クリス・アンダーセン
デンバー・ナゲッツでのアンダーセン (2009年) | |
引退 | |
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愛称 | The Birdman |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1978年7月7日(46歳) |
出身地 | カリフォルニア州ロングビーチ |
身長(現役時) | 208cm (6 ft 10 in) |
体重(現役時) | 103kg (227 lb) |
ウィングスパン(現役時) | 220cm (7 ft 3 in) |
キャリア情報 | |
出身 | ブリン・カレッジ |
NBAドラフト | 1999年 / ドラフト外 |
プロ選手期間 | 1999年–2017年 |
ポジション | C / PF |
背番号歴 | 15, 11, 1, 12, 7, 00 |
選手経歴 | |
1999-2000 2000 2000-2001 2001-2004 2004-2006 2008-2012 2013-2016 2016- 2016-2017 |
江蘇ドラゴンズ ニューメキシコ・スラム ファーゴ・モーヘッド・ビーズ デンバー・ナゲッツ ニューオーリンズ・ホーネッツ デンバー・ナゲッツ マイアミ・ヒート メンフィス・グリズリーズ クリーブランド・キャバリアーズ |
受賞歴 | |
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Stats Basketball-Reference.com | |
クリストファー・クロース・アンダーセン(Christopher Claus Andersen、1978年7月7日 - )はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロングビーチ出身のバスケットボール選手。NBAのデンバー・ナゲッツなどに所属していた。身長208cm、体重103.4kg。ポジションはセンターまたはパワーフォワード。愛称は「The Birdman(バードマン)」。
経歴
[編集]カリフォルニア州出身だが、テキサス州アイオラで生まれ育った。ヒューストン大学を中退した後、ブリンカレッジに入学した。1999-00シーズンに中国プロバスケットボールリーグの江蘇ドラゴンズに所属してプロキャリアがスタートした。この年はアメリカの独立リーグであるIBLのニューメキシコ・スラムでもプレイした。2000-01シーズンは独立リーグのIBAのFargo-Moorhead Beezと、SWBL(Southwest Basketball League)というテキサス州の小規模なリーグに所属した。
アンダーセンが注目を集めたのはNBAデベロップメント・リーグのドラフトにおいてフェイエットビル・ペイトリオッツ(2006年に消滅)より全体1位指名を受けてからである。ペイトリオッツでは6試合に出場し、平均6得点、5リバウンド、2.5ブロックショットを記録。2001年11月21日にNBAのデンバー・ナゲッツからコールアップ(NBAに呼ばれること)されて契約に至った。NBDL(現在の略称はNBADL)発足後、初めてNBAのチームと契約した記念すべき選手になった。
NBAデビューとなった2001-02シーズンは24試合の出場ながらも平均1.17ブロックショットを記録して守備に貢献した。続く2002-03シーズンと2003-04シーズンもナゲッツでプレイし、控えのセンターとして活躍。リバウンドとブロックを武器に人気を集めていった。2004年にはNBAオールスターゲームウィークエンドのスラムダンクコンテストに初出場した。
2004年オフにニューオーリンズ・ホーネッツへ移籍。2004-05シーズンもベンチから出場し、時には10リバウンド以上を稼ぐなど、チームにとって貴重なセンターとして貢献するようになった。なお、2年連続でスラムダンクコンテストに出場したが、失敗を繰り返し、会場がブーイングや笑い声に包まれてしまった。
ホーネッツ2年目となる2005-06シーズン途中の2006年1月25日、リーグの薬物規定(反薬物プログラム)に違反したとしてリーグから2年間の追放処分を受けた。ダンクコンテストに引き続いて、ファンやメディアから好ましくないことで注目を浴びる結果となってしまった。
2009年、デンバー・ナゲッツに復帰し、センターのネネイの控え役とし、過去最高のスタッツを残している。
2011-12シーズン終了後にデンバー・ナゲッツからアムネスティー条項適用により解雇され、2012-13シーズン開始時点ではどのチームとも契約に至らなかったが、リバウンド面で補強を模索していたマイアミ・ヒートと2013年1月20日に1度目、30日に2度目の10日間契約を結び、3度目の契約でシーズン終了までの契約に合意。そして初のNBAチャンピオンを経験した。
2014年7月19日にマイアミ・ヒートとの2年総額1,000万ドルの再契約に合意した[1]。
2016年2月16日に3チームが絡むトレードでメンフィス・グリズリーズへ移籍した[2]。
7月8日にクリーブランド・キャバリアーズとの契約に合意し[3]、ヒート時代以来レブロン・ジェームズ、ジェームズ・ジョーンズと再びチームメートとなった。しかし、12月の全体練習中に右膝の前十字靭帯を断裂し、2016-17シーズン残り試合の全休が決定した。
2017年2月13日に2017年のプロテクト付き2巡目指名権とのトレードで、金銭と共にシャーロット・ホーネッツへ移籍したが[4]、直後にホーネッツから解雇された[5]。
個人成績
[編集]略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
優勝シーズン |
NBA
[編集]レギュラーシーズン
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2001–02 | DEN | 24 | 1 | 10.9 | .338 | .000 | .786 | 3.2 | .3 | .3 | 1.2 | 3.0 |
2002–03 | 59 | 3 | 15.4 | .400 | .000 | .550 | 4.6 | .5 | .5 | 1.0 | 5.2 | |
2003–04 | 71 | 0 | 14.5 | .443 | .000 | .589 | 4.2 | .5 | .5 | 1.6 | 3.4 | |
2004–05 | NOH | 67 | 2 | 21.3 | .534 | .000 | .689 | 6.1 | 1.1 | .2 | 1.5 | 7.7 |
2005–06 | 32 | 2 | 17.8 | .571 | --- | .476 | 4.8 | .2 | .3 | 1.3 | 5.0 | |
2007–08 | 5 | 0 | 6.8 | .286 | --- | .500 | 1.8 | .0 | .0 | .8 | 1.2 | |
2008–09 | DEN | 71 | 1 | 20.6 | .548 | .200 | .718 | 6.2 | .4 | .6 | 2.5 | 6.4 |
2009–10 | 76 | 0 | 22.3 | .566 | .000 | .695 | 6.4 | .4 | .6 | 1.9 | 5.9 | |
2010–11 | 45 | 0 | 16.3 | .599 | .000 | .637 | 4.9 | .4 | .5 | 1.3 | 5.6 | |
2011–12 | 32 | 1 | 15.2 | .546 | --- | .610 | 4.6 | .2 | .6 | 1.4 | 5.3 | |
2012–13† | MIA | 42 | 0 | 14.9 | .577 | .667 | .677 | 4.1 | .4 | .4 | 1.0 | 4.9 |
2013–14 | 72 | 0 | 19.4 | .664 | .250 | .710 | 5.3 | .3 | .4 | 1.3 | 6.6 | |
2014–15 | 60 | 20 | 18.9 | .580 | .308 | .667 | 5.0 | .7 | .4 | 1.0 | 5.3 | |
2015–16 | 7 | 1 | 5.1 | .400 | .400 | .750 | 1.3 | .4 | .1 | .4 | 1.9 | |
MEM | 20 | 14 | 18.3 | .548 | .222 | .688 | 4.5 | .5 | .7 | .5 | 4.6 | |
2016–17 | CLE | 12 | 0 | 9.5 | .409 | .000 | .714 | 2.6 | .4 | .4 | .6 | 2.3 |
通算 | 695 | 45 | 17.7 | .532 | .221 | .654 | 5.0 | .5 | .4 | 1.4 | 5.4 |
プレーオフ
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2004 | DEN | 5 | 0 | 6.8 | .333 | --- | .000 | 2.8 | .4 | .2 | .4 | 1.2 |
2009 | 15 | 0 | 21.9 | .630 | .000 | .659 | 6.3 | .6 | .3 | 2.1 | 6.5 | |
2010 | 6 | 0 | 19.3 | .529 | --- | .643 | 4.5 | .2 | .2 | 1.0 | 4.5 | |
2011 | 5 | 0 | 14.6 | .636 | --- | .714 | 2.8 | .6 | .6 | 1.4 | 4.8 | |
2013† | MIA | 20 | 0 | 15.2 | .807 | --- | .735 | 3.8 | .2 | .5 | 1.1 | 6.4 |
2014 | 18 | 0 | 17.6 | .579 | .000 | .684 | 5.9 | .3 | .3 | 1.0 | 5.1 | |
2016 | MEM | 4 | 2 | 19.8 | .417 | --- | .625 | 7.8 | .8 | .5 | .8 | 3.8 |
通算 | 73 | 2 | 17.1 | .631 | .000 | .689 | 5.0 | .4 | .4 | 1.2 | 5.3 |
その他
[編集]腕に自身のニックネームである「バードマン」にちなんで、赤い翼のタトゥーをいれている。ほかにも首などにもカラフルなタトゥーがある。モヒカンのヘアースタイルも特徴。
脚注
[編集]- ^ “HEAT Signs Chris Andersen”. NBA.com (July 19, 2014). July 19, 2014閲覧。
- ^ “Grizzlies acquire four 2nd Round Picks, Chris Andersen & P.J. Hairston in three-team trade”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. (February 16, 2016). February 16, 2016閲覧。
- ^ “Cavaliers Sign Center Chris Andersen”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. (July 22, 2016). July 22, 2016閲覧。
- ^ “Cavaliers Complete Trade with Charlotte”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. (February 13, 2017). February 13, 2017閲覧。
- ^ “Hornets Acquire Chris Andersen And Cash Considerations From Cavaliers”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. (February 13, 2017). February 13, 2017閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference