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デビッド・トムズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 デビッド・トムズ 
David Toms
基本情報
名前 デビッド・トムズ
生年月日 (1967-01-04) 1967年1月4日(57歳)
身長 178 cm (5 ft 10 in)
体重 73 kg (161 lb)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ・ルイジアナ州モンロー
経歴
プロ転向 1989年
成績
優勝回数 米国ツアー:13勝
メジャー:2001年全米プロゴルフ
初優勝 1997年クワッドシティ・クラシック
世界ランク最高位 5位
賞金ランク最高位 3位(2001年)
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デビッド・トムズDavid Toms, 1967年1月4日 - )は、アメリカルイジアナ州モンロー出身の男子プロゴルファー2001年全米プロゴルフ選手権優勝者である。これまでにアメリカPGAツアーで13勝を挙げる。世界ランキング自己最高位は5位。

ルイジアナ州立大学を卒業後、1989年にプロ入り。1992年からPGAツアーに参戦を開始し、1997年の「クワッド・シティ・クラシック」でツアー初優勝。2001年全米プロゴルフ選手権でメジャー初優勝を達成した時、第3ラウンドの最終組を日本の片山晋呉選手と一緒に回った。トムズが15番ホール(パー3)でホールインワンを決めると、最終18番ホールで片山の第2打が“水切りショット”の奇跡を起こし、この最終組が大会3日目を大いに盛り上げた。片山は結局4位タイで終わったが、かぶっていた帽子から「カウボーイ・シンゴ」という愛称で呼ばれ、アメリカでも一躍人気者になる。その片山の活躍を引き出したのがトムズだった。

2002年12月、メキシコで開催された世界ゴルフ選手権の「EMCワールドカップ」にフィル・ミケルソンとコンビを組んで出場する。丸山茂樹伊沢利光のコンビによる日本チームと優勝争いを繰り広げたが、最終日の18番ホールで、フォアサム(2人組の選手が、交互にボールを打ち合う競技方式)の第2打をトムズがミスしてしまう。(すなわち、ミケルソンが打った第1打を、続いてトムズが打つことになる。)これで日本チームは45年ぶりのワールドカップ制覇を決め、伊沢と丸山は“世界一”の名誉を日本にもたらした。

2003年のシーズンオフに受けた左手首の手術を克服し、2005年2月最終週の世界ゴルフ選手権第1戦「アクセンチュア・マッチプレー選手権」で初優勝を飾る。この大会では、2年前の2003年に決勝でタイガー・ウッズに敗れた準優勝があったが、2年ぶり2度目の決勝戦でクリス・ディマルコを 6 アンド 5 の大差で下した。アクセンチュア・マッチプレー選手権では上位進出の常連選手のひとりで、“マッチプレー巧者”としても知られる。2006年は1月第2週の「ソニーオープン・イン・ハワイ」で優勝した。

日本のトーナメントでは、中日クラウンズに出場したことがある。

プロ優勝 (17)

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PGAツアー優勝 (13)

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Legend
メジャー大会 (1)
世界ゴルフ選手権 (1)
Other PGA Tour (11)
No. Date Tournament 優勝スコア 打差 2位(タイ)
1 1997年7月13日 Quad City Classic −15 (67-66-67-65=265) 3打差 アメリカ合衆国の旗 ブランデル・チャンブリー
2 1999年8月22日 スプリント・インターナショナル 47 pts. (16-13-10-8=47) 3打差 アメリカ合衆国の旗 デビッド・デュバル
3 1999年10月3日 ビュイック・チャレンジ −17 (68-66-66-71=271) 3打差 オーストラリアの旗 スチュアート・アップルビー
4 2000年10月8日 ミケロブ選手権 −13 (68-70-67-66=271) Playoff カナダの旗 マイク・ウェア
5 2001年5月6日 Compaq Classic of New Orleans −22 (66-63-64=266) 2打差 アメリカ合衆国の旗 フィル・ミケルソン
6 2001年8月19日 全米プロゴルフ選手権 −15 (66-65-65-69=265) 1打差 アメリカ合衆国の旗 フィル・ミケルソン
7 2001年10月7日 ミケロブ選手権 −15 (64-70-67-68=269) 1打差 アメリカ合衆国の旗 カーク・トリプレット
8 2003年5月11日 ワコビア選手権 −10 (70-69-66-73=278) 2打差 アメリカ合衆国の旗 ロバート・ガメス
9 2003年7月29日 フェデックス・セントジュード・クラシック −20 (68-67-65-64=264) 3打差 ジンバブエの旗 ニック・プライス
10 2004年5月30日 フェデックス・セントジュード・クラシック −16 (67-63-65-73=268) 6打差 アメリカ合衆国の旗 ボブ・エステス
11 2005年2月27日 アクセンチュア・マッチプレー選手権 6 & 5 アメリカ合衆国の旗 クリス・ディマルコ
12 2006年1月15日 ソニーオープン・イン・ハワイ −19 (66-69-61-69=261) 5打差 アメリカ合衆国の旗 チャド・キャンベル, 南アフリカ共和国の旗 ロリー・サバティーニ
13 2011年5月22日 クラウンプラザ・インビテーショナル・アット・コロニアル −15 (62-62-74-67=265) 1打差 大韓民国の旗 チャーリー・ウィ

ナイキツアー (2)

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No. Date Tournament 優勝スコア 打差 2位
1 May 28, 1995 NIKE Greater Greenville Classic −21 (67-66-68-66=267) Playoff アメリカ合衆国の旗 トム・シェラー
2 Jul 20, 1995 NIKE Wichita Open −19 (67-67-68-67=269) Playoff アメリカ合衆国の旗 E.J.フィスター

その他 (2)

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外部リンク

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