ロンゲスト・タイム
「ロンゲスト・タイム」 | ||||||||||||||||
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ビリー・ジョエル の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『イノセント・マン』 | ||||||||||||||||
B面 | 君はクリスティ | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 | 7インチシングル | |||||||||||||||
ジャンル | ドゥーワップ[1] | |||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||||||||||||||
作詞・作曲 | ビリー・ジョエル | |||||||||||||||
プロデュース | フィル・ラモーン | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
後述を参照 | ||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
後述を参照 | ||||||||||||||||
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「ロンゲスト・タイム」(The Longest Time)は、ビリー・ジョエルの楽曲である。1983年に発売されたスタジオ・アルバム『イノセント・マン』に収録され、1984年3月に同作からの第4弾シングルとして発売された。シングルは、Billboard Hot 100で最高位14位、『ビルボード』誌のアダルト・コンテンポラリーチャートで第1位を獲得し、全英シングルチャートで最高位25位を獲得した。
楽曲発表後、ゴスペラーズやザ・オーバートーンズらによってカバーされた。
曲の構成
[編集]「ロンゲスト・タイム」は、ザ・タイムズが1963年に発表した「なぎさの誓い」の影響を大きく受けている[2]。ドゥーワップの特徴が取り入れられた楽曲で、使用楽器はエレクトリックベースのみで、その他はボーカルとフィンガースナップ[3]で構成されている[4]。リードのメロディに合わせてバッキング・ボーカルで歌詞を歌う箇所があるものの、それ以外は「ooo」や「ah」というコーラスのみとなっている[5]。ボーカルは、いずれのパートもジョエルが担当している[5]。
本作について、ジョエルは「ハイドンの曲かも」とし、「ポップスはもちろんのこと、僕はいつもクラシック音楽を書いていた。それらの多くがクラシックのピアノ曲だと認識していて、子供の頃はそうやって曲を作っていた」と語っている[6]。
ミュージック・ビデオ
[編集]「ロンゲスト・タイム」のミュージック・ビデオは、ジェイ・デュビンが監督が務めた作品[7]。ビデオでは、40歳のビジネスマンたちがハイスクールの廊下を歩いたり、ハイスクール時代の姿になったり、男子トイレでハーモニーを奏でる様子が描かれている[8]。
このミュージック・ビデオは、NBCの『Today Show』で初公開となったが、MTVはビデオの放映を約1か月にわたって拒否した[9]。
チャート成績
[編集]認定
[編集]国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
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アメリカ合衆国 (RIAA)[18] | Platinum | 1,000,000 |
認定のみに基づく売上数と再生回数 |
カバー・バージョン
[編集]- ゴスペラーズ - 2006年に発売されたトリビュート・アルバム『WANNA BE THE PIANO MAN』に収録[19]。
- ザ・オーバートーンズ - 2010年に発売されたアルバム『Good Ol' Fashioned Love』に収録[20]。
- ニュー・ディレクションズ - 2013年に放送されたフォックス放送のテレビドラマ『Glee/グリー (シーズン4)』の第20話「大停電」で歌唱。同年に発売されたコンピレーション・アルバム『glee / グリー<シーズン4> Volume 1』にも収録されている[21]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Duchan 2017, p. 10.
- ^ Leszczak, Bob (2013). Who Did It First?: Great Rhythm and Blues Cover Songs and Their Original Artists. Scarecrow Press. p. 205. ISBN 0-8108-8867-X
- ^ Nobile, Drew (2020). Form as Harmony in Rock Music. Oxford University Press. p. xviii. ISBN 0-1909-4837-X
- ^ Duchan 2017, pp. 85–86.
- ^ a b Duchan 2017, p. 86.
- ^ Bordowitz 2011, p. 288.
- ^ Blake, Gary; Bly, Robert W. (1985). Creative Careers: Real Jobs in Glamour Fields. Wiley. p. 155. ISBN 0-4718-1560-8
- ^ Marcus, Greil (2009). Lipstick Traces: A Secret History of the Twentieth Century, Twentieth Anniversary Edition. Harvard University Press. p. 90. ISBN 0-6740-3480-5
- ^ Banks 2018, p. 83.
- ^ Kent, David (1993). Australian Chart Book 1970-1992. St Ives, NSW: Australian Chart Book. ISBN 0-646-11917-6
- ^ “Top RPM Singles: Issue 3876”. RPM. Library and Archives Canada. 2021年11月5日閲覧。
- ^ "The Irish Charts – Search Results – Longest Time". Irish Singles Chart. Retrieved 2024-01-19.
- ^ "Charts.org.nz – Billy Joel – Longest Time". Top 40 Singles. 2024年1月19日閲覧。
- ^ "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “The Hot 100 Chart”. Billboard (1984年5月12日). 2021年11月5日閲覧。
- ^ "Billy Joel Chart History (Adult Contemporary)". Billboard. 2024年1月19日閲覧。
- ^ “Talent Almanac 1985: Top Pop Singles”. Billboard 96 (51): TA-19. (22 December 1984).
- ^ "American single certifications – Billy Joel – The Longest Time". Recording Industry Association of America. 2024年1月19日閲覧。
- ^ “WANNA BE THE PIANO MAN”. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2021年11月5日閲覧。
- ^ Brien, Jon O'. Good Ol' Fashioned Love - The Overtones | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “glee | グリー<シーズン4>”. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2021年11月5日閲覧。
参考文献
[編集]- Banks, Jack (2018) [1996]. Monopoly Television: MTV's Quest To Control The Music. Taylor & Francis. ISBN 0-4299-6739-X
- Bordowitz, Hank (2011). Billy Joel: The Life and Times of an Angry Young Man (Revised and Updated ed.). ISBN 1-6171-3078-8
- Duchan, Joshua S. (2017). Billy Joel: America's Piano Man. Rowman & Littlefield Publishers. ISBN 1-4422-4206-X
外部リンク
[編集]- The Longest Time - Geniusの歌詞ページ