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渡辺公徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

渡辺公徳(わたなべ こうとく)は日本財務官僚。財務省主計局主計官(防衛担当)。

来歴

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静岡県出身。東京大学法学部卒業。1994年 大蔵省入省(主税局調査課)。消費税率引き上げなどの税制改正関連法案が成立するさまを、国会に詰めながら見守っていたいたのを鮮明に覚えていると述べている[1]。留学から帰国した1998年7月 大臣官房秘書課財務官室付主任[2]アジア通貨危機の中、G7などの裏方を務めた[1]2002年7月 金融庁総務企画局総務課長補佐(金融担当副大臣秘書官)。りそな銀行への公的資金注入足利銀行への特別危機管理銀行などなどの問題が次々に発生する中で、臨場感あふれる仕事を経験することができたという[1]2006年7月 財務省主計局総務課長補佐(歳入・国債係主査)。国債の利払いや償還に必要な経費の査定や税金以外の収入の見積りが主な仕事であった[1]2008年7月 主計局総務課長補佐[3]2013年6月 金融庁総務企画局政策課政策管理官兼金融庁総務企画局政策課広報室長。2020年7月22日 主計局主計官(防衛担当)。

略歴

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脚注

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  1. ^ a b c d 渡辺公徳. “職員からのメッセージ [国家公務員という選択 渡辺 公徳]”. 財務省. 採用情報-平成19年度版 I種. 財務省. 2012年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月13日閲覧。
  2. ^ a b 『職員録 平成12年版 上巻』大蔵省印刷局、1999年11月発行、411頁
  3. ^ a b 『職員録 2009年版 上巻』国立印刷局、2008年11月発行、349頁