Japan Curling Association. 2018年11月30日閲覧。
  41. ^ 2018 Tour Challenge Tier 2: Women’s Teams”. Grand Slam of Curling (2018年10月31日). 2018年11月30日閲覧。

関連項目

外部リンク