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2018年10月27日、[[UFC Fight Night: Volkan vs. Smith]]でライトヘビー級ランキング2位の[[ヴォルカン・オーズデミア]]と対戦。序盤はオーズデミアの打撃とプレッシャーに苦戦を強いられたものの、それ以降は徐々に打撃をヒットさせ、3Rにはスタミナ切れを起こしたオーズデミアからテイクダウンを奪い、そのまま[[裸絞|リアネイキドチョーク]]で一本勝ち。2試合連続となるパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2018年10月27日、[[UFC Fight Night: Volkan vs. Smith]]でライトヘビー級ランキング2位の[[ヴォルカン・オーズデミア]]と対戦。序盤はオーズデミアの打撃とプレッシャーに苦戦を強いられたものの、それ以降は徐々に打撃をヒットさせ、3Rにはスタミナ切れを起こしたオーズデミアからテイクダウンを奪い、そのまま[[裸絞|リアネイキドチョーク]]で一本勝ち。2試合連続となるパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。


[[2019年]]3月2日、[[UFC 235]]のUFC世界ライトヘビー級タイトルマッチで王者[[ジョン・ジョーンズ]]に挑戦。4Rに反則である、相手が片手を付いた状態での顔面への膝蹴りを貰い(ただしこれは2017年に採択された新ユニファイドルールでは反則ではなく、全米でグラウンド状態のルールが統一されていないため試合開催地の[[ネバダ州]]や[[テキサス州]]などでは反則だが、[[ニューヨーク州]]や[[カリフォルニア州]]などでは反則では無い<ref>[https://www.mmafighting.com/2019/4/16/18358920/abc-survey-at-least-10-different-mma-rulesets-being-used-in-north-america ABC survey: At least 10 different MMA rulesets being used in North America]MMA Fightiting 2019年4月16日</ref>)、ジョーンズは2ポイント減点されるものの、終始劣勢に立たされ、ポイントが覆ることはなく0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗した。
[[2019年]]3月2日、[[UFC 235]]のUFC世界ライトヘビー級タイトルマッチで王者[[ジョン・ジョーンズ]]に挑戦。4Rに反則である、相手が片手を付いた状態での顔面への膝蹴りを貰い(ただしこれは2017年に採択された新ユニファイドルールでは反則ではなく、全米でグラウンド状態のルールが統一されていないため試合開催地の[[ネバダ州]]や[[テキサス州]]などでは反則だが、[[ニューヨーク州]]や[[カリフォルニア州]]などでは反則では無い<ref>[https://www.mmafighting.com/2019/4/16/18358920/abc-survey-at-least-10-different-mma-rulesets-being-used-in-north-america ABC survey: At least 10 different MMA rulesets being used in North America]MMA Fightiting 2019年4月16日</ref>)、ジョーンズは2ポイント減点されるものの、終始劣勢に立たされ、ポイントが覆ることはなく0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗した。


2019年6月1日、[[UFC Fight Night: Gustafsson vs. Smith]]でライトヘビー級ランキング2位の[[アレクサンダー・グスタフソン]]と対戦し、4Rにリアネイキドチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2019年6月1日、[[UFC Fight Night: Gustafsson vs. Smith]]でライトヘビー級ランキング2位の[[アレクサンダー・グスタフソン]]と対戦し、4Rにリアネイキドチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2020年3月26日 (木) 19:32時点における版

アンソニー・スミス
基本情報
本名 アンソニー・スミス
(Anthony Smith)
通称 ライオンハート(Lionheart)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1988-07-26) 1988年7月26日(35歳)
出身地 テキサス州コーパスクリスティ
所属 ディスオーダリー・コンダクト
身長 193cm
体重 93kg
リーチ 193cm
階級 ミドル級
ライトヘビー級
テーマ曲 Return Of The Mack
(Mark Morrison)
総合格闘技戦績
総試合数 46
勝ち 32
KO勝ち 17
一本勝ち 12
判定勝ち 2
敗け 14
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アンソニー・スミスAnthony Smith1988年7月26日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家テキサス州コーパスクリスティ出身。ディスオーダリー・コンダクト所属。ブラジリアン柔術黒帯。2020年2月現在、UFC世界ライトヘビー級ランキング3位[1]

来歴

父親はおらず、母親と祖父によって育てられた。高校を4年半で中退し、その後は道路舗装業の仕事をしながら、格闘技のトレーニングを始めた。なお、道路舗装業の仕事は2016年まで続けていた。

2008年に19歳でプロデビューし、アメリカ合衆国中西部のローカル団体を主戦場に活躍した。

Strikeforce

2012年8月18日、Strikeforce: Rousey vs. Kaufmanでルムンバ・セイヤーズと対戦し、1Rに三角絞めで一本勝ち。

2013年1月12日、Strikeforceの最終興行となったStrikeforce: Marquardt vs. Saffiedineホジャー・グレイシーと対戦し、2Rに肩固めで一本負け。

その後StrikeforceとUFCの統合に伴い、UFCへ移籍した。

UFC

2013年6月8日、UFC on Fuel TV 10アントニオ・ブラガ・ネトと対戦。1Rに膝十字固めで一本負けを喫し、1試合でUFCからリリースされた[2]

Bellator

2014年4月18日、Bellator 117でビクトー・モレノと対戦し、2Rに肩固めで一本勝ち。

2014年10月17日、Bellator 129でブライアン・グリーンと対戦し、3-0の判定勝ち。

UFC復帰

2016年2月21日、2年8ヶ月ぶりのUFC復帰となったUFC Fight Night: Cowboy vs. Cowboyでレオナルド・アウグスト・レレコと対戦し、3-0の判定勝ち。

2016年7月8日、The Ultimate Fighter 23 Finaleセザール・フェレイラと対戦し、0-3の判定負け。

2016年12月3日、The Ultimate Fighter 24 Finaleでエルビス・ムタプチッチと対戦し、2Rにスタンドの肘打ちでダウンを奪い、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年4月15日、UFC on FOX 24でアンドリュー・サンチェスと対戦し、3Rに右ハイキックでダウンを奪い、パウンドでKO勝ち。

2017年9月16日、UFC Fight Night: Rockhold vs. Branchヘクター・ロンバードと対戦し、3Rに右ストレートでKO勝ち。

2018年2月3日、UFC Fight Night: Machida vs. Andersでミドル級ランキング15位のチアゴ・サントスと対戦。一進一退の攻防を繰り広げたものの、2Rに左ミドルキックを効かされTKO負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2018年6月9日、ライトヘビー級に階級を上げ、UFC 225で元UFC世界ライトヘビー級王者ラシャド・エヴァンスと対戦。ケージ際の攻防から右膝蹴りをヒットさせ、試合開始53秒でKO勝ち。

2018年7月22日、UFC Fight Night: Shogun vs. Smithでライトヘビー級ランキング8位の元UFC世界ライトヘビー級王者マウリシオ・ショーグンと対戦。1R序盤に右ストレートでショーグンをぐらつかせ、追撃のスタンドパンチ連打でKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、2試合連続で元UFC世界ライトヘビー級王者から勝利を収めた。

2018年10月27日、UFC Fight Night: Volkan vs. Smithでライトヘビー級ランキング2位のヴォルカン・オーズデミアと対戦。序盤はオーズデミアの打撃とプレッシャーに苦戦を強いられたものの、それ以降は徐々に打撃をヒットさせ、3Rにはスタミナ切れを起こしたオーズデミアからテイクダウンを奪い、そのままリアネイキドチョークで一本勝ち。2試合連続となるパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年3月2日、UFC 235のUFC世界ライトヘビー級タイトルマッチで王者ジョン・ジョーンズに挑戦。4Rに反則である、相手が片手を付いた状態での顔面への膝蹴りを貰い(ただしこれは2017年に採択された新ユニファイドルールでは反則ではなく、全米でグラウンド状態のルールが統一されていないため試合開催地のネバダ州テキサス州などでは反則だが、ニューヨーク州カリフォルニア州などでは反則では無い[3])、ジョーンズは2ポイント減点されるものの、終始劣勢に立たされ、ポイントが覆ることはなく0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗した。

2019年6月1日、UFC Fight Night: Gustafsson vs. Smithでライトヘビー級ランキング2位のアレクサンダー・グスタフソンと対戦し、4Rにリアネイキドチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

ファイトスタイル

破壊力抜群の打撃を持ち、ストライカーとしての印象が目立つが、グラウンドの攻防にも優れており、サブミッションでの勝利数も多いバランスの取れたファイター。また、KO・一本勝利率は90%を越えているフィニッシャーである。

人物・エピソード

  • 身体中にタトゥーを彫っており、右上腕に「哥弟兄」、右脚に「祖父」、左脚に「妍族」と漢字のタトゥーを彫っている。
  • 2019年に結婚し、2011年、2014年、2017年に娘が生まれている。

戦績

総合格闘技 戦績
46 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
32 17 12 2 1 0 0
14 8 4 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
アレクサンダー・グスタフソン 4R 2:38 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Gustafsson vs. Smith 2019年6月1日
× ジョン・ジョーンズ 5分5R終了 判定0-3 UFC 235: Jones vs. Smith
【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】
2019年3月2日
ヴォルカン・オーズデミア 3R 4:26 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Volkan vs. Smith 2018年10月27日
マウリシオ・ショーグン 1R 1:29 KO(スタンドパンチ連打) UFC Fight Night: Shogun vs. Smith 2018年7月22日
ラシャド・エヴァンス 1R 0:53 KO(右膝蹴り) UFC 225: Whittaker vs. Romero 2 2018年6月9日
× チアゴ・サントス 2R 1:03 TKO(左ミドルキック→パウンド) UFC Fight Night: Machida vs. Anders 2018年2月3日
ヘクター・ロンバード 3R 2:33 KO(右ストレート) UFC Fight Night: Rockhold vs. Branch 2017年9月16日
アンドリュー・サンチェス 3R 3:52 KO(右ハイキック→パウンド) UFC on FOX 24: Johnson vs. Reis 2017年4月15日
エルビス・ムタプチッチ 2R 3:27 TKO(右肘打ち→パウンド) The Ultimate Fighter 24 Finale 2016年12月3日
× セザール・フェレイラ 5分3R終了 判定0-3 The Ultimate Fighter 23 Finale 2016年7月8日
レオナルド・アウグスト・レレコ 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Cowboy vs. Cowboy 2016年2月21日
ジョシュ・ニアー 1R 3:27 TKO(スタンドパンチ連打) VFC 47
【VFCミドル級タイトルマッチ】
2016年1月29日
ブロック・ジャーディン 1R 3:00 TKO(パウンド) RFA 30: Smith vs. Jardine 2015年9月18日
ティム・ウィリアムズ 1R 1:02 TKO(膝蹴り) CFFC 50: Williams vs. Smith II
【CFFCミドル級タイトルマッチ】
2015年7月18日
ティム・ウィリアムズ 2R 1:15 裏三角絞め CFFC 46: Williams vs. Smith
【CFFCミドル級タイトルマッチ】
2015年2月28日
アンドリュー・カペル 1R リアネイキドチョーク EB: Beatdown at 4 Bears 12 2014年11月29日
ブライアン・グリーン 5分3R終了 判定3-0 Bellator 129 2014年10月17日
ビクトー・モレノ 2R 0:59 肩固め Bellator 117 2014年4月18日
× ジョシュ・ニアー 3R 3:38 リアネイキドチョーク VFC 41 2013年12月14日
× アントニオ・ブラガ・ネト 1R 1:52 膝十字固め UFC on Fuel TV 10: Nogueira vs. Werdum 2013年6月8日
× ホジャー・グレイシー 2R 3:16 肩固め Strikeforce: Marquardt vs. Saffiedine 2013年1月12日
ルムンバ・セイヤーズ 1R 3:52 三角絞め Strikeforce: Rousey vs. Kaufman 2012年8月18日
リチャード・ホワイト 1R 2:35 TKO(パンチ連打) Disorderly Conduct: Fireworks 2012年6月30日
イアン・バーグ 2R 2:01 肩固め Victory Fighting Championship 37 2012年4月13日
× アドラン・アマゴフ 1R 2:32 KO(パンチ連打) Strikeforce Challengers: Britt vs. Sayers 2011年11月18日
ベン・ラグマン 2R 0:33 KO(パンチ) Strikeforce Challengers: Voelker vs. Bowling III 2011年7月22日
カーディス・ジョンソン 1R 3:13 KO(パンチ連打) CFC 6: Slugfest 2011年7月9日
エリック・シャンバリ 1R 1:46 TKO(パンチ連打) C3 Fights: MMA Championship Fights 2011年6月4日
マット・ガベル 1R 1:50 三角絞め Extreme Challenge 181 2011年4月15日
デメトリアス・リチャーズ 2R 2:07 TKO(パンチ連打) Extreme Challenge: Bad Blood 2011年2月11日
ベン・クラウダー 1R 1:09 KO(パンチ) CFC 2: Season's Beatings 2010年12月17日
× ジェシー・フォーブス 2R 1:28 TKO(パンチ連打) Crowbar MMA: Fall Brawl 2010年9月11日
ローガン・クラーク 2R 2:22 TKO(ドクターストップ) Seconds Out / Vivid MMA: Havoc at the Hyatt 2 2010年6月19日
ルーカス・サン=クレール 1R 3:19 腕ひしぎ十字固め Max Fights 10 2010年5月8日
マイク・ジョージ 1R 0:22 KO(パンチ) TriState Cage Fights: Island Warfare 2010年4月17日
× ジェイク・ヘクト 3R 4:35 TKO(パンチ連打) VFC 30: Night of Champions 2010年2月5日
× マイク・ピッツ 2R 3:21 TKO(パンチ連打) Fight Club Inc. 2009年7月25日
× チャウン・シムズ 2R 2:00 TKO(パンチ連打) FTW: Colorado vs. Nebraska 2009年3月14日
× ブライアン・モラハン 1R 腕ひしぎ十字固め VFC 26: Onslaught 2009年2月20日
リコ・ワシントン 1R 0:54 TKO(パンチ連打) Minnesota Combat Sports 2009年1月9日
× チャーリー・リンチ 1R 3:12 TKO(パンチ連打) Brutaal Fight Night 2008年11月6日
チャック・パーミリー 2R 1:26 チョークスリーパー Torment MMA 2008年9月20日
× チャック・パーミリー 2R TKO(パンチ連打) TriState Cage Fights 2008年6月14日
リッキー・デュヴァル N/A VFC 23: Validation 2008年5月9日
ジェレミー・シェパード 2R 2:13 チョークスリーパー Pugilistic Productions 2008年3月22日
デイヴ・モラン 2R 1:19 腕ひしぎ十字固め VFC 22: Ascension 2008年2月29日

獲得タイトル

  • CFFCミドル級王座(2015年)
  • VFCミドル級王座(2016年)

表彰

  • ブラジリアン柔術 黒帯
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(4回)
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)

脚注

  1. ^ [1] UFC公式サイト
  2. ^ Mike Bohn (2013年6月23日). “Report: Karlos Vemola and Nah-Shon Burrell among six fighters released from the UFC”. MMAmania.com. 2018年11月7日閲覧。(英語)
  3. ^ ABC survey: At least 10 different MMA rulesets being used in North AmericaMMA Fightiting 2019年4月16日

関連項目

外部リンク