大隅大川原駅
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大隅大川原駅 | |
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駅舎(2011年1月) | |
おおすみおおかわら Ōsumi-Ōkawara | |
◄北俣 (5.1 km) (5.3 km) 北永野田► | |
所在地 | 鹿児島県曽於市財部町下財部6723 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 408.1 km(小倉起点) |
電報略号 | オカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
6人/日(降車客含まず) -2015年- |
乗降人員 -統計年度- |
14人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)11月1日[1] |
備考 | 無人駅[2] |
大隅大川原駅(おおすみおおかわらえき)は、鹿児島県曽於市財部町下財部にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
歴史
[編集]- 1931年(昭和6年)11月1日:開業、一般駅[1]。
- 1962年(昭和37年)9月20日:貨物扱い廃止、旅客駅となる[1]。
- 1979年(昭和54年)10月1日:南宮崎 - 鹿児島駅間CTC化に伴い、無人駅化[2]。荷物扱いを廃止[1]。
- 1980年(昭和55年):駅舎改築[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[1]。
- 1993年(平成5年)
- 2010年(平成22年)3月27日:新駅舎落成式[3]。
- 2020年(令和2年)10月16日:特別急行列車「36ぷらす3」が運行を開始。鹿児島中央駅から宮崎駅へ至る金曜日ルートにて、当駅が特別停車駅となる(※停車中ホームに降り立つことは可能)。
駅構造
[編集]勾配の途中にある、島式ホーム1面2線を有する地上駅。無人駅となっている[2]。
1980年(昭和55年)に建設された駅舎とトイレが使用されてきたが、老朽化に伴い地元の市の負担で建て替えが行われ、2010年(平成22年)3月27日に落成式が行われた[3]。新駅舎は約24平方メートルあり、地元産の杉を使用している。愛称は「悠久の駅舎」としている。落成式に際しては、地元住民約90人が都城駅からの記念乗車を行った。また住民約400人が集まって式典を行い、財部北小学校の児童による薩摩地方の楽器「ゴッタン」の演奏、末吉鬼神太鼓の公演などが行われた[3]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■日豊本線 | 下り | 隼人・鹿児島・鹿児島中央方面[6] |
2 | 上り | 都城・南宮崎・宮崎方面[6] |
利用状況
[編集]- 2015年度の1日平均乗車人員は6人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2007 | 16 | 35 |
2008 | 17 | 36 |
2009 | 13 | 29 |
2010 | 11 | 25 |
2011 | 11 | 23 |
2012 | 9 | 20 |
2013 | 7 | 16 |
2014 | 8 | 19 |
2015 | 6 | 14 |
駅周辺
[編集]険しい山々が連なる。日豊本線の最高地点が当駅と次の北永野田駅との間にある。駅がある地区は財部北地区と呼ばれ、2010年(平成22年)時点で人口は約950人、高齢化率60%超となっている[3]。
- 大川原郵便局
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、761頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c “「通報」●日豊本線青井岳駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1979年9月27日)
- ^ a b c d e “新駅舎よろしくね ゴッタン、太鼓にぎやかに” 南日本新聞 (南日本新聞社): (2010年4月4日 朝刊)
- ^ a b “西都城 - 大隅大川原 国分 - 鹿児島間 44日ぶり開通 JR九州”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年9月21日)
- ^ “9日日豊線が64日ぶり全通”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年10月6日)
- ^ a b “大隅大川原駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月12日閲覧。
参考文献
[編集]- 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大隅大川原駅(駅情報) - 九州旅客鉄道