「フレディVSジェイソン」の版間の差分
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元々両作は配給元が違っていたが、『[[13日の金曜日 (映画)|13日の金曜日]]』の配給元であったパラマウント社が、本シリーズ8作目『[[13日の金曜日 (映画)#PART8:ジェイソンN.Y.へ|13日の金曜日PART8 ジェイソンN.Y.へ]]』で見切りをつけ、ニューラインシネマ社に権利を売却したことによって、企画が可能になった<ref>それを反映するかのように、本シリーズ9作目にしてニューラインシネマ社制作としては初の作品となる『ジェイソンの命日』のラストシーンで、フレディの爪がジェイソンのマスクを持っていくシーンがある。</ref>。しかし、企画することは可能になったものの、実際問題として「夢の世界の殺人鬼」と「現実の世界の殺人鬼」という、全く正反対な存在を対決させることは容易な話では無く、何度も |
元々両作は配給元が違っていたが、『[[13日の金曜日 (映画)|13日の金曜日]]』の配給元であったパラマウント社が、本シリーズ8作目『[[13日の金曜日 (映画)#PART8:ジェイソンN.Y.へ|13日の金曜日PART8 ジェイソンN.Y.へ]]』で見切りをつけ、ニューラインシネマ社に権利を売却したことによって、企画が可能になった<ref>それを反映するかのように、本シリーズ9作目にしてニューラインシネマ社制作としては初の作品となる『ジェイソンの命日』のラストシーンで、フレディの爪がジェイソンのマスクを持っていくシーンがある。</ref>。しかし、企画することは可能になったものの、実際問題として「夢の世界の殺人鬼」と「現実の世界の殺人鬼」という、全く正反対な存在を対決させることは容易な話では無く、脚本は何度もリライトされたという。 |
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フレディの性格は前作(リアルナイトメア)から一転、再び陽気な性格に戻されている。フレディ役の[[ロバート・イングランド]]は、本作を最後にフレディ役を引退した。 |
フレディの性格は前作(リアルナイトメア)から一転、再び陽気な性格に戻されている。フレディ役の[[ロバート・イングランド]]は、本作を最後にフレディ役を引退した。 |
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当初の |
当初の結末は、ローリとウィルが結ばれウィルの右手が爪になる予定だったのだが、評判が良くなかったため変更となった。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2012年12月6日 (木) 14:51時点における版
フレディVSジェイソン | |
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Freddy vs. Jason | |
監督 | ロニー・ユー |
脚本 |
マーク・スウィフト ダミアン・シャノン |
製作 | ショーン・S・カニンガム |
製作総指揮 |
ロバート・シェイ ダグラス・カーティス |
音楽 | グレーム・レヴェル |
撮影 | フレッド・マーフィー |
編集 | マーク・スティーヴンス |
配給 |
ニュー・ライン・シネマ 日本ヘラルド |
公開 |
2003年8月15日 2003年10月18日 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $30,000,000[1] |
興行収入 |
$114,908,830[1] $82,622,655[1] |
前作 |
ジェイソンX 13日の金曜日 エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア |
次作 |
13日の金曜日 (2009年の映画) エルム街の悪夢 (2010年の映画) |
『フレディVSジェイソン』( - バーサス - 、Freddy vs. Jason)は、2003年に公開されたアメリカ映画である。
キャッチコピー
恐・夢・激・突!
夢でも現実でも襲われる。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
あらすじ
第6作目で起きたフレディ・クルーガーの惨劇からすでに10年の月日が経っていた。 住民達が緘口令を敷いたことで、後に生まれ来た子供達は、フレディの記憶を一切持っていない。エルム街の住民達は今や殆ど彼の存在を忘れ去っていた。
忘れ去られてしまった事で思うような活動が出来なくなり、危機を感じたフレディは、現実の世界の殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズを操り、エルム街に再び恐怖を蘇らせ、復活しようと画策する。 姪の手で倒された彼の夢の中に現れたフレディは、母親であるパメラ・ボーヒーズに化けて彼を覚醒させ、エルム街で殺戮を行うよう仕向ける。
ジェイソンはエルム街を恐怖のどん底に陥れた。人々が犠牲になるにつれ、住民達は徐々にフレディの恐怖を思い出し、ローリーを含めた若者達にもその存在が知れ渡り始める。 しかし、フレディの制御を超えて残忍な殺戮を止めようとしないジェイソンは、易々とフレディの手から離れてしまう。とうとう力を取り戻したフレディだったが、住民を殺そうにも、まるで獲物を横取りしていくかのようにジェイソンがさらに殺していく。 フレディは何とか自分の存在だけを知らしめ、ジェイソンを始末しようとする。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
---|---|---|---|
ソフト版 | テレビ東京版 | ||
フレディ・クルーガー | ロバート・イングランド | 江原正士 | 青野武 |
ジェイソン・ボーヒーズ | ケン・カージンガー | セリフなし | |
ローリー・キャンベル | モニカ・キーナ | 岡寛恵 | 甲斐田裕子 |
ウィル・ローリンズ | ジェイソン・リッター | 内田夕夜 | 竹若拓磨 |
キーア | ケリー・ローランド | 田野聖子 | 大坂史子 |
ギブ | キャサリン・イザベル | 弓場沙織 | 小島幸子 |
マーク・デイビス | ブレンダン・フレッチャー | 宮内敦士 | 村治学 |
トレイ | ジェシー・ハッチ | 檀臣幸 | |
ビル・フリーバーグ | カイル・ラビーン | 加瀬康之 | |
スコット・スタッブス | ロックリン・マンロー | 佐久田修 | 寺杣昌紀 |
キャンベル医師(ローリーの父) | トム・バトラー | 秋元羊介 | 菅生隆之 |
ウィリアムズ保安官 | ゲイリー・チョーク | 宝亀克寿 | 福田信昭 |
パメラ・ボーヒーズ | ポーラ・ショー | 来宮良子 |
- テレビ東京版 - 初放送2005年7月7日 『木曜洋画劇場』
スタッフ
- 監督 - ロニー・ユー
- 製作 - ショーン・S・カニンガム
- 製作総指揮 - ロバート・シェイ/ダグラス・カーティス
- 撮影 - フレッド・マーフィー
- 脚本 - マーク・スウィフト/ダミアン・シャノン
- 原案 - ウェス・クレイヴン/ヴィクター・ミラー
作品解説
元々両作は配給元が違っていたが、『13日の金曜日』の配給元であったパラマウント社が、本シリーズ8作目『13日の金曜日PART8 ジェイソンN.Y.へ』で見切りをつけ、ニューラインシネマ社に権利を売却したことによって、企画が可能になった[2]。しかし、企画することは可能になったものの、実際問題として「夢の世界の殺人鬼」と「現実の世界の殺人鬼」という、全く正反対な存在を対決させることは容易な話では無く、脚本は何度もリライトされたという。
フレディの性格は前作(リアルナイトメア)から一転、再び陽気な性格に戻されている。フレディ役のロバート・イングランドは、本作を最後にフレディ役を引退した。
当初の結末は、ローリとウィルが結ばれウィルの右手が爪になる予定だったのだが、評判が良くなかったため変更となった。
脚注
- ^ a b c “Freddy vs. Jason (2003)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月27日閲覧。
- ^ それを反映するかのように、本シリーズ9作目にしてニューラインシネマ社制作としては初の作品となる『ジェイソンの命日』のラストシーンで、フレディの爪がジェイソンのマスクを持っていくシーンがある。