ブルガリア空軍
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ブルガリア空軍 Военновъздушни сили | |
---|---|
創設 | 1906年 |
国籍 | ブルガリア |
軍種 | 空軍 |
タイプ | 軍事航空 |
任務 | 航空戦闘 |
兵力 | 8,500名[1] |
上級部隊 | ブルガリア軍 |
指揮 | |
現司令官 | ディミタール・ペトロフ少将 |
識別 | |
国籍識別標 | |
使用作戦機 | |
攻撃機 | Su-25K |
戦闘機 | MiG-29A |
攻撃ヘリ | Mi-24 |
輸送ヘリ | Mi-17 |
汎用ヘリ |
AS532 ベル 206 |
偵察機 | An-30 |
練習機 |
Z 242L PC-9M L-39ZA |
輸送機 |
L-410 C-27J |
ブルガリア空軍(ブルガリアくうぐん、ブルガリア語: Военновъздушните сили、略称ВВС)は、ブルガリアの空軍組織である。1906年に創設され、ナチス・ドイツとの同盟時代、ソビエト連邦との協力時代を経て現代に至っている。
組織
[編集]- 空軍総本部
- 防空司令部
- 第3戦闘機航空基地
- 第1戦闘飛行隊
- 第2戦闘飛行隊
- 高射ミサイル旅団×3
- 電波技術旅団
- 第3戦闘機航空基地
- 戦術航空隊司令部
- 第22攻撃機航空基地
- 第1攻撃飛行隊
- 第2攻撃飛行隊
- 第24ヘリコプター航空基地
- 第1攻撃ヘリコプター飛行隊
- 第2輸送ヘリコプター飛行隊
- 第16輸送機航空基地
- 第1輸送飛行隊
- 第22攻撃機航空基地
- 直轄部隊
- 中央支援隊
- 通信大隊
- 軍事演習場×12
- 軍事航空管制所
- 防空司令部
装備
[編集]固定翼機
[編集]- F-16C/D ブロック70 戦闘機 ×16機(調達予定)[2]
- MiG-29(9.12A) ファルクラムA 戦闘機 ×11機[3][4]
- MiG-29UB(9.51) ファルクラムB 複座練習機 ×3機[3][4]
- Su-25K フロッグフットK 対地攻撃機 ×5機[3]
- Su-25UBK フロッグフットB 複座練習機 ×1機[3]
- An-30A クランク 写真偵察機 ×1機[3]
- C-27J スパルタン 戦術輸送機 ×3機[3]
- An-2T コルト 軽輸送機 ×1機[3]
- L-410UVP-E 軽輸送機 ×2機[3]
- PC-12M 軽輸送機 ×1機[3]
- L-39ZA アルバトロス 練習機 ×6機[3]
- PC-9M 練習機 ×6機[3]
回転翼機
[編集]- Mi-24D ハインドD 攻撃ヘリコプター ×6機(保管中)[3]
- Mi-24V ハインドE 攻撃ヘリコプター ×6機[3]
- Mi-17 ヒップH 輸送ヘリコプター ×5機[3]
- AS 532AL クーガー 輸送ヘリコプター ×12機[3]
- ベル 206 ジェットレンジャー 汎用ヘリコプター ×6機[3]
無人機
[編集]- ヤストレブ-2S[3]
対空兵器
[編集]- S-200(SA-5 ガモン) 地対空ミサイル ×12[3]
- S-300PMU(SA-10 グランブル) 地対空ミサイル ×12[3]
- S-125M ネヴァ-M(SA-3 ゴア) 地対空ミサイル[3]
- 2K12 クーブ(SA-6 ゲインフル) 地対空ミサイル ×[3]
搭載兵装
[編集]退役装備
[編集]- MiG-15UTI[5]
- MiG-17[5]
- MiG-21[5]
- MiG-23[5]
- Su-22[6]
- An-24[5]
- An-26[6]
- Il-14[5]
- Tu-134[5]
- Yak-40[6]
- L-29[5]
- Yak-11/18[5]
- Mi-2[5]
- Mi-4[5]
- Mi-8[5]
- AA-1[5]
国籍識別標
[編集]-
1938年 - 1941年の間に使用された国籍識別標
-
1941年 - 1944年の間に使用された国籍識別標
-
1944年 - 1946年の間に使用された国籍識別標
-
1946年 - 1948年の間に使用された国籍識別標
-
1948年 - 1992年の間に使用された国籍識別標
-
1992年以降使用されている国籍識別標
階級
[編集]空軍の階級一覧。
- 士官:Офицери
- 将官:Висши офицери
- 大将:Генерал
- 中将:Генерал-лейтенант
- 少将:Генерал-майор
- 准将:Бригаден генерал
- 佐官:Старши офицери
- 大佐;Полковник
- 中佐:Подполковник
- 少佐:Майор
- 尉官:Младши офицери
- 大尉:Капитан
- 上級中尉:Старши лейтенант
- 中尉:Лейтенант
- 少尉:Младши лейтенант
- 士官候補生:Офицерски кандидат
- 将官:Висши офицери
- 下士官:Сержанти
- 曹長:Старшина
- 上級軍曹:Старши сержант
- 軍曹:Сержант
- 下級軍曹:Младши сержант
- 兵:Войнишки
- 上等兵:Ефрейтор
- 兵卒:Редник
歴代司令官
[編集]職名 | 氏名 | 階級 | 在任期間 | 出身校 | 前職 |
---|---|---|---|---|---|
司令官 | シメオン・シメオノフ | 少将 | 2005- | 高等空軍学校 | 空軍参謀長 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ International Institute for Strategic Studies (2023-02-15). The Military Balance 2023. London: Routledge. p. 77. ISBN 9781032508955
- ^ Gareth Jennings (2024年10月24日). “Bulgaria's first F-16 makes maiden flight”. janes.com. 2024年10月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15). The Military Balance 2023: The International Institute for Strategic Studies. Routledge. pp. 77-78
- ^ a b 青木謙知、藤田勝啓『MiG-29 フルクラム (イカロス・ムック 世界の名機シリーズ)』イカロス出版、2015年、86頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 国際戦略研究所 著、防衛庁防衛局調査第二課 訳『ミリタリー・バランス 1981-1982』朝雲新聞社、1981年11月25日、72頁。
- ^ a b c 国際戦略研究所 著、防衛庁防衛研究所 上野英詞 訳『ミリタリー・バランス 1994-1995』メイナード出版株式会社、1995年3月10日、126頁。
外部リンク
[編集]- ブルガリア国防省公式サイト(ブルガリア語、英語)