第72次長期滞在
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第72次長期滞在の場となる国際宇宙ステーションの写真 | |
任務種別 | ISS長期滞在 |
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運用者 | NASA / Roscosmos |
特性 | |
宇宙機 | ボーイング有人飛行試験 ソユーズ MS-26 スペースX Crew-9 スペースX Crew-10 ソユーズ MS-27 |
長期滞在 | |
宇宙ステーション | 国際宇宙ステーション |
開始 | 2024年9月24日 |
終了 | 2024年3月 |
乗員 | |
乗員数 | 7-9 |
乗員 |
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第72次長期滞在の徽章 |
第72次長期滞在(だい72じちょうきたいざい、Expedition 72)は72回目の国際宇宙ステーションでの長期滞在。2024年9月24日に開始されるこの長期滞在にはNASAやロスコスモスをはじめとした複数の宇宙期間のクルーが参加する予定となっている。具体的なクルーとその任務は打ち上げ日が近づいた時点で発表される。
この長期滞在では、クルーの交代や貨物の配送にさまざまな宇宙船を利用する予定となっている。 ISSへの主な輸送手段には、通常、次のものが使用される:
- ソユーズ宇宙船: ロスコスモスが開発したソユーズは、乗員輸送にも貨物輸送にも使用される定員3名の宇宙船。長年にわたり、ISSの乗組員交代のための主力機となってきた[1]。
- スペースX ドラゴン宇宙船: NASAとの契約のもとにスペースXが開発したドラゴンは、ISSとの人員や貨物のやりとりに使用される商用宇宙船[2]。
- プログレス補給船: もう一つのロシアの宇宙船であるプログレス号は、主に国際宇宙ステーションへの貨物補給に使用される[3]。
第72次長期滞在では、生物学、人体生理学、物理学、材料科学など、さまざまな分野に焦点を当てて、ISSで実施されている広範な科学研究を継続する。クルーは、宇宙ステーションのシステムの保守とアップグレードも担当する。
以前の長期滞在と同様に、第72次長期滞在の成功には国際協力が不可欠となっている。さまざまな国のクルーが協力して実験を行い、保守作業を実行し、ISS の安全な運用を確保する。
脚注
[編集]- ^ “The Russian Soyuz spacecraft” (英語). www.esa.int. 2024年8月6日閲覧。
- ^ “Dragon | Description, Spacecraft, & Facts | Britannica” (英語). www.britannica.com (2024年7月18日). 2024年8月6日閲覧。
- ^ “Progress cargo ship”. www.russianspaceweb.com. 2024年8月6日閲覧。