モーリス軽偵察車
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基礎データ | |
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全長 | 4.06 m |
全幅 | 2.03 m |
全高 | 1.88 m |
重量 | 3.7 t |
乗員数 | 3 名 |
装甲・武装 | |
装甲 | 8-14 mm |
主武装 | 55 in ボーイズ対戦車ライフル |
副武装 | 7.7 mm ブレン軽機関銃 |
機動力 | |
速度 | 80 km/h |
エンジン |
4気筒ガソリンエンジン 72 hp (54 kW) |
懸架・駆動 |
Mk I:2軸 × 4輪 Mk II:4軸 × 4輪 |
行動距離 | 385 km |
出力重量比 | 24 hp/t |
モーリス軽偵察車(Morris Light Reconnaissance Car )は第二次世界大戦中にモーリスが開発したイギリスの偵察車(装輪装甲車)。
特異な構造をもつ軽偵察車で、3名の乗員が並んで座った。中央はドライバーが座り、その右側の乗員は小砲塔に設けられたブレン軽機関銃を操作し、左側の乗員は無線とハッチの外に設けられたボーイズ対戦車ライフルを操作した。
モーリス軽偵察車は1940年から1944年までに2,200台以上が生産され、主に北アフリカ戦線、イタリア戦線、北ヨーロッパで使用された。また、イギリス空軍の警備隊(RAF Regt )やポーランド軍でも使用された。現存する数少ないモーリス軽偵察車は、ダックスフォード帝国戦争博物館とボービントン戦車博物館で展示されている。
バリエーション
[編集]- Mk I
- 原型
- Mk I OP
- 砲塔の代わりに監視所を設け、2台のレンジファインダーを備えた。
- Mk II
- 四輪駆動型。
- モーリス試作戦車
- 2つの砲塔を備えた実験用戦車。生産はされなかった。
- ファイアフライ
- モーリス軽偵察車の前面に、モリンズ6ポンド(57mm)自動砲を搭載した、一人乗り(操縦手 兼 砲手 兼 車長)の戦車駆逐車。数両の試作のみで不採用。
外部リンク
[編集]- WWII Tanks and Vehicles
- Missing-lynx.com
- Morris LRC website - ウェイバックマシン(2004年5月20日アーカイブ分)