シン・仮面ライダーのソースを表示

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{{Otheruseslist|2023年の映画作品|[[すがやみつる]]の漫画|新・仮面ライダー}}
{{混同|仮面ライダーシン|link1=真・仮面ライダー 序章#仮面ライダーシン|x1=『真・仮面ライダー 序章』のキャラクター}}
{{Pathnav|仮面ライダーシリーズ|frame=1}}
{{Infobox Film
| 作品名 = シン・仮面ライダー
| 原題 = Shin Kamen Rider
| 画像 = Shin Kamen Rider logo.jpg
| 画像サイズ = 240px
| 画像解説 = 
| 監督 = [[庵野秀明]]
| 脚本 = 庵野秀明
| 原作 = [[石ノ森章太郎]]
| 製作 = {{Plainlist|
* 紀伊宗之
* 小出大樹
}}
| 製作総指揮 = {{Plainlist|
* [[白倉伸一郎]]
* 和田倉和利
}}
| ナレーター = 
| 出演者 = {{Plainlist|
* [[池松壮亮]]
* [[浜辺美波]]
* [[柄本佑]]
* [[西野七瀬]]
* [[塚本晋也]]
* [[手塚とおる]]
* [[松尾スズキ]]
* [[森山未來]]
}}
| 音楽 = {{Plainlist|
* [[岩崎琢]]
* [[菊池俊輔]]（音響協力）
}}
| 主題歌 = 
| 撮影 = {{Plainlist|
* 市川修
* 鈴木啓造
}}
| 編集 = 辻田恵美
| 制作会社 = シネバザール
| 製作会社 = 「シン・仮面ライダー」製作委員会
| 配給 = [[東映]]{{R|ishimoripro20210409}}
| 公開 = {{Flagicon|JPN}} [[2023年]][[3月18日]]{{R|natalie512340}}
| 上映時間 = 121分{{R|F3028}}
| 製作国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| 製作費 = 
| 興行収入 = 23.4億円<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.eiren.org/toukei/img/eiren_kosyu/data_2023.pdf |title=2023年（令和5年）全国映画概況 |accessdate=2024-02-02 |date=2024-01-30 |format=pdf |website=一般社団法人 日本映画製作者連盟 公式サイト |publisher=日本映画製作者連盟 }}</ref>
| 前作 = [[仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル]]
| 次作 = [[映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐]]
}}
『'''シン・仮面ライダー'''』（シン かめんライダー）は、[[2023年の映画|2023年]][[3月18日]]に公開された<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】 |user=Shin_KR |number=1378309196760768514 |title=祝「 #仮面ライダー」生誕50周年！ 【重大発表 会見】をご視聴頂きありがとうございました！ 『シン・仮面ライダー』は2023年3月公開予定です。 続報をご期待ください！ https://t.co/ugTWdNjIxE #シン・仮面ライダー #KamenRider50th |date=2021-04-03 |accessdate=2022-12-05 }}</ref>[[日本映画]]{{R|khara20210403}}。シネバザール[[制作]]、[[庵野秀明]][[脚本]]・[[監督]]による「[[仮面ライダーシリーズ]]」作品である。'''仮面ライダー生誕50周年企画作品'''{{R|公式|UYB24}}のひとつ。

[[庵野秀明]]が監督を務める実写作品としては、『[[シン・ゴジラ]]』（[[2016年]]公開、総監督）以来の作品でもある{{R|ishimoripro20210409|Pen30}}。[[映画のレイティングシステム#日本|PG12指定]]。

現代を舞台に1971年に放送されたテレビシリーズ『[[仮面ライダー]]』、[[石ノ森章太郎]]の原作漫画『[[仮面ライダー (漫画)|仮面ライダー]]』を参照しながら描かれる新たな物語となっている{{R|Pen30}}。随所に原点の『仮面ライダー』へのリスペクトが込められ、助演のキャストについては多くの人物が詳細を映画公開まで秘匿されており、劇場に来た観客へのサプライズとなった{{R|UYB24}}。

== ストーリー ==
'''本郷猛'''は謎の組織に拉致されるが、'''緑川ルリ子'''に促され、共にオートバイで研究施設を脱出する。その途中、ルリ子は追手の'''クモオーグ'''と配下の戦闘員たちに捕獲される。本郷は'''バッタオーグ'''に変身、戦闘員らを瞬く間に惨殺し、ルリ子を救出してセーフハウスに身を隠す。そこに現れたルリ子の父・'''緑川弘'''は、本郷を生体エネルギー・[[プラーナ]]の力によって変身する昆虫合成型オーグメンテーションプロジェクトの最高傑作として、強大な殺傷能力を持つ身体にアップグレードしたことを明かす。弘はその力を個人のエゴではなく、人のために使い自分たちが抜けた組織と対抗してほしいと語るが、そこに出現したクモオーグに殺されてしまう。再びルリ子を連れ去ったクモオーグを追って、本郷はルリ子からヒーローの象徴として与えられた赤いマフラーを首に巻いて「'''仮面ライダー'''」と名乗り、クモオーグを倒す。

予備のセーフハウスに身を隠す本郷とルリ子の前に'''政府の男'''と'''情報機関の男'''が現れ、警護と情報提供をする代わりに、本郷同様にオーグメントとなった者たちとその所属組織'''SHOCKER'''（ショッカー）の排除に協力してほしいと持ちかけられ、アンチSHOCKER同盟を結ぶ。父同様、元々はSHOCKERの一員であったルリ子は、SHOCKERが人類を幸福へと導くのではなく、最も深く絶望を抱えた人間を救済するために設立された非合法組織であることを明かす。ルリ子は自分の持つ力に苦悩する本郷を突き放して戦いから遠ざけ、SHOCKERの生化学主幹研究者'''コウモリオーグ'''の元へ単身向かう。本郷は戦う覚悟を決めてルリ子の後を追い、コウモリオーグを倒す。一方、ルリ子の兄でSHOCKERの一員・'''緑川イチロー'''は彼女が本郷を伴って自らの元に現れることを想定し、本郷と同様に昆虫合成型オーグメントとなった男・'''一文字隼人'''を用意する。

政府の男と情報機関の男は、猛毒性化学兵器を使用する'''サソリオーグ'''を本郷たちの力を借りずに排除した上で、ルリ子と親しかった'''ハチオーグ'''を倒すよう依頼する。ハチオーグは本郷とルリ子に組織に戻るよう促すが、それを断られると街の人々を洗脳して操り、2人を襲う。本郷はハチオーグの洗脳システムを破壊するため、ルリ子をアジトへと単身向かわせ、上空から降下してサーバーを破壊する。本郷はハチオーグを倒すものの止めは刺さず、ルリ子とともに投降を勧めるが、サソリオーグのデータを応用した兵器を用いた情報機関の男によってハチオーグは殺されてしまう。彼女の死を嘆くルリ子を本郷は慰める。ルリ子は本郷との交流に、束の間の安心感と幸福を感じる。

サナギから羽化し'''チョウオーグ'''となったイチローはアジトを強襲した政府の実働班を壊滅させる。損傷もなく笑みを浮かべたまま亡くなっていた彼らに政府の男は疑問を抱くが、ルリ子はイチローがプラーナを強奪しハビタット世界に魂を送り込んでいると明かす。イチローの計画はすべての人間を同じようにハビタット世界に送り込むという人類滅亡計画であり、本郷とルリ子は阻止するべくイチローのアジトへと向かう。ルリ子とイチローは双方とも互いのデータを読み込むことで目的を達成する予定であったが、ルリ子はイチローの圧倒的な力を受け彼を止められない。イチローは、一文字こと'''第2バッタオーグ'''と本郷を対決させる。一文字は本郷を痛めつけるが、ルリ子によるパリハライズでその洗脳が解かれ、赤いマフラーを首に巻かれ本郷を助けるよう頼まれる。しかし、突然現れた'''カマキリ・カメレオン（K.K）オーグ'''によって、ルリ子は本郷の目前で命を落とす。一方、味方に転じた一文字によってK.Kオーグは倒される。本郷は自分のマスクに残されたルリ子の遺言を聞いて嗚咽したのち、政府の男と情報機関の男に過去の絶望を乗り越えての戦いへの思いを語り、彼女の遺志を継ぐ決意を表明する。

本郷はイチローの元へと向かうが、11体の'''大量発生型相変異バッタオーグ'''の攻撃によってピンチに陥る。しかし、'''仮面ライダー第2号'''を名乗る一文字によって窮地を救われ、ともにバッタオーグたちを倒し、イチローのアジトへとたどり着く。イチローは圧倒的なプラーナの絶対量による戦闘力で反撃する。本郷と一文字は、イチローのプラーナの供給源である玉座に愛用の[[サイクロン号]]を特攻させて破壊する。イチローは完全体'''仮面ライダー第0号'''に変身、本郷らを追いつめるが次第に弱り、一文字にマスクを破壊され、本郷にルリ子によるパリハライズシステムが入った仮面ライダーのマスクを被せられる。マスクの中でイチローはルリ子の魂と和解し、計画を諦めたうえで、マスク内に3人が同時に存在できないことを察し、ルリ子を失いたくない思いからそこを離れ、死を受け入れる。同時に本郷も死闘の影響でプラーナを使い切り、一文字の目前でイチローとともに消滅する。

後日、政府の男と情報機関の男は一文字に、本郷が彼に自分の遺志を継いで仮面ライダーとして戦い続けてほしいと願っていたことを伝える。'''仮面ライダー第2+1号'''となった一文字はマスクにプラーナを固定した本郷と対話しながら、新たな敵・'''コブラオーグ'''との闘いに向かう。

== 登場人物 ==
=== 主要人物 ===
; [[仮面ライダー1号|{{読み仮名|本郷 猛|ほんごう たけし}} / 仮面ライダー・第1バッタオーグ]]
: 主人公の青年。[[オートバイ|バイク]]での旅をこよなく愛していたが、SHOCKERの緑川弘によって身体にバッタとのオーグメンテーション手術を施されて桁外れの跳躍力と腕力を持つ昆虫合成型オーグメント・バッタオーグになるも、ルリ子に救出されて以降は「仮面ライダー」と自らの意思で名乗って彼女と行動を共にする{{R|Pen30|Pen54|F3028|NT2305|UYB24}}。
: 感情を表に出すことが苦手な「[[コミュニケーション障害|コミュ障]]」<ref>{{Cite web|和書|author=zash |url=https://numan.tokyo/feature/6oim0kh4/ |title=『シン・仮面ライダー』池松壮亮らの苦悩は報われたのか？命がけだった演技の印象は |website=numan |publisher=株式会社マレ |date=2023-04-15 |accessdate=2023-04-28}}</ref>という設定で、作中でしばしば「優しすぎる」と評され、勝手に改造を受けたことにも怒りをあらわにはせず、常に他人のために尽くそうとする気性の持ち主である<ref name="nlab2023415">{{Cite web|和書|author=ヒナタカ |url=https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2304/15/news004.html |title=「シン・仮面ライダー」ネタバレレビュー それぞれの「孤独」と向き合う優しさ |website=ねとらぼ |publisher=[[ITmedia]] |date=2023-04-15 |accessdate=2023-04-28}}</ref>。
; {{読み仮名|緑川 ルリ子|みどりかわ ルリこ}}
: 弘の娘で、彼とともにSHOCKERに所属していた。口癖は「私は常に用意周到なの」で、冷静沈着で頭脳明晰。ハチオーグからは「ルリルリ」と呼ばれている{{R|NT2305}}。組織の理念に疑問を抱き、組織を抜けて弘とともに本郷を助け出す{{R|Pen30|Pen56|NT2305}}。その正体は、SHOCKERの人工子宮によって生体電算機として生み出された存在で{{R|NT2305}}、目から脳にデータを直接インストールすることが可能{{R|PAN}}。
: 当初は特注で作った赤いエナメルのコートの予定であったが{{R|SKDW75}}、クランクイン当日に現実世界によりあり得る既製品の茶色の皮のコートを着ることとなった{{R|PAN池浜|PAN柘植}}。また、ブーツも仮面ライダーが普段とアクションでの高さが違うことを踏襲して、ヒールの高さを場面によってアクション仕様とシルエット重視で変えている{{R|PAN池浜}}。
; [[仮面ライダー2号|{{読み仮名|一文字 隼人|いちもんじ はやと}} / 仮面ライダー第2号・第2バッタオーグ]]
: 本郷と同様にオーグメンテーションを施された正義感に溢れる元[[ジャーナリスト]]の青年で、洗脳化を強い精神力で制御して、元来の性格を保持している。仮面ライダーの前にSHOCKERの刺客として立ちはだかるが、ルリ子のパリハライズによって洗脳から解放され、悲しみを乗り越えたことで自らの魂を取り戻し、「SHOCKERの敵、そして人類の味方」として覚醒し、首に深紅のマフラーを巻いて「仮面ライダー第2号」と後に名乗るようになる{{R|Pen30|Pen58|F3028|NT2305|UYB24}}。
: 行動基準を「好きかどうか」に置き、軽妙であるが群れることを嫌い、孤独を楽しむ性格のためバイクを愛好する{{R|nlab2023415}}。一方で洗脳を解かれる際には過去の悲しみを思い出して涙を流し、本郷の死を受けて孤独であることに寂しさを抱く、アンビバレントな心理を抱える人物でもある{{R|nlab2023415}}。
; {{読み仮名|緑川 弘|みどりかわ ひろし}}
: SHOCKERに所属していた研究者で、ルリ子の父。オーグメンテーションを本郷に施した{{R|Pen30}}。

=== SHOCKER ===
世界征服を企む悪の組織で、組織名は「'''{{lang|en|Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling}}{{efn|組織名の「S」は「Singularity」という案もあったが、最近っぽい気がした「Sustainability」となり、プロデューサーの白倉が和製英語のような部分を最終的に修正している{{R|文春エンタ+40}}。}}（計算機知識を組み込んだ再造形による持続可能な幸福組織）'''」の略称{{R|Pen30|F3028|文春エンタ+40}}。アイが演算した行動モデルを実行するために設立された非合法組織{{R|PAN}}。

バッタやクモ、コウモリ、ハチなどを人間にオーグメンテーションを施して驚異的な能力を与える{{R|Pen30}}。

; SHOCKERの創設者
: SHOCKERを創設した日本の大富豪で、世界最高の人工頭脳・アイを生み出す計画を立案しその資金を調達した。その後、ケイとアイに人類を幸福に導く命令を与えた後、自殺した{{R|PAN}}。
; アイ
: SHOCKERの創設者が立案した計画によって生み出された世界最高の人工知能。自ら作り出したジェイがバージョンアップしたケイによって外の情報を獲得し、最も深い絶望を抱えた人間を救済する行動モデルが最大多数の最大幸福であり、人類の目指すべき幸福であると設定した{{R|PAN}}。
; 第2世代外世界観測用自立型人工知能 ケイ{{R|SKDW92}}
: アイが作り出した第1世代外世界観測用自立型人工知能 ジェイ{{R|SKDW98}}が1年後にバージョンアップした姿{{R|PAN}}。SHOCKERの設立や本郷とルリ子、オーグメントの動向を監視する{{R|NT2305|UYB24}}。アイが算出した「人類の幸福」を実現すべく行動する{{R|UYB24}}。
: 当初は特殊造形によるマスクでの撮影が行われたが、後に新たなデザインによるCG合成に差し替えられた{{R|SKDW92}}。
; [[蜘蛛男 (仮面ライダー)|クモオーグ]]
: 人間と[[クモ]]の人外合成型オーグメントであるSHOCKERの上級構成員{{R|Pen30|F3028|NT2305|UYB24}}。組織の不安要素や裏切り者を排除する{{R|F3028}}。
; [[蝙蝠男|コウモリオーグ]]
: 人間と[[コウモリ]]の合成オーグメントであるSHOCKERの上級構成員{{R|Pen30}}で、SHOCKERの生化学主幹研究者{{R|PAN|NT2305|UYB24}}。普段は翼を隠しているが、展開することで高速飛行が可能{{R|F3028}}。
; [[蜂女|ヒロミ / ハチオーグ]]
: 人間と[[ハチ]]の合成オーグメントであるSHOCKERの上級構成員{{R|Pen30}}。強力な切れ味を有する刀を武器とする{{R|F3028}}。
; {{読み仮名|緑川 イチロー|みどりかわ イチロー}} / 仮面ライダー第0号・チョウオーグ
: ルリ子の兄{{R|UYB24}}で、弘の息子{{R|Pen30}}。通り魔に母親を殺されたことで世界に絶望し、自らの理想郷を求めている{{R|NT2305}}。「ハビタット世界」に人間のプラーナを連れて行く力を持ち、全人類が肉体を捨て暴力の行使をなくす「ハビタット計画」を遂行させることこそが幸福の実現であると考えている{{R|UYB24}}。昆虫合成型アルティメットオーグメントであるチョウオーグとしては圧倒的なプラーナの絶対量で、2人の仮面ライダーを変身せずに相手する高い戦闘力を持つ{{R|NT2305}}。アルティメットハーフタイフーン（試作改良型）を起動させることによって仮面ライダー第0号へと変身する{{R|UYB24}}。
: 当初はルリ子の姉という設定で、初期プロットでは蝶女であった{{R|SKDW166}}。チョウオーグの一部デザインは森山未來の写真を基に作成された{{R|SKDW166}}。チョウオーグは[[オオゴマダラ]]の白い部分を銀色に転換しており、「第0号」であることから[[シャドームーン]]や[[仮面ライダーX]]のようなライバル感を狙いつつ、ストロー状の口吻が開いた顎の部分から出ているようなギミックにしているが、実現しなかったという{{R|PAND|文春エンタ+34|NT2305}}。体とエンブレムは[[アサギマダラ]]が基になっているが、同じ青いチョウの戦士である[[イナズマン (架空の人物)|イナズマン]]がモチーフではないという{{R|NT2305}}。当初はチョウと[[トカゲ]]の3種合成型オーグメントという設定も一時検討された{{R|SKDW166}}。
: 庵野は森山が出演した舞台『[[髑髏城の七人]]』の天魔王をイメージしており、天魔王のように静かで淡々とした口調で演じている{{R|PAN森山}}。
; サソリオーグ
: 猛毒性化学兵器を使用するが、政府の男と情報機関の男たちによって排除された{{R|PAN}}。手下は赤い襟のスーツで、大きなサソリオーグのエンブレムが中央に描かれた大きな盾を所持している{{R|文春エンタ+12}}。
: 当初は男性という設定であった{{R|SKDW114}}。一部デザインは長澤まさみの写真を基に作成された{{R|SKDW114}}。エンブレムは『[[仮面ライダーV3]]』のデストロンのエンブレムの要素を取り入れている{{R|文春エンタ+12}}。
; カマキリ・カメレオン（K.K）オーグ
: 人間と[[カマキリ]]と[[カメレオン科|カメレオン]]、SHOCKER科学陣が作り上げた初めての3種合成型オーグメント{{R|NT2305|UYB24}}。左がカマキリ、右がカメレオンと、顔の中央から半分に分割されたような構造のマスクを装着する{{R|文春エンタ+12}}。主な武器はナイフ{{R|NT2305}}で、鎌での斬撃とマントによる透明化を駆使して戦う。クモオーグを先輩と称しており、彼の敵討ちに執心してSHOCKERを裏切った本郷とルリ子を襲撃した{{R|PAN|UYB24}}。
: モチーフは[[ショッカー怪人 (テレビシリーズ)#かまきり男|かまきり男]]と[[ショッカー怪人 (テレビシリーズ)#死神カメレオン|カメレオン男]]{{Sfn|文春エンタ+|2023|p=18|loc=「『シン・仮面ライダー』を10倍楽しむための『仮面ライダー』ベスト16ストーリー」}}。一部デザインは本郷奏多の写真を基に作成された{{R|SKDW144}}。当初はカマキリとトカゲという案もあったという{{R|文春エンタ+34|NT2305}}。前田のカマキリ面の案を基にアレンジして使い、出渕が[[ゲルショッカー]]怪人のようにニコイチでデザインしており、割れたマスクからは電極がヘッドギアから頭部につながっているような、サイコパスっぽいキャラを意識している{{R|PAND}}。カマキリの口は、かまきり男の口をメカニカルにしたイメージで、カメレオン部分は死神カメレオンのようにしており、目は、デザイン画では小さな穴を目の下にポツポツと開けていたが、造形では庵野によってえぐられて、タレ目のようなのぞきになった{{R|文春エンタ+12|NT2305}}。ベルトとコンバーターラングは仮面ライダーのデザイン案が基となっている{{R|SKDW144}}。破損したマスクのCGモデルも作成されたが、未使用となった{{R|SKDW144}}。
; 大量発生型相変異バッタオーグ
: イチローが用意した11体の[[蝗害#群生相|群生相]]のバッタを模した黒いバッタオーグで、より凶暴な性質で、自動小銃と量産型のサイクロン号など、仮面ライダーと同等の力を持つ{{R|PAN|NT2305|UYB24}}。
: ベルトとコンバーターラングは仮面ライダーのデザイン案が基となっている{{R|SKDW158}}。2022年の撮影時にベルトのカラーリングが一部変更された{{R|SKDW158}}。
: 仮面ライダーとのバイク戦は、原作漫画のように雨の中で敵の仮面ライダーが並んでいるシーンを再現するため、6人のスーツとバイクを揃え、合成で11体に増やすという予定で実写によって撮影されたが、CGや実写ではその後の展開が困難であったことから、早々に編集でカットになった{{R|PAN森中}}<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】|user=Shin_KR|number=1653897225716596736|title=【#シン・仮面ライダー OMITシーン紹介】 S#418 雨中の待ち伏せ#庵野秀明 監督コメント 石ノ森先生の漫画にある、雨中でショッカーライダーが本郷を待ち伏せる描写を再現したく、本物の雨を狙って撮影。ただ、その後の展開が実写でもCGでも困難とスタッフ各位の判断で、泣く泣くカットしました。|date=2023-05-04|accessdate=2023-05-06}}</ref>。
; [[コブラ男|コブラオーグ]]
: 名前のみの登場。なお撮影段階では'''サラセニアオーグ'''も名前のみ登場していたが編集段階でカットされた<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】|user=Shin_KR|number=1653700928103432192|title=【#シン・仮面ライダー OMITシーン紹介】S#310 ルリ子とヒロミの会話#庵野秀明 監督コメント サラセニアオーグは、台詞だけでも出したかったのですが、編集段階でスタッフ各位から「尺が長い」と指摘があり、渋々カット。ダビング時にこれは戻したいと感じましたが、時、既に遅しでした。|date=2023-05-03|accessdate=2023-05-06}}</ref>。
; [[ショッカー戦闘員|SHOCKER下級構成員]]
: 人間に簡易的なオーグメンテーションを施したオーグメントで、常にマスクを装着して活動し、上級構成員の命で、様々な作戦行動に従事する{{R|F3028|NT2305}}。

=== 政府関係者 ===
; 政府の男
: 日本政府の関係者。SHOCKER関連事案の「後始末」を担当すると称して活動し、本郷たちと接触。ルリ子との交渉の末、彼女らと「アンチSHOCKER同盟」を結ぶ。
: 物語終盤、一文字の求めに応じて名を'''立花'''と名乗る。旧作に登場した[[立花藤兵衛]]を思わせるキャラクターであるが、演じた竹野内豊によれば、これが本名かどうかは定かではない{{R|PAN竹野内}}。
: 竹野内は本作品のほか、『シン・ゴジラ』『[[シン・ウルトラマン]]』でも名前や外見が似通った人物を演じており{{efn|『シン・ゴジラ』では内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹役、『シン・ウルトラマン』では政府の男役。}}、同一人物かどうかは確かなものはないが、「すべてがなんとなく同一人物に見えるよう意識して」演じていると語った{{R|PAN竹野内}}。
; 情報機関の男
: 情報機関所属の男。政府の男のバディ的存在{{R|PAN斎藤}}。
: 物語終盤、名を'''滝'''と名乗る{{R|PAN斎藤}}。
: 演じた斎藤工は竹野内同様、『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』に続いての起用である{{R|PAN斎藤}}{{efn|『シン・ゴジラ』では自衛官・池田役、『シン・ウルトラマン』では主人公・神永新二役。}}。

== キャスト ==
{{columns-list|2|
* 本郷猛 / 仮面ライダー・第1バッタオーグ - [[池松壮亮]]{{R|mantan20210930|PAN池浜}}
* 緑川ルリ子 - [[浜辺美波]]{{R|mantan20210930}}
* 一文字隼人 / 仮面ライダー第2号・第2バッタオーグ - [[柄本佑]]{{R|mynavi2242389}}
* 緑川弘 - [[塚本晋也]]{{R|natalie512340|natalie477404}}
* SHOCKERの創設者 - [[松尾スズキ]]{{R|natalie477404|PANPRO}}
* コウモリオーグ - [[手塚とおる]]{{R|natalie512340|natalie477404}}
* ヒロミ / ハチオーグ - [[西野七瀬]]{{R|natalie512340|PANPRO}}
* カマキリ・カメレオン（K.K）オーグ - [[本郷奏多]]{{R|PANPRO}}
* 背広の男 - [[上杉柊平]]{{R|natalie517774}}
* サソリオーグ - [[長澤まさみ]]{{R|PANPRO}}
* 本郷猛の父 - [[仲村トオル]]{{R|natalie517774}}
* 犯人 - [[安田顕]]{{R|natalie517774}}
* 緑川イチローの母 - [[市川実日子]]{{R|PANPRO}}
* ケイの声 - [[松坂桃李]]{{R|PANPRO}}
* クモオーグの声 - [[大森南朋]]{{R|PANPRO}}
* [[谷遼]]
* 大西賢斗
* 志波昴星
* [[平野舞]]
* 村本明久
* 加藤千尚
* [[武本健嗣]]
* [[山中良弘]]
* [[梅舟惟永]]
* サソリオーグの手下<ref>{{Cite tweet |author=上杉美浩 |user=uesugi_316 |number=1640620723168501763 |title=皆様『シン・仮面ライダー』ご覧になりましたか |date=2023年3月29日 |accessdate=2023-3-29}}</ref> - [[上杉美浩]]
* 川崎琴之
* 橘レイア
* 山田あや乃
* 小田桐麗奈
* 竹下ひな乃
* [[粟大和]]
* [[佐藤翔 (1981年生の俳優)|佐藤翔]]
* 早川進人
* 檜山玲音
* 山本主税
* 米田敬
* 渡辺潤
* 進藤光希
* 西田裕輔
* 村田佑輔
* 朝日玲奈斗
* 伊藤浩志
* [[イワゴウサトシ]]
* 宇江山ゆみこ
* 小野聖佳
* [[小野瀬侑子]]
* 風木里咲
* 彩月
* 菅原理久十
* 初鹿史弥
* 細谷雄太
* 羊華
* 園田裕樹
* 月川修
* 小木下英樹
* 佐藤まんごろう
* 松林慶知
* 及川伸
* 松本善恵
* 三浦英知
* 今村亘
* 志村宗一郎
* 中田大輔
* 川西隆由樹
* 上田乃維
* [[ラブ守永]]
* ムラヤマ・J・サーシ
* 中村雄三
* [[近藤隆幸]]
* [[武田太一 (声優)|武田太一]]
* [[中村源太]]
* [[村井雄治]]
* [[虎島貴明]]
* [[越後屋コースケ]]
* [[菊池康弘]]
* [[田島章寛]]
* [[合田慎二郎]]
* [[山口智広]]
* [[大南友希]]
* [[広瀬さや]]
* 情報機関の男 - [[斎藤工]]{{R|PAN斎藤}}
* 政府の男 - [[竹野内豊]]{{R|PAN竹野内}}
* 緑川イチロー / 仮面ライダー第0号・チョウオーグ - [[森山未來]]{{R|natalie512340|PAN森山}}
}}

== スタッフ ==
出典：パンフレット{{R|PAN}}
<!-- クレジット表記に準拠。 -->
* 製作 - 村松秀信、西新、野田孝寛、緒方智幸、古澤圭亮、藤田浩幸、菅井敦、香田哲朗、池邉真佐哉、飯田雅裕、池田篤郎、田中祐介
* 原作 - [[石ノ森章太郎]]
* 脚本 - [[庵野秀明]]
* スーパーバイザー - 小野寺章
* エグゼクティブプロデューサー - [[白倉伸一郎]]、和田倉和利
* 企画・プロデュース - 紀伊宗之
* プロデューサー - 小出大樹
* ラインプロデューサー - 森徹、森賢正
* アソシエイトプロデューサー - 川島正規
* コンセプトデザイン - 庵野秀明{{efn|仮面ライダーの胸部・背部デザインも担当{{R|color2202110012006}}。}}
* デザイン - [[前田真宏 (アニメ監督)|前田真宏]]{{efn|仮面ライダーのマスク・グローブ・ブーツ{{R|color2202110012006|Pen60|文春エンタ+34}}、オーグメントの首から下{{R|Pen66|文春エンタ+34|NT2305}}、コウモリオーグの顔{{R|文春エンタ+12|NT2305|F30356}}。}}、[[山下いくと]]{{efn|サイクロン号・常用サイクロン号{{R|color2202110011809|Pen60|PAND|文春エンタ+34|NT2305}}、タイフーン{{R|color2202110012006|Pen60|PAND|文春エンタ+34|NT2305}}、ケイの頭部{{R|文春エンタ+34|NT2305|SKDW92}}。}}、[[出渕裕]]{{efn|オーグメント（クモオーグ、ハチオーグ、カマキリ・カメレオン（K・K）オーグ、チョウオーグ）の頭部とマスクの中身{{R|Pen60|Pen66|PAND|文春エンタ+34|NT2305|F30356}}、SHOCKER・オーグメントのエンブレム{{R|文春エンタ+34|F30356}}。}}
* 扮装統括・衣裳デザイン - [[柘植伊佐夫]]{{efn|オーグメントのボディ{{R|文春エンタ+34}}と衣裳{{R|F30356}}。}}
* 撮影 - 市川修、鈴木啓造
* 照明 - 吉角荘介
* 美術 - [[林田裕至]]
* 録音 - 田中博信
* アクション監督 - 田渕景也
* 装飾 - 坂本朗
* 装置設計 - 郡司英雄
* ヘアメイク - 古川なるみ、会川敦子
* VFXスーパーバイザー - [[佐藤敦紀]]
* 編集 - 辻田恵美
* 整音 - [[山田陽]]
* 音響効果 - 野口透
* アクションプリヴィズスーパーバイザー - 鬼塚大輔
* ポストプロダクションスーパーバイザー - 上田倫人
* VFXプロデューサー - 井上浩正、大野昌代
* ビジュアルデベロップメントディレクター - [[小林浩康]]
* カラーグレーダー - 齋藤精二
* カースタント&コーディネーター - 西村信宏
* 音楽プロデューサー - 島居理恵、本谷侑紀
* 宣伝プロデューサー - 湯口隆明
* キャスティング - 杉野剛
* スクリプター - [[田口良子]]
* 脚本協力 - [[山田胡瓜]]
* 助監督 - 中山権正
* 製作担当 - 片平大輔
* 仮面ライダー造形 - [[藤原鶴声|藤原カクセイ]]
* オーグ造形統括 - 百武朋
* チョウオーグ雛形制作 - [[竹谷隆之]]
* モーションアクター - 掛川将希、小澤雄喜、藤田啓子、庵野秀明
* タイトルロゴデザイン - 庵野秀明、小林浩康
* 光学作画 - 庵野秀明
* 総宣伝監修 - 庵野秀明
* プロモーション映像 A・B演出 - 庵野秀明
* 超特報・特報・予告編演出 - 庵野秀明
* 仮面ライダー・仮面ライダー第2号イメージビジュアル - 前田真宏
* 超ティザー/ティザー/本ポスターデザイン - 庵野秀明、轟木一騎
* ロケハン協力 - [[田﨑竜太]]
* 音楽 - [[岩崎琢]]
* 「シン・仮面ライダー」製作委員会（[[東映]]、[[テレビ朝日]]、[[ADKエモーションズ|ADK EM]]、[[カラー (映像制作会社)|カラー]]、[[バンダイ]]、[[電通]]、[[ホリプロ]]、[[アカツキ (企業)|Akatsuki]]、[[MBSメディアホールディングス|MBS]]、[[朝日新聞社]]、[[東宝芸能]]、[[GYAO!|GYAO]]）
* 制作プロダクション - シネバザール
* 配給 - 東映
* 副監督 - [[轟木一騎]]
* 准監督 - [[尾上克郎]]
* 監督 - 庵野秀明

== 音楽 ==
音楽を担当した[[岩崎琢]]は、庵野から台本以外はラッシュも何もない状態でデモ音源を自由発想で作ってほしいと言われ{{R|文春エンタ+50}}、過去に自身が担当してきた仕事と比べると、相当戸惑うところがあったという{{R|NT2305}}。

ラッシュでは岩崎が過去に担当したアニメ『[[ヨルムンガンド (漫画)|ヨルムンガンド]]』などの音楽がイメージの合う仮の音楽として付けられていたことで、どのようなものを求められていたのかが掴むことができたといい{{R|NT2305}}、それをもとに庵野の作ってほしいものを察しながらデモ音源を作り、それに庵野からの指示をもらい、対応するという流れであった{{R|文春エンタ+50}}。

基本的に1971年版の劇伴楽曲は元の音源をそのまま使っているが、新規で作られた曲は庵野から音色でバイクの音を模倣したり、過去の曲のモチーフを切り取って入れるというようなものは違うと言われたため、仮面ライダーを意識しないように作った{{R|文春エンタ+50}}。

=== 音響協力 ===
* 忍び寄る影 -  作曲：[[菊池俊輔]]
* 秘密結社ショッカー - 作曲：菊池俊輔
* 頻発する怪事件 - 作曲：菊池俊輔
* 孤高の魂 - 作曲：菊池俊輔
* 前哨戦 - 作曲：菊池俊輔
* Nulla in mundo pax sincera,RV 630（{{仮リンク|まことの安らぎはこの世になく|en|Nulla in mundo pax sincera}}）
* OLD ARMY MARCH"CEDDIN DEDEN"(Your forefathers) （[[メフテル#ジェッディン・デデン|ジェッディン・デデン（祖先も祖父も）]]）
* "DIVERTIMENTO"IN D MAJOR,K.334-3rd Mov.&#x3A;Menuet and Trio （[[ディヴェルティメント第17番 (モーツァルト)]]）

=== エンディング曲 ===
; 「[[レッツゴー!! ライダーキック]]」
: 作詞 - [[石ノ森章太郎]] / 作曲・編曲 - [[菊池俊輔]] / 歌 - [[子門真人|藤浩一]]、メール・ハーモニー
; 「ロンリー仮面ライダー」
: 作詞 - [[平山亨|田中守]] / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - [[子門真人]]
; 「かえってくるライダー」
: 作詞 - [[滝沢真里]] / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 子門真人

== 制作 ==
本作品の制作は、[[東映]]の子会社である[[ティ・ジョイ]]がアニメーション映画『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q]]』（2012年）を配給したことに際し、当時東映からティ・ジョイに出向していた紀伊宗之プロデューサー<ref>{{Cite book|雑誌|title=月刊ニュータイプ 第37巻6号|date=2021年5月10日|publisher=株式会社KADOKAWA|pages=54、55}}</ref>が、同作品の総監督も務めていた庵野と密な関係を構築したことにより、本作品の制作発表から遡ること6年前の2016年1月8日に庵野から最初の企画メモを渡されたことから始まる<ref>{{Cite web|和書|title=庵野秀明監督による『シン・仮面ライダー』2023年公開決定！ 生誕50周年に、当時視聴者だった制作陣「受けた恩を返していく」 |page= 2 |url=https://thetv.jp/news/detail/1027499/p2/|website=WEBザテレビジョン |publisher= KADOKAWA |date= 2021-04-06 |accessdate=2022-12-05 }}</ref>{{R|SUDW73|PAN庵野}}。その後、2018年2月7日に庵野から本作品の企画案が白倉と紀伊に渡された{{R|SUDW73|Pen50}}。公開時期は当初、仮面ライダー生誕50周年に当たる2021年を目指して準備を進めていたが、[[コロナ禍]]による影響で上映作品の玉突き現象が発生し、余裕を持って2023年公開にすることに決められた{{R|cinematoday20210403}}。

庵野は、ATACなどでの過去作の啓蒙活動や資料保存に加えて、「新作」を作ることで自作でオリジナルを越えるのではなく、社会にオリジナルの魅力を拡げ、世間にオリジナルの面白さを再認識してもらうことが恩返しであったと語った{{R|PAN庵野}}。そのために50年以上継続するIPを、「作品」と「商品」両方のバランスを考えながら、現在まで続くシリーズとは異なるラインでの再構築を目指し、特撮を知らない世間のローコンテクストと半世紀の歴史が作った特撮ヒーローファンとのハイコンテクストの融合・共存を目指し、作っていった{{R|PAN庵野}}。

テレビシリーズのほかに、原作漫画『仮面ライダー』などを検証・分析・変換・再構成して新たな劇場映画にしたという{{R|PAN庵野}}。

『シン・ウルトラマン』では、集まった映像素材で編集を行い、不足部分は本番映像の製作前に仮映像をCGで製作してイメージを掴む「プリビズ」と呼ばれる手法で割り出して、それを補完する形でCGの修正や再撮などを行っていたが、本作品ではそのアップデート版のやり方で、『シン・ウルトラマン』で『シン・ゴジラ』の反省点を修正し、本作品でその課題が残った部分を修正している{{R|文春エンタ+30}}。

製作当初は『シン・ゴジラ』しか存在せず、同作品のリアリティラインで「世界征服を企む悪の秘密結社」という設定では、少し子ども向けな感じがしたことから、SHOCKERを現代社会で成立させる現代性として庵野から提示された「幸福を追求する組織」というアイデアを掘り下げていき、皆が良かれと思ってやっていることが結果的に悪いことになり、元来は幸福を追求しており、完全な悪ではないが、純粋な理念を追った結果、やばい組織になったという組織像となった{{R|文春エンタ+40}}。

=== デザイン ===
デザインは[[前田真宏 (アニメ監督)|前田真宏]]、[[山下いくと]]、[[出渕裕]]が担当{{R|PAND|文春エンタ+34|F30356}}。全員が割り振りを決めずに仮面ライダーなどのラフ案を描き、それぞれのデザインの方向性を庵野が絞っていった結果、各自の得意分野に落ち着いていった{{R|PAND|文春エンタ+34|NT2305|F30356}}。

出渕は、過去に自身がデザインを担当した『[[仮面ライダー THE FIRST]]』の時に襟を立ててライダースーツにしたり、肩やヒジ、ヒザにパッドをつけたり、現在の仮面ライダーはこういうものという出渕自身の最適解を出していたため、どうしてもそちらに近づいていってしまい、仮面ライダーの原点に立ち返る仕事が『THE FIRST』の後にくるとは思っていなかったと語った{{R|文春エンタ+34}}。マスク系のほかに、前田がアプローチしたハイブリッドなクリーチャー系のものや、山下が手掛けたメカニカルな感じのデザイン案が出た中で、結果的に紆余曲折を経て1971年版のライダーのようなデザインに収斂されていった{{R|文春エンタ+34}}。オリジナルの仮面ライダーのマスクや衣裳の細部まで検証していき、当時の技術による部分も再現して、当時のテイストに近づけている{{R|文春エンタ+34}}。

オーグメントは人間そのものが異形の姿となってそれを隠すためにマスクを被っているという設定で{{R|文春エンタ+34}}、オーグメントとしてのもうひとつの顔がその下にあり、その両方を連携させたデザインにしている{{R|F30356}}。出渕が過去に手掛けた『[[仮面ライダー THE FIRST]]』との差別化を図り、『仮面ライダー』の美術監督を務めていた[[高橋章]]へのリスペクトから、マスクにワンポイントとしてエンブレムや認識用プレートを付けている{{R|PAND|文春エンタ+34|F30356}}。また、オリジナルのライダーが、全身タイツを衣裳の下に着て、首筋が見えないようにするのではなく、髪の毛が首筋から見えており、見えるものは見えるということになっていたため、オーグメントでは髪の毛が出ているというのがひとつのデザインコンセプトになった{{R|文春エンタ+34}}。

SHOCKERのエンブレムは、当初は多くの目玉が付いているようなデザインもあったが、最終的に原典の[[ショッカー]]のレリーフ中央に備わっていたランプの位置に、目の意匠を盛り込んでいる{{R|F30356}}。

=== キャスティング ===
本作品のオーディションが行われた際、本郷猛役の池松壮亮は上海にいたため、対面ではなく、オンライン形式で行われ、「本作品についてどう思う？」などといった話が主で台詞をひとつ読んだくらいであった{{R|Pen54}}。合同記者会見で庵野は自身の中で[[藤岡弘、]]が演じる本郷猛のイメージが強すぎて、異なる方向性を目指さなければならない時に池松がマッチしたと語っている{{R|Pen48}}。

ヒロインの緑川ルリ子役の浜辺美波は、浜辺が掲載された[[東宝]]の企業カレンダーが庵野の目に止まったことで、オファーに結び付いた{{R|Pen56}}。

=== 撮影 ===
[[ファイル:Ogochi Dam survey 2.jpg|サムネイル|代替文=小河内ダム|ロケ地の一つ、 小河内ダム（東京都）]]
撮影は[[山口県]][[宇部市]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://ube-film.com/news/detail.php?id=99|title=本市出身の庵野 秀明 監督の最新作「シン・仮面ライダー」が公開開始！|publisher=宇部フィルムコミッション|accessdate=2023-04-14}}</ref>、[[東京都]][[調布市]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://csa.gr.jp/film/18810|title=【「映画のまち調布」ロケ情報No２５】映画「シン・仮面ライダー」（２０２３年３月１７日公開）|publisher=調布観光ナビ|accessdate=2023-04-14}}</ref>、[[神奈川県]][[川崎市]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://kawasaki-location.org/news/shin-kamen-rider.html|title=シン・仮面ライダー|publisher=かわさきロケ情報|accessdate=2023-04-14}}</ref>、[[山梨県]][[富士河口湖町]]・[[北杜市]]・[[笛吹市]]・[[鳴沢村]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.yamanashi-kankou.jp/fc/onair.html#onair_shinkamenrider|title=オンエア予定日|publisher=富士の国やまなしフィルム・コミッション|accessdate=2023-04-14}}</ref>、[[茨城県]][[神栖市]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.city.kamisu.ibaraki.jp/kanko_sports/kamisu_fc/1008907/1010457.html|title=映画「シン・仮面ライダー」全国公開(かみすフィルムコミッション協力作品)|publisher=かすみフィルムコミッション|accessdate=2023-10-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230501201049/https://www.city.kamisu.ibaraki.jp/kanko_sports/kamisu_fc/1008907/1010457.html|archivedate=2023-05-01}}</ref>・[[鹿嶋市]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://city.kashima.ibaraki.jp/site/015100film/70291.html|title=【映画公開のお知らせ】シン・仮面ライダー|publisher=鹿嶋市|date=2023-03-18|accessdate=2023-04-14}}</ref>、[[福島県]][[須賀川市]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.minpo.jp/news/moredetail/20230321105713|title=映画「シン・仮面ライダー」福島県須賀川市で撮影　円谷英二監督の出身地|publisher=福島民報|date=2023-03-21|accessdate=2023-04-14}}</ref>、[[兵庫県]][[神戸市]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kobefilm.jp/works/data/002306.html|title=シン・仮面ライダー|publisher=神戸フィルムオフィス|accessdate=2023-04-14}}</ref>、[[静岡県]][[小山町]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.fuji-oyama.jp/studiotownoyama_202009081035006.html|title=ロケ情報|publisher=小山町|accessdate=2023-04-14}}</ref>、[[群馬県]][[高崎市]]<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】 |user=Shin_KR |number=1458796705395077125 |title=【単発カラー劇場映画 #シン・仮面ライダー 撮影快調！】撮影場所 群馬県高崎市 #中央銀座商店街 #池松壮亮 #浜辺美波御期待ください。 |date=2021-11-11 |accessdate=2023-02-11 }}</ref>で行われた他、[[奥多摩湖|小河内ダム]]など『仮面ライダー』でも使用されたロケ地などでも行われている<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】 |user=Shin_KR |number=1509840498399199235 |title=本日2022年4月1日は、仮面ライダー（新1号）が初めて登場した「仮面ライダー」第53話放送から50年となります。 『 #シン・仮面ライダー 』では「仮面ライダー」ゆかりの地での撮影も行いました。 （写真はプレロケハン時のものです） 御期待ください。 #小河内ダム 撮影 #庵野秀明 |date=2022-04-01 |accessdate=2022-12-05 }}</ref>{{R|Pen48}}。また、当時と同じ山のかたちや土の色のものを探し、当時の映像と同様の印象になるようにしている{{R|Pen50}}。クモオーグのシーンでは1971年版の第1話と同様の道を借りているほか、小河内ダムのシーンでは当初は水量が多くて撮影できなかったが、水がなくなったタイミングで再度撮影している。また、デジタルカメラに当時の撮影で使われていた16ミリカメラ用のズームレンズを付けられるように改造して撮影したカットもある{{R|文春エンタ+30}}。

また、新たな構図を追求する中で、多くの[[iPhone]]や[[GoPro]]も使用された{{R|Pen48|PAN白紀|PAN尾轟}}ほか、プロモーション映像や序盤の仮面ライダーの登場シーンなどはカメラの動きやレンズサイズ、アングルやズームのタイミング、クランクインの時期も可能な限り当時のものに近づけている{{R|Pen50|文春エンタ+30|NT2305}}。

iPhoneは手持ちでの撮影のほか、様々な場所にかなりの台数を設置して撮影していたといい{{R|PAN竹野内}}、大きなカメラでは地面すれすれでバイクが走るショットを狙いたいときに地面から20センチくらいの高さまでしか下がらないが、iPhoneでは1,2センチまで下がれ、泥をかぶっても水洗いができるため便利であったという{{R|文春エンタ+30}}。

その一方で一切コンテがなかったといい、多くのシーンをまず撮影して、編集して少し足りないカットを撮り足し、また編集する、というのの繰り返しであった{{R|NT2305}}。

本作品では、演者本人が変身後の大半のシーンを演じている{{R|Pen54|Pen56}}{{efn|当初は池松本人のアクションは3割くらいで、スーツアクターが残りを演じるという予定であったが、最終的にCG以外はほとんど池松が演じることになった{{R|PAN池浜}}。また、柄本もスーツアクターに変身後のアクションを任す予定であったが、庵野がアクションらしいアクションではないほうがいいといったことで、柄本がスーツを着て演じることになった{{R|PAN柄本}}。}}{{efn|マスクもギリギリのサイズで作っているため、他の人は入らないという{{R|PAN尾轟}}。}}ほか、[[モーションキャプチャ]]スーツを着た撮影も行われた{{R|Pen58}}。

2021年10月3日に撮影が開始され<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】 |user=Shin_KR |number=1576769006572343299 |title=昨年10/3に『 #シン・仮面ライダー 』は撮入いたしました。本日でちょうど1年になります。 御期待ください。 |date=2022-10-03 |accessdate=2022-12-05 }}</ref>、2022年1月末に本作品の撮影は一段落し{{R|SUDW73}}、編集は2023年1月4日に終了したという{{R|NT2305}}。

== プロモーション ==
=== 2021年 ===
4月3日、かつて『仮面ライダー』の第1話が放送された日時である4月3日の19時30分より、[[丸の内TOEI]]にて行われた{{R|cinematoday20210403|natalie423100}}「仮面ライダー生誕50周年企画発表会見」にて、この日は生誕50周年企画の発表として、『[[仮面ライダーW]]』の後日譚を描く漫画『[[仮面ライダーW#風都探偵|風都探偵]]』のアニメ化、『[[仮面ライダーBLACK]]』の[[リブート (作品展開)|リブート]]作品となる『[[仮面ライダーBLACK SUN]]』と併せ、最後の目玉として本作品の制作が発表された{{R|mynavi1861316|natalie423117}}。同時に[[前田真宏 (アニメ監督)|前田真宏]]が描いたイメージ画も解禁された{{R|ishimoripro20210409|natalie423117}}。また、公開された特報は4月4日から全国の映画館で上映された。同日には庵野秀明が構成した『生誕50周年 仮面ライダー メモリアル映像』が配信されたほか、彼の企画による『仮面ライダー』の出版企画の検討を開始していることも発表された{{R|avwatch20210403|natalie423117|eiga.com2021040315}}。この制作発表当時、東映の取締役かつテレビ第二営業部長であった[[白倉伸一郎]]は、制作発表の会見にて「全人類に向かって放つ作品になる。まだ確定はしていないが、全世界同時公開を目指している」と述べている{{R|avwatch20210403|cinematoday20210403}}。また、同会見で庵野は「本企画は50年前にテレビ番組から受けた多大な恩恵を、映画作品というかたちで50年後に少しでも恩返しをしたいという想いから始めた」と語り、「子供のころから続く大人の夢を叶える作品を、大人になっても心に遺る子供の夢を描く作品を、[[東映生田スタジオ]]と石ノ森章太郎が描いていたエポックメイキングな仮面の世界を現代に置き換え、当時の映像を知らなくても楽しめるエンターテインメント作品を目指す」とコメントを寄せている{{R|Pen48|文春エンタ+8}}。

8月15日、公式[[Twitter]]にて準備稿の表紙が公開された{{R|公式Twitter20210815}}。

9月30日、『シン・仮面ライダー対庵野秀明展』合同記者会見にて、キャラクターの新ビジュアル、初公開となるプロモーション映像2種にて、本作品に登場する仮面ライダーやサイクロン号、[[蜘蛛男 (仮面ライダー)|蜘蛛男]]などのビジュアルが初めて披露されたほか、主演ならびにヒロイン、そしてデザイン担当スタッフも併せて発表された{{R|mantan20210930|mantan20210930}}。同会見には出演が発表された池松壮亮や浜辺美波のほか、監督・脚本の庵野も登壇。前述のプロモーション映像2種の演出意図の差異に触れつつ、「（『仮面ライダー』を）当時観ていた人たちのノスタルジーと、現代の若者が楽しめるものを融合したものを目指したい」と語っており、会見の締めには「僕が観たかったライダーを作るのではなく、僕と同じ世代に「こういうライダーも良いよね」と思ってもらえる、そしていろんな世代に楽しんでもらえる作品にしたい」「なおかつニチアサでやっている仮面ライダーとは異なるラインの仮面ライダーをつくりたい。自分だけではなく、キャストやスタッフ、観客も楽しめるうえで、自分も面白かったと思えるようなものにしたい」と、本作品の制作に対する意気込みを述べた{{R|AMplus20211001|文春エンタ+8}}。

10月10日、[[仮面ライダー2号|一文字隼人]]の誕生日に合わせ、前田が描いた本作品に登場する仮面ライダー第2号のイメージ画が公開された{{R|mantan20211010}}。

=== 2022年 ===
1月1日、『仮面ライダー』第40話の放送日から50年後の同日に合わせ、一文字隼人 / 仮面ライダー第2号 役を柄本佑が演じることが発表された{{R|mynavi2242389}}。また、それと同時に仮面ライダーと仮面ライダー第2号が並び立つビジュアルが公開された{{R|mynavi2242389}}。

3月18日、『[[仮面ライダー対ショッカー]]』の公開日から50年後の同日に合わせ、本作品に登場する秘密結社SHOCKERの情報が発表された{{R|natalie470116}}。また、同日から4月1日まで[[東京]]・丸の内TOEIの外壁にてSHOCKERの大型エンブレムが掲出された{{R|natalie470116}}。

5月13日、全国の映画館や[[YouTube]]にて特報映像の第2弾が公開。これに合わせて塚本晋也ら追加キャスト・スタッフ、ティザーポスタービジュアルも新たに発表された{{Refnest|group="出典"|<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】 |user=Shin_KR |number=1524947540910608384 |title=本日より劇場にて『 #シン・仮面ライダー 』の特報映像が上映されております。 WEBでは以下よりご覧いただけます。 https://t.co/iwEv4F54gM #手塚とおる さん、#塚本晋也 さん、 #松尾スズキ さんが本作にご出演されます。 #池松壮亮 #浜辺美波 #柄本佑 #庵野秀明 監督 御期待ください。 |date=2022-05-13 |accessdate=2022-12-05 }}</ref>{{R|Shin_KR_220513|natalie477404}}}}。

=== 2023年 ===
2月10日、『仮面ライダー』第98話（最終回）の放送日から50年後の同日に合わせ、全国の映画館やYouTubeにて予告が公開。これに合わせて公開日、新ポスタービジュアル、塚本と手塚の役柄、追加キャストとして[[西野七瀬]]、[[森山未來]]が新たに発表された{{Refnest|group="出典"|{{R|natalie512340}}<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】 |user=Shin_KR |number=1623992675325120512 |title=本日2023年2月10日は「仮面ライダー」最終回放送から50周年。その記念すべき日に #シン・仮面ライダー 公開日をお知らせ致します。 2023年3月17日(金)18時より全国最速公開(一部劇場を除く) 同年3月18日(土)全国公開  予告、新ポスター・チラシも発表。 https://youtu.be/PUcK-59_ykI  御期待ください。。|date=2023-02-10|accessdate=2023-02-10}}</ref><ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】 |user=Shin_KR |number=1623993046370222080 |title=そして、新たな出演者をお知らせします。  ルリ子の兄・緑川イチロー役 #森山未來 さん ハチオーグ役 #西野七瀬 さん  そして、発表済みの方々の役柄について、  コウモリオーグ役 #手塚とおる さん ルリ子の父・緑川弘役 #塚本晋也 さん  となります。  #池松壮亮 #浜辺美波 #柄本佑 #庵野秀明 監督|date=2023-02-10|accessdate=2023-02-10}}</ref>}}。

3月23日、それまで未発表であったキャスト10名と既報であったキャストの役名が発表され、YouTubeではそのキャストの出演シーンを含んだ「追告」が公開された{{R|natalie517774}}。

3月25日、YouTubeの東映映画チャンネルで本作品の冒頭2分49秒のシーンが期間限定で公開された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0135922|title=『シン・仮面ライダー』冒頭2分49秒、YouTubeで期間限定公開|website=シネマトゥデイ|publisher=シネマトゥデイ|date=2023-03-25|accessdate=2023-03-28}}</ref>。

4月10日、東京・丸の内TOEIで行われた大ヒット御礼舞台挨拶にてキャストの池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、森山未來、監督・脚本の庵野秀明が登壇し、庵野が『仮面の世界（マスカーワールド）』というタイトルの続編構想を明かしたほか、前田真宏が描いたチョウオーグ / 仮面ライダー第0号のイラストが披露された<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】|user=Shin_KR|number=1644914413017894913|title=本日の #シン・仮面ライダー 大ヒット御礼舞台挨拶にて、本作のデザイン #前田真宏 さんが描かれたチョウオーグ／仮面ライダー第０号のイラストが解禁されました。新たなポスターとして展開予定です。御期待ください。|date=2023-04-09|accessdate=2023-04-10}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/520141|title=「シン・仮面ライダー」池松壮亮がライダーと同化？庵野秀明は続編の構想を発表|work=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-04-09|accessdate=2023-04-10}}</ref>。

== 公開 ==
=== 日本国内 ===
2023年3月18日に全国で一般公開され、前日の17日18時より一部劇場を除いて全国で最速上映が行われた{{R|natalie512340|cinematoday0135091}}。この最速上映ではキャストの池松、浜辺、柄本、西野七瀬、塚本晋也、手塚とおるが登壇する舞台挨拶が[[新宿バルト9]]で開催され、ライブビューイングで全国の339スクリーンに中継が行われた<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/517105|title=「シン・仮面ライダー」はどの世代も楽しめる映画に、西野七瀬は念願のアクション喜ぶ|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-03-17|accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://animageplus.jp/articles/detail/50446|title=『シン・仮面ライダー』ついに幕を開ける！ 最速公開記念舞台挨拶レポ|website=アニメージュプラス|date=2023-03-20|accessdate=2023-03-28}}</ref>。その後、池松・浜辺・柄本・西野はそれぞれがエリアごとに分かれて全国各地の42劇場を訪れるゲストビジットが18日・19日に行われた後に再び、新宿バルト9にて池松・浜辺・柄本が登壇して舞台挨拶を行った<ref>{{Cite web|和書|url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1485701.html|title=18日公開「シン・仮面ライダー」。キャストが18日、19日に全国劇場へ|website=AV Watch|author=坂田絃|date=2023-03-14|accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2272207/full/|title=『シン・仮面ライダー』池松壮亮&浜辺美波&柄本佑、全国行脚終えて再集結 西野七瀬のコメントも到着|website=ORICON NEWS|date=2023-03-20|accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shin-kamen-rider.jp/news/851/|title=3月18日（土）、3月19日（日）にキャストによるゲストビジットの実施が緊急決定|website=『シン・仮面ライダー』公式サイト|date=2023-03-14|accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shin-kamen-rider.jp/news/963/|title=3/18.19実施　ゲストビジットオフィシャルレポート|website=『シン・仮面ライダー』公式サイト|date=2023-03-20|accessdate=2023-03-28}}</ref>。

また、本作品は[[IMAX]]、[[4DX]]、[[MX4D]]、[[ドルビーシネマ]]での上映も行われ、IMAXと4DXは3月17日の19時以降、ドルビーシネマは3月24日、MX4Dは4月14日よりそれぞれ公開を開始した<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】 |user=Shin_KR |number=1623993277476392960 |title=さらに、上映劇場も決定。 https://toei-screeninginfo.azurewebsites.net/theaterlist/02691…  全国最速公開の3/17(金)18時からはキャスト舞台挨拶付き上映会を予定しています。全国劇場へのライブビューイングもございます。 詳細は改めてご案内します。  IMAX・4DX・ドルビーシネマの上映も決定。 こちらも詳細は改めて。  御期待ください。|date=2023-02-10|accessdate=2023-02-10}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1484899.html|title=「シン・仮面ライダー」IMAXビジュアル。上映は17日19時以降|website=AV Watch|author=酒井隆文|date=2023-03-10|accessdate=2023-03-28}}</ref>。

==== 入場者特典 ====
* 第1弾入場者特典として最速上映より各キャラクターを捉えた全10種のカードが1セット2枚入っている「『シン・仮面ライダー』カード 劇場版」が全国合計100万名に配布された<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】|user=Shin_KR|number=1634479286303457282|title=第1弾入場者特典の発表です。 『シン・仮面ライダー』カード劇場版  全国の映画館で数量限定100万パック（全10種　1パック2枚入り、各種レアカードあり）を 3月17日(金)18時の全国最速公開から配布いたします。 詳しくはこちら↓ https://shin-kamen-rider.jp/news/?p=796  御期待ください。  #シン・仮面ライダー|date=2023-03-11|accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/516232|title=「シン・仮面ライダー」入場者特典は全10種の限定カード、レアも用意|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-03-11|accessdate=2023-03-28}}</ref>。また、数量限定でキャスト自筆の役名が入ったレアカードも用意された。
* 第2弾入場者特典として3月24日より前田真宏によるサイクロン号に乗った仮面ライダーのイラストに池松壮亮、浜辺美波、手塚とおる、西野七瀬、塚本晋也、森山未來、大森南朋といった出演者自筆の役名サインが寄せ書きのように印字された「イラストサインペーパー （色紙サイズ）/仮面ライダーver.」が全国合計50万名に配布された<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】|user=Shin_KR|number=1637755869709615104|title=第2弾入場者特典が解禁。 『イラストサインペーパー（色紙サイズ）／仮面ライダーver.』を数量限定で3月24日(金)から配布いたします。  第1弾入場者プレゼント 『シン・仮面ライダーカード劇場版』は絶賛配布中です。 詳しくはこちら↓ https://shin-kamen-rider.jp/news/?p=994 御期待ください。 #シン・仮面ライダー|date=2023-03-20|accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/517380|title=「シン・仮面ライダー」新たな入場特典は本郷猛やクモオーグのサイン入りペーパー|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-03-20|accessdate=2023-03-28}}</ref>。なお、この色紙は1971年版『仮面ライダー』放送時に行われていた「仮面ライダーショー」にて石ノ森章太郎のイラスト入り色紙にショーの場で仮面ライダーがサインを書き入れるために配布された色紙をオマージュしたものである。
* 第3弾入場者特典として3月31日から4月6日まで前田による仮面ライダー第2号のイラストに柄本、森山、長澤まさみ、本郷奏多、松坂桃李、松尾スズキ、上杉柊平、大量発生型相変異バッタオーグのスーツアクターを担当した柏崎隼風といった出演者自筆の役名サインが寄せ書きのように印字された「イラストサインペーパー （色紙サイズ）/仮面ライダー第2号ver.」が全国合計50万名に配布された<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】|user=Shin_KR|number=1640277483437031425 |title=第3弾入場者特典が解禁。 『イラストサインペーパー(色紙サイズ)仮面ライダー第２号ver.』を数量限定で3月31日(金)から配布。  第2弾入プレ『イラストサインペーパー(色紙サイズ)／仮面ライダーver.』は絶賛配布中です。  詳しくは↓ https://shin-kamen-rider.jp/news/?p=1131 御期待ください。 #シン・仮面ライダー|date=2023-03-27 |accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/518427|title=柄本佑、森山未來らが役名でサインした「シン・仮面ライダー」入場特典第3弾|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-03-20|accessdate=2023-03-28}}</ref>。
* 第4弾入場者特典として4月7日より「SHOCKER識別IDタグ」が全国合計50万名に配布された<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】|user=Shin_KR|number=1644112752032780290|title=本日より、第4弾入場者プレゼント『SHOCKER識別IDタグ』を数量限定で配布いたします。ランダムで1種の配布となりますので、誰の配下となるのか開けるまでのお楽しみです。追告もご覧頂き、ぜひ劇場へお越しくださいhttps://youtu.be/qwo4fFji8rc御期待ください。#シン・仮面ライダー|date=2023-04-07|accessdate=2023-04-08}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0136086|title=『シン・仮面ライダー』入場者特典、第4弾はSHOCKER識別IDタグ　シークレット含む全10種|website=シネマトゥデイ|date=2023-04-03|accessdate=2023-04-08}}</ref>。
* 第5弾入場者プレゼントは4月14日より『シン・仮面ライダーカード劇場版2』50万パック限定、全10種。
* 第6弾入場者プレゼントは4月21日より『シン・仮面ライダーカード劇場版3 SHOCKERパック』30万パック限定、全5種。
* 第7弾入場者プレゼントは4月28日より『シン・仮面ライダーカード劇場版 エヴァンゲリオン コラボver.』100万パック限定、全5種。
* 最終入場者プレゼントは5月19日より『シン・仮面ライダー』×『エヴァンゲリオン』リバーシブルミニポスター4枚セット（A4サイズ）。20万セット限定。

==== 同時上映 ====
ゴールデンウィーク企画として2023年4月28日から5月11日まで『[[シン・エヴァンゲリオン劇場版]]』Blu-ray & DVD収録特典映像『EVANGELION:3.0(-46h)劇場版』が本編冒頭に上映<ref>[https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1495900.html 「シン・仮面ライダー」&「EVANGELION:3.0(-46h)」GW同時上映。興収は20億突破]AV WATCH 2023年4月24日</ref>。劇場上映用に音響を再調整した劇場上映フォーマットであるDCP（デジタルシネマパッケージ）で上映。

==== 興行成績（日本） ====
完成報告と初号試写が行われたのは最速上映から10日前の3月7日であり、一般向け・マスコミ向けの試写上映を行わずに試写は初号試写と3月12日に関係者を招待して行われたプレミア上映会<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/516309|title=「シン・仮面ライダー」池松壮亮、浜辺美波、柄本佑らがレッドカーペットに集結|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-03-12|accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/516354|title=「シン・仮面ライダー」プレミア上映、池松壮亮・浜辺美波らの鑑賞後コメントが到着|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-03-12|accessdate=2023-03-28}}</ref>のみと最小限の情報のみしか明かされない徹底したシークレットな宣伝で17日は全国で一斉に最速上映を行うために18時以降しか上映が行われない状況で初週を迎えたが、17日からの3日間で動員34万5,000人、興収5億4,200万円を記録し、全国動員ランキングでは2位にランクインした<ref>{{Cite web|和書|url=https://realsound.jp/movie/2023/03/post-1282245.html|title=春休み興行、本番突入 勝つのは『わたしの幸せな結婚』か『シン・仮面ライダー』か？|website=リアルサウンド映画部|author=[[宇野維正]]|date=2023-03-17|accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0135803|title=目黒蓮主演『わたしの幸せな結婚』が初登場首位！『シン・仮面ライダー』は2位のスタート|website=シネマトゥデイ|date=2023-03-20|accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://cinema.ne.jp/article/detail/51157|title=『シン・仮面ライダー』公開劇場情勢＆興行分析｜今後の粘り強い興行がカギに？|website=CINEMAS+|author=[[村松健太郎]]|date=2023-03-22|accessdate=2023-03-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://toyokeizai.net/articles/-/661040|title=「シン･仮面ライダー」情報過少でもヒットの理由|website=東洋経済オンライン|author=[[木俣冬]]|date=2023-03-24|accessdate=2023-03-28}}</ref>。

なお、初日から3日間の興収比では『[[シン・ゴジラ]]』の約64パーセント、『[[シン・ウルトラマン]]』の約54パーセントという記録となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://realsound.jp/movie/2023/03/post-1287007.html|title=『わたしの幸せな結婚』好スタート 半年ぶりの実写日本映画興収30億超えなるか？|website=リアルサウンド映画部|author=[[宇野維正]]|date=2023-03-23|accessdate=2023-03-28}}</ref>。

2023年4月23日時点で、興行収入20億2,000万を突破した<ref>{{Cite web|和書|title=https://twitter.com/shin_kr/status/1650333748007694343?s=46 |url=https://twitter.com/shin_kr/status/1650333748007694343?s=46 |website=X (formerly Twitter) |access-date=2023-12-13 |language=ja}}</ref>。20億を突破したのは、シリーズ史上初である。
{{Expand English|Shin_Kamen_Rider_(film)||section=yes|date=2023年7月}}

=== 日本国外 ===
{{節スタブ}}

=== インターネット配信 ===
2023年7月21日より、[[Amazon Prime Video]]で、世界200以上の国と地域において独占配信が開始された<ref>{{Cite web|和書|title=「シン・仮面ライダー」7月21日、Amazon Prime Video独占配信 |url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1510884.html |website=AV Watch |date=2023-06-22 |access-date=2023-07-21 |language=ja |author=山崎健太郎}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=話題作「シン・仮面ライダー」、本日からPrime Videoで独占配信スタート！ : 映画ニュース |url=https://eiga.com/news/20230721/1/ |website=映画.com |accessdate=2023-07-21 |language=ja |date=2023-07-21}}</ref>。

== 作品の評価 ==
2023年11月30日に[[イー・ガーディアン]]が発表した「[[SNS流行語大賞]] 2023」（同社が独自集計した、指定期間中にX（旧[[Twitter]]）で最も投稿された単語のランキング）ではドラマ・映画部門の1位となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://markezine.jp/article/detail/44264|title=イー・ガーディアン、2023年のSNS流行語大賞を発表 1位はZ世代で流行したあのフレーズに！|publisher=MarkeZine|date=2023-11-30|accessdate=2023-12-2}}</ref>。

=== 受賞その他 ===
* 第66回[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]
** 助演女優賞（浜辺美波、『[[ゴジラ-1.0]]』と合わせて）<ref>{{cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/01/24/gazo/20240123s00041000623000p.html |title=第66回ブルーリボン賞受賞者・作品賞 |publisher=SPONICHI ANNEX|date= 2024-01-24 |accessdate=2024-01-26}}</ref>
* [[第47回日本アカデミー賞]]
** 優秀助演女優賞（浜辺美波）<ref>{{Cite web|和書|url= https://natalie.mu/eiga/news/558358 |title= 【全リスト掲載】第47回日本アカデミー賞「ゴジラ-1.0」が最多12部門の優秀賞を受賞 |website= 映画ナタリー |publisher= ナターシャ |date= 2024-01-25 |accessdate= 2024-01-25 }}</ref>
* [[映画芸術]] 2023年日本映画ベストテン＆ワーストテン
** ワースト6位<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/558452 |title=映画芸術が2023年のベスト＆ワースト発表、ベスト1は荒井晴彦×綾野剛の「花腐し」 |accessdate=2024-01-26 |date=2024-01-25 |website=映画ナタリー |publisher=ナターシャ|language=ja }}</ref>
* 第74回[[芸術選奨新人賞#2020年代|芸術選奨新人賞]] 
** 映画部門（池松壮亮、『[[せかいのおきく]]』『[[白鍵と黒鍵の間に]]』ほかと合わせた実績により）<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2316140/full/|title=第74回『芸術選奨』受賞者を発表 佐藤浩市、池松壮亮、中村勘九郎、藤井フミヤら|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2024-02-28|accessdate=2024-02-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94011601_03.pdf |title=令和5年度（第74回）芸術選奨文部科学大臣新人賞 贈賞理由 |access-date=2024-02-28 |date=2024-02-28 |format=PDF |publisher=文化庁 |page=7 |language=ja }}</ref>

== 映像ソフト化 ==
2024年11月20日発売。発売・販売元は[[キングレコード]]。[[Blu-ray Disc|Blu-ray]] / [[DVD-Video|DVD]]、[[Ultra HD Blu-ray|4K ULTRA HD Blu-ray]]でリリース。
* シン・仮面ライダー 通常版（1枚組）
** 映像特典
*** 特報
*** 予告
*** 追告
* シン・仮面ライダー 初回限定版（3枚組）
** ディスク1：本編Blu-ray
*** 本編に「撮影地情報字幕スーパー」「バリアフリー字幕」表示オプションあり
*** 映像特典
**** 超特報
**** 特報
**** 予告
**** 追告
** ディスク2：特典Blu-ray1
*** プロモーション映像集
**** メモリアル映像
**** プロモーション映像A
**** プロモーション映像B
**** TV SPOT 15秒
**** TV SPOT 30秒
**** 30秒追告
**** 終映告知映像
*** キャラクター動画　
**** 本郷猛×緑川ルリ子編
**** 本郷猛×一文字隼人編
**** 緑川ルリ子×ハチオーグ / ヒロミ編
*** SHOCKER presents 不定期『シン・仮面ライダー』撮影現場調査報告
**** 第1回
**** 第2回
**** 第3回
**** 第4回
**** 最終回
*** VFX Breakdown
**** 第1弾 仮面ライダー / 本郷猛 編
**** 第2弾 クモオーグ 編
**** 第3弾 コウモリオーグ サソリオーグ ハチオーグ K.Kオーグ 編
**** 第4弾 イチロー / チョウオーグ 編
**** 第5弾 仮面ライダー第2号 / 一文字隼人 編
*** 全国ゲストビジット ダイジェスト映像
*** OMITシーン
** ディスク3：特典Blu-ray2
*** シン・仮面ライダー 各話フォーマット版（全5話）
**** 幕前+第1幕「怪奇クモオーグ」
**** 第2幕「恐怖コウモリオーグ」
**** 第3幕「怪人サソリオーグ！」「怪異！ハチオーグ」
**** 第4幕（前編）「死斗！復しゅう鬼K.Kオーグと対決!!ライダー対第2バッタオーグ」
**** 第4幕（後編）「至高の超人チョウオーグと13人の仮面ライダー」
*** 第4幕（後編）ED プロモーション版
*** ノンテロップOP・ED・新番組予告
**** 新番組予告『シン・仮面ライダー』
**** 幕前+第1幕 OP
**** 第2幕 OP
**** 第3幕 OP
**** 第4幕（前編） OP
**** 第4幕（後編） OP
**** 幕前+第1幕・第2幕 ED
**** 第3幕 ED
**** 第4幕（前編） ED
**** 第4幕（後編） ED プロモーション版
**** 新番組予告『シン・仮面ライダー 仮面の世界』
** 封入特典
*** ブックレット（16P）
* シン・仮面ライダー 完全受注限定版（4枚組、2024年4月22日12:00～2024年6月16日23:59まで受注）
** ディスク1：本編Blu-ray（初回限定版と共通）
** ディスク2：本編4K ULTRA HD Blu-ray
** ディスク3：特典Blu-ray1（初回限定版と共通）
** ディスク4：特典Blu-ray2（初回限定版と共通）
** 封入特典
*** ブックレット（16P）
*** レプリカマフラー2本セット（仮面ライダー、仮面ライダー第0号）
*** ムービーモンスターシリーズ（仮面ライダー ライダーキックver.）
* 【[[Amazon.co.jp]] / キングレコード限定】シン・仮面ライダー 完全受注限定版（Amazon ver. / キングレコードver.）（4枚組、2024年4月22日12:00～2024年6月16日23:59まで受注）
** セット内容
*** シン・仮面ライダー 完全受注限定版
*** ムービーモンスターシリーズ（クモオーグ、コウモリオーグ、サソリオーグ、ハチオーグ、カマキリ・カメレオン（K.K）オーグ）
*** Special 収納BOX（Amazon ver. / キングレコードver.）

== 他媒体展開 ==
=== 漫画 ===
本作品を題材としたコミカライズ作品『'''真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-'''』（しんのやすらぎはこのよになく シン かめんライダー ショッカーサイド<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784088926230|title=真の安らぎはこの世になく 1 ―シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE― 藤村 緋二(著/文) - 集英社|website=版元ドットコム|accessdate=2023-05-18}}</ref>）が、2022年12月22日発売の『[[週刊ヤングジャンプ]]』2023年4・5合併号より連載されている{{R|natalie20221222|Pen108}}。漫画ではSHOCKERの視点からオーグメントや緑川イチロー、緑川弘の前日譚を描いたオリジナルストーリーを展開{{R|natalie20221222|Pen108|PAN山田}}。クレジットは原作：石ノ森章太郎、映画『シン・仮面ライダー』脚本：庵野秀明、監修：[[八手三郎]]、漫画脚本：[[山田胡瓜]]、作画：藤村緋二{{R|natalie20221222|Pen108}}<ref>[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1463332.html 「シン・仮面ライダー」最大の敵“SHOCKER”を描くオリジナル漫画が「週刊ヤングジャンプ」にて連載決定](2022年12月14日)</ref>。

==== あらすじ（漫画） ====
<!-- 外部サイトや書籍からのコピペ・丸写しによる著作権侵害はしないでください。削除の対象となり、投稿者はブロックされる可能性もあります。 -->
{{不十分なあらすじ|date=2023年12月7日 (木) 13:41 (UTC)}}
緑川イチローは、転校生のマモルをいじめっ子から庇ったことから自身がいじめのターゲットにされた上、母親が通り魔に殺害されるという不幸が重なる。耐えかねていじめっ子に暴力を振るったのをきっかけに退学届を提出し、以降は父親・弘と共にSHOCKERの研究施設に移住する。そこで「クモ」や「サソリ」といったSHOCKER構成員やSHOCKERのAI「アイ」の外世界観測用自立型人工知能であるケイと交流を深めるが、「アイ」を制御するためのクリプトキューブと研究情報を狙ってイチローと弘をSHOCKERフロント企業「ファウスト」の幹部であり創業派のクラークが拉致する。クモやサソリがイチローたちを救うために戦うが、その際にクラークの軍事用ドローンからの銃弾をイチローが浴び、重傷を負う。

イチローを救うため、弘は自身の研究成果であるプラーナ技術をイチローに施し、これによってイチローは一命を取り留めるが、プラーナの影響で人外の力を身につけ、何か別の生き物が自分の中にいる感覚に苛まれる。

クラークを殺害された報復としてファウスト幹部のヘルマンらは弘が勧誘した研究者を殺害。これを受け、イワンたちは、ファウスト幹部たちの粛清を実行した。

SHOCKERアメリカ支部のウルフソンは、独自開発したAI「カイ」による人類洗脳での世界幸福を唱えるが、これは「アイ」の方針には沿わないものであった。ケイの発案でSHOCKERアメリカ支部との全面対決に向かうが、「カイ」による行動予測によって戦闘はイチローたちに不利に進む。ケイによる予測困難な行動（味方である「サソリ」をケイが殴ったり）や、ルリ子がプラーナを介してイチローの行動を操るなどで、五分に戻すが、「サソリ」の人格が破壊され、好戦的ではない本来の人格「詩織」が目覚め、戦線から脱落する。（以上、単行本3巻まで）

==== 登場人物（漫画） ====
; {{読み仮名|緑川 イチロー|みどりかわ イチロー}}
: 主人公。
: カートリッジ式のプラーナをベルトから吸収することで一時的なパワーアップを行うことができるが、そのプラーナは死刑囚から集められたものであり、硝子の殺害犯も含まれていた。これにより、イチローの精神は蝕まれて行くことになる。
; {{読み仮名|緑川 弘|みどりかわ ひろし}}
: イチローの父親。神経科学専門の研究者。妻の硝子を通り魔に殺されて以降、イチローと共にSHOCKERの研究施設に移住後はプラーナの研究に注力しており、後にクラークの手で瀕死の重傷を負った息子を救うためプラーナ技術を用いた施術を行う。
; {{読み仮名|緑川 硝子|みどりかわ しょうこ}}
: イチローの母親。通り魔事件に巻き込まれて意識不明の状態に陥り、入院療養の末、意識を回復しないまま亡くなる。
; {{読み仮名|緑川 ルリ子|みどりかわ ルリこ}}
: イチローの妹。弘が最初にイチローに行った説明ではSHOCKER同志の遺児であり、事故で家族が死亡した際に唯一生き残ったものの、事故の影響で脳に大きな損傷を受け、弘によって欠損部分を機械化された生体電算機となった。実態は人工子宮を用いて弘の遺伝子から作られた人造人間であり、生まれながらの改造人間である。
; ケイ
: アイの外世界観測用自立型人工知能。イチローの教育係。アイによって作られた。
: セリフの中に英単語を含んでいた場合、その英単語が英語圏ネイティブな発音になるが、これは「サソリ」から八つ当たり気味にそう指示されたためであると、単行本おまけ4コマに描かれている。
; イワン
: 弘をSHOCKERに勧誘した科学者で幹部の1人。クラークからは「死神」と呼ばれている。創業派とは対立する派閥で「絶望派」とも呼ばれる。
: 旧体制のファウスト、創業派に対して粛清を行う。
; 「サソリ」
: SHOCKERの女性構成員。改造人間。英単語混じりのしゃべり方をするが、英単語の発音がカタカナ英語風でさらには誤っていることもあり、イチローに指摘されている。
: もともとは詩織（しおり）という名の少女が、義父によるDVなどにより、薬物などに逃避の結果生まれた人格である。
: 創業派との戦いで暴走したクモオーグに右腕を切断され、生身と見分けのつかない精巧な義手（変形機能あり）となる。
; 「クモ」 / クモオーグ
: SHOCKERの男性構成員。蜘蛛の仮面を被った改造人間。紳士的な態度で他者に接し、森の中で小鳥に餌をあげるのを趣味とする。
: かつて男性の恋人がいたが、彼が[[ゲイ]]であることで差別を受けている最中に、自分はカミングアウトする勇気がなくそれに同調し、その後恋人は自殺する。この罪悪感から自らへの罰として顔を溶かし、マスクを被る。愛する人を死へと追いやった人間を自分自身も含めて嫌い、非人間化することを望む。イワンの強化手術により人外合成型オーグメント第1号クモオーグとなる。手術後の様子を見てイワンは「失敗作」と断じていた。
: 山田胡瓜は、映画ではSHOCKER上級構成員の物語は個人の絶望から始まっているため、製作時に脚本を見てオーグにも絶望の理由があるはずだと考え、山田なりにオーグの過去を考えて、時には庵野に感想として伝えた。漫画の企画がなったさいに、改めて自分のアイデアを映画製作陣に提案しストーリーを膨らませている<ref name="CT20230417">{{Cite web|和書|website=シネマトゥデイ |url=https://www.cinematoday.jp/news/N0135648|title=「真の安らぎはこの世になく-シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-」山田胡瓜＆藤村緋二が語る映画との連動|date= 2023-04-17|accessdate=2023-12-07}}</ref>。
; 「アイ」
: 創業者たちによって開発されたAI。
; {{読み仮名|綾小路 律子|あやのこうじ りつこ}}
: アメリカ支部撃破以降には、幹部の1人となっている。幹部となり、イワンや弘の方針に異を唱えるイチローに協力を申し出る。
; クラーク
: SHOCKERの幹部の1人で、フロント軍事企業、ファウストの幹部。創業派。ファウストは元々は[[ブレイン・マシン・インタフェース]]を研究するアメリカに研究機関であったが、実用化できる研究結果を出せずアメリカ資本から切り捨てられたとこを石神グループの融資を受け、SHOCKER傘下となった。
: ファウストの研究所に弘らを誘拐し、イチローの命の補償を対価にクリプトキューブを渡すように要求した。なお、緑川親子以外の絶望派の人間には執着する対象がなく、脅しが効かないとのこと。
: 機械化による強化人間であり、腕からレーザーを発射する。その戦闘力はクモとサソリの2人を同時に相手どれるほどであったが、イチローが軍事ドローンを捕縛した隙を狙われてクモに殺される。クラークの死は最終的に事故として処理された。
; ヘルマン
: SHOCKERの幹部の1人で、フロント軍事企業、ファウストの幹部。創業派。
: イワン主導の創業派のためにアジトに突入してきたイチローたちに人型兵器「ガーディアン」を差し向けるが、ガーディアンはすべてクモオーグに破壊され、交渉のために姿を現したところ、暴走状態のクモオーグによって胴体に風穴を開けられ死亡した。死体はイワンによって蘇生され、プラーナ技術による洗脳を行ったうえでファウストの幹部として元々のブレイン・マシン・インタフェースの研究のための指揮を執っている。
; ウルフソン
: SHOCKERアメリカ支部の幹部。人類をAIによって支配し、戦争や格差を根絶することを目指す。
; 「天使」たち
: 双子の少女。SHOCKERアメリカ支部のAI「カイ」の端末。ウルフソンを「おじさま」と呼ぶが、立場はウルフソンより上である。
; ヒロミ
: ルリ子同様に人工子宮から産まれた生まれながらの改造人間の1人。
; トオル
: ヒロミの弟。同様に人工子宮から産まれた生まれながらの改造人間の1人。
; 一文字松哉
: ジャーナリスト。一文字隼人の父親。イチローと偶然に知り合い、イチローの「正義の実現」について意見を交わす。
: SHOCKER周辺の取材を行っていたことから、夫婦ともどもクモオーグに拉致され、イチローに殺害されることになる。
; 多田野
: 研究者。後のコウモリオーグ。かつて研究していた「FFヴィールス」は癌細胞を破壊する「奇跡のウイルス」として注目を集めるが、研究の不正やデータ捏造などを内部告発され、世間より糾弾されてすべてを失うことになった。しかし、緑川弘は多田野が行っていた部分の研究を認めており、SHOCKERへの勧誘を行った。
: SHOCKERでは仲間を作らず研究を行っていたが、緑川に研究の行き詰まりと仲間を作るよう諭された。多田野は緑川を仲間であり友だと思っていたが、緑川はそうでなかったと、絶望することとなる。ただし、ルリ子の視点からは、緑川がSHOCKERからの離脱の計画を進めていた時期であり、関係者を増やしたくないがゆえの対応だった。
: 本郷猛がクモオーグを倒したことをケイから聞き、「[[蟲毒]]が始まった」とコメントする。

==== 書誌情報 ====
* 山田胡瓜（漫画脚本）、藤村緋二（作画）、石ノ森章太郎（原作）、庵野秀明（映画脚本）、八手三郎（監修） 『真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-』 [[集英社]]〈[[ヤングジャンプ コミックス]]〉、既刊5巻（2024年7月18日現在）
*# 2023年3月10日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=978-4-08-892623-0|title=真の安らぎはこの世になく 1 -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-／藤村緋二／山田胡瓜／石ノ森章太郎／庵野秀明／八手三郎|publisher=集英社|website=S-MANGA|accessdate=2023-03-10}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-892623-0}}
*# 2023年7月19日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=978-4-08-892748-0|title=真の安らぎはこの世になく 2 -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-／藤村緋二／山田胡瓜／石ノ森章太郎／庵野秀明／八手三郎|publisher=集英社|website=S-MANGA|accessdate=2023-07-19}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-892748-0}}
*# 2023年11月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=978-4-08-892897-5|title=真の安らぎはこの世になく 3 -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-／藤村緋二／山田胡瓜／石ノ森章太郎／庵野秀明／八手三郎|publisher=集英社|website=S-MANGA|accessdate=2023-11-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-892897-5}}
*# 2024年3月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=978-4-08-893164-7|title=真の安らぎはこの世になく 4 -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-／藤村緋二／山田胡瓜／石ノ森章太郎／庵野秀明／八手三郎|publisher=集英社|website=S-MANGA|accessdate=2024-03-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-893164-7}}
*# 2024年7月18日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=978-4-08-893306-1|title=真の安らぎはこの世になく 5 -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-／藤村緋二／山田胡瓜／石ノ森章太郎／庵野秀明／八手三郎|publisher=集英社|website=S-MANGA|accessdate=2024-07-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-08-893306-1}}

=== コラボアニメ ===
; 『[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]』
: 2023年3月18日放送の「しん・仮面ライダーだゾ」にて、本郷猛（仮面ライダー〈声 - 池松壮亮〉）、緑川ルリ子（声 - 浜辺美波）、一文字隼人（仮面ライダー第2号〈声 - 柄本佑〉）が登場し、[[野原しんのすけ]]（声 - [[小林由美子]]）も仮面ライダーに変身した。オーグメントは雲オーグ（声 - [[山本格]]）、怖顔オーグ（園長先生〈声 - [[森田順平]]〉）、梅オーグ（まつざか先生〈声 - [[富沢美智恵]]〉）が登場<ref>{{Cite web|和書|url=https://s.animeanime.jp/article/2023/03/09/76015.html|title=「シン・仮面ライダー×クレヨンしんちゃん」コラボエピソード放送決定！ アクション仮面との共闘も!? “お祭り感”ある内容に|website=S-アニメ!アニメ!|accessdate=2023-03-9}}</ref>。
: 監督・脚本・絵コンテ・演出：[[ムトウユージ]]、作画監督：[[高倉佳彦]]

=== ゲーム ===
; 『[[SD シン・仮面ライダー 乱舞]]』
: 2023年3月23日発売の[[Nintendo Switch]]、PC（[[Steam]]）用ソフト、ベルトスクロール/ハックアンドスラッシュのアクションゲーム<ref>[https://s.famitsu.com/news/202301/12289184.html 『SD シン・仮面ライダー 乱舞』がSwitch、PCで3月23日に発売決定。映画『シン・仮面ライダー』を題材とした ベルトスクロール/ハックアンドスラッシュアクションゲーム]ファミ通.com 2023年1月12日</ref>。
; 『LINE POP2』
: 2023年2月24日よりパズルアプリゲーム『LINE POP2』で期間限定コラボを実施。仮面ライダーなどのミニモンが登場する<ref>[https://linegame-official.blog.jp/archives/60180132.html 【LINE POP2】新たなる仮面ライダーの物語『シン・仮面ライダー』コラボ開催！ ]LINE GAME BLOG 2023年2月24日</ref>。
; 『シン・仮面ライダー』 × [[リアル脱出ゲーム]]『秘密結社SHOCKERからの脱出』
: リアル脱出ゲームとのコラボ。ハチオーグにスポットを当てた完全オリジナルストーリーで構成される<ref>[https://www.shin-kamen-rider.jp/news/1059/ 『シン・仮面ライダー』とリアル脱出ゲームのコラボイベントの開催が決定]公式サイト 2023年3月23日</ref>。
:* 開催都市および日程
:** 大阪（リアル脱出ゲーム大阪南堀江店）2023年6月15日 - 9月3日<ref name="脱出公式">[https://realdgame.jp/shin_kamen_rider/ 【公式】リアル脱出ゲーム×シン・仮面ライダー『秘密結社SHOCKERからの脱出』（シン・仮面ライダー）] SCRAP 2023年9月17日</ref>
:** 東京（リアル脱出ゲーム原宿店）2023年6月22日 - 7月23日{{R|脱出公式}}、（リアル脱出ゲーム吉祥寺店）同年7月27日 - 9月10日{{R|脱出公式}}
:** 愛知（リアル脱出ゲーム名古屋店）2023年9月14日 - 11月5日{{R|脱出公式}}
:** 福岡（リアル脱出ゲーム福岡店）2023年9月15日 - 10月22日{{R|脱出公式}}
:** 岡山（オルガホール）2023年10月27日 - 29日{{R|脱出公式}}
:** 宮城（イベントホール松栄）2023年12月9日・10日{{R|脱出公式}}
:** 北海道（リアル脱出ゲーム札幌店）2023年12月28日 - 2024年1月28日{{R|脱出公式}}
:** 神奈川（リアル脱出ゲーム横浜店）2023年12月28日 - 2024年2月4日{{R|脱出公式}}

=== アプリ ===
; SHOCKER公式アプリ『SHOCKER』fromシン・仮面ライダー
: 2022年5月13日より配信の映画情報アプリ<ref>[https://s.famitsu.com/news/202205/14261350.html 映画『シン・仮面ライダー』の情報を入手できる『SHOCKER』公式アプリが配信開始。アプリ限定特典なども予定]ファミ通.com 2022年5月14日</ref>。ダウンロードした人はSHOCKERの構成員ないし協力者となり、アプリ限定コンテンツとして、著名人にSHOCKERの理念をインタビューした「週刊SHOCKER通信」、SHOCKERに特化したグッズを販売する「SHOCKERグッズ販売サイト」などを利用可能{{R|Pen108}}。また、アプリ内では庵野が監督を手掛けた『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』シリーズのキャラクターがSHOCKER下級構成員へと引き込まれたという設定でコラボした「ナギサ作戦」も展開された{{R|Pen108}}。

=== ミニラジオ ===
; 『SHOCKER RADIO-BE HAPPY-』
: 2023年2月17日から4月21日まで公式アプリ内で配信されたミニラジオ番組。全10回。[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティ]]は[[鈴村健一]]と[[神谷浩史]]<ref>[https://www.shin-kamen-rider.jp/news/478/ 鈴村健一さん・神谷浩史さんが広報員を務めるミニラジオ番組「SHOCKER RADIO-BE HAPPY-」の配信が決定！]</ref>。

=== 傑作選放送 ===
; 『シン・仮面ライダー』公開記念 庵野秀明セレクション「仮面ライダー」傑作選
: 映画公開記念として、2023年2月7日から4月11日まで23時56分に[[毎日放送]]で、庵野秀明が選んだ1971年版『仮面ライダー』の10エピソードが放送された<ref>[https://s.animeanime.jp/article/2023/02/03/75276.html 映画「シン・仮面ライダー」公開記念！ 庵野秀明セレクト「仮面ライダー」傑作選が放送]アニメ!アニメ! 2023年2月3日</ref>。[[MBS動画イズム]]と[[TVer]]でも各話放送直後より、5月8日まで配信される{{R|Pen108}}。冒頭、庵野秀明による放送回に寄せたコメントが映される{{R|Pen108}}。
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!放送日!!話数!!サブタイトル
|-
|2023年<br />2月7日||第1話||怪奇蜘蛛男
|-
|2月14日||第2話||恐怖蝙蝠男
|-
|2月21日||第4話||人喰いサラセニアン
|-
|2月28日||第5話||怪人かまきり男
|-
|3月7日||第17話||リングの死闘 倒せ！ピラザウルス
|-
|3月14日||第24話||猛毒怪人 キノコモルグの出撃！
|-
|3月21日||第40話||死斗！怪人スノーマン対二人のライダー
|-
|未放送{{efn|当初2023年3月28日放送予定であったが映画冒頭放送に急遽変更。2023年3月29日から5月8日までYouTube『東映特撮YouTube Official』で出張版として配信された。}}||第52話||おれの名は怪鳥人ギルガラスだ！
|-
|4月4日||第84話||危しライダー！イソギンジャガーの地獄罠
|-
|4月11日||第93話||8人の仮面ライダー
|}

=== 映画冒頭ノーカット放送 ===
; 『シン・仮面ライダー公開記念 〈特別放送〉幕前/第1幕 クモオーグ編』
: 2023年3月28日23時56分から毎日放送で冒頭からクモオーグとの戦闘までをノーカットで放送。そのため同局で放送されていた上記傑作選から第52話の放送を急遽変更し、YouTubeでの配信となった<ref>[https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2303/24/news116.html 「シン・仮面ライダー」、テレビで映画冒頭をノーカット放送　見逃し配信もあり]itmedia 2023年3月24日</ref>。
: 映画本編とは異なり、オープニング・アイキャッチ・エンドロールが加えられた編集となっている<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】|user=Shin_KR|number=1640739559410634754|title=なお、オープニングやエンディング、アイキャッチなどはこの放送用の編集で加わっております。そのほかの本編は公開中の映画冒頭の幕前／第１幕をノーカットでお届けしております。今回の放送・配信部分も含め、劇場ではまたお楽しみいただけますので、ご期待ください。#シン・仮面ライダー|date=2023-03-29|accessdate=2023-04-23}}</ref>。
: また、放送終了後の2023年4月20日から5月7日まで[[Amazon Prime Video]]にて同様の構成の本編が配信された<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】|user=Shin_KR|number=1648974798410727424|title=『 #シン・仮面ライダー 』冒頭となる、幕前／第１幕 クモオーグ編が5/7(日)迄、Prime Videoにて期間限定配信中です。毎日放送にて放送されたものと同じようにオープニング、アイキャッチ、エンドロールもございます。https://amazon.co.jp/gp/video/detail/B0BX3YX1RJ/ref=atv_dp_share_cu_r御期待ください。|date=2023-04-20|accessdate=2023-04-23}}</ref>。

=== 放送番組 ===
; 『「シン・仮面ライダー」〜ヒーロー・アクション挑戦の舞台裏〜』
: [[NHK BSプレミアム]]で2023年3月31日22時から23時18分まで、[[NHK総合テレビジョン]]で同年4月15日19時30分から20時48分まで放送されたドキュメント番組。制作現場の様子を2年にわたり取材しており、シリーズ中でも制作現場に長期取材のカメラが入るのは今回が初めてである<ref>[https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1488265.html NHKドキュメント「シン・仮面ライダー」舞台裏、3月31日放送。2年密着]AV watch 2023年3月24日</ref>。
; 『[[全力坂]]』
: 番組コラボとして、2023年4月3日・4日放送分でSHOCKERの下級構成員が坂を駆け上がる。3日は調布市若葉町の本村坂、4日は調布市入間町の新左エ門坂<ref>[https://eiga.com/news/20230402/1/ SHOCKERが“全力坂”に登場　「シン・仮面ライダー」と異色コラボ]映画.com 2023年4月2日</ref>。
; 『シン・仮面ライダーの[[オールナイトニッポンGOLD]]』
: 2023年4月14日22時から24時まで、[[ニッポン放送]]をキーステーションに全国18局ネットにて『オールナイトニッポン』の特別番組として[[生放送]]されたラジオ番組。
: メインキャストの池松、浜辺、柄本の3名がパーソナリティとなり、撮影秘話を語る。アシスタントは同局アナウンサーの[[新行市佳]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/520028|title=池松壮亮、浜辺美波、柄本佑がANNGで「シン・仮面ライダー」語り尽くす|work=[[映画ナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2023-04-07|accessdate=2023-04-15}}</ref>。ゲストは西野と准監督の尾上克郎<ref>{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】|user=Shin_KR|number=1646800462384078848|title=本日22時よりニッポン放送にて『#シン・仮面ライダー のオールナイトニッポンGOLD』が放送。パーソナリティは、#池松壮亮 さん、#浜辺美波 さん、#柄本佑 さん。ゲストに #西野七瀬 さん、#尾上克郎 さんを迎えた一夜限りの特別番組を生放送でお届け。御期待ください。#シン仮面ライダーANNG|date=2023-04-14|accessdate=2023-04-23}}</ref>。

=== メイキング動画 ===
; 『SHOCKER presents 不定期『シン・仮面ライダー』撮影現場調査報告』
: 2023年4月12日から5月31日までYouTube『東映映画チャンネル』で不定期で配信されたメイキング動画<ref>{{YouTube|dHUN1ATGqSwI|SHOCKER presents 不定期『シン・仮面ライダー』撮影現場調査報告 第１回}}</ref>。全5回。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2
|refs=
<ref name="SUDW73">{{Harvnb|SUDW|2022|pp=73-75|loc=「『シン・ウルトラマン』手記 庵野秀明」}}</ref>
<ref name="SKDW75">{{Harvnb|SKDW|2023|p=75|loc=「緑川ルリ子」}}</ref>
<ref name="SKDW92">{{Harvnb|SKDW|2023|pp=92-97|loc=「第2世代外世界観測用自立型人工知能 ケイ」}}</ref>
<ref name="SKDW98">{{Harvnb|SKDW|2023|pp=98-100|loc=「第1世代外世界観測用自立型人工知能 ジェイ」}}</ref>
<ref name="SKDW114">{{Harvnb|SKDW|2023|pp=114-126|loc=「サソリオーグ」}}</ref>
<ref name="SKDW144">{{Harvnb|SKDW|2023|pp=144-156|loc=「カマキリ・カメレオン（K.K）オーグ」}}</ref>
<ref name="SKDW158">{{Harvnb|SKDW|2023|p=158-162|loc=「大量発生型相変異バッタオーグ」}}</ref>
<ref name="SKDW166">{{Harvnb|SKDW|2023|pp=166-189|loc=「チョウオーグ・仮面ライダー第0号」}}</ref>
<ref name="Pen30">{{Harvnb|Pen202304|2023|pp=30-31|loc=「『シン・仮面ライダー』で新たに描かれる世界線とは？」}}</ref>
<ref name="Pen48">{{Harvnb|Pen202304|2023|pp=48-49|loc=「過去を継承し未来へ託す。庵野秀明が目指した、仮面ライダーのカタチ」}}</ref>
<ref name="Pen50">{{Harvnb|Pen202304|2023|pp=50-51|loc=「監督の盟友が語る、原点にこだわった映画の舞台裏」}}</ref>
<ref name="Pen54">{{Harvnb|Pen202304|2023|pp=54-55|loc=「本郷猛×池松壮亮」}}</ref>
<ref name="Pen56">{{Harvnb|Pen202304|2023|pp=56-57|loc=「緑川ルリ子×浜辺美波」}}</ref>
<ref name="Pen58">{{Harvnb|Pen202304|2023|pp=58-59|loc=「一文字隼人×柄本佑」}}</ref>
<ref name="Pen60">{{Harvnb|Pen202304|2023|p=60|loc=「トップクリエイターが導き出した、「継承」までのデザイン制作秘話」}}</ref>
<ref name="Pen66">{{Harvnb|Pen202304|2023|pp=66-67|loc=「作品の世界観に深みを与える。オーグメントのデザイン」}}</ref>
<ref name="Pen108">{{Harvnb|Pen202304|2023|p=108|loc=「コラボ作品から展覧会まで、シン・仮面ライダー最新情報」}}</ref>
<ref name="PAN">{{Harvnb|パンフレット|2023}}</ref>
<ref name="PAN池浜">{{Harvnb|パンフレット|2023|pp=6-9|loc=「CAST INTERVIEWS 池松壮亮 浜辺美波」}}</ref>
<ref name="PAN竹野内">{{Harvnb|パンフレット|2023|p=12|loc=「CAST INTERVIEWS 竹野内豊」}}</ref>
<ref name="PAN斎藤">{{Harvnb|パンフレット|2023|p=13|loc=「CAST INTERVIEWS 斎藤工」}}</ref>
<ref name="PAN柄本">{{Harvnb|パンフレット|2023|p=20|loc=「CAST INTERVIEWS 柄本佑」}}</ref>
<ref name="PAN森山">{{Harvnb|パンフレット|2023|p=21|loc=「CAST INTERVIEWS 森山未來」}}</ref>
<ref name="PANPRO">{{Harvnb|パンフレット|2023|pp=16-17|loc=「CAST PROFILES」}}</ref>
<ref name="PAN庵野">{{Harvnb|パンフレット|2023|p=29|loc=「STAFF INTERVIEWS 庵野秀明」}}</ref>
<ref name="PAN白紀">{{Harvnb|パンフレット|2023|pp=30-31|loc=「STAFF INTERVIEWS 白倉信一郎 紀伊宗之」}}</ref>
<ref name="PAN尾轟">{{Harvnb|パンフレット|2023|pp=32-33|loc=「STAFF INTERVIEWS 尾上克郎 轟木一騎」}}</ref>
<ref name="PAND">{{Harvnb|パンフレット|2023|pp=34-35|loc=「STAFF INTERVIEWS 前田真宏 山下いくと 出渕裕 」}}</ref>
<ref name="PAN柘植">{{Harvnb|パンフレット|2023|p=36|loc=「STAFF INTERVIEWS 柘植伊佐夫」}}</ref>
<ref name="PAN山田">{{Harvnb|パンフレット|2023|p=38|loc=「STAFF INTERVIEWS 山田胡瓜」}}</ref>
<ref name="PAN森中">{{Harvnb|パンフレット|2023|p=39|loc=「STAFF INTERVIEWS 森徹 中山権生」}}</ref>
<ref name="F3028">{{Harvnb|フィギュア王302|2023|pp=8-15|loc=「シン・仮面ライダー特集」}}</ref>
<ref name="F30356">{{Harvnb|フィギュア王303|2023|pp=56-57|loc=「『シン・仮面ライダー』特集・補記 出渕裕スペシャルインタビュー」}}</ref>
<ref name="文春エンタ+8">{{Harvnb|文春エンタ+|2023|p=8|loc=「庵野秀明監督が語った『シン・仮面ライダー』」}}</ref>
<ref name="文春エンタ+12">{{Harvnb|文春エンタ+|2023|pp=12-14|loc=「出渕裕コメント入り オーグメント&構成員図鑑」}}</ref>
<ref name="文春エンタ+30">{{Harvnb|文春エンタ+|2023|pp=30-33|loc=「准監督 尾上克郎 プロとして「庵野組」で映画を撮ること」}}</ref>
<ref name="文春エンタ+34">{{Harvnb|文春エンタ+|2023|pp=34-37|loc=「デザイナー 出渕裕 「原点」をつくった方々への敬意を常に」}}</ref>
<ref name="文春エンタ+40">{{Harvnb|文春エンタ+|2023|pp=40-43|loc=「マンガ『真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-』 漫画脚本・山田胡瓜×作画・藤村緋二」}}</ref>
<ref name="文春エンタ+50">{{Harvnb|文春エンタ+|2023|pp=50-51|loc=「音楽担当 岩崎琢 これがうわさの庵野流のやり方」}}</ref>
<ref name="NT2305">{{Harvnb|NT2305|2023|pp=36-45|loc=「継承する"シン" さまざまな関係者の証言から迫る、庵野秀明監督最新作の"革新"と"核心" シン・仮面ライダー」}}</ref>
<ref name="UYB24">{{Harvnb|宇宙船YB2024|2024|pp=10-11|loc=「シン・仮面ライダー」}}</ref>
<ref name="ishimoripro20210409">{{Cite web|和書|url=https://ishimoripro.com/%E3%80%8C%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%BB%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%80%8D2023%E5%B9%B43%E6%9C%88%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%81%A7%E7%99%BA%E8%A1%A8%EF%BC%81/|title=「シン・仮面ライダー」2023年3月公開で発表！|publisher=石森プロ|date=2021-04-09|accessdate=2021-08-17}}</ref>
<ref name="公式">{{Cite web|和書|title=『シン・仮面ライダー』公式サイト|url=https://shin-kamen-rider.jp/|website=『シン・仮面ライダー』公式サイト|accessdate=2021-04-04}}</ref>
<ref name="khara20210403">{{Cite web|和書|url=https://www.khara.co.jp/2021/04/03/news-2/|title=新作映画への参加に関するお知らせ|website=[[カラー (映像制作会社)|株式会社カラー]]|date=2021-04-03|accessdate=2021-04-04}}</ref>
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<ref name="cinematoday20210403">{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0122611|title=『シン・仮面ライダー』企画の経緯・制作状況は？庵野秀明の企画メモから6年|website=シネマトゥデイ|publisher=シネマトゥデイ|date=2021-04-03|accessdate=2021-04-04}}</ref>
<ref name="natalie423100">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/423100|title=庵野秀明が監督・脚本！「シン・仮面ライダー」製作決定|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2021-04-03|accessdate=2021-04-04}}</ref>
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<ref name="natalie470116">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/470116|title=「シン・仮面ライダー」秘密結社SHOCKERのエンブレムやマスクデザインが解禁|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-03-18|accessdate=2022-03-19}}</ref>
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<ref name="natalie20221222">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/506050|title=「シン・仮面ライダー」山田胡瓜×藤村緋二がオリジナルストーリーで描く新連載がYJで|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-12-22|accessdate=2022-12-22}}</ref>
<ref name="mynavi1861316">{{Cite web|和書|url=https://news.mynavi.jp/article/20210330-1861316/|title=『仮面ライダー』50周年の2021年4月3日19:30に東映から"重大な発表"|website=マイナビニュース|publisher=マイナビ|date=2021-03-30|accessdate=2021-04-04}}</ref>
<ref name="eiga.com2021040315">{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20210403/15/|title=仮面ライダー50周年飾る庵野秀明監督「シン・仮面ライダー」23年3月公開|website=映画.com|publisher=エイガ・ドット・コム|date=2021-04-03|accessdate=2021-04-02}}</ref>
<ref name="公式Twitter20210815">{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】 |user=Shin_KR |number=1426826280691912705 |title=本日8/15は 最初の #仮面ライダー、#本郷猛 の誕生日です。 『#シン・仮面ライダー 』の準備稿が上がりました。 感染防止に努めつつ、粛々と撮影準備中です。 御期待ください。 |date=2021-08-15 |accessdate=2022-12-05 }}</ref>
<ref name="color2202110012006">{{Cite tweet|author=(株)カラー 2号機 |user=khara_inc2 |number=1443895101193814016 |title=👉オリジナルと同じマスクの色を使いつつ、プロダクトデザイン感を加えつつ、今の形になる。５０年続くシリーズでの新たな模索は、原点回帰しかなかったという結論。 ライダーのデザインは、マスク、グローブ、ブーツが前田真宏。ベルトが山下いくと。胸部と背部が庵野秀明と、共作になってます。👉👉 |date=2021-10-01 |accessdate=2022-12-05 }}</ref>
<ref name="color2202110011809">{{Cite tweet|author=(株)カラー 2号機 |user=khara_inc2 |number=1443865564737273856 |title=サイクロン号、常用サイクロン号のデザインは、山下いくと。 デザイン画の一部や形状確認用3Dプリント出力模型は #国立新美術館 の #庵野秀明展 に展示中。 @annohideakiten なお、サイクロン号は、昨日の記者会見後にスタジオに戻され、撮影用にアレコレと修正中。 #シン・仮面ライダー |date=2021-10-01 |accessdate=2022-12-05 }}</ref>
<ref name="mantan20210930">{{Cite web|和書|url=https://mantan-web.jp/article/20210930dog00m200042000c.html|title=シン・仮面ライダー：蜘蛛男が登場！ デザインに出渕裕、前田真宏、山下いくと 庵野秀明監督「バッタと蜘蛛が出ます」|website=MANTANWEB|publisher=MANTAN|date=2021-09-30|accessdate=2021-09-30}}</ref>
<ref name="mantan20211010">{{Cite web|和書|url=https://mantan-web.jp/article/20211010dog00m200011000c.html|title=シン・仮面ライダー：「仮面ライダー第2号」登場　イメージビジュアル公開|website=MANTANWEB|publisher=MANTAN|date=2021-10-10|accessdate=2021-10-10}}</ref>
<ref name="AMplus20211001">{{Cite web|和書|url=https://animageplus.jp/articles/detail/39659|title=『シン・仮面ライダー』メインキャストが語る庵野秀明の新ライダー』|website=アニメージュプラス|publisher=[[徳間書店]]|date=2021-10-01|accessdate=2021-10-02}}</ref>
<ref name="mynavi2242389">{{Cite web|和書|url=https://news.mynavi.jp/article/20220101-2242389/|title=『シン・仮面ライダー』一文字隼人／仮面ライダー第2号役は柄本佑、「自分が?」と驚き|work=[[マイナビニュース]]|publisher=[[マイナビ]]|date=2022-01-01|accessdate=2022-01-02}}</ref>
<ref name="cinematoday0135091">{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0135091|title=『シン・仮面ライダー』3月18日公開決定　前日18時から最速上映|website=シネマトゥデイ|date=2023-02-10|accessdate=2023-02-10}}</ref>
<ref name="Shin_KR_220513">{{Cite tweet|author=『シン・仮面ライダー』【公式】 |user=Shin_KR |number=1524947715138138112 |title=なお、音楽はこの特報のために制作されたオリジナルとなっており、本作の音楽を担当する「R.O.D -READ OR DIE-」や「ヨルムンガンド」で知られる #岩崎琢 さんが手掛けられました。 今後も御期待ください。 |date=2022-05-13 |accessdate=2022-12-05 }}</ref>
<ref name="natalie517774">{{Cite web2|url=https://natalie.mu/eiga/news/517774|title= 「シン・仮面ライダー」未発表キャスト解禁、竹野内豊・長澤まさみ・松坂桃李ら10名|work=[[映画ナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2023-03-23|accessdate=2023-03-23}}</ref>
}}
=== 出典（リンク） ===
{{Reflist|group="出典"|20em}}

== 参考文献 ==
* 関連書籍
** {{Cite book|和書|others=監修 [[庵野秀明]]|date = 2022-05-13|title = シン・ウルトラマン デザインワークス|publisher = [[カラー (映像制作会社)|カラー]]|isbn = 978-4-905033-28-8|ref = {{SfnRef|SUDW|2022}}}}
** {{Cite book|和書|others=監修 石森プロ・東映|date = 2023-04-24|title = シン・仮面ライダー デザインワークス|publisher = 株式会社カラー|isbn = 978-4-905033-30-1|ref = {{SfnRef|SKDW|2023}}}}
* 劇場パンフレット
** {{wikicite|ref={{SfnRef|パンフレット|2023}}|reference=『シン・仮面ライダー』パンフレット 2023年3月17日：取材・執筆：[[氷川竜介]]、木川明彦、[[木俣冬]] 発行所：東映（株）事業推進部}}
* 雑誌
** {{Cite journal|和書|date=2023-02-28|journal=[[Pen (雑誌)|Pen]]|issue=（2023年4月号）|publisher=[[CCCメディアハウス]]|id=雑誌コード：17785-04、{{JAN|4910177850437}}|ref={{SfnRef|Pen202304|2023}}}}
** [[フィギュア王]]（[[ワールドフォトプレス]]）
*** {{Cite journal|和書|date=2023-04-30<!--奥付表記-->|journal=フィギュア王|volume=No.302|isbn=978-4-8465-3293-2|ref={{SfnRef|フィギュア王302|2023}}}}
*** {{Cite journal|和書|date=2023-05-30<!--奥付表記-->|journal=フィギュア王|volume=No.303|isbn=978-4-8465-3294-9|ref={{SfnRef|フィギュア王303|2023}}}}
** {{Cite journal|和書|date=2023-05-06<!--奥付表記-->|title=週刊文春エンタ+ 特集「10倍楽しむ！『シン・仮面ライダー』」|publisher = 文藝春秋 |isbn = 978-4-16-007064-6|ref={{SfnRef|文春エンタ+|2023}}}}
** {{Cite journal|和書|date=2023-04-10|journal=[[月刊ニュータイプ]]|volume=第39巻第5号|issue=（2023 MAY 5月号）|publisher=[[KADOKAWA]]|id=雑誌コード：07009-05、{{JAN|4910070090534}}|ref={{SfnRef|NT2305|2023}}}}
** {{Cite journal|和書|date = 2024-04-01|title=宇宙船vol.184特別付録 宇宙船YEARBOOK 2024|journal = 宇宙船|volume = vol.184 |issue =（SPRING 2024.春）|publisher = ホビージャパン |isbn = 978-4-7986-3486-9|ref={{SfnRef|宇宙船YB2024|2024}}}}

== 関連項目 ==
* [[シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース]]
* [[フィクションにおける人工知能]]

== 外部リンク ==
* [https://shin-kamen-rider.jp 『シン・仮面ライダー』公式サイト]
* {{Twitter|Shin_KR|『シン・仮面ライダー』【公式】}}
* {{Wayback|url=https://www.tiktok.com/@shin_kamen_rider |title=【公式】シン・仮面ライダー |date=20230401120508}} - [[TikTok]]
* {{IMDb title|14379088}}
* [https://sjhu.jp/ 『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』公式サイト]
* [https://ynjn.jp/title/8177 真の安らぎはこの世になく-シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-] - ヤンジャン!
* [https://rider-skr-ranbu.bn-ent.net/ SD シン・仮面ライダー 乱舞 | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト]
* [https://realdgame.jp/shin_kamen_rider/ リアル脱出ゲーム × シン・仮面ライダー]
* {{NHK放送史|D0009051553_00000|ドキュメント「シン・仮面ライダー」 〜ヒーローアクション挑戦の舞台裏〜}}

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