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2021年1月29日 (金) 05:12時点における版
ンゴジ・オコンジョ・イウェアラ Ngozi Okonjo-Iweala | |
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ンゴジ・オコンジョ・イウェアラ(2008) | |
生年月日 | 1954年6月13日(69歳) |
出生地 | ナイジェリア、西部州オグワシ=ウク |
出身校 |
イバダン大学インターナショナル・スクール ハーバード大学 マサチューセッツ工科大学 |
所属政党 | 人民民主党 |
配偶者 | イケムバ・イウェアラ |
在任期間 | 2003年7月15日 - 2006年6月21日 |
大統領 | オルシェグン・オバサンジョ |
在任期間 | 2006年6月21日 - 8月30日 |
大統領 | オルシェグン・オバサンジョ |
在任期間 | 2011年7月11日 - 2015年5月29日 |
大統領 | グッドラック・ジョナサン |
世界銀行副総裁 | |
在任期間 | 2007年10月4日 - 2011年7月11日 |
総裁 | ロバート・ゼーリック |
ンゴジ・オコンジョ・イウェアラ(英語: Ngozi Okonjo-Iweala、1954年6月13日 - )は、ナイジェリアの経済学者、政治家。日本の外務省はオコンジョ=イウェアラ[1]、日本の報道機関ではオコンジョイウェアラとも表記されている[2]。
経歴
オグワシ=ウクに生まれる。イバダン大学インターナショナル・スクールを卒業後はアメリカ合衆国に留学し、ハーバード大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学で博士号をそれぞれ取得した[3]。イケムバ・イウェアラと結婚し4人の子供がいる。
2003年に財務大臣に就任し、2006年には外務大臣に転じた。
2007年に世界銀行の総裁候補に挙がっていたが、この時はアメリカ人のロバート・ゼーリックが選ばれオコンジョ・イウェアラは副総裁となっている。ゼーリック総裁退任後の2012年にも総裁候補として挙げられた[4]が、4月16日に開催された世界銀行理事会では韓国系アメリカ人のジム・ヨン・キムが選出された[5]。
2011年には、グッドラック・ジョナサン大統領によって財務大臣に再任され、ジョナサンの任期終了となる2015年まで務めた。
2020年5月14日にロベルト・アゼベドが世界貿易機関(WTO)事務総長を1年の任期を残して退任することを表明し(アゼベドは8月末に退任)[6]、ムハンマド・ブハリ大統領の推薦もありオコンジョは年内に行われることとなった次期総長選挙に立候補した[7]。7月の時点では8人が名乗りを上げたが[8]、10月8日までには最終的に韓国の兪明希と共に候補者が二人に絞られた[9][10][11]。最終投票に先駆けて、EUはオコンジョを正式に支持することを公表し[12]、164カ国中日本を含め[注釈 1]104カ国の支持を得たことにより事実上オコンジョがWTO事務局長に任命されることが決定した[16]。
脚注・出典
- ^ “第17回:群雄割拠、WTO事務局長選出手続開始(上)”. 日本国外務省. 2020年10月27日閲覧。
- ^ “日本、韓国候補支持せず WTO事務局長選、対日批判影響か”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2020年10月26日) 2020年10月27日閲覧。
- ^ ンゴジ・オコンジョ・イウェアラの経歴(ナイジェリア財務省より)
- ^ BBC: Colombia's Jose Antonio Ocampo exits World Bank race 2012年4月13日
- ^ Jim Yong Kim secures World Bank job amid criticism of US domination of role | Business | theguardian.com The Guardian
- ^ “WTOのアゼベド事務局長が辞任表明 今年8月末に”. 産経新聞. (2020年5月15日) 2020年10月27日閲覧。
- ^ Ana Monteiro (5 June 2020), Nigeria Nominates Okonjo-Iweala as WTO Director-General Bloomberg News.
- ^ “WTO、候補乱立で混戦に 「先進国対途上国」の構図崩壊”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2020年7月10日) 2020年10月27日閲覧。
- ^ “WTO事務局長選の候補 韓国などの2人に”. 日テレNEWS24. 日本テレビ放送網. (2020年10月9日) 2020年10月27日閲覧。
- ^ “Okonjo-Iweala Advances to Final Round of WTO Leadership” (英語). The African Media (2020年10月7日). 2020年10月8日閲覧。
- ^ “Okonjo-Iweala Advances to Final Round of WTO Leadership” (英語). The African Media (2020年10月7日). 2020年10月8日閲覧。
- ^ Jim Brunsden (October 26, 2020) The EU will back Ngozi Okonjo-Iweala as the next director-general of the World Trade Organization, boosting the Nigerian’s frontrunner status Financial Times.
- ^ “日本、韓国候補を不支持へ WTO次期事務局長選”. Yahoo!ニュース. 共同通信社. (2020年10月25日) 2020年10月29日閲覧。
- ^ “文大統領が兪明希氏にテコ入れしていたのに…EU27カ国はナイジェリア人候補支持”. 朝鮮日報. (2020年10月28日) 2020年10月29日閲覧。
- ^ “WTO次期事務局長選 米国が反対、継続協議に”. 日本経済新聞. (2020年10月29日) 2020年10月29日閲覧。
- ^ “Nigeria’s Okonjo-Iweala is the new Director-General of the World Trade Organisation” (英語). Business Insider Africa (2020年10月28日). 2020年10月29日閲覧。
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2015年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月20日閲覧。
- ^ http://newclimateeconomy.net/content/Ngozi-Okonjo-Iweala
注釈
- ^ 日本は輸出規制強化をめぐる韓国との貿易紛争により兪がWTO事務局長に任命された場合、紛争解決手続きの公平性に影響しかねないとしてナイジェリアのオコンジョを支持した[13]。この事に対し朝鮮日報は、文在寅大統領や康京和外交部長官がこれまで約90カ国と電話首脳会談や親書を送り韓国候補を支持するよう要請していたのにもかかわらず、兪当選の形成が不利になってきているのは日本の韓国に対する落選運動に起因するとし、韓国外交関係者の間では「政府が韓日関係を管理さえしていれば、このような状況にはならなかっただろう」という声が上がっていると報道した[14]。なおアメリカはオコンジョの出身地であるナイジェリアは中国から多額の経済支援を受けているとして、オコンジョの当選を妨害している[15]。