「サウスパーク」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Konajuice (会話 | 投稿記録)
23行目: 23行目:


;ケニー・マコーミック( Kenneth "Kenny" McCormick )([[小形満]])
;ケニー・マコーミック( Kenneth "Kenny" McCormick )([[小形満]])
: 本名はケネス・マコーミック。オレンジのパーカーのフードのせいで、目以外の部分が覆い隠されており、声がくぐもって非常に聞き取りにくいが、実はかなり下品な言葉を口にしている事が多く、一例として吹き替え版のオープニングでケニーは「[[おまんこ]]大好き[[おっぱい]]大好き」と言っているとするのが通説。なお、英語版のオープニングでは、シーズンにより幾つかの種類があり、第一シーズン、及び第二シーズンでは"I like girls with big fat tittys, I like girls with deep vaginas"、日本語に訳せば、「でかいオッパイと深いマンコを持ってる子が好きだよ。」となる。[[背広]]等に着替えてもフードは付けたままであるが、第5シーズン第3話と第8シーズン第7話、劇場版では素顔を見せている。ただしいずれも顔が異なっている。カートマンとは比較的仲が良く、カートマンの下品な下ネタジョークには大笑いすることがよくある。サウスパークで一番の貧乏家庭に育ち、家はスラム街にある。(家はケニーの父とカイルの父が子供時代2年かけて作った秘密基地である)貧乏な理由は父親が酒びたりで働いていないことと、マコーミック一家が散財をしているため。だが貧しい家庭という境遇に負けないたくましさとチャレンジ精神を持ち、ヨーロッパの音楽学校へ行くために路上で歌を歌い、そこで得た金で[[ルーマニア]]まで行ってしまったり<ref>第4シーズン第3話「五つ子サーカス亡命騒動」</ref>等常人には不可能な大胆な行動を取る。、「金のためなら何でもする小学生」として看板番組「KRAZY KENNY!」を持つに至ったこともある<ref>第4シーズン第15話「強制ダイエット合宿」</ref>。サウスパークで起こる事件に巻き込まれたり、時には脈絡無く強引に死亡してしまう。ただしその次の回には何事も無かったかのように再登場する。ケニーが死んだ際は「なんてこった!ケニーが殺されちゃった!(スタン)」(Oh my God! They killed Kenny!)「この人でなしー!(カイル)」(You bastard!)と叫ばれるのがお決まり。第一話からほぼ毎回死んでいたが、第5シーズンの最後の方から第6シーズン中はずっと死んでしまっており、逆に第7シーズンでの再登場時からあまり死ななくなった。また、第4シーズン第6話でケニーの復活の原因が判明。生き返るのではなく、死ぬたびに親がまた産んだ子に「ケニー」と名づけているようだ。母親の「もう52回目よ」というセリフがある。霊になってカートマンに乗り移ったこともある。誕生日は3月22日。口癖は「オッケー!」一人称は僕。貧しいキャラという設定だが最近では[[プレイステーション・ポータブル]]を買う姿も。
: 本名はケネス・マコーミック。オレンジのパーカーのフードのせいで、目以外の部分が覆い隠されており、声がくぐもって非常に聞き取りにくいが、実はかなり下品な言葉を口にしている事が多く、一例として吹き替え版のオープニングでケニーは「[[おまんこ]]大好き[[おっぱい]]大好き」と言っているとするのが通説。なお、英語版のオープニングでは、シーズンにより幾つかの種類があり、第一シーズン、及び第二シーズンでは"I like girls with big fat tittys, I like girls with deep vaginas"、日本語に訳せば、「でかいオッパイと深いマンコを持ってる子が好きだよ。」となる。[[背広]]等に着替えてもフードは付けたままであるが、第5シーズン第3話と第8シーズン第7話、劇場版では素顔を見せている。ただしいずれも顔が異なっている。カートマンとは比較的仲が良く、カートマンの下品な下ネタジョークには大笑いすることがよくある。サウスパークで一番の貧乏家庭に育ち、家はスラム街にある。(家はケニーの父とカイルの父が子供時代2年かけて作った秘密基地である)貧乏な理由は父親が酒びたりで働いていないことと、マコーミック一家が散財をしているため。だが貧しい家庭という境遇に負けないたくましさとチャレンジ精神を持ち、ヨーロッパの音楽学校へ行くために路上で歌を歌い、そこで得た金で[[ルーマニア]]まで行ってしまったり<ref>第4シーズン第3話「五つ子サーカス亡命騒動」</ref>等常人には不可能な大胆な行動を取る。、「金のためなら何でもする小学生」として看板番組「KRAZY KENNY!」を持つに至ったこともある<ref>第4シーズン第15話「強制ダイエット合宿」</ref>。サウスパークで起こる事件に巻き込まれたり、時には脈絡無く強引に死亡してしまう。ただしその次の回には何事も無かったかのように再登場する。ケニーが死んだ際は「なんてこった!ケニーが殺されちゃった!(スタン)」(Oh my God! They killed Kenny!)「この人でなしー!(カイル)」(You bastard!)と叫ばれるのがお決まり。第一話からほぼ毎回死んでいたが、第5シーズンの最後の方から第6シーズン中はずっと死んでしまっており、逆に第7シーズンでの再登場時からあまり死ななくなった。また、第4シーズン第6話でケニーの復活の原因が判明。生き返るのではなく、死ぬたびに親がまた産んだ子に「ケニー」と名づけているようだ。母親の「もう52回目よ」というセリフがある。カートマンが第六シーズンに死んでいたケニーの遺灰を飲んで、霊になってカートマンに乗り移ったこともある。誕生日は3月22日。口癖は「オッケー!」一人称は僕。貧しいキャラという設定だが最近では[[プレイステーション・ポータブル]]を買う姿も。



=== 小学校の同級生達 ===
=== 小学校の同級生達 ===

2007年11月21日 (水) 09:47時点における版

サウスパーク (South Park) は、1997年8月からアメリカのコメディ中心のケーブルテレビチャンネル、コメディ・セントラルで放送されている大人向け(R指定)の切り絵風アニメ。過激で社会風刺的な内容が放映開始当初から話題を呼び、スポーツ番組を除くケーブルテレビ史上最高視聴率を記録するなど、社会的現象ともいえるような大ブームを巻き起こした。日本では第7シーズンまでWOWOWで放送済み。AXN(SKY PerfecTV!CATVなど)でも放送されている事がある。破滅的で反社会的な表現が多様され、制作期間の短さからリアルタイムな時事的要素を取り入れている事も多い。1999年に映画化され、2005年2007年にエミー賞アニメ部門作品賞を受賞した。

タイトルは、コロラド州に実在する地名(South Park)にちなむ。


原作者

作者は、トレイ・パーカーマット・ストーンの2人。2人はコロラド大学の同級生で、在学時から映画などの映像製作で意気投合してコンビを組んでいた。脚本はもちろん、主人公の4人(カートマン、スタン、カイル、ケニー)をはじめ、かなりの登場人物の声も2人で分け合って担当している他、音楽までも手掛けている。

キャラクター

()内は吹き替え版の出演声優


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


主役の四人組

スタン・マーシュ( Stanley "Stan" Marsh )(結城比呂
本名はスタンリー・マーシュ。作者によれば「すべてにおいて平均的アメリカ家庭の子供」という設定で作られたキャラクターである。主人公4人の中では比較的冷静で現実的。常に赤いポンポン付きの帽子を被っている。当初は好きな女の子の前では緊張と興奮から吐いてしまう体質の持ち主であったが、後に克服している。しばしば聖書の言葉と混同してスタートレックの名言を引用する事がある。瞳の色はブルー、誕生日は10月19日。一人称は俺。たまに僕。スパーキーという名のゲイの犬を飼っている。
カイル・ブロフロフスキー ( Kyle Broflovski )(山口勝平
ユダヤ系の家庭の子供。そのため周囲との文化の違いが見られる部分も多く、ユダヤに関する話題が出た話ではたいてい振り回される役柄。ユダヤ系である事をからかうカートマンとは犬猿の仲であり、頻繁に罵り合っている。緑の帽子を常に被っている。成績優秀で普段は穏やかな性格だが、興奮しやすく暴走行為に走る事もしばしば。特にテレンス&フィリップやMr.ハンキーの事になると誰よりも熱を上げる。序盤は弟のアイクを蹴り飛ばして遊ぶ事もあったが、基本的には可愛がっている。家は裕福で、象をペットとして購入した事もある。歌うシーンは多いが、リズム感が悪く曲に合わせてのダンスは苦手。これは、ユダヤ人はリズム感が悪いという米俗説による設定である。第4シーズンの第7話「腎臓移植で鼻から牛乳」で糖尿病である事が判明、重度の腎臓疾患を発症したが、カートマンからほぼ強引に摘出した腎臓を使った移植手術で一命を取り留める。誕生日は5月26日で、血液型はAB型。一人称は僕。たまに俺。
エリック・カートマン ( Eric Theodore Cartman ) (LiLiCo
本名はエリック・セオドア・カートマン。非常に食いしん坊で紛れもなく肥満体型であるが、母の嘘のせいで自分を骨太なだけだと思い込んでいた。しかし後にその言は母自身によって撤回されている[1]。自己中心的で傲慢、優しさや良心などというものが全くない鬼畜でありほとんどの同級生から嫌われている。そのため馬鹿にされることが多々あるが、自身を馬鹿にするものには徹底的に復讐をするため周りから一目置かれている[2]ヒトラーを敬愛し、嫌いなものはユダヤ人、民主主義ヒッピー、貧乏人。というよりひどい差別主義者なのであらゆる被差別階級は全て馬鹿にする。普段のからかい相手は主にカイルで、カイルに屈辱を与える為ならいかなる努力も惜しまない。しかし、からかう相手が居なくなることを恐れてか、あるいは彼自身のゲイっぽさからか過去2度ほどカイルの命を救っている[3]。ママはサウスパークの成人男性ほとんどと関係をもつ「ビッチ(bitchあばずれ女の意)」であり、彼自身よく口にする「サノバビッチ(son of a bitch、直訳で「売女の息子」)」を地で行く。なお、ママは第2シーズンで男性器のみが機能している両性具有者と判明、その為カートマンのママは実際は「パパ」である。本当の母親は不明。普段はおくびにも出さないが、片親しかいない自分の家庭環境に密かに悩みを抱えており、たまに情緒不安定になって自宅の裏庭や地下室で妙な行動をとることがある。マザコンであり、母を馬鹿にされると激昂する場面も見られる。金儲け等の自分の得になる話に関しては鋭く、しばしば類まれなカリスマ性とリーダーシップを発揮し、仲間や大人達を扇動することがある。第6シーズンの第16話では将来自分で設立した会社のCEOになる可能性があることが分かる。猫のキティとミニ豚のフラッフィーを飼っている。誕生日は7月1日で、血液型はAB型。相手を茶化す時に「はははははーはーにゃにゃにゃにゃにゃーにゃ」というフレーズをその時々に歌詞を付けて歌う事があり、また自分に何かしらの不利なことがあると「無ー視、無ー視、お疲れ様でしたー」(Screw you guys, I'm going home!)といって立ち去る。一人称はおいら。たまに俺。最近のエピソードは彼が主人公または格になる話が多く、四人中でもかなり目立っている。
ケニー・マコーミック( Kenneth "Kenny" McCormick )(小形満
本名はケネス・マコーミック。オレンジのパーカーのフードのせいで、目以外の部分が覆い隠されており、声がくぐもって非常に聞き取りにくいが、実はかなり下品な言葉を口にしている事が多く、一例として吹き替え版のオープニングでケニーは「おまんこ大好きおっぱい大好き」と言っているとするのが通説。なお、英語版のオープニングでは、シーズンにより幾つかの種類があり、第一シーズン、及び第二シーズンでは"I like girls with big fat tittys, I like girls with deep vaginas"、日本語に訳せば、「でかいオッパイと深いマンコを持ってる子が好きだよ。」となる。背広等に着替えてもフードは付けたままであるが、第5シーズン第3話と第8シーズン第7話、劇場版では素顔を見せている。ただしいずれも顔が異なっている。カートマンとは比較的仲が良く、カートマンの下品な下ネタジョークには大笑いすることがよくある。サウスパークで一番の貧乏家庭に育ち、家はスラム街にある。(家はケニーの父とカイルの父が子供時代2年かけて作った秘密基地である)貧乏な理由は父親が酒びたりで働いていないことと、マコーミック一家が散財をしているため。だが貧しい家庭という境遇に負けないたくましさとチャレンジ精神を持ち、ヨーロッパの音楽学校へ行くために路上で歌を歌い、そこで得た金でルーマニアまで行ってしまったり[4]等常人には不可能な大胆な行動を取る。、「金のためなら何でもする小学生」として看板番組「KRAZY KENNY!」を持つに至ったこともある[5]。サウスパークで起こる事件に巻き込まれたり、時には脈絡無く強引に死亡してしまう。ただしその次の回には何事も無かったかのように再登場する。ケニーが死んだ際は「なんてこった!ケニーが殺されちゃった!(スタン)」(Oh my God! They killed Kenny!)「この人でなしー!(カイル)」(You bastard!)と叫ばれるのがお決まり。第一話からほぼ毎回死んでいたが、第5シーズンの最後の方から第6シーズン中はずっと死んでしまっており、逆に第7シーズンでの再登場時からあまり死ななくなった。また、第4シーズン第6話でケニーの復活の原因が判明。生き返るのではなく、死ぬたびに親がまた産んだ子に「ケニー」と名づけているようだ。母親の「もう52回目よ」というセリフがある。カートマンが第六シーズンに死んでいたケニーの遺灰を飲んで、霊になってカートマンに乗り移ったこともある。誕生日は3月22日。口癖は「オッケー!」一人称は僕。貧しいキャラという設定だが最近ではプレイステーション・ポータブルを買う姿も。

小学校の同級生達

バターズ・ストッチ( Leopold "Butters" Stotch ) (すずき紀子
本名はレオポルド・ストッチ。スタンらの同級生。途方もない天然ボケ。ケニーが1シーズンまるまる死んでいた際、代役として登場。ケニーが復活した後でも、影が薄くなったケニーの代わりにいじられまくっている。初期は非常に目立たないキャラだったが第五シーズンあたりから主人公四人と同じくらいの存在となる。いわゆる「トロい」奴で、やることなすことが地味なので常に見下され、いじめられている。しかし、本人はいじめられていることすら、あまり気づいていない(ただしカートマンを“意地悪な奴”とは理解している)。親が非常に厳しく、頻繁に「外出禁止」を命じられている。第6シーズンでは、ケニーの代役を外された怒りで「プロフェッサー・カオス」に変身して世界を混沌に導こうとする。以後、何度かプロフェッサー・カオスとして悪事を試みるが、「行おうとした悪事を、先に『ザ・シンプソンズ』が行っている(と指摘され未遂に終わる)」、「悪事をしようとした際に、本物の手裏剣を投げられ目に刺される」など、加害者になろうとしたが被害者になっている事が多い。タップダンスが非常に得意だが、タップダンスのコンテストで靴が足から外れてしまい、ステージにあった器物を落下させて8人の死者(死亡した妊婦のお腹の中の胎児と後の自殺者2名を含めると11人)を出した。そしてその後、スタンらと組んで出場したダンスの試合では、更に6人の死者を出してしまった経験がトラウマになっている。ファミリーレストランのベニガンズが大好き。誕生日は9月11日で、血液型はO型。

核兵器で滅びたイマジネーションの世界を、自信の想像力で救ったこともある。

ウェンディ・テスタバーガー( Wendy Testaburger ) (すずき紀子
スタンのガールフレンドで[6]、何度もスタンに嘔吐されているが献身的に接している。普段はとっても良い子で、過度の平和主義者。自己顕示欲が強く、自意識過剰。嫉妬深く腹黒い面もあり、スタンに近づく女には容赦しない[7]。カートマンが気になる時期があり、キスはスタンよりカートマンが先となった。(但し劇場版ラストでスタンとキスをするシーンがあり、前後の時間関係は不明)また第7シーズンでウェンディの側からスタンに一方的に別れを告げた後、交際関係は終了し修復には至っていない。また同話にてトークンとの交際が開始するが、その後の進展は不明。
ティミー( Timmy ) (田口トモロヲ
注意欠陥障害をもち、電気車椅子に乗っている少年で、スタンらのクラスメート。(一応、短距離であれば歩ける)「ティミー!」と叫ぶ以外は言語不明瞭だが、なぜか人気者。一回だけ、ロックバンドのヴォーカルを務めたこともある。日本版オープニングテーマでは、ケニーが死亡していた間、彼の担当していたパートを歌う(が、「ティミー」以外は意味不明)。同じ障害児のジミーに障害児人気を取られそうになり、大喧嘩(ガチンコファイト)したことも。
ジミー・ヴァルマー( James "Jimmy" Vulmer ) (山口勝平
本名はジェームズ・ヴァルマー(初期の姓はスワンソン)。筋ジストロフィーのため、両手に杖を持ち歩くのと、どもりが特徴。人気者で、スタンドアップコメディが得意。口癖は、ジョークの後に「実にいいお客さんだ」。
トゥイーク・トゥイーク( Tweek Tweak ) (小形満
コーヒー屋の息子なのが災いして、重度のカフェイン中毒。中毒症状でいつも細かく震えている。服のボタンもかけ間違ってる。第6シーズンではバターズがケニーの代役を外された後、オーディションで後釜として入っていた(スタンとカイルからは気に入られていた)。母親はあくまで「注意欠陥多動性障害」(ADHD)と言い張る。父親はコーヒーに惚れ込んでおり、よくコップを片手にコーヒーについて語りだす。緊張がピークに達すると、髪を引っ張る癖をもつ。口癖は「ア”ー!!」「コーヒー飲みたい」(I need coffee!)「こんなプレッシャー耐えられないっ」(Too much pressure!)。
クレイグ( Craig ) (山口勝平
青い帽子と青い服の男の子。問題児で、マッケイ先生のカウンセリングルームの常連。すぐに中指を立ててしまう、困った癖を持つ(家族も同様に中指を立てる癖がある)。レッドレーサーというテレビ番組の熱心なファンらしい。クラスメイトであるクライドやトークンと仲が良く、時にジミーやトゥイーク等を含み4人のグループになって、しばしばスタン達と対立する関係にある。
クライド・ドノバン( Clyde Donovan ) (山口勝平
マイペースで、少し泣き虫な少年。クラスでは、カートマンの次にデブらしい。第11シーズンではシラミに悩まされたことも。父親は地質学者らしい。
トークン・ブラック( Token Black ) (乃村健次
喧嘩が強く、歌がうまい黒人の少年。両親は弁護士、家は年収20万ドルを下らないサウスパーク屈指の大金持ちで、それを同級生にからかわれる事を真剣に悩んでいたこともあった。名前の由来は、米語の"Token Black"。すなわち、白人主体のテレビドラマ等において、「黒人が登場しないのは不自然である」等人種団体からの批判をかわすために端役で登場する黒人のこと。本作におけるトークンの役割も"Token Black"を脱構築、パロディ化したものである。
ピップ・ピリップ( Philip "Pip" Pirrip ) (小形満
本名はフィリップ・ピリップ。ハンチングと蝶ネクタイが印象的な、コックニーのイギリス人少年。野球場で定番のホットドッグコーラを注文せず、紅茶とスコーンを注文しようとして顰蹙を買ったことも。そのコックニー訛りと極端なイギリス指向のためかよくいじめられるが、ドッヂボールでは中国代表選手を相手に一人で活躍した。カートマンは彼を「フランス人」と呼ぶが、カートマンにはフランス人とイングランド人の区別がついていないようである(これは、アメリカの田舎者にとって、英仏ともに「気取った国」という印象において同一だからとされる)。英仏の微妙な関係を反映したキャラクターでもあり、「フランス人」と煽られると逆上する。両親は死去している。
ベーベ・スティーブンス( Barbara "Bebe" Stevens ) (すずき紀子
本名はバーバラ・スティーブンス。ウェンディの友達の女の子。他の女子よりも体の成長が早く、男子に人気になったことがある(しかし女子には嫌われた)。最初はカイルのことが好きだったが、後にクライドに乗り換えた。

小学校の先生達

ギャリソン先生( Mr. Herbert Garrison/Mrs. Janet Garrison ) (田口トモロヲ
サウスパーク小学校の教師。カートマン以上の差別主義者。芸能界の疑惑に関する話題を生徒に話すことが多く、まともな授業は行わない。性同一性障害であり、そのせいで一時失職し、幼稚園クラスの教師になるが、チョクソンディック先生の死後に復職。子供の頃に父親から性的いたずらをされなかった事が原因で、「自分は父から愛されていなかった」という思い込みを抱いている。第9シーズン第1話Mr. Garrison's Fancy New Vaginaで、性転換手術を受けミセス・ギャリソンと名乗りはじめる(独身ではあるが)。第11シーズンでレズビアンになる。左利き。
シェフ( Jerome "Chef" McElroy ) (KORN
学校の食堂で働いている。本名はジェローム・マッケロイ。サウスパークでは数少ない常識ある大人であり、相談を持ち掛けられる事も多い。しかしそのアドバイスは、子供には少々分かりづらいアダルティーなものである事が多い。歌が得意だが、歌詞が卑猥なため、子供に意味が通じる事は少なく、ピー音連発のため視聴者に通じることも少ない。また校長からは難色を示されている。並外れた女好きで、関係を持った女性は多数。第10シーズン第1話The Return Of Chefで、スーパーアドベンチャークラブに入会してしまい、成人女性よりも子供を愛するようになってしまう。更に、アクシデントによって谷底に落ち、クマやジャガーなどに襲われ命を落とす。その後、改造手術によって復活するが、ダース・ヴェイダーまがいの機械の鎧を身に付けた姿となってしまう。このThe Return Of Chefに関しては、背景に英語版のシェフの声優をしていたアイザック・ヘイズが信仰していた米国ではカルトと定義されているサイエントロジーという団体を巡っての、アイザック・ヘイズと制作者側との意見の対立があった。制作者側は彼が信仰しているサイエントロジーをしばしば侮辱的にアニメの中で扱ったため、彼はサウスパークの声優を辞する事を決意した。
マッケイ( Mr. Mackey ) (松尾貴史
カウンセラー。指導室で生徒達のカウンセリングにあたる他、授業でドラッグやアルコール、喫煙の害を説く。しかし一方で、ドラッグにはまってしまったこともある。ものすごくねちっこく嫌味な話し方をするため生徒から(視聴者からも)嫌われてる。チョクソンディック先生と恋愛関係になる。初体験から二度目の経験まで19年間女性関係がなかったため子供達にまともな性教育ができなかった。語尾に必ず「んけ~い」とつける。異常に頭がでかい。頭がでかいのはネクタイの締めすぎのため。カートマンのママとSMプレイをしたことがあり、ビデオに録画されていた。
チョクソンディック先生( Ms. Diane Choksondik ) (乃村健次
第4シーズンから登場する担任。女性教師だがオールドミスで斜視でブサイクで地面につくほどの垂れ乳の持ち主。その垂れ乳は子猫に大人気である。学生時代アメフト部のキャプテンと3日間だけ付き合ったことがあるが、実は相手から見れば罰ゲームとして付き合っているだけだった。そのため異性やセックスに対して強い嫌悪感を持っていたが、紆余曲折を経てマッケイ先生と付き合うようになる。第6シーズンにレイプされたあげく惨殺されるが、生徒たちはそれを喜んだ。
スレイブ君( Mr. Slave ) (乃村健次)
第6シーズンで復職したギャリソン先生が連れてきたゲイのパートナーで担任補佐。初回はギャリソン先生がゲイを理由に解雇されることで多額の賠償金をせしめようとする作戦のために連れてきたがその後は担任補佐として学校で働いていた。生まれついての変態である(本人談)。ギャリソン先生との行為によって体内には様々な動物の死骸がある(ツバメ・魚・カエル・ネズミ)。第8シーズンではパリス・ヒルトンとの真の変態決定戦において彼女を自らの体内に押し込んだ。第9シーズンでギャリソン先生が性転換したことにショックを受け別居、その後ビック・ゲイ・アルと結婚する。

ちなみにスレイブとは奴隷という意味である。(肉奴隷である彼にふさわしい)

クラブツリーさん( Mrs. Veronica Crabtree ) (すずき紀子
 サウスパーク小学校の送迎バスの運転手で自他共に認めるビッチ。生徒を拾う際には「早く乗って!」と恫喝する。しかし、あくまで強制ではないため拒否するとすぐに発進してしまう。車内の騒音に厳しく生徒が騒ぐと常に怒鳴る(シェフなど引率の先生に対しても同様)。それでも騒ぎが収まらないときは座席に収容してあるウサギを使って(ウサギに拳銃を突きつけて)黙らせる。ただしこの行為は彼女本人の意志ではなくバス運転手マニュアルに乗っ取って行っていることである。生徒の夢の中で芸人として活動していた。第8シーズン途中で出番の少なさを理由に連続殺人犯に惨殺された。

子供たちの家族

ランディ・マーシュ
スタンの父。地質学者であり、若い頃は人気アイドルだった。スタンの身近な大人の男性として良い見本にも悪い見本にもなっている。初期シリーズより新シリーズの方が目立っている。
シャロン・マーシュ
スタンの母。ランディが時折とる奔放な行動に頭を悩ませることもあるが、シャロンがおかしくなることもある。
シェリー・マーシュ
歯を矯正中のスタンの姉。恐ろしく凶暴的でスタンに八つ当たりする。しかし両親はそれに気づいていない。
お爺ちゃん
スタンの祖父でランディの父。車椅子生活だが性欲は健在。
ジェラルド・ブロフロフスキー
カイルの父。弁護士。子供の頃からイルカに憧れており、手術でイルカ人間になったこともある。
シーラ・ブロフロフスキー
カイルの母。母親達の中では特に教育に熱心で、躾に厳しい。活動家となることも多い。映画ではアメリカの攻撃長官に上り詰め、カナダを諸悪の根源として戦争を煽った。
アイク・モイシャ・ブロフロスキー 
カイルの弟。カナダ人の赤ん坊で、ブロフロフスキー家の養子。蹴っ飛ばされたり、窓ガラスを突き抜けたり、テーブルの柱にされても無傷だった。一度、カナダから実の両親が来て取り戻されたが、カイルが迎えに行ってサウスパークへ帰った。飛び級して幼稚園に通っている。
リアーン・カートマン
カートマンの母。息子を「エリックちゃん」と呼び甘やかす。基本的に緩い考え方の持ち主で、息子の我侭にもよく従っている。男好きで、家に連れ込んだり自分の身体を利用することもしばしば。
スチュワート・マコーミック
ケニーの父。酒びたりで無職。
マコーミック夫人
ケニーの母。彼女が働いて収入を得てる。口元に謎の汚れがある。
ケビン・マコーミック
ケニーの兄。登場することは滅多にない。
クリス(スティーブン)・ストッチ
バターズの父。バイキュリアスであり、ハッテン場に通うこともあった。
リンダ・ストッチ
バターズの母。主人の性癖を知って精神を病み、バターズを殺して自分も自殺しようとしたことも。

その他の登場キャラクター

ジンボ・カーン( Jimbo Kern ) (小形満)
スタンの叔父で銃火器店を経営している。狩猟が趣味で、動物を見ると何かと理由をつけて射殺する虐待マニア。良くサウスパークで起こる騒動に関して、賭け事をしている。地元のケーブルテレビで狩猟番組を持っていたが、メキシコニラミガエルのヤラセ疑惑(第2シーズン第6話)で番組が打ち切りになる。ベトナム帰還兵で、ゲリラ戦の天才らしい(第3シーズン第13話参照)。実はゲイ(?)らしい(第5シーズン第2話)。ネッドとのコンビはサウスパークのアホな大人の代表格。
ネッド・ガブランスキー( Ned Gerblansky ) (?)
ジンボの親友。彼同様に狩猟が趣味で、動物虐待マニア。ベトナム帰還兵で、戦いの中で右腕を失くし、タバコの吸い過ぎによる咽頭ガンにより声帯を失い、棒読み口調のボイスボックスで会話をしている(ゲップでも会話が何とか成立させられるが、電話では通用しなかった)。
マクダニエルズ市長( Mayor McDaniels ) (すずき紀子
サウスパークの市長。女性。常に体面を繕うことだけを考えている。目立ちたがり屋で極端なマスコミ好き、マスコミに露出する事を好む。無茶で派手なイベントを計画して、マスコミに登場しようとするが、大概は惨憺たる結果に終わる。バーブラディ巡査と怪しい関係にある。
バーブラディ巡査( Officer Barbrady ) (乃村健次
サウスパークの治安を守る唯一の警官(初期シリーズで何回か「保安官」と吹き替えている回もあるが、格好から考えると「警官」が正しいと思われる)。だが実は読み書きが出来ず、スタンたちと同じクラスで再教育を受けされられる。頭が相当弱いが、彼がどうして警官に採用されたのかは不明である。警官としての行為もかなり無茶苦茶である。市長と怪しい関係にある。
イエス・キリスト( Jesus ) (リリー・フランキー・第3シーズン~中田雅之
かの有名なイエス・キリストご本人様。どのようなわけかサウスパークの住人。ケーブルテレビ「South Park Public Access」で「イエスと仲間たち」という人生相談番組に出演している。この作品では、奇跡を起こせる訳でもなくほぼ全くの無力であるが、空を飛んだり(第5シーズン第4話のラストを参照)、生き返ったりする[8]リリー・フランキー氏本人のアドリブなのか台本通りなのかは別だが、発言が時々過激になる(「おう頼むよ、体重で決め付けんなよ!」「お前らユダか、裏切り者!」等)。イスラム教テロリストを相手に、卓越した戦闘技術を披露した事もある。
Mr.ハンキー( Mr. Hankey ) (松尾貴史
あらゆる宗教・人種を越えた、クリスマスの妖精である大便。しかし、それは表面上だけで、家の中では夫婦喧嘩が絶えない。映画祭を追い出す為に、魔法を使ってサウスパークを大便まみれにした事もある。妻子持ち。モチーフはミッキーマウスである。
タオリー( Towelie ) (小形満
水に関係することを言うと現れるタオル状の怪生物。科学の粋を結集して作られた。ウザいと思われている。重度のマリファナ中毒でいつもキメたがっている。マリファナをキメながら書いた自叙伝「A Million Little Fibers」は大ベストセラーになった。口癖は「タオル忘れちゃだめよ~」(Don't forget your towel!)、「キメたくなぁい?」(Do you wanna get high?)。この「Do you wanna get high?」というセリフは、アメリカのティーンエイジャーが使う一種の隠語であり、マリファナを吸わないか、という誘い文句。
マキシ神父( Priest Maxi ) (乃村健次
サウスパークにあるカトリック教会の神父。祈りの聖句をNFLデンバー・ブロンコズの応援に変えてしまったり、懺悔室の中で女性と性行為に及ぶ罰当たり。更に、イエス・キリストに「こいつ、テレビの相談番組に出てる奴じゃないのか!?」とか「奴をブチのめすんだろ、キリストさん!」と暴言を吐いたりする。ただ、幼児性愛に対しては徹底的に否定しており、バチカン市国にまで乗り込んだ事もある(第6シーズン第8話参照)。昔はゲイであった。
ドクター医師( Dr. Doctor ) (乃村健次
 サウスパークにある「HELLS PASS HOSPITAL」(直訳すると地獄行き病院)の常勤医師。元ネタは「ER緊急救命室」のダグラス・ロス。ダグラス役のジョージ・クルーニーは劇場版ではドクター医師を演じた。(それに際して日本語吹き替えはダグラス担当の小山力也が吹き替えた。TV版の吹き替えは乃村健次)元ネタのダグラスが小児科担当からかスタン達を担当するのは決まって彼である。医師としては怪しい部分が多く手術前に自分に対してモルヒネを大量投与したり一般人に執刀させたり子供に執刀補助をさせたりする。一度例外はあったが基本的にスタン達は入院すると一般病棟ではなくICUで治療を受けている。
サンタクロース( Santa ) (乃村健次
サンタクロース本人。いつもは北極に住み、良い子悪い子リストを作る日々だが、クリスマスシーズンになるとサウスパークのショッピングモールに来たりする。イエス・キリストとは、クリスマスの解釈の違いによって乱闘になるが、その後に和解。以後、良好な関係を保っている。しかし、世の中にキリストを讃えた歌よりも、サンタを讃える歌の方が少ない件に関しては嫉妬している。ミスター・ハンキーとも親交が深い。
テレンス&フィリップ( Terrance and Phillip ) (山本泰輔山崎たくみ
カナダ人お笑いコンビ。「アンクルファッカー」という歌詞の入った歌を歌う。オナラネタを好み、品性はあまりいいとはいえない。Mrハンキーと並んで、臭いものに蓋をする体制を皮肉る存在。一度、コンビ解散の危機に陥ったことがある。

注釈


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


  1. ^ 第4シーズン13話『強制ダイエット合宿』
  2. ^ 第5シーズンの第1話「カートマン・レクターの鬼畜晩餐会」など
  3. ^ 第10シーズンの第2話及び第11シーズン11話
  4. ^ 第4シーズン第3話「五つ子サーカス亡命騒動」
  5. ^ 第4シーズン第15話「強制ダイエット合宿」
  6. ^ 第7シーズンで一方的に別れを告げている。
  7. ^ エレン先生(ギャリソン先生の代わりに赴任、美人だがレズビアンで、生徒の注目を集めていた)の元にイラク兵士を送り込んで、殺したこともある。
  8. ^ 手品を得意とするが、2000年前の技術であるため現在の手品師には通用しない。サンタの怪我を治したこともあった。第6シーズン第17話Red Sleigh Downイラク人に射殺されたが、第11シーズン第5話にて5年ぶりに復活。ユダヤ人のカイルに殺してもらい、またもや復活する

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


映画版

1999年にR-15指定で全米公開。日本公開は2000年8月。詳細はサウスパーク/無修正映画版を参照。

日本での放送

日本では1999年からWOWOWが放映権を取得し吹き替え版を放送してきたが、2004年夏放送の第7シーズンを最後に放送は中断している。現在も継続か打ち切りかの公式な発表はされておらず、WOWOWによる吹き替え版を楽しみにしているファンをやきもきさせている。

放映リスト

第1シーズン

  1. 「カートマン、お尻から火炎フン射(Cartman Gets Anal Probe)」<1997年8月13日放送>
  2. 「ケニー、火山噴火で爆死(Volcano)」<1997年8月20日放送>
  3. 「カートマン、ダイエットで体重激増(Weight Gain 4000)」<1997年8月27日放送>
  4. 「愛犬スパーキーのおホモだち(Big Gay Al's Big Gay Boat Ride)」<1997年9月3日放送>
  5. 「カイルの象、豚とメイク・ラブ(An Elephant Makes Love to a Pig)」<1997年9月10日放送>
  6. 「スタンのおじいちゃん、ポックリ大作戦(Death)」<1997年9月17日放送>
  7. 「ケツ膜炎ゾンビ計画(Pink Eye)」<1997年10月29日放送>
  8. 「大食いカートマンと腹ぺこマーヴィン(Starvin' Marvin)」<1997年11月19日放送>
  9. 「おしゃべりウンチのMr.ハンキー(Mr. Hankey, the Christmas Poo)」<1997年12月17日放送>
  10. 「ダミアンのいんちきパパ(Damien)」<1998年2月4日放送>
  11. 「ウエンディ、レズに嫉妬(Tom's Rhinoplasty)」<1998年2月11日放送>
  12. 「メカ・ストライサンドの大迷惑(Mecha-Streisand)」<1998年2月18日放送>
  13. 「ママはヤリたガール(勃発!編)(Cartman's Mom Is a Dirty Slut)」<1998年2月25日放送>

第2シーズン

  1. 「テレンス&フィリップ緊急特番」
  2. 「ママはヤリたガール(解決!編)」
  3. 「めんどりレイプ魔トリ物帖」
  4. 「アイクはめちゃムケ?」
  5. 「世界へヒップ・ステップ・ジャンプ」
  6. 「ニラミ・ガエルをニラミ・カエセ」
  7. 「バスもババアのフォーリング」
  8. 「花火禁止でスネスネスネーク」
  9. 「喰えっ!喰えっ!クソッ!チョコボール」
  10. 「サウスパーク水ぼうそう族」
  11. 「プらりったリウム狂騒曲」
  12. 「クラブラブハウス建設チュー」
  13. 「牛に馬乗りでウッシッシ」
  14. 「シェフ救済ライブ」
  15. 「殺人金魚の事件簿」
  16. 「聖なる夜の脱獄犯」
  17. 「パンツの精とノーパンキッズ」
  18. 「氷の爆笑」

ハプニング

番組内容の過激さもあり、日本では放送されなかった回もある。WOWOWでは、クリストファー・リーヴネタにした回を放送する次回予告を流したが、氏が急逝したため、翌週は過去の再放送となった。

日本で欠番になったタイトルは、

第7シーズンまでは、日本語吹き替え版がCSにて放送済みである。 本国では第8シーズン(14作)、第9シーズン(14作)、第10シーズン(14作)が既に放映されており、2007年3月から第11シーズンが始まっている。この日本未放送分のいくつかについても、欠番となる可能性があるであろう。

すべて放送されていれば放送100回を迎える記念の回では、ラストで放送100回を祝う内容が入ったために、途中放送されなかったエピソードがあったことがわかる。(また日本独自の内容で放送をとばしたことをカイルがつっこんでいる)

シェフの声優であるソウル・シンガーのアイザック・ヘイズが、第9シーズン第12話 Trapped in the Closetにて、自らが信仰しているサイエントロジーが批判されたことを理由に降板した。そのためシェフ最後のエピソードである第10シーズン第1話The Return Of Chefでは過去のシェフのセリフを編集して喋らせている。

トリビア

  • 画用紙を切り貼りしたような画風だが、現在はデジタル制作しているため3日ほどでストーリーは完成する。そのため時事のできごとなどをすぐに取り入れることができる。
  • ふたりはコロラド州の白人だらけの田舎町で育ったのでサウスパークという町が誕生した。
  • トレイ・パーカーは主人公のスタンを、マット・ストーンはカイルが自分の分身といっている。
  • トレイが担当する声:スタン、スタンの父、祖父、カートマン、ギャリソン先生、ミスターハンキー、神様、サンタクロース、ティミー、ジミー、クライド、クレイグ、ネッド、フィリップ、サタン、ブライアン・ボイタノ(スケート選手)、バーブレーディー警察官+その他大勢
  • マットが担当する声:カイル、カイルの父、ケニーとケニーの父、バターズ、ジンボ、ジーザス、ビッグゲイ・アル、サダム・フセイン、ピップ、トウィーク+その他大勢
  • トレイ・パーカーの両親の名前はランディとシャロン(スタンの両親と同じ)
  • マット・ストーンの両親の名前はジェラルドとシーラ(カイルの両親と同じ)

サウスパークの歴史

1992年:トレイパーカーとマットストーンが後にサウスパークの原型となるアニメ短編「クリスマスの精神」(Spirit of Christmas)を制作する。この作品にはスタン、カイル、カートマン、ケニーとおぼしき子供達が登場している。

1997年:前者を原作としたテレビシリーズ「サウスパーク」が、米ケーブルTVのコメディ専門チャンネルコメディセントラル(Comedy Central)で放送開始される。たちまち同チャンネル一番の人気プログラムとなる。

1999年:サウスパークでほとんどの女性キャラクターの声を担当していたメアリ・ケイ・バーグマン(Mary Kay Bergman)が自殺により死去する。(享年38)彼女の死去後放送のサウスパークでは、追悼メッセージが放送された。 ちなみに彼女が死去した時サウスパークは第3シーズンを放送中だった。

日本を皮肉ったエピソード「チンポコモン」が放送される。(詳しくはチンポコモンを参照)

関連項目

外部リンク