アイ・キャント・レット・ゴー
「アイ・キャント・レット・ゴー」 | ||||||||
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ホリーズ の シングル | ||||||||
B面 |
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リリース | ||||||||
規格 | シングル盤 | |||||||
録音 |
1966年1月13日および18日[1] EMIレコーディング・スタジオ | |||||||
ジャンル | ポップ、ビート | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル |
UK: パーロフォン R5409 US: インペリアル 66158 | |||||||
作詞・作曲 | チップ・テイラー、アル・ゴーゴニ | |||||||
プロデュース | ロン・リチャーズ | |||||||
ホリーズ シングル 年表 | ||||||||
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「アイ・キャント・レット・ゴー」("I Can't Let Go")はアル・ゴーゴニと、「恋はワイルド・シング」を作ったチップ・テイラーが共作した楽曲。「アイ・キャント・レット・ゴー」はブルー・アイド・ソウルの歌手イーヴィー・サンズがジョージ・ゴールドナーのブルー・キャット・レーベルでオリジナルを録音し、1965年にニューヨークで人気曲となっていた[2]。この曲は1966年にホリーズによってカバーされて人気が出て、全シングル・チャートで2位になった。リンダ・ロンシュタットは1980年にこの曲をカバーし、全米ビルボード・ホット100チャートで31位となった。
ホリーズのバージョン
[編集]背景
[編集]「アイ・キャント・レット・ゴー」はホリーズの1966年1枚目のシングルであり、さらにオリジナルメンバーのベーシストだったエリック・ヘイドックが参加した最後のシングルとなった。イギリスでは2位にとなり、アメリカではビルボード・ホット100チャートで42位となった。1966年のイギリスで37番目のビッグ・ヒットにランク付けされている[3]。ホリーズのバージョンは、コーラスパートでのグラハム・ナッシュのテナーがトランペットと思ったポール・マッカートニーに称賛されている。「アイ・キャント・レット・ゴー」の録音後、ヘイドックはバンドの次のシングル「バス・ストップ」で演奏したバーニー・カルヴァートと交代した[4]。
チャートでの成績
[編集]チャート(1966年) | 最高 順位 |
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西ドイツ (Gfk Entertainment charts) | 30 |
オランダ (Single Top 100)[5] | 20 |
アイルランド (IRMA)[6] | 6 |
ニュージーランド (Listener)[7] | 9 |
ノルウェー (VG-lista)[8] | 2 |
南アフリカ (Springbok)[9] | 14 |
スウェーデン | 10 |
イギリス (Record Retailer)[10] | 2 |
イギリス (NME)[11] | 1 |
アメリカ (Billboard Hot 100)[12] | 44 |
カナダ (RPM)[13] | 44 |
リンダ・ロンシュタットのバージョン
[編集]「アイ・キャント・レット・ゴー」 | ||||
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リンダ・ロンシュタット の シングル | ||||
初出アルバム『激愛』 | ||||
B面 | まぼろしの恋人 (Look Out For My Love) | |||
リリース | ||||
規格 | シングル盤 | |||
ジャンル | ロック、ニュー・ウェイヴ | |||
時間 | ||||
レーベル | アサイラム・レコード | |||
作詞・作曲 | チップ・テイラー、アル・ゴーゴニ | |||
プロデュース | ピーター・アッシャー | |||
リンダ・ロンシュタット シングル 年表 | ||||
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背景
[編集]リンダ・ロンシュタットはアメリカでの最も成功したカバーバージョンをプラチナ認定のアルバム『激愛』から1980年にリリースした。アルバムからの3枚目のシングルとしてリリースされ、ピーター・アッシャーのプロデュースでアサイラム・レコードから発売された。「アイ・キャント・レット・ゴー」のロンシュタットによるカバーは1980年の夏にキャッシュボックスのトップ100チャートで27位に、ビルボードのトップ100チャートで31位となった。
チャートでの成績
[編集]チャート (1980年) | 最高 順位 |
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アメリカ ビルボード Hot 100 [14] | 31 |
アメリカ ビルボード Hot Adult Contemporary Tracks [15] | 48 |
アメリカ キャッシュボックス Top 100 | 27 |
Canada RPM Top Singles | 30 |
その他のバージョン
[編集]- ザ・ディッキーズはこの曲を "Can't Let Go" というタイトルで1998年の全曲カバーのアルバム Dogs from the Hare That Bit Us に収録した。
- レス・フラドキンはこの曲を2006年のアルバム Goin' Back でカバーした。
- ジョージア州を拠点とするカバーバンドのフォクシズ・アンド・フォシルズ(Foxes and Fossils)はこの曲を地元の会場で演奏し、動画をユーチューブに投稿した[16]。
脚注
[編集]- ^ http://hollies.co.uk/music-archive/session-listing.html
- ^ Muscarella, Tom (11 November 2017). “Song of the Week – I Can't Let Go, Evie Sands; The Hollies; Linda Ronstadt”. Rock 'n' Roll Remnants. 3 December 2017閲覧。
- ^ “Top 100 1966 - UK Music Charts”. Uk-charts.top-source.info. 2016年9月29日閲覧。
- ^ The 30th Anniversary Collection (CD). The Hollies. EMI Records. 1993. D 202205。
- ^ "Dutchcharts.nl – The Hollies – I Can't Let Go" (in Dutch). Single Top 100.
- ^ "The Irish Charts – Search Results – I Can't Let Go". Irish Singles Chart. Retrieved July 11, 2017.
- ^ Flavour of New Zealand, 20 May 1966
- ^ "Norwegiancharts.com – The Hollies – I Can't Let Go". VG-lista.
- ^ “SA Charts 1965–March 1989”. 5 September 2018閲覧。
- ^ “Artist Chart History Details: Hollies”. The Official Charts Company. 17 February 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。8 August 2010閲覧。
- ^ Rees, Dafydd; Lazell, Barry; Osborne, Roger (1995). Forty Years of "NME" Charts (2nd ed.). Pan Macmillan. p. 165. ISBN 0-7522-0829-2
- ^ “allmusic ((( The Hollies > Charts & Awards > Billboard Singles )))”. Allmusic. 4 August 2010閲覧。
- ^ “Item Display - RPM - Library and Archives Canada”. Collectionscanada.gc.ca. 2016年9月29日閲覧。
- ^ “Hot 100: Linda Ronstadt”. Billboard (2019年). 9 May 2019閲覧。
- ^ “Adult Contemporary: Linda Ronstadt”. Billboard (2019年). 9 May 2019閲覧。
- ^ https://www.youtube.com/watch?v=P-EpGKXmoe4
外部リンク
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