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'''ピースマーク'''は[[平和運動]]や[[反戦運動]]の[[シンボル]]として世界中で使われているマーク。円の中に鳥の足跡を逆さまにしたような形をしている。
'''ピースマーク'''は[[平和運動]]や[[反戦運動]]の[[シンボル]]として世界中で使われているマーク。円の中に鳥の足跡を逆さまにしたような形をしている。


起源については諸説あるが、[[イギリス]]の[[平和団体]]の[[核軍縮キャンペーン]](CND)のためにイギリス人アーティストのジェラード・ホルトム([[:en:Gerald Holtom|Gerald Holtom]]) が[[1958年]]にNuclear Disarmament(核軍縮)の頭文字「N」と「D」を[[手旗信号]]で(「N」の両腕を斜め45°で下ろした形と「D」の右手を上に左手を下にした形を合体させ、これを円で囲んで)表したものをデザインしたものである。1960年代後半の[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[ヒッピー]]運動や[[ベトナム反戦運動]]と共に平和・反戦の象徴として世界中に広まった<ref>[http://www.spiegel.de/international/zeitgeist/0,1518,773903,00.html The Origin of the Anti-Nuclear Emblem]</ref>。
起源については諸説あり、平和を象徴するハトの足跡のデザインとされることがあるが、事実ではない<ref>「中日春秋」[[中日新聞]][[2015年]]5月18日。</ref>。[[イギリス]]の[[平和団体]]の[[核軍縮キャンペーン]](CND)のためにイギリス人アーティストのジェラード・ホルトム([[:en:Gerald Holtom|Gerald Holtom]]) が[[1958年]]にNuclear Disarmament(核軍縮)の頭文字「N」と「D」を[[手旗信号]]で(「N」の両腕を斜め45°で下ろした形と「D」の右手を上に左手を下にした形を合体させ、これを円で囲んで)表したものをデザインしたものである。1960年代後半の[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[ヒッピー]]運動や[[ベトナム反戦運動]]と共に平和・反戦の象徴として世界中に広まった<ref>[http://www.spiegel.de/international/zeitgeist/0,1518,773903,00.html The Origin of the Anti-Nuclear Emblem]</ref>。


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2015年5月18日 (月) 00:29時点における版

ピースマーク

ピースマーク平和運動反戦運動シンボルとして世界中で使われているマーク。円の中に鳥の足跡を逆さまにしたような形をしている。

起源については諸説あり、平和を象徴するハトの足跡のデザインとされることがあるが、事実ではない[1]イギリス平和団体核軍縮キャンペーン(CND)のためにイギリス人アーティストのジェラード・ホルトム(Gerald Holtom) が1958年にNuclear Disarmament(核軍縮)の頭文字「N」と「D」を手旗信号で(「N」の両腕を斜め45°で下ろした形と「D」の右手を上に左手を下にした形を合体させ、これを円で囲んで)表したものをデザインしたものである。1960年代後半のアメリカヒッピー運動やベトナム反戦運動と共に平和・反戦の象徴として世界中に広まった[2]

符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+262E - &#x262E;
&#9774;
Peace Symbol

脚注

関連項目

外部リンク