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第7特科連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第7特科連隊
創設 1956年(昭和31年)1月25日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 陸上自衛隊
部隊編制単位 連隊
兵科 野戦特科
兵種/任務 自走砲
所在地 北海道千歳市
編成地 東千歳
上級単位 第7師団
担当地域 道央
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第7特科連隊(だいななとっかれんたい、JGSDF 7th Artillery Regiment(Mechanized))は、北海道千歳市東千歳駐屯地に駐屯する第7師団隷下の野戦特科部隊である。

沿革

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  1. 第7特科連隊第1大隊(真駒内駐屯地)を第5特科連隊に第2大隊として編入。
  2. 第5特科連隊第2大隊(東千歳駐屯地)を第7特科連隊に第1大隊として編入。
  • 1961年(昭和36年)
    • 2月28日:第7混成団の機械化への改編
    1. 第2大隊を東千歳駐屯地に、第3大隊を真駒内駐屯地に新たに編成。
    2. 第4大隊、第5大隊(高射特科)を真駒内駐屯地に新編。
    • 8月26日:第5特科連隊第2大隊(真駒内駐屯地)を第11特科連隊の編成部隊として第7特科連隊に隷属替え。
  • 1962年(昭和37年)1月25日:第7特科連隊(第1、第2大隊欠)が真駒内駐屯地から東千歳駐屯地に移駐。
  • 1965年(昭和40年)12月:第4大隊にM44 155mm自走榴弾砲を装備。
  • 1967年(昭和42年)9月:第1~第3大隊にM52 105mm自走榴弾砲を装備。
  • 1971年(昭和46年)7月27日:第5大隊(高射特科)が静内分屯地に移駐。
  • 1977年(昭和52年)3月25日:部隊改編。
  1. 本部中隊に情報小隊が新編。
  2. 第5大隊に35mm2連装高射機関砲 L-90を配備。
  • 1981年(昭和56年)3月25日:部隊改編。
  1. 第7師団の改編により、第5大隊が第7高射特科連隊として分離独立、師団直轄となる。
  2. 75式自走155mmりゅう弾砲を装備開始。
  • 1985年(昭和60年)2月25日:第4大隊の装備をM44 155mm自走榴弾砲から75式自走155mmりゅう弾砲に更新。
  • 1994年(平成06年)3月28日:情報中隊を新編。
  • 2000年(平成12年)
    • 3月28日:後方支援体制変換に伴い、整備部門を第7後方支援連隊第2整備大隊特科直接支援中隊へ移管。即応予備自衛官制度の導入を開始。
    • 3月29日から有珠山噴火に災害派遣で出動する。
  • 2004年(平成16年)3月:第1大隊に99式自走155mmりゅう弾砲を装備開始。
  • 2005年(平成17年)3月:第2大隊に99式自走155mmりゅう弾砲を装備開始。
  • 2006年(平成18年)3月:第3大隊に99式自走155mmりゅう弾砲を装備開始。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月:第4大隊に99式自走155mmりゅう弾砲を装備開始。
    • 9月:第7特科連隊の99式自走155mmりゅう弾砲への更新完了。

警備隊区

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日高町平取町むかわ町厚真町安平町[1]

部隊編成

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整備支援部隊

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主要幹部

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官職名 階級 氏名 補職発令日 前職
第7特科連隊長 1等陸佐 西﨑心 2024年08月01日 陸上自衛隊富士学校
諸職種協同センター計画課長
歴代の第7特科連隊長
(1等陸佐)
氏名 在職期間 前職 後職
01 秋山克二 1956年01月25日 - 1957年08月11日 第1特科団本部高級幕僚
02 肥田木安 1957年08月12日 - 1959年07月31日 第1特科連隊副連隊長
→1957年08月16日 1等陸佐昇任
北部方面監察隊長
北部方面総監部監察課長
03 篠田平吉 1959年08月01日 - 1961年11月30日 陸上自衛隊富士学校特科部教官 第7特科連隊付
04 渡辺勇雄 1961年12月01日 - 1964年04月09日 第1特科団本部勤務 第7師団司令部付
05 倉岡愛和 1964年07月16日 - 1966年03月15日 第7特科連隊副連隊長 陸上自衛隊幹部学校研究員
06 松原幹夫 1966年03月16日 - 1968年03月15日 第5特科連隊副連隊長 陸上自衛隊幹部学校研究員
07 小埜隆 1968年03月16日 - 1970年03月15日 陸上幕僚監部 陸上自衛隊富士学校研究部第3課長
08 臼田祐介 1970年03月16日 - 1972年03月15日 統合幕僚会議事務局第5幕僚室勤務 陸上自衛隊高射学校勤務
09 根岸甲子郎 1972年03月16日 - 1974年03月15日 中央調査隊副隊長 陸上自衛隊幹部学校研究員
10 寺田義教 1974年03月16日 - 1975年07月15日 陸上幕僚監部第5部教材班長 陸上幕僚監部幕僚庶務室研究班長
11 田嶋茂 1975年07月16日 - 1977年03月15日 陸上幕僚監部第3部研究班長 陸上自衛隊幹部候補生学校教育部長
12 松本英助 1977年03月16日 - 1978年07月31日 陸上自衛隊富士学校学校教官 陸上自衛隊富士学校特科部教育課長
13 城市昌昭 1978年08月01日 - 1980年03月16日 陸上自衛隊幹部学校研究員 第2教育団副団長
14 田崎英之 1980年03月17日 - 1982年03月15日 陸上幕僚監部教育訓練部訓練課
教範・教養班長
陸上自衛隊富士学校特科部教育課長
15 野原征夫 1982年03月16日 - 1984年03月15日 陸上幕僚監部監理部総務課
広報班長
統合幕僚会議事務局第5幕僚室勤務
16 辻川健二 1984年03月16日 - 1985年08月07日 陸上幕僚監部調査部調査第2課
調査第2班長
陸上幕僚監部監理部総務課
広報室長
17 二見宣 1985年08月08日 - 1987年03月15日 東部方面総監部調査部調査課長 陸上自衛隊幹部学校研究員
18 伊藤宏美 1987年03月16日 - 1989年07月31日 東北方面総監部調査部調査課長 北熊本駐屯地業務隊
19 田中資郎 1989年08月01日 - 1991年07月31日 中部方面総監部調査部調査課長 守山駐屯地業務隊長
20 工藤義弘 1991年08月01日 - 1994年03月22日 第5師団司令部第3部長 防衛大学校訓練部訓練課長
21 定村建夫 1994年03月23日 - 1997年03月25日 陸上幕僚監部教育訓練部訓練課
教範・教養班長
陸上自衛隊富士学校特科部教育課長
22 櫨場芳文 1997年03月26日 - 2000年03月31日 西部方面総監部調査部調査課長 第1特科団副団長
23 中野陽一郎 2000年04月01日 - 2002年12月01日 陸上幕僚監部教育訓練部教育課
学校第1班長
自衛隊新潟地方連絡部
24 山澤將人 2002年12月02日 - 2004年11月30日 統合幕僚会議事務局第1幕僚室
人事計画班長
情報本部
25 渡邊金三 2004年12月01日 - 2006年07月30日 陸上幕僚監部調査部調査課
調査運用室勤務
自衛隊岩手地方協力本部
26 元脇康司 2006年07月31日 - 2008年11月30日 陸上自衛隊富士学校主任教官 陸上自衛隊研究本部総合研究部
教訓課長
27 大野幸生 2008年12月01日 - 2011年04月18日 陸上自衛隊幹部学校学校教官 陸上自衛隊幹部学校主任教官
28 梶原直樹 2011年04月19日 - 2012年03月29日 陸上幕僚監部防衛部防衛課
業務計画班長
陸上幕僚監部人事部補任課長
29 石丸信二 2012年03月30日 - 2014年03月22日 中部方面総監部防衛部訓練課長 陸上自衛隊研究本部主任研究開発官
30 南川信隆 2014年03月23日 - 2016年3月22日 陸上幕僚監部教育訓練部教育訓練課
訓練・演習班長
陸上幕僚監部教育訓練部
教育訓練課長
31 岡部健 2016年03月23日 - 2018年07月31日 陸上幕僚監部運用支援・情報部
運用支援課企画班長
陸上自衛隊教育訓練研究本部
主任訓練評価官
32 川口貴浩 2018年08月01日 - 2020年12月21日 陸上幕僚監部運用支援・訓練部
運用支援課企画班長
陸上幕僚監部防衛部防衛課研究室長
33 竹内肇 2020年12月22日 - 2022年08月18日 陸上自衛隊教育訓練研究本部
企画調整官
34 万波大介 2022年08月19日 - 2024年07月31日 陸上幕僚監部人事教育部募集・援護課
援護班長
陸上自衛隊富士学校特科部教育課長
35 西﨑心 2024年08月01日 - 陸上自衛隊富士学校
諸職種協同センター計画課長

主要装備

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脚注

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  1. ^ 令和5年度北海道地域防災計画 第5章災害応急対策計画”. 北海道. pp. 120-124. 2024年3月14日閲覧。

出典

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  • 『日本砲兵史 : 自衛隊砲兵過去現在未来』(陸上自衛隊富士学校特科会 編 1980.6)
    防衛省人事発令”. 2014年3月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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