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シンフォニシティ

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『シンフォニシティ』
スティングカバー・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク クリントン・レコーディング・スタジオ(#1, #2, #9, #11, #12)[3]
ロンドン アビー・ロード・スタジオ(#3, #4, #5, #6, #7, #8)[3]
ニューヨーク クリントン・レコーディング・スタジオ& MSRレコーディング・スタジオ(#10)[3]
ジャンル クラシック音楽ポップ・ロック
時間
レーベル ドイツ・グラモフォン
プロデュース スティング、ロブ・マテス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(ポルトガル[5]
  • 3位(ベルギー・ワロン地域[6]
  • 4位(イタリア[7]
  • 6位(アメリカ[8]
  • 7位(ドイツ[9]
  • 9位(カナダ[10]
  • 10位(フランス[11]
  • 11位(スペイン[12]、ニュージーランド[13]
  • 13位(フィンランド[14]
  • 15位(スイス[15]
  • 19位(オーストリア[16]
  • 20位(日本[2]
  • 22位(オランダ[17]
  • 24位(オーストラリア[18]
  • 30位(イギリス[19]、スウェーデン[20]
  • 31位(ベルギー・フランデレン地域[21]
  • スティング アルバム 年表
    ウィンターズ・ナイト
    (2009年)
    シンフォニシティ
    (2010年)
    ライヴ・イン・ベルリン
    (2010年)
    テンプレートを表示

    シンフォニシティ』(原題:Symphonicities)は、イギリスのミュージシャン、スティング2010年に発表した、ソロ名義では10作目のスタジオ・アルバム

    背景

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    過去に発表した曲をオーケストラ・アレンジで再録音した作品である[1]。タイトルはポリス時代に発表したアルバム『シンクロニシティー』と「シンフォニー」を合わせた造語で、スティングは本作リリース前の6月2日より、オーケストラとの共演による「シンフォニシティ・ツアー」を開始した[22]

    本作発表後、9月21日にロイヤル・フィルハーモニック・コンサート・オーケストラと共に行われたベルリン公演の模様は、後にライブ・アルバムおよび映像作品『ライヴ・イン・ベルリン』として発表された[23]。また、2011年1月の日本ツアーでは東京ニューシティ管弦楽団と共演した[24]

    反響・評価

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    アメリカのBillboard 200では2010年7月31日に初登場6位となり、合計7週トップ200入りして、コンピレーション・アルバムも含めれば自身10作目の全米トップ10アルバムとなった[8]。ポルトガルのアルバム・チャートでは9週連続でトップ30入りし、うち2週にわたって1位を獲得するヒットとなった[5]

    Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「当然のことながら、最も大きく変わったのはポリス時代の曲で、"Every Little Thing She Does Is Magic"は快活な一方で夢心地でもあるアレンジが施され、"Roxanne"のレゲエのリズムは、気だるく官能的な軽快さに置き換えられている」と評している[1]。また、John GarrattはPopMattersのレビューで10点満点中5点を付け「特にソロ転向後の曲は、交響曲風のフォーマットに向いていたため、こうした作品を今まで作ってこなかったことに驚かされる」「悪い結果には至っていないが、全体的にはあまりにも無難である」と評している[4]

    収録曲

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    全曲ともスティング作。

    1. ネクスト・トゥ・ユー - "Next to You" - 2:30
    2. イングリッシュマン・イン・ニューヨーク - "Englishman in New York" - 4:23
    3. マジック - "Every Little Thing She Does Is Magic" - 4:58
    4. アイ・ハング・マイ・ヘッド - "I Hung My Head" - 5:31
    5. ユー・ウィル・ビー・マイ・エイン・トゥルー・ラヴ - "You Will Be My Ain True Love" - 3:44
    6. ロクサーヌ - "Roxanne" - 3:37
      • 原曲はポリスのアルバム『アウトランドス・ダムール』(1978年)収録。
    7. ホエン・ウィー・ダンス - "When We Dance" - 5:26
    8. エンド・オブ・ザ・ゲーム - "The End of the Game" - 6:08
      • 原曲はシングル「ブラン・ニュー・デイ」(1999年)のカップリング曲。
    9. 君に夢中 - "I Burn for You" - 4:04
      • 原曲はポリスが映画『ブリムストン&トリークル』(1982年)のサウンドトラックに提供した。
    10. 黒い傷あと - "We Work the Black Seam" - 7:18
    11. シーズ・トゥ・グッド・フォー・ミー - "She's Too Good for Me" - 3:03
    12. パイレーツ・ブライド - "The Pirate's Bride" - 5:07
      • 原曲はシングル「ブロート・トゥ・マイ・センシズ」(1996年)のカップリング曲。

    日本盤ボーナス・トラック

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    アメリカで「ベスト・バイ」を通じて発売された限定盤CD (B0014587-02)には、13.のみ収録された。

    1. ストレート・トゥ・マイ・ハート - "Straight to My Heart" - 4:12
      • 原曲はアルバム『ナッシング・ライク・ザ・サン』(1987年)収録。
    2. ホワイ・シュッド・アイ・クライ・フォー・ユー - "Why Should I Cry for You?" - 5:49
    3. ホェンエヴァー・アイ・セイ・ユア・ネーム - "Whenever I Say Your Name" - 6:29

    日本盤ボーナスDVD

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    1. "シンフォニシティ"ドキュメンタリー - "Symphonicities - EPK"

    参加ミュージシャン

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    トラック・ナンバーは日本盤CDに準拠。

    脚注

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    1. ^ a b c d Erlewine, Stephen Thomas. “Symphonicities - Sting - Album”. AllMusic. 2024年3月17日閲覧。
    2. ^ a b シンフォニシティ - スティング”. オリコン. 2024年3月17日閲覧。
    3. ^ a b c CD英文ブックレット内クレジット
    4. ^ a b Garratt, John (2010年7月14日). “Sting: Symphonicities”. PopMatters. 2024年3月17日閲覧。
    5. ^ a b portuguesecharts.com - Sting - Symphonicities
    6. ^ Sting - Symphonicities - ultratop.be
    7. ^ italiancharts.com - Sting - Symphonicities
    8. ^ a b Sting - Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2024年3月17日閲覧。
    9. ^ Offizielle Deutsche Charts
    10. ^ Sting - Chart History - Canadian Albums”. Billboard. 2024年3月17日閲覧。
    11. ^ lescharts.com - Sting - Symphonicities
    12. ^ spanishcharts.com - Sting - Symphonicities
    13. ^ charts.org.nz - Sting - Symphonicities
    14. ^ finnishcharts.com - Sting - Symphonicities
    15. ^ Sting - Symphonicities - hitparade.ch
    16. ^ Sting - Symphonicities - austriancharts.at
    17. ^ Sting - Symphonicities - dutchcharts.nl
    18. ^ australian-charts.com - Sting - Symphonicities
    19. ^ STING songs and albums | full Official Chart History
    20. ^ swedishcharts.com - Sting - Symphonicities
    21. ^ Sting - Symphonicities - ultratop.be
    22. ^ 日本盤CD (UCCH-9009)ライナーノーツ(大友博、2010年6月29日)
    23. ^ スティング、ポリス&ソロのシンフォニック・コンサートをCD / DVD化”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年3月17日閲覧。
    24. ^ スティングの来日公演が決定! ベスト・オブ・ポリス&スティングのシンフォニック・コンサートを開催”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年3月17日閲覧。

    外部リンク

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