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2011年12月7日 (水) 12:20時点における版

ヨーゼフ1世

ヨーゼフ1世(Joseph I., 1678年7月26日 - 1711年4月17日)は、ハプスブルク家神聖ローマ皇帝(在位:1705年 - 1711年)。レオポルト1世と皇后エレオノーレ・マグダレーネの長男。

生涯

1705年、父の死により即位する。即位後は弟カールスペイン王にするべく、父の時代から続いていたスペイン継承戦争を継続した。しかし在位6年で死去し、唯一の男子が早世していたためにカールが皇帝カール6世として即位し、スペインの王位を断念することとなった。

子女

皇后アマーリア・ヴィルヘルミーネブラウンシュヴァイク=カレンベルク公ヨハン・フリードリヒの娘、イギリス王ジョージ1世の従姉)との間に3子がある。

弟カール6世にも男子の継承者がおらず、娘のマリア・テレジアを継承者と定めたことから、ヨーゼフ1世の死後に結婚した2人の娘の夫は、ハプスブルク家領の相続権や帝位をカール6世の死後に要求し、オーストリア継承戦争が勃発することとなる。

ヨーゼフ1世血統ハプスブルク家 (血統表の出典)

レオポルト1世 (神聖ローマ皇帝)
父の父
フェルディナント3世 (神聖ローマ皇帝)
フェルディナント2世 (神聖ローマ皇帝) カール2世 (オーストリア大公)
バイエルン公女マリア・アンナ
バイエルン公女マリア・アンナ ヴィルヘルム5世 (バイエルン公)
ロレーヌ公女レナータ
父の母
スペイン王女マリア・アナ
フェリペ3世 フェリペ2世 (スペイン王)
オーストリア皇女アナ
オーストリア皇女マルガレーテ カール2世 (オーストリア大公)
バイエルン公女マリア・アンナ

エレオノーレ・マグダレーネ・フォン・プファルツ=ノイブルク
フィリップ・ヴィルヘルム (プファルツ選帝侯) ヴォルフガング・ヴィルヘルム (プファルツ=ノイブルク公) フィリップ・ルートヴィヒ (プファルツ=ノイブルク公)
アンナ・フォン・ユーリヒ=クレーフェ=ベルク
バイエルン公女マグダレーネ ヴィルヘルム5世 (バイエルン公)
ロレーヌ公女レナータ
母の母
エリーザベト・アマーリア・フォン・ヘッセン=ダルムシュタット
ゲオルク2世 (ヘッセン=ダルムシュタット方伯) ルートヴィヒ5世 (ヘッセン=ダルムシュタット方伯)
ブランデンブルク選帝侯女マグダレーナ
ザクセン公女ゾフィー・エレオノーレ ヨハン・ゲオルク1世 (ザクセン選帝侯)
プロイセン公女マグダレーナ・ジビッレ


関連項目

先代:
レオポルト1世
オーストリア大公
ボヘミア王
テシェン(チェシン)公

1705年 - 1711年
次代:
カール6世
ハンガリー王
1687年 - 1711年