山内久明

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山内 久明(やまのうち ひさあき、1934年7月10日 - )は、日本英文学者東京大学名誉教授Ph.D.ケンブリッジ大学、1975年)。広島県生まれ。

略歴[編集]

学歴[編集]

職歴[編集]

活動[編集]

英国ロマン派の詩が専門だが、夏目漱石を中心とした日本近代文学に関する英文著書や大江健三郎論もある。大江とは東大駒場時代からの友人で、大江のノーベル賞受賞記念講演「あいまいな日本の私」を英訳した[1]

著書[編集]

共編著[編集]

  • 英語 2-A 放送大学 1985
  • Advanced reading skills Graham Law共編著 放送大学 1989
  • イギリスの全体像を求めて 川西進共編著 放送大学 1990
  • Reading modern fiction グレアム・ロー共編著 放送大学 1994
  • ヨーロッパ・ロマン主義を読み直す 阿部良雄,高辻知義共著 岩波セミナーブックス 1997
  • Voices from Britain グレアム・ロー編著 放送大学 1999
  • ヨーロッパの文化と社会 イギリスを中心として 木畑洋一,草光俊雄共編著 放送大学 2002
  • 近代日本における外国文学の受容 川本皓嗣共編著 放送大学 2003
  • イギリス文学 高田康成,高橋和久共著 放送大学 2003
  • 表象としての日本 西洋人の見た日本文化 柏倉康夫, 阿部齊共編著 放送大学 2004

翻訳[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 大江健三郎 『定義集』 朝日文庫 2016年刊

参考[編集]

  • 『駒場1991』