東本貢司
表示
東本 貢司(ひがしもと こうじ、1953年[1] - )は、大阪府出身の翻訳家、サッカーライター・コメンテーター。
プロフィール
[編集]高校2年の時、父親の仕事の関係でイギリスに渡り、サマセット州バースのパブリックスクールに入る。全盛期だったジョージ・ベスト、ボビー・チャールトン、ケビン・キーガンらのプレーを目の当たりにし、イングランドフットボールの虜になる。
国際基督教大学教養学部英文学科卒業後、広告プランナー、専門学校講師を経て、Jリーグ開幕時からサッカージャーナリストの世界に進む。雑誌「ワールドサッカーグラフィック」(ビクターエンタテインメント(当時))の編集に携わる。
1998年、スカイパーフェクTV!開局よりSKY sports(現在のJ SPORTS)でプレミアリーグ・FAカップのコメンテーターを担当。開局当初は海外サッカーを担当する実況アナウンサーや解説者が少なかったこともあり、一人で実況・解説の二役を担当したこともある。
2008年現在は翻訳家としての活動がメイン。サッカー、特にデビッド・ベッカム関連本の翻訳を数多く担当している。また、サッカー専門誌やサッカーサイトでの連載コラムや時折ゲスト出演するFoot!(J SPORTS)では、イングランドおよびスコットランドのサッカーについてコメントしている。
書籍
[編集]著書
[編集]- 「イングランド―母なる国のフットボール」(日本放送出版協会)2002年4月刊 ISBN 4140806729
- 「フットボールと英語のはなし―Saturday in the Park」(三省堂)2002年7月刊 ISBN 4385361045
訳書
[編集]- 「監督の日記」(アレックス・ファーガソン著、日本放送出版協会)1998年10月刊 ISBN 414080386X
- 「南米蹴球紀行―英国・ガーディアン紙記者が見た中南米フットボールの光と影」(勁文社)2001年3月刊 ISBN 476693668X
- 「フーリファン―傷だらけの30年」(廣済堂出版)2002年3月刊 ISBN 4331508757
- 「ベッカム すべては美しく勝つために」(デイヴィッド・ベッカム著、PHP研究所)2002年4月刊 ISBN 4569621368
- 「ぼくのパパはデイヴィッド・ベッカム―ブルックリン・ベッカムの秘密の日記」(廣済堂出版)2002年8月刊 ISBN 4331509168
- 「戦う男:ベッカム」(扶桑社)2002年10月刊 ISBN 4594037275
- 「ポッシュ&ベックス―ヴィクトリア&ベッカムの真実」(PHP研究所)2002年11月刊 ISBN 4569625061
- 「ベッカム神話―全地球的アイドルの研究」(NHK出版)2003年4月刊 ISBN 4140807857
- 「シューマッハ-F1、プライベートのすべてを語る」(PHP研究所)2003年7月刊 ISBN 4569629415
- 「ロナウド 光と影―天才プレーヤーは真に再生したか」(新紀元社)2003年8月刊 ISBN 477530187X
- 「ロイ・キーン 魂のフットボールライフ」(カンゼン)2003年11月刊 ISBN 4901782215
- 「あなたは生きているだけで意味がある」(クリストファー・リーヴ著、PHP研究所)2003年11月刊 ISBN 4569632599
- 「捨てられたベッカム―ファーガソンはなぜ愛弟子を追放したのか」(ぺんぎん書房)2004年3月 ISBN 4901978195
- 「ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く 世界的ベストセラーの知的冒険ガイド」(PHP研究所)2004年9月刊 ISBN 4569638856
- 「スティング」(PHP研究所)2004年12月刊 ISBN 4569640621
- 「「ダ・ヴィンチ・コード」イン・アメリカ――「ソロモンの鍵」解読ガイド」(白夜書房)2006年2月刊 ISBN 4861911141
- 「善と悪―犯罪心理分析の父、その凄絶なる冒険」(PHP研究所)2006年2月刊 ISBN 4569647111
- 「ガッザの涙―フットボーラーポール・ガスコイン自伝」(カンゼン)2006年5月刊 ISBN 4901782738
- 「オーウェン」(マイケル・オーウェン著、PHP研究所)2006年5月刊 ISBN 4569649130
連載コラム
[編集]脚注
[編集]- ^ “危険な勇気と苛立ちの果てに 11/06”. 超ワールドサッカー 2020年2月26日閲覧。