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*性の世界史 モールス [[高橋義孝]],[[生松敬三]]共訳 新潮社, 1960 |
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*百合 ルイーゼ・リンザー 共訳 南江堂 |
*百合 ルイーゼ・リンザー 共訳 南江堂 1961 |
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*現代文学 [[ワルター・イェンス]] [[高本研一]]共訳、紀伊国屋書店、1961 |
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*アテネに死す マックス・フリッシュ 白水社 |
*アテネに死す マックス・フリッシュ 白水社 1963 のち「ホモ・ファーベル」 |
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*悪魔の美酒,金の壷,マドモワゼル・ド・スキュデリー [[ホフマン]] 世界文学全集 河出書房新社 1965 |
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*犬の年 [[ギュンター・グラス]] 集英社, 1969 |
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*若き日のカフカ クラウス・ヴァーゲンバッハ [[高辻知義]]共訳 竹内書店 |
*若き日のカフカ クラウス・ヴァーゲンバッハ [[高辻知義]]共訳 竹内書店 1969 のちちくま学芸文庫 |
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*わかってるわ ハンス・E.ノサック 河出書房新社 1970 |
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*実朝考 ホモ・レリギオーズスの文学 河出書房新社, 1972 のち講談社文芸文庫 |
*実朝考 ホモ・レリギオーズスの文学 河出書房新社, 1972 のち講談社文芸文庫 |
2008年12月11日 (木) 12:28時点における版
文学 |
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中野 孝次(なかの こうじ、1925年1月1日 - 2004年7月16日)は作家、ドイツ文学者、評論家。千葉県市川市須和田出身。父は大工。
著書『清貧の思想』、愛犬ハラス(柴犬)との日々を描いた『ハラスのいた日々』はベストセラーとなった。後者はテレビドラマ・映画化されている。『暢気眼鏡』の尾崎一雄を慕い、碁や焼き物も愛好した。
略歴
- 1944年:「職人の子に教育は不要」との父親の考えから旧制中学に進学できなかったが、一日14時間の猛勉強で専検に合格して旧制中学卒業資格を取得し、旧制第五高等学校(現在の熊本大学)に入学
- 1950年:東京大学文学部独文科卒業
- 1952年:國學院大学で教鞭をとる(~81年)
- 1976年:日本エッセイスト・クラブ賞受賞(『ブリューゲルへの旅』)
- 1979年:平林たい子文学賞受賞(『麦熟るる日に』)
- 1988年:新田次郎文学賞受賞(『ハラスのいた日々』)
- 2000年:芸術選奨文部大臣賞受賞(『暗殺者』)
- 2004年:逝去。日本芸術院賞・恩賜賞受賞
著書
翻訳
- 城 カフカ 辻王星、萩原芳昭共訳、新潮社、1953
- ぼくではない マックス・フリッシュ 新潮社 1959 のち「ぼくはシュティラーではない」白水社
- 性の世界史 モールス 高橋義孝,生松敬三共訳 新潮社, 1960
- 百合 ルイーゼ・リンザー 共訳 南江堂 1961
- 現代文学 ワルター・イェンス 高本研一共訳、紀伊国屋書店、1961
- アテネに死す マックス・フリッシュ 白水社 1963 のち「ホモ・ファーベル」
- 悪魔の美酒,金の壷,マドモワゼル・ド・スキュデリー ホフマン 世界文学全集 河出書房新社 1965
- 弟 ノサック 集英社、1965
- わが名はガンテンバイン フリッシュ ドイツの文学 三修社 1966
- 鏡のなかへの墜落 フリッシュ ドイツの名作 三修社 1969
- 犬の年 ギュンター・グラス 集英社, 1969
- 若き日のカフカ クラウス・ヴァーゲンバッハ 高辻知義共訳 竹内書店 1969 のちちくま学芸文庫
- わかってるわ ハンス・E.ノサック 河出書房新社 1970
- 盗まれたメロディー ハンス・エーリヒ・ノサック 白水社 1974
- メディア論のための積木箱 ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー 大久保健治共訳 河出書房新社 1975
- カフカ全集5 審判 新潮社 1981 のち新潮文庫
- 贅沢の思想 C.G.クロコフ 作品社 1994
著書
- 実朝考 ホモ・レリギオーズスの文学 河出書房新社, 1972 のち講談社文芸文庫
- 絶対零度の文学 大岡昇平論 集英社, 1976
- ブリューゲルへの旅 河出書房新社, 1976 のち文庫
- 我等が生けるけふの日 小沢書店, 1978
- 麦熟るる日に 河出書房新社, 1978 のち文庫
- 若き木下尚江 筑摩書房, 1979
- 文学への希望 朝日選書, 1979
- うちなる山々 東京新聞出版局, 1979 「山に遊ぶ心」と改題
- 花下遊楽 弥生書房, 1980
- 苦い夏 河出書房新社, 1980 のち文庫
- 季節の終り 講談社, 1980
- 神々の谷 インド・ガンゴトリ紀行 河出書房新社, 1981
- 一方通行路 小沢書店, 1981
- 南チロルの夏 集英社, 1982
- 人生を闘う顔 新潮社, 1982 のち岩波同時代ライブラリー
- 西行の花 中世紀行 淡交社, 1982
- 近代日本詩人選 20 金子光晴 筑摩書房, 1983
- 対談小説作法 文芸春秋, 1983
- 古典を読む 今昔物語集 岩波書店, 1983 のち同時代ライブラリー
- 中世を生きる 講談社, 1983
- 自分らしく生きる 講談社現代新書, 1983
- わが体験的教育論 岩波新書, 1985
- はみだした明日 文芸春秋, 1985
- 盤に臨んで燃える 囲碁講義 趙治勲対談 朝日出版社, 1985 (Lecture books)
- 生のなかば 講談社, 1986
- ある中国残留孤児の場合 河出書房新社, 1987
- ハラスのいた日々 文芸春秋, 1987 のち文庫
- 人生を励ます言葉 講談社現代新書, 1988 のち「人生を励ます黄金の言葉」+α文庫
- 夜の電話 文芸春秋, 1988
- 自分らしく人間らしく 海竜社, 1989
- 生きたしるし エッセイ集 文芸春秋, 1990 のち文庫
- ひとり遊び 朝日新聞社, 1990 のち文庫
- 今を深く生きるために 海竜社, 1990 「自分が生きる時間」と改題、三笠書房知的生きかた文庫
- リラの僧院 共生を求めての旅 文芸春秋, 1992 「思索の旅・発見の旅」と改題して岩波同時代ライブラリー
- 本阿弥行状記 河出書房新社, 1992
- 清貧の思想 草思社, 1992 のち文春文庫
- 碧落に遊ぶ 弥生書房, 1992
- プロメテウスの盗んだ火 マガジンハウス, 1992
- 生きて今あるということ 海竜社, 1993
- 本物の生き方 人間の真実の生とは何か 海竜社, 1994
- 贅沢なる人生 文芸春秋, 1994 のち文庫
- 生きることと読むことと 「自己発見」の読書案内 講談社現代新書, 1994
- ぼくと兄の日章旗 兄から学んだこと ポプラ社, 1995 (新・のびのび人生論)
- 人生のこみち 文芸春秋, 1995 のち文庫
- 良寛の呼ぶ声 春秋社, 1995 「良寛にまなぶ「無い」のゆたかさ」小学館文庫
- 生きること老いること 海竜社, 1996
- 五十年目の日章旗 文芸春秋, 1996 のち文庫
- わが少年記 弥生書房, 1996
- 光るカンナ屑 職人かたぎ譚 小学館, 1996
- 日本の美徳 恥を知るということ 光文社, 1996
- ハラスよ!!ありがとう ポプラ社, 1997
- 現代人の作法 岩波新書, 1997
- 良寛に会う旅 春秋社, 1997
- 老年の愉しみ 海竜社, 1997 のち文春文庫
- 私の生活作法 文藝春秋, 1997
- 我慢の思想 潮出版社, 1997 (潮ライブラリー)
- 西洋の見える港町横浜 草思社, 1997
- まっすぐ生きる 春秋社, 1998
- ブナの木の下で語ろう 鼎談21世紀をいかに生きるか 井出孫六,高田宏 信濃毎日新聞社, 1998
- 生き方の美学 文春新書, 1998
- 論語の智慧50章 潮出版社, 1998 (潮ライブラリー)
- 存命のよろこび 古典にいまを読む 角川書店, 1998
- 犬は東に日は西に 如月小春,黒鉄ヒロシ 清流出版, 1999
- なにを遺せますか 日本経済新聞社, 1999 のち文庫
- 趣味に生きる愉しみ 老年の過ごし方 光文社, 1999 のち知恵の森文庫
- 人生の実りの言葉 偕成社, 1999 のち文春文庫
- 暗殺者 岩波書店, 1999
- 犬のいる暮し 岩波書店, 1999 のち文春文庫
- よく生きることは人間の仕事である 海竜社, 1999
- 老年を幸福に生きる 青春出版社, 1999
- ヒエロニムス・ボス「悦楽の園」を追われて 小学館, 1999
- 道元断章 『正法眼蔵』と現代 岩波書店, 2000
- 乱世を勁く生きる 中国古典の知恵 日本経済新聞社, 2000 のち文庫
- 幸福になるための作法45 ポプラ社, 2000 のち光文社知恵の森文庫
- 風の良寛 集英社, 2000 のち文春文庫
- 美しい老年のために 海竜社, 2000 のち文春文庫
- わたしの唐詩選 作品社, 2000 のち文春文庫
- 自分を活かす"気"の思想 幸田露伴『努力論』に学ぶ 集英社新書, 2001
- 自分の顔を持つ人になる 海竜社, 2001
- 中野孝次作品 1-10 作品社, 2001-2002
- 老いのこみち 文藝春秋, 2001 「今ここに」として文庫
- 中野孝次生きる知恵 日本放送出版協会, 2001 (NHKシリーズ)
- 幸福の原理 「無い」ことのゆたかさを見つめ直す15章 大和書房, 2001
- 自足して生きる喜び 本当に幸福になるための二十三章 朝日新聞社, 2002 「足るを知る」として文庫
- 良寛心のうた 講談社+α新書, 2002
- 死を考える 青春出版社, 2002
- 幸せな老年のために 「今ココニ」充実して生きる 海竜社, 2002
- いまを生きる知恵 岩波書店, 2002
- 中野孝次の論語 海竜社, 2003
- すらすら読める方丈記 講談社, 2003
- 「閑」のある生き方 新潮社, 2003 のち文庫
- ローマの哲人セネカの言葉 岩波書店, 2003
- 中野孝次の生きる言葉 海竜社, 2003
- すらすら読める徒然草 講談社, 2004
- 五十歳からの生き方 海竜社, 2004
- セネカ現代人への手紙 岩波書店, 2004
- 良寛に生きて死す 考古堂書店, 2005
- 芸亭の桜 随筆抄 神奈川文学振興会, 2005
- ガン日記 二〇〇四年二月八日ヨリ三月十八日入院マデ 文藝春秋, 2006
編纂
- 清貧の生きかた 筑摩書房, 1993 のち文庫
- 大岡昇平の仕事 岩波書店, 1997