Wikipedia‐ノート:表記ガイド

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「~するも」を「~するものの」に変更すること、あるいはその逆について[編集]

推理小説の2023年7月12日 (水) 08:00‎の編集[1]において、「呼ぼうとするも」が「呼ぼうとするものの」に変更されました。どちらでもいいような文章表現を一方的に自分の好みに合わせようとする編集に疑問を感じたため、その編集者の利用者ページで[2]、「~するも」は新聞にも使われる表現で、問答無用で「~するものの」に置き換えるような編集はおかしいと思うと指摘しました。当該部分は別に私が書いた文ではなく、私自身「~するも」という表現を特に好んでいるわけでもありませんので、逆に「~するものの」を「~するも」にする編集であったとしても同じようにしたと思います。

ところが、新聞で使われていることを指摘しても、この編集者のエヴァンズさんは納得してくれません。国語辞典に載っていることを指摘してもそれは古文の接続助詞を無理矢理現代文に使った例をあえて載せているのだとおっしゃいます。前にもIPユーザーさんと同じようなやりとりがあったことに後で気づきましたが、そのときはIPさんが疲れて途中でいなくなってしまったようです。

二人だけで話していても平行線なので、他の方々に議論に参加していただきたく思います。当初ノート:推理小説にて呼びかけましたが、エヴァンズさんからこちらのノートのほうが議題に合っていると提案されたので、あらためてこの場で以下の質問をします。

  • 「~するも」を問答無用で「~するものの」に置き換える編集や、逆に「~するものの」を「~するも」に置き換える編集をどう思いますか?
  • 「~するも」を現代文に使うのは文法的な誤りですか? 誤りだとしたら、新聞各社は文法的に誤った表現を決まり文句のように使っているのですか?
  • 下に引用した語釈中の例文は現代文に使っては文法的に誤りである接続助詞をあえて使ってみせたものだと思いますか?
も[接助]形容詞・形容詞型活用語の連用形、動詞・動詞型活用語の連体形に付く。逆接の意を表す。…とも。…ても。…けれども。「見たく―見られない」「努力する―報われなかった」

--モノノハズミ会話) 2023年7月14日 (金) 12:12 (UTC) (一部削除)--モノノハズミ会話2023年7月24日 (月) 21:19 (UTC)[返信]

上記で紹介されている当事者のエヴァンズの秘書会話)と申します。よろしくお願いいたします。
モノノハズミさんとの議論の詳細は「利用者‐会話:エヴァンズの秘書#接続助詞の「も」は古語というほど古くありません」でご確認いただきたくお願いいたします。
私の考えはいたってシンプルで、「逆接の接続助詞として「も」は接続助詞一覧表に載っていません」「百科事典は現代国語文法を遵守しており、「するも」等、接続助詞一覧表に載っていない逆接の接続助詞として「も」は使っていません」「Wikipediaも百科事典なので、他の百科事典と同様に、現代国語文法を遵守する必要があり、「するも」等、接続助詞一覧表に載っていない逆接の接続助詞として「も」を使うべきではありません」というものです。
接続助詞一覧表は、助詞#接続助詞や外部リンク、東京外国語大学言語モジュールの日本語文法 接続助詞:解説、日本語トレーダーの接続助詞(せつぞくじょし)の一覧表【日本語】、文亭 - fumitei -札幌発、オンライン文章講座の接続助詞、NPO法人eboard:映像授業で勉強を応援!の接続助詞などをご参照ください。
他の百科事典に「するも」等、逆接の接続助詞として「も」は使っていないという調査は、「コトバンク 織田信長」で行いました。詳細は「利用者‐会話:エヴァンズの秘書#接続助詞の「も」は古語というほど古くありません」に記載しておりますが、逆接の接続助詞の記載は、「が」32例、「ものの」1例の合計33例で、「も」は1例もありませんでした。33例では少なすぎるということでしたら、ご指定いただければいくらでも調査いたします。
参考までに、中学校の国語教科書を対象に助詞の使用状況を調査研究した信州大学教育学部の「中学校国語教科書から見た助詞の分布と文章ジャンルとの相関」という論文があり、PDFファイルの104ページの表 11に「接続助詞の使用状況」がまとめられています。このうち逆接の接続助詞の記載は、説明的文章・文学的文章・詩歌を合わせて、「が」189例、「ても」85例、「ながら」78例、「けれど」14例、「けど/けんど」14例、「ものの」3例、「ども」1例、「ところで」1例の合計385例で、「も」は1例もありません。ただし、授業で接続詞一覧表に載っていない逆接の「も」は教えないので、逆接の「も」が載っていない教科書を選んでいる(というより、教科書には接続詞一覧表に載っていない逆接の「も」は載せない)わけで、当然の結果ではあります。
以上、ご確認ならびにご意見のほど、よろしくお願いいたします。--エヴァンズの秘書会話2023年7月14日 (金) 13:57 (UTC)[返信]
@Mononohazumi @エヴァンズの秘書
結論から述べます。厳密なことをいうと、「— するものの」の方がふさわしいです。しかし、わざわざそれだけを変更する編集をするほどではありません
そして、編集後も日本語がおかしいです。そして、百科事典の記述としては、一文に含まれる内容が多すぎます。ややこしい接続詞を使うより、いったん文を「。」で区切り、「しかし、」で新しく文を作ってください。編集後も依然として不自然な日本語であるならば、細かく版を重ねない方がよいとされます。
該当箇所は、節「クローズド・サークル」の最後の段落である以下の部分ですね。
--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年7月14日 (金) 14:13 (UTC)[返信]
シェン,アーナリー,ン,アーバァ.さん、厳密には「— するものの」の方がふさわしいが、わざわざそれだけを変更する編集をするほどではないとのご意見をいただき、ありがとうございます。他の方からその後特段の意見がないようでしたら、ご意見のとおり(モノノハズミさんの当初からのご指摘どおり)、今後はわざわざ「するも」だけを「するものの」(または「するが」等、他の逆接の接続助詞)に変更する編集は差し控えさせていただきます。
また、編集後の文章が、一文に含まれる内容が多すぎるので、いったん文を「。」で区切り、「しかし、」で新しく文を作ってくださいとのご助言までいただき、ありがとうございます。今後の編集に活かさせていただきます。--エヴァンズの秘書会話2023年7月14日 (金) 23:28 (UTC)[返信]
「~するも」は文語的ではあるものの現代日本で使われない用語とまではいえないので、わざわざそれだけを変更する編集をするほどではないです。--新幹線会話2023年7月15日 (土) 05:16 (UTC)[返信]
@Mononohazumi
エヴァンズの秘書さんより以下のようにご理解いただけました。Mononohazumiさんがこれに異論ない場合、節の見出しの真下で、
== 見出し ==
{{解決済み|~~~~}}
のように記入してください。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年7月15日 (土) 06:10 (UTC)[返信]
解決済みの様ですが、一点だけこの場で@Mononohazumiさんに訂正願いたい部分が御座います。最初の提起文に於いて「前にもIPユーザーさんと同じようなやりとりがあったことに後で気づきましたが、そのときはIPさんが疲れて途中でいなくなってしまったようです(強調部は引用者による)」と書かれている点について、当方利用者‐会話:エヴァンズの秘書#接続助詞「も」についてのIPユーザと同一人物なのですが、「辞書に於ける例文はあくまで例文で文法の説明ではない、との事でしょうかね。やはり、辞書類の語釈や例文も百科事典と同じで出典の有無が大事なのだ、と今回の件で勉強させて戴きました。」と申し上げている様に、@エヴァンズの秘書さんのご説明に納得した為に最後のエヴァンズの秘書さんのコメントに返信していないだけです(それと、可変IPアドレスの為いちいちIPアドレスが変わる度に同一人物である事を説明するのが面倒臭いと言うのもありましたが…)。それを「疲れて」とご自身の都合の良い様に解釈して決め付け語調で書かれるのは、正直に申し上げてあまり良い気分ではありませんので、この点だけ訂正願いたく存じます。--122.27.36.181 2023年7月24日 (月) 11:35 (UTC)[返信]
そうでしたか。納得なさったのですか。失礼しました。訂正いたします。--モノノハズミ会話2023年7月24日 (月) 21:08 (UTC)[返信]
モノノハズミ会話)さん、「前にもIPユーザーさんと同じようなやりとりがあったことに後で気づきましたが、そのときはIPさんが疲れて途中でいなくなってしまったようです。」の記述は、モノノハズミさんが最初に本件討議を提起された「ノート:推理小説」にもそのまま残っています。こちらの訂正も、よろしくお願いいたします。--エヴァンズの秘書会話2023年7月25日 (火) 11:27 (UTC)[返信]
忘れていました。そちらも取り消しておきます。--モノノハズミ会話2023年7月25日 (火) 21:04 (UTC)[返信]
ノート:推理小説」の訂正を確認しました。ありがとうございました。--エヴァンズの秘書会話2023年7月25日 (火) 22:56 (UTC)[返信]
コメント IPアドレス変動してますが同一人物です
@Mononohazumiさん、両ノートページでの訂正、有難う御座います。
@エヴァンズの秘書さん、当方はそもそも「ノート:推理小説」に気付いていませんでしたが、代わりにご指摘戴き有難う御座います。--180.30.217.240 2023年7月26日 (水) 11:22 (UTC)[返信]

異議ありません。シェン,アーナリー,ン,アーバァ.さん、新幹線さん、議論にご参加いただき、ありがとうございます。エヴァンズさん、ご理解ありがとうございます。--モノノハズミ会話2023年7月15日 (土) 10:39 (UTC)[返信]

3点リーダーについて[編集]

WP:JPE#中黒によりますと、3点リーダーは「……」のように二つ重ねて使うことになっていますが、WP:JPE#リーダーWP:JPE#以降の省略表記では "3点リーダー「…」を用い、" のようにしか書いておらず、整合が取れておりません。3点リーダーの記事にありますように、一般的には二つ重ねて使う習慣があるようですが、Wikipedia日本語版でも(数学での用法や引用である場合を除いて)同様であれば、WP:JPE#リーダーにその旨の補足説明が必要かと思います。しかし現状では3点リーダーの二つ重ねについてはあまり守られていない気もしますので、いきなり推奨してしまってよいものか、あるいは言及しない(WP:JPE#中黒の文言のほうを直す)ほうがよいのか、悩ましいところです。過去ログを検索しますとWP:JPE#中黒の文言についてはWikipedia‐ノート:表記ガイド/過去ログ14で提案された一文がそのまま採用されている感じです(ページ内検索で候補文以外にヒットしません)から、特に3点リーダーの二つ重ねに関する議論は無かったのではないかと思われます。

また、WP:JPE#以降の省略表記の見出しが「以降の省略表記」となっておりますが、3点リーダーの記事を見ますと、ダッシュ類とよく似た用法が可能で、前方や中間などの全般的な省略表記も同様に3点リーダーを使って問題ないと読めますので、以降(後方)の省略に限らずとも「一部の省略表記」のような表現にしたほうが良さそうに思います。

以上2点について改定を考えておりますが、いかがでしょうか。--Gwano会話2023年7月24日 (月) 08:49 (UTC)[返信]

コメント "3点リーダーは「……」のように二つ重ねて使う"は気が付きませんでした。WP:JPE#以降の省略表記の "3点リーダー「…」を用い" を見ることが多かったためだと思います。
「……」のように二つ重ねて使うのは推奨というか習慣にすぎないようですし、数学での使用方法はまた違うようですね。
WP:JPE#中黒は3点リーダーの説明ではなく中黒の説明文なので
"「・・・」とはせずに3点リーダー2個「……」を用います。"
の一文は不要な気がします。
また、「一部の省略表記」への変更には賛成したします。--Haatouki会話) 2023年7月24日 (月) 16:12 (UTC)--Haatouki会話2023年7月25日 (火) 16:25 (UTC)[返信]
コメント 3点リーダーの使い方による話かなと思います。Gwano氏自身が既に使い方の違いがあると言及なされているように、小説などでよく見られる文末の余韻などを表す場合は2つ重ねて使うのですが、省略を意味したり、数字や記号の連続を意味する場合は重ねて使いません。その上で、例えばWikipedia:あらすじの書き方にあるように、余韻や含みをもたせる意図での3点リーダーの使用は原則として避けるべき使い方になっています。つまり、ウィキペディアでは3点リーダーを2つ重ねて使うケースが基本的にないわけで、修正するとしたら、その点に言及する形になるかと思います。--EULE会話2023年7月25日 (火) 17:01 (UTC)[返信]
コメント 皆様ご意見ありがとうございます。それらを踏まえてあらためて3点リーダーの記事(リーダー (記号))を見返しますと、Wikipadiaはメインがデジタル媒体であることもあり、必ずしも2倍リーダーにこだわる必要はなかったようですね。とりあえず「…」を二つ重ねる用法には言及せず、WP:JPE#中黒の件については
「・・・」を3点リーダー「…」の代わりに使用しないでください。
という表現にしておけばよいでしょうか。--Gwano会話2023年7月28日 (金) 08:15 (UTC)[返信]
コメント 二週間ほど経ちますが特に反対も無いようですので、念のため週明けくらいまで様子を見たうえで、件の省略表記の見出し修正、および上記例文を本文に反映しようと考えております。ご意見がありましたらそれまでにお寄せください。--Gwano会話2023年8月11日 (金) 07:58 (UTC)[返信]
コメント 反映しました[3]。--Gwano会話2023年8月15日 (火) 07:54 (UTC)[返信]
賛成(ちなみにそもそも、3点リーダーを2つ重ねて使う慣習自体が真似するべきでないはず)
表記ガイドへの対応はそれでよいと思います。そのうえで、少々それることかもしれませんが備考として、
省略記号を2つ重ねて使う理由は、確かemダッシュなどを用いる場合に、一個だけだとenをはじめとするほかの棒線状の役物との区別がつきにくかったりするため、より省略であることを強調するため、2つ重ねて使うことに由来するはずです。つまり、3点リーダーはその形状から誤読の可能性がそもそも低く、省略記号であるからと言って2つ重ねる必要はないはずです。先生からの口承、受け売りですので明示できる出典はないのですが、こういった理由でそもそも3点リーダーを2つ重ねること自体が推奨できない用法といえましょう。
また、数式における記号については、進研ゼミのコラムで見かけたのですが、昔はやたら長い全角の二倍幅程度の字幅の記号を用いていたらしく、少なくとも四則演算記号や等号・不等号などがそのようだったらしく、3点リーダーもそのようだった可能性はあります(6点リーダーとか、引き伸ばされた3点リーダー、終止符の後にスペースを入れたような記号と思われます)ね。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年8月27日 (日) 14:04 (UTC)[返信]

括弧内に複数の文がある場合の句点の打ち方について[編集]

現在のWikipedia:表記ガイド#約物は、括弧内の文が1文だけの場合は句点を省略し、括弧内に複数の文がある場合は最後の文も含めてすべての文に句点を打つ規定となっており、閉じ括弧の直前が句点で終わるもの(。」)とそうでないものが同じ記事に混在する状態となっています。しかし、五大紙(朝日新聞毎日新聞日本経済新聞読売新聞産経新聞)では、括弧内に複数の文がある場合でも閉じ括弧の直前には句点を打たないスタイルで統一されており、新聞以外の出版物でも、括弧内の文の数にかかわらず、閉じ括弧の直前には句点を打たないスタイルが一般的であるように思います。

過去ログでもこの規定に関する議論を見つけることができなかったのですが、この規定に合理性はあるのでしょうか。--First Comet会話2023年8月17日 (木) 10:49 (UTC)[返信]

返信 (@First Comet 宛)
合理性(理にかなっているか)と言われれば一定程度あると考えられます。
まず句点の用途は、文章を1文ごとに区切ることです。つまり、括弧の中に区切るべき文章がない(1文しかない)場合は、句点を打つ意味がないということでしょうね。
ちなみに、新聞の表記は「役物の独特な使用」や「紙面の確保のための略記」、あるいは「漢字を創作して用いていた」など、一般的な日本語文章の例としては心もとない気もします。
そもそも新聞は縦組みで、かつ段組みを多用することを前提とします。対してウィキペディアは横組みで、レイアウト自体は論文を模倣したものです。モバイル版では段組みのように幅が狭くなりますが、どちらか一方を前提としません。したがって、「役物の用法や位置」や「用いる語彙の字数の長短」、「読みやすい状態」がかなり異なりますから、新聞ではそうだったというのはあまり参考にならないと個人的に思います。
しかし確か、箇条書きにおいては、名詞の列挙などを除いて文末は句点を打つことで揃えるのが原則だったはず。だとすると、スタイルが揺れていることになりますね。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年8月18日 (金) 00:54 (UTC)[返信]
というかもう少し条件分岐(あるいはケースバイケース)を例として挙げつつ詳細にすべきなだけとも思えますが、面倒な作業になるためだれもやっていないというのが実際、実態なのではないでしょうか。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年8月27日 (日) 14:11 (UTC)[返信]
コメント 初版では「閉じ括弧の直前には句点を打たない」としていましたが、こちらの編集で現在の形になった後、これまで特に議題となっていないようです。私も括弧内の文の数によらず閉じ鍵括弧の直前に句点はつけない方が自然なように思いますが、法令文など1文であっても閉じ丸括弧の直前に句点をつけるものもあり、一律で規定することも難しいものではないかと考えます。しかし表記ガイドでは「原則として」と前置いていますし「閉じ括弧の直前には句点を打たない」といったん言い切る形に戻すことだけでもよいかと思います。--Amayus会話2023年8月18日 (金) 10:48 (UTC)[返信]
(追記) 下記の節に記載した「新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)[230910 1][230910 2]」では、下記としているようです。
括弧の中で文が終わる場合には、閉じ括弧の前に句点を打つ。
例)(以下「基本計画」という。) 「決める。」と発言した。
このような使い方をするのであれば、「AはBである。またCはDである。」のような書き方も許容されるのかもしれません。ですがその場合、1文であっても文脈で「こう主張した。」なのか「こう主張した」とするのかは変わり得るため、ガイドとしては複雑なものに感じられるかもしれません。--Amayus会話2023年9月10日 (日) 21:16 (UTC)[返信]

句読点について[編集]

Wikipedia:表記ガイド#約物には

原則として句点は「。」、読点は「、」を使い、「,」「.」(全角カンマおよびピリオド)「,」「.」(半角カンマおよびピリオド)は和文中に使わないでください(欧文においては「,」「.」を用いることとします)。

とありますが,横書きの百科事典なのに「。」「、」に統一する意図が分かりません(IMEの初期設定に倣ったのか知りませんが)。横書きの百科事典や論文において句読点(くぎり符号)は殆どが「。」「,」や「.」「,」となっており,「。」「、」は極稀です。よって以下に改定すべきであると思います。

原則、和文においては以下のうち1つに倣い、記事内で統一します。

  • 句点は「。」、読点は「、」を使う。
  • 句点は「。」、読点は「,」(全角コンマ)を使う。
  • 句点は「.」(全角ピリオド)、読点は「,」を使う。

また欧文においては「.」「,」(半角ピリオドおよびコンマ)を用います。--Train earth urban会話2023年9月10日 (日) 07:31 (UTC)[返信]

反対 句読点について複数の種類を許容することは表記ゆれにつながるため反対いたします。記事内で統一されても複数ページを読むときに違和感がでますし、句読点を置き換えるだけの編集の発生につながるのも無駄に版を重ねるのみです。Train earth urbanさんは「横書きの百科事典なのに」と主張されていますが、WP:YAKUMONOでは「約物は縦書き・横書きの両方に対応するものを使うことを原則」としています。ウィキペディアは多様な用途で利用されるため、縦書きで読まれる方もいらっしゃるかもしれません。参考までに文化庁の「新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)[230910 1][230910 2]」では「,」を使用できるのは横書きの場合としています。

--Amayus会話2023年9月10日 (日) 21:16 (UTC)[返信]

反対(正確には現状維持) 端的な結論をいうと、好みの問題、いまさらそこを変えるのも無理筋、といったところ。
このあたりの話はときどき話題にはのぼりまして、過去にいろいろな話は出ていますね。
Wikipedia‐ノート:表記ガイド/過去ログ16#括弧の規定の改訂提案(2020年)のときに指摘しましたが、2004年の第1版から「、。」を用い「,。」は使わないこととなっています。(とはいえ「物事には例外がつきものですので、柔軟に対応」というのが原則と示されていますけども。)
この2004の初版がなにかの外部的根拠があったのかは不明ですけど、後発と思しき2013年の日本翻訳協会の日本語表記ガイドにほとんど同一の内容で掲載されています。(Jawpを参考にしたのか、それともJawp側が同協会の過去文書を参照したのか、不明)
Train earth urbanさんは「意図が分かりません」とおっしゃいますが、少なくとも古典的・伝統的な和文には「,」は存在せず、現代の慣習として「,」も普及している、というところです。「本来の日本語表現」としては「、」の使用を定めるのは「意図がわからない」とまでは言えないのでは。
また「、。」を「極稀」とおっしゃいます。こういうのは「意図」というよりは、最初に決めた慣習・どれかに統一せざるをえず選択したもの、という程度でしょう。コトバノアヤとは思いますが、多様な表記の中から一つを選んだ、という程度のものです。
なお、「極稀」とおっしゃいますが、たとえば日本を代表する百科事典の一つ『日本大百科全書(ニッポニカ)』(小学館)では「、。」を使用しています。JapanKnowledgeやコトバンクでも確認できます。(例句読点
  • ほかこんな具合。(百科事典に限らず)
    • 「,。」
      • 『百科事典マイペディア』平凡社
      • 『世界大百科事典』平凡社
    • 「、。」
      • 『日本大百科全書』小学館
      • 『精選版 日本国語大辞典』小学館
      • 『大辞泉』小学館
      • 『国史大辞典』吉川弘文館
      • 『日本近代文学大事典』講談社
      • 『日本歴史地名大系』平凡社
  • これは別に「どちらが主流」とかをいうつもりはなくて、JapanKnowledgeでテキトーにめぼしいものをピックアップしただけで、要は「どちらもある」ということです。雰囲気的には出版社毎のポリシーみたいのがあるのかもしれませんが、平凡社でも統一されていない(あるいは刊行時期によるのか)、というところ。
  • 厳密・狭義では「,」は読点ではなくコンマですが、『日本大百科全書』(小学館)の「句読点」の項でも横書きの場合は「,」が用いられることもあるとしています。そのうえで句読点の用い方(句読法)は、日本語についてはいまだ確立しておらず、種々の方式が提唱されている」としています。実際そのとおりでしょう。
  • 全般的には、こうした公的文書は古い文部省の通知がいまも生きていたり、理系分野や翻訳分野では「,」が好まれたり、という傾向はあるかと思います。
  • たとえば文化庁の文書(令和4年)では、原則を「、」としつつも、「横書きでは「,」(コンマ)を用いてもよい。」とし、一文書内で統一されていればそれでいいことになっています。(文化庁の公式サイトでもページ毎に、と,があります。[4]
  • 以下は私の意見です。ひょっとすると黎明期のウィキペディアンに「ただしいにほんご」みたいな意図はあったのかもしれませんけどね。いまは絵文字とかも採用される時代です。日本語表現は時代ともに移ろうもので、それも5年10年ぐらいのスパンで変化します。そこで踏みとどまろうとして「正しい日本語」と言っても世間は変わっていく、っていう感じ。紙の百科事典のように、どこかの時点で印刷刊行するものであれば、その時点でルールを固定できますが、Jawpは「完成」する瞬間がないために20年近くやってると世の中やネットのいろいろも変わってくるというところ。統一しなければ技術上の問題が生じるとかでもなく、好みの問題として許容すればいいでしょう。--柒月例祭会話) 2023年9月11日 (月) 04:49 (UTC) 一部修正--柒月例祭会話2023年9月11日 (月) 11:26 (UTC)[返信]
    少なくとも古典的・伝統的な和文には「,」は存在しないと仰いますがそもそも古典的・伝統的な和文は縦書きしかなく横書きはない筈です。元々和文は縦書きで書くもので横書きするものでなかったのです。それを欧化に従い和文を横書きでも書こうというときに句読点(くぎり符号)は縦書きでは今まで通り「。」「、」で,横書きでは「。」「,」を使おうとなったのです(くぎり符号の使ひ方 (PDF) )。また,「,。」「、。」の書籍を挙げられていますが,内「、。」で挙げられているのは殆どが縦書きですね。そりゃ縦書きは「、。」ですよ。確かに『大辞泉』は「、。」で横書きですね。勿論横書きで「。」「、」の書籍はないとは言いませんが,圧倒的に「,。」が多いですね。中には「,.」もあります(特に理数系の書籍に多い)。『広辞苑』でも横書きの部分は「,。」や「,.」になっています。
    理系分野では圧倒的に「,」が好まれます。というか「。」すら「.」が好まれるくらいです。正直Wikipediaの理系記事で「、。」が使われていることおよびそれで編集せねばならぬことに非常に違和感を感じますね。
    好みの問題というか,分野的に適切な記号等の仕来りは異なります。そもそもWikipediaは非常に多分野に渡っている以上,完全な統一を目指そうとすると色々と不都合が生じかねません。全体的に統一せずとも「。、」の記事,「。,」の記事,「.,」の記事があっても良いと思います。Wikipedia:表記ガイド#その他には“ウィキペディア全体での表記の統一には固執しないでください”というのもありますし。
    たしかに今更ではあります。でもWikipediaはこの先長く続くと思うのでこの機にしっかり議論した上で決めようかと思いまして今回の提案に至ったわけであります。--Train earth urban会話2023年9月11日 (月) 15:26 (UTC)[返信]
    返信 (@Train earth urban宛)
    あまり関係ないですが、日本でも横書きは存在します。いわゆる「1行1文字の縦書き」の形で存在しました。
    そして、百科事典とは、形式科学的なものではなく、いわゆる人文学的な行為の産物であり、理数系の書籍にならう必要はありません。

    加えて「IMEにそろえて」というのはまさにそうで、日本語版ウィキペディアの編集者の多くが利用しているインプット メソッド エディタは、句読点として「、」と「。」を提案します。
    句点の表記の統一に固執しなかった場合「,」や「.」で書かれた文章を表記する際に、多くの「、」と「。」を使用する日本語版の編集者が、記事内での表記をそろえるために何度も句読点を変換する無駄な作業を行わなければいけないことになります。

    句読点は本文中で最も頻出する約物であり、日本語の表記においてその用途がはっきりしていることなどから、記事ごとにどれを用いるのかが変わってしまうのは非常に煩わしいことになります。

    同一の百科事典で用いる句読点が「、」「。」と、「,」「.」とで揺れている状況を想像して、違和感を覚えないならば文書編集関連の共同作業に向いていないと思います。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年10月1日 (日) 06:29 (UTC)[返信]
    蛇足ですが、表記スタイルを直接的にほかの百科事典と一緒にしなければならないとか、ほかの発行物にそろえなければならないという方針は存在しません。例えば「ウィキペディアの表記として受け入れられるもの」を参考にすることはあっても、その逆はありません。

    さらに考慮すべきなのは、ウィキペディアはオンラインの百科事典であることです。インターネット上のテキストで、あまり句読点が「,」なものをみたことがないと思います。学術文献などはともかく、インターネット上の日本語テキストの表記として、句読点が「,」なのは珍しいものであり、特にこだわりがない場合用いられない表記です。探せばいくらでも見つかると思いますが、ツイートやスレッドでの会話、企業のウェブサイト[1][2][3]、果ては文科省のウェブサイトでも最近刷新されたらしい部分では、列挙文以外で「,」が用いられることは少ないです[4][5][6]

    • ウィキペディアは、編集者のこだわりと好みを基本的に受け付けていないこと。
    • ウィキペディアを横書きで読んでいるのは、横書き表示のブラウザの利用者のみであること。
    • アクセシビリティの観点から、欧字句読点は数字の区切り文字としてそれぞれ「カンマ」や「ピリオド」と読まれることがあること。
    • 和字句読点が表示できる環境と欧字句読点が表示できる環境とでは、和字句読点が表示できる環境のほうが多いこと。
    • 百科事典は人文学的行為であり、また、ウィキペディアは「理数百科事典」ではないため、理数系書籍の慣行に従う必要はないこと。
    • そもそもウィキペディアの表記は、百科事典や出版物、文科省、ニンジャルの慣行に完全に従う必要はないこと。
    • さらにいうと、表記に関して日本語の正書法は存在しないこと。
    • 頻出約物は編集者の入力方式環境の観点で編集がしやすいほうがいい」こと。
    • ウェブ上の日本語テキストは和字句読点が主流であること。
    • 文科省のページですらどちらかに統一していないが、刷新されたウェブサイトは和字句読点がよく用いられること。
    などの理由で、いまさらも何も最低でも欧字句読点がほとんどの入力方式で簡単に入力できるようになるまでは、和字句読点で統一すべきです。
  1. ^ Nウォーム特集”. ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販. ニトリ. 2023年10月1日閲覧。
  2. ^ Yamaha ART "BACKSTAGE"”. Yamaha ART "BACKSTAGE". ヤマハLMアーティスト リレーション担当. 2023年10月1日閲覧。
  3. ^ 駅(または列車)に忘れ物をしました。どこに問い合わせればよいですか。”. JR東日本. よくいただくお問い合わせ. 東日本旅客鉄道株式会社. 2023年10月1日閲覧。
  4. ^ 盛山正仁文部科学大臣記者会見録(令和5年9月26日)”. 文部科学省ホームページ. 文部科学省. 2023年10月1日閲覧。
  5. ^ 全国の学校における働き方改革事例集(令和5年3月改訂版)”. 文部科学省ホームページ. 文部科学省. 2023年10月1日閲覧。
  6. ^ 国語施策”. 文化庁. 文化庁. 2023年10月1日閲覧。

--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年10月1日 (日) 08:15 (UTC)[返信]

期間・区間・範囲を表わすハイフン「 - 」などについて[編集]

  • こんにちは。今現在のWikipedia:HYPHENでは、期間・区間・範囲を表わす時には、ハイフン「 - 」(半角スペース+ハイフン+半角スペース)の表記が推奨されており、作家など人物記事の冒頭の生年月日と死亡年月日などは、私自身これに沿った形で表記しておりますが、数の多い作品リストなどの掲載月日の範囲を表わす場合には、日本文学分野では特に入れなくても支障のないハイフン間の「半角スペース」は省く選択肢を取る場合もあります。
  • しかしながら、「利用者‐会話:エヴァンズの秘書#ガイドラインの適用に関して」の会話中で、ガイドラインに対する認識の違いから、「できない」「困難」な時以外はガイドラインに従って半角スペースを必ず入れなければならない(例外が明記されていないため)という考え方もあり、堂々巡りの対話や今後の無益なトラブル回避のため、これまで半角スペース無しで処理してあるところは、徐々にトラブルの発生しにくい、半角スペースの入らない「enダッシュ」にしていこうかなと思案中ですが、今現在の「enダッシュ」の一例で「1990」の直後に「年」が入っていないのは、何か理由があるのでしょうか。
例: 1990–1999年
  • もしも、特に前の数字に「年」を入れても問題のないのであれば、以下の例も加えておきたいと思います。おそらく、そうした一例がないと、「enダッシュ」の方法を採用しても、「年」を削除する人が出てくる可能性がありますので、よろしくお願いいたします。本来的には「〜」が日本語的は好ましいところですが諸事情で避けた方がいいようなので、なるべく「enダッシュ」で普通に「1990年〜1999年」同様に代用できればと思います。
例: 1990年–1999年

--みしまるもも会話) 2023年9月12日 (火) 06:24 (UTC) 調整--みしまるもも会話) 2023年9月12日 (火) 06:27 (UTC) 補記など--みしまるもも会話2023年9月13日 (水) 02:07 (UTC)[返信]

  • コメント ダッシュ・ハイフン関係は、「紙の印刷物」の場合「ぶっちゃけどうでもいい」というところなんでしょうけど、htmlの場合には検索エンジンとか機械翻訳とか読み上げソフトとかの挙動に関わるので厳密にこだわる必要がある、という感じでしょうねえ。
  • 加えて、Jawp草創期の決め事が必ずしもhtmlの作法に準拠しておらず、また翻訳や検索、htmlの作法も年々変化するというところで、Wikipediaとして「常に最新のhtml作法に準拠する」という基本方針があるわけでもない。
  • ダッシュ絡みでは、「1990-1999」が、「1990マイナス1999」なのか「1990から1999まで」なのか、機械が解釈しようとするときに影響があるのかも。
  • 生没年とかだと、「1990-1999」のかわりに「1990生、1999没」みたいにする手法があります。これだと厳密には、(存命だった時期の)「範囲」型から、ピンポイントで誕生年と死没年を指し示す格好に、用法が変わっているともいえますね。
  • 基本的には、あんまりなんでもかんでも字面にこだわったり機械的・杓子定規にやらないでね、というところだとは思いますが・・・。あんまり細かいことにこだわらず、大して変わらないからどっちでもいいよ、ぐらいで。(わざわざ書き換えるほどでもない、ともいえます)--柒月例祭会話2023年9月13日 (水) 02:26 (UTC)[返信]
  • コメント 波ダッシュの節においては半角ハイフンマイナスで代用することになっていましたから「ただし、それが不適切である場合には適切な代替手段も検討してみてください。」と入れておいたのですが、ハイフン節は特に手つかずでした。まあ、「期間・区間・範囲を表わすハイフン」という意味に限ってはハイフンと波ダッシュの用法がほぼ同等と考えられますら、多少三段論法ぎみになりますが「本来は波ダッシュで範囲を表すところだが、それをハイフンに置き換えた事例であるので、例外規定が有効」とは言えるかもしれません。
  • 単位の位置については詳しいことは存じませんが、学生時代に英語の論文を投稿した際はその学会誌の表記に従い、○mg-□gのような表記を○-□mgに校正されましたから、少なくとも(enダッシュを用いるような)英文寄りの表記の場合はそうするものだと個人的に思っていました。日本語の場合は公文書の表記ルールみたいなものを調べてみれば何か分かるかもしれません。
  • いずれにしてもenダッシュなどのダッシュ類は日本語においては基本的に環境依存文字ですし、日本語の表記を英文に合わせる必要性がどの程度あるのかにもよるとは思いますが、個人的には半角ハイフンマイナスを空白抜きで使用するのが日本語環境的にはとりあえず無難ではあると思います。--Gwano会話2023年9月13日 (水) 08:28 (UTC)[返信]
  • コメント 㭍月例祭さん、Gwanoさん、ご説明ありがとうございます。リストなどでの掲載月日間の場合などは、私が執筆した記事以外でも空白なしのハイフンマイナスでやっている作家記事も散見されますので(中には紙媒体のように「~」でやってるのもあり)、それら空白なしのハイフンマイナスをそのまま許容していただける人が多ければ特に問題なく事は済むのですが、ガイドラインの例外として明記されていないと承服しない方々も一定数はいると思うので、この機会にここではなくても、文学ポータルでローカルガイドライン的な例外事項を作っておこうかなとも思っています。そこで、一つ質問なのですが、全角ハイフン「-」はなぜ使用不可になっているのでしょうか。「〜」の代用として全角ハイフンはどうかな、と思ったら、ハイフンのガイドラインに、「いわゆる全角ハイフン「‐」は使わないでください。」とあったので、やはり「〜」の代用でもだめになるということになりますか? --みしまるもも会話2023年9月13日 (水) 11:37 (UTC)[返信]
  • コメント 細かい事情は存じませんが、少なくとも全角ハイフンは環境によっては文字化けすることがあったと思いますので、全角の横棒類の多くは文字化けの可能性に留意する必要があると思ったほうが無難そうです。以前よりは閲覧環境もずっと進んでいるはずですから(UnicodeのBMP面である限りは)細かいことはあまり気にしなくてよくなってきているとは思いますが、テキストリーダの影響もあるので慎重になっているのが現状かと思います。個人的には波ダッシュの代用として有力かもと思っているのは上のスレで議論した三点リーダー(…)なのですが、今のところ使用例はそれほど多くないようですので控えめに使っています。普通の文章中であれば「から(まで)」と書けば済みますし。--Gwano会話2023年9月14日 (木) 08:05 (UTC)[返信]
    提案 暫定的に、本来「… から … まで」などとすべき範囲の略記については、原則として地の文に用いないものとした上で、人物および歴史的の記事などの冒頭部(サマリー)で略記が必要であったり、また表や箇条書きなどの構造的な書式の中であったり、単位やその他を略記できる箇所であったり、あるいは議論ページなどの少々の誤謬が許されるページなどに限ってテンプレート「範囲略記」などを用いて書くこととし、そのテンプレートによってHTMLのクラス属性(例えば class="範囲の略記")を付けた要素として役物を挟むのはどうでしょうか。HTMLの内部で目印を付しておけば、あとは閲覧者が好きなように操作できますし、読み上げの際にはテンプレートの機能としてフォントサイズ0の「から」と「まで」を入れるなどやりようはあります。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年9月14日 (木) 09:19 (UTC)[返信]
  • Gwanoさん、シェン,アーナリー,ン,アーバァ.さん、返信どうもありがとうございます。この件についてはやはり「-」(半角スペース無しのハイフン)が簡便で、実際現状でもその表記で連載年月日などを「~」の代用的に使用している風なものが多く散見されているため、文学ポータルや作家プロジェクトで、「-」を許容しうるという「Portal‐ノート:文学#期間・区間・範囲を表わすハイフン「 - 」の例外的ローカルルール制定」の提案の告知を行なっています。もし何かアドバイス等ありましたら、ご意見承ります。--みしまるもも会話2023年9月25日 (月) 01:17 (UTC)[返信]
    プロジェクト‐ノート:日本の町・字#スタイルマニュアルの修正提案にもほとんど同じ話題がありました。
    そちらに書いたのですが、記号をどれにしても、読み上げソフトや翻訳ソフトの挙動が「意図通り」ではなかったりします。なので、(ちょっと面倒な感じもしますが)「1-10」「1~10」ではなく「1から10まで」と書くのがベストと思います。
    こじつけ気味ですが→単位記号などでは「単位は原則として単位記号を用いず、かな・漢字で表記します。読み上げソフトのより的確な動作が期待できます。」と定められていて、「5m」ではなく「5メートル」と書くことになっています。「~」なんかも「記号の一種」として同じ考え方を適用できるのかもしれないですね。--柒月例祭会話2023年9月25日 (月) 02:39 (UTC)[返信]
  • 柒月例祭さん、どうもありがとうございます。音声の読み上げのことを考慮すると、なるべく「から」で入力した方がよさそうですね。「単位記号」の説明を見て思ったのですが、2列とかのリストで、もしも半角スペース有りのハイフンを使用したい場合には、改行でバラバラになりそうなところはノーブレークスペース 」にすればいいのかなとも思いました。いろいろ考えると、「マイナス」と読み上げられる「-」よりも、「から」「 - 」が適切だと分かりました。ありがとうございました。--みしまるもも会話) 2023年9月25日 (月) 07:49 (UTC) 修正--みしまるもも会話2023年9月26日 (火) 00:46 (UTC)[返信]
返信 (@㭍月例祭 宛)
確かに、単位の件は私も思いました。原則として、単位をメートルや毎秒などと書くことし、議論の必要のない表記が推奨されるのだから、範囲が「どの約物が適当か」の話にこだわる必要もないと思います。
「範囲を役物で表記することは、少なくとも本文中では推奨されない」などとしてしまってよいと思います。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年9月29日 (金) 15:04 (UTC)[返信]
コメント こういうのは、また数年後には世の中の技術の進化・変化で、変わっているかもしれませんね。Jawpの黎明期は、ディスプレイの横幅や解像度とかを気にしてテンプレートや画像や図表や改行について議論がありました。ノートPCだ、A4とかB5とかね。それも日進月歩だったのが、スマホの普及によってどーでもよくなりましたね。
読み上げソフトとか翻訳ソフトとかもおそらく同様に進化していき、そのうち前後の文脈に応じて適切に判定してくれるようになるでしょうね。
私は技術系ではないので正直ちゃんとは理解していませんが、Wikipediaの誕生期のweb規格は「HTML3.xとか4.xとか」だったのが、HTML5.xとかが登場し、でもMediaWikiの基礎的な部分がそれに非対応だったりして、なんかよくわからないですね。Wikipedia‐ノート:アクセシビリティあたりで議論していた時代もありました。(セーフカラーとか。)が、もう下火というか、ですね。MediaWiki自体が、世の中の規格の進化についていく気があるのかどうかよくわからないので・・・「完成」がないまま長くやってるコンテンツの宿命みたいなものでしょうかね。いつかWikipedia2.0みたいになるのかも。--柒月例祭会話2023年10月1日 (日) 13:15 (UTC)[返信]

「様々」の仮名書きについて[編集]

質問 形容動詞としての「さまざま」は、仮名書きすべきか、あるいは漢字で「様々」と書くべきか。ご質問いたします。

理由 仮名書きの「いろいろ」と同様に「さまざまな」の形で用いる例と、漢字による「人々」と同様に「様々な」の形で用いる用例がこの記事「Wikipedia:表記ガイド」の中でも1件づつあり、表記が揺れているため、編集者の皆さんへご質問致しております。

なお、私は、漢字による「様々」がふさわしいと思います。 理由 文字数削減もありますが、例えば「… などさまざま …」といったように、平仮名が長く続きがちで、また「いろいろ」と異なり音読みであるためです。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年9月14日 (木) 08:46 (UTC)[返信]

  • どっちでもいい) この手の話のときにはいつも、「とにかく問答無用で漢字に書き換えないと気がすまない利用者」と「とにかく問答無用でひらがなに」があらわれて、トラブルになりますね。で、やむなく「ルール」を作ることになります。(個人的には、「機械的に書き換えないと気がすまないタイプをつまみ出す」というのが第三の答えだと感じています。)
  • そしてこういう場合に往々にして、ルール化して決着をつけるための方便として外部的根拠を示します。文科省とか文化庁とかの通知文書とか。まあそれで納得して収まるのであれば、それもアリって感じなのですが、難しく考えると別にJawpは文科省に盲従する存在というわけではない。たとえば、記号や絵文字だとかはUnicodeやJISの改定とかもあって「解禁」していたりと、1から10まで国の文科省のルール通りというわけでもない。技術的な事情やhtmlの慣習、母体であるenwiki以来の慣習とか、いろいろあります。「、」と「,」のように、分野ごとの慣習の違いもみられます。
  • でもまあ、表記ガイドにもあるように、原則は「昭和61年7月内閣告示の「現代仮名遣い」に従います」と合意があり(突き詰めるとどうなるかわかりませんが)、基本はそうした公文書に準拠するというのが、多くの利用者が合意しやすい「落としどころ」というところでしょう。(役所も別に、全日本人がこの文書に絶対従えと言っているわけではないけども、義務教育レベルでは指針になる。)
  • たとえば文科省の用字用語例では、p14に「さまざまに」があり、左から3列目の「書き表し方」は漢字になっています。
  • ただしそもそもこの文書は「文部科学省で公用文を作成する上での参考」のための文書であって、「これ以外は間違い」とするものではありません。たとえば公益社団法人日本学校歯科医会ではp3で「様々」→「さまざま」と、ひらがな書きを推奨しています。元来「どっちでもいい」のです。--柒月例祭会話2023年9月14日 (木) 09:46 (UTC)[返信]
  • ひらがな/漢字でモメるのは非生産的ですし、どーしても解決しないならいっそ「様々な/さまざまな」という表現を見直して、「多様な」とか「各種の」とかって言い換えてみてはどうでしょうかねえ。--柒月例祭会話2023年9月14日 (木) 09:51 (UTC)[返信]
    返信 (@㭍月例祭 宛)
    ご意見いただき、 ありがとうございます
    • 語句「さまざま」については「仮名書きでも、漢字書きでもどちらでも構わない語句の一つ」、
    • 前提として「仮名書き、漢字書きを統一すること自体には生産性がない」、
    と了解いたしました。
     代案として 「特に指定されない仮名書き、漢字書きの両立による表記揺れは、日本語版ウィキペディアにおいて認められる。あるいは、個別編集する必要はない」と明記することも提案します。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年9月15日 (金) 00:49 (UTC)[返信]
コメント ほかの方の意見も聞いてみてくださいね。あと、私が言っているのは「様々/さまざま」の表記で編集合戦するのは非生産的だね、という話であって、「仮名書き、漢字書きを統一すること自体には生産性がない」とは言っていません。--柒月例祭会話2023年9月15日 (金) 02:10 (UTC)[返信]
すみませんでした。
㭍月例祭 さんが「仮名書き、漢字書きを統一することに特に意味がある場合を除き、…」と断ったうえでご意見をくださったことは理解 しておりましたが、文面でそれをすっぽかしてしまいました。
申し訳ございません。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年9月15日 (金) 02:16 (UTC)[返信]

文体のルールを2022-11-01T14:16:05時点における版までのルールに戻したい[編集]

表題の通り、WP:JPE#文体のルールを2022-11-01T14:16:05(UTC)時点における版の状態に戻すことを考えております。事の発端としてノート:伊原六花#略歴節での本文中の文体表記についてでの議論において文体の「である」調と「だった」調の編集に関してコメントしたところ、他の利用者より2022-11-21T03:24:28(UTC)の版においてこのノートでの合意なき変更が発覚したことによるものです。

これまで私は現状の無断で書き換えられた文体のルールに気付かず、そのまま改変されたルール通りに各記事の「だった」を「であった」などに書き換えてしまったことは大きな責任であることは重く受け止めています。履歴で差分を確認していれば、こうなることはなかったでしょうが、なにより責任は私だけでなくルールを改変したおむれぬさんにも責任があると思います。本ノートのこれまでの過去の議論やログを見る限り、文体に関するルールの変更に関する提案は行った形跡はなく、ウィキペディア日本語版としてはほぼすべての記事に大きな影響を及ぼしたと言わざるを得ません。

2022-11-01T14:16:05(UTC)までのルールは「百科事典本体の記事については、常体(……である)調で統一します。」であり、2022-11-21T03:24:28(UTC)以降は「常体(……である、……であった)調で統一します。(……だ、……だが、……だった)調は本体の記事では用いません。」ですが、必ずしも「である」にする必要はないと思います。また、(……だ、……だが、……だった)を用いる必要もないと思います。

改めまして、この変更に関してご意見・ご指摘などをお聞かせ願えればと思います。--キュアサマー会話2024年3月16日 (土) 14:05 (UTC)[返信]

  • コメント ご指摘の版のところまで遡ると、「……であった。」が例にないため記事を過去形で書けなくなります(少しこじつけだが)。問題なのは「常体」のうち断定調の『……だ・……だが・……だった』なので、それを許すかどうかで諮るべきでしょう。なお常体には、「……である・であった」と「……だ・……だった」の両方が存在し得ますが、うち後者は字面的に百科事典向けではないでしょう(個人的には)。しかしながらそれを強制できるほどの説得力も私の現行の知識ではは持ち得ません。現行、すでに過去のことですら現在形で書かれている記事が無数にある中で、いささか些末な意見かな? というのが実感です。確かに合意のない表記の制限はまずいのですが、かといってかなり以前の状態に戻せ、というのも酷でしょう。--Licsak会話2024年3月16日 (土) 17:50 (UTC)[返信]
  • コメント 一応、発端の議論にコメントしたのでここにも私見を残します。そもそも当該箇所は「敬体ではなく常体を使え」が主旨の一文であって「である調に統一しろ」ではないです。言うまでもなく「だ調」も常体ですから、そもそも説明文としておかしくなっています。「だ」より「である」が事典の文体として望ましく見えるのは否定しませんが、新聞や論文などのフォーマルな文章でも「だ調」はよく見られるもので、ですます調(敬体)なら即座に直すべきところ、だ調はパッと見で自然な文章であるかぎり、あえてそれだけを狙って、無理に直す必要があるかなというのが率直なところです。
以上から、「百科事典本体の記事については、敬体(です・ます調)ではなく、常体(だ・である調)で統一します。また、百科事典の文体として「…だ」より「…である」が望ましいです。」くらいが良いのかなと思います。--EULE会話2024年3月17日 (日) 01:18 (UTC)[返信]

コメント 皆様、コメントありがとうございます。あれから既に1週間は経過しました。EULEさんが仰られている通り、敬体ではなく常体の「だ」「である」で統一させるというルール案に関しては、これに関していくつかコメントさせてください。まずLicsakさんが仰る通り、記事に文章を加筆する際に「だ、だが、だった」を使っても問題ないかどうかという点については、確かに「百科事典向きの記述ではない」というのはわかりますが、EULEさんが仰るように、新聞や論文などで「だ」の表記がみられるという点からしてみれば、EULEが提案なされているルールの案でも反対しません。また、お二方の仰る通り、文体のルールを本来の案である2022-11-21T03:24:28(UTC)の版まで元に戻したり、逆に「だ」から「である」にするのもわざわざ修正する必要がないという点については、「だ」「である」どちらも日本語としてはどちらも使えるので、修正する必要はないと改めて思いました。もちろんそれぞれの記事に加筆するとなる際、記事の内容にもよりますが、可読性の点を考慮した上では「外部サイトからのコピペ転用」にも気を使いながら上手く自分の言葉でより多くの閲覧者や編集者にわかりやすいような表記・表現を加筆できるかがポイントになってくるかと思います。--キュアサマー会話2024年3月25日 (月) 12:59 (UTC)[返信]

体言止めは止めましょう[編集]

WP:JPE#文体のルールで思い出したのですが、記事本文中で気になる記述に、「体言止め」があります。体言止めは見た目は良いのですが、文章の正確性からは大いに疑問の余地のある文体で、日経クロステックダイヤモンドオンラインにて、ビジネス文章では駄目な書き方のひとつとされるばかりか、NHKでさえ、放送用語委員会にて外部委員からお叱りを受けております放送研究と調査 2023.3 p.90–91)。説明責任の観点からも記事本文は解釈の紛れが少ないほうが望ましく、私は可能な限り体言止めの記事に対して紛れの少ない箇条書きを除き、本文記事内の記述に対し必要な述語を補ってきました。述語がないことは他言語版Wikipedia への翻訳の障害にもなり得ますので、表記ガイド中に、文体を常体にするだけでなく、「意味が曖昧にならないよう記事本文中での体言止めは極力避けてください。なお箇条書きはこの限りではありませんが箇条書きにすることによって意味が曖昧にならないよう注意を払ってください」と体言止めは極力避けるよう促したいのですが、いかがでしょうか?--Licsak会話2024年3月31日 (日) 16:29 (UTC)[返信]

  • 情報 日経クロステックの開発ドキュメントの悪文修正術の冒頭にも、「体言止めをしない」、「語尾の省略を避ける」とあります。百科事典の記事には修辞技法は本来的に不要なものであり、曖昧さを無くすためにも正しく述語を使うよう促すべきだと思います。キャッチコピーでの使用例や、句点を打たないSNS文法のように直接述語を書かない文例が増えていますが、事象の説明文はちゃんと述語を添えて記事にすべきだと思います。なお、述語をちゃんと書くことは、読点を入れ続け、いつまで経っても終わらない文や主語と述語との関係がおかしい文を避ける効用があることを付記いたします。--Licsak会話2024年3月31日 (日) 16:29 (UTC)[返信]