ハッシュタグ・アクティヴィズム
(Twitterデモから転送)
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ハッシュタグ・アクティビズムとは、SNS上でハッシュタグを用いて展開される、社会運動の一種である。ツイッターなどのSNS上で「#(ハッシュタグ)」をつけて、意見を主張したり人々に議論をするよう呼びかけたりする[1]。政治や社会問題、チャリティのためなどさまざまな分野で行われる。
2020年9月に実施した社会運動や政治参加の経験に関する調査では、ハッシュタグ・アクティビズムに関する参加率は約5%で、これはオフラインでのデモ参加者の割合とそれほど変わらない調査結果となっている[2]。
日本のツイッターデモ[編集]
2020年、検察庁法改正案を押し戻した反対運動がツイッター上で大きな広がりを見せた。同年5月には、世論の反対の声を受けて、政府・与党は検察庁法改正案について通常国会での成立を見送ることを決めた。この政府・与党による方針転換には、ツイッター上で「#検察庁法改正案に抗議します」との投稿が相次ぐ、大規模な「ツイッターデモ」が起きたことが強く影響したとみられている[3][4]。
主な事例[編集]
人権[編集]
#BlackLivesMatter
詳細は「ブラック・ライヴズ・マター」を参照
#StopAsianHate
詳細は「StopAsianHate」を参照
#WeThe15
詳細は「#WeThe15」を参照
女性の権利[編集]
#MeToo
詳細は「#MeToo」を参照
ソーシャル・ネットワーク上で展開している、セクハラ被害を告発したりその被害者に共感したりする動き[5]。
#KuToo
詳細は「KuToo」を参照
#HimToo
詳細は「#HimToo」を参照
#WomenAgainstFeminism
詳細は「ウィメン・アゲインスト・フェミニズム」を参照
政治[編集]
#ArabSpring
詳細は「アラブの春」を参照
その他[編集]
#PrayforParis
詳細は「パリ同時多発テロ事件#その他」を参照
#icebucketchallenge and #ALS
詳細は「アイス・バケツ・チャレンジ」を参照
#GamerGate
詳細は「ゲーマーゲート論争」を参照
#教師のバトン
詳細は「教師のバトン」を参照
参照項目[編集]
脚注[編集]
- ^ “世界を変える「ハッシュタグ・ジェネレーション」” (日本語). NEUT Magazine (2016年9月9日). 2021年11月26日閲覧。
- ^ “社会運動において遅いインターネットは可能か|富永京子 | 遅いインターネット” (日本語). 遅いインターネット BY PLANETS (2021年7月22日). 2021年11月26日閲覧。
- ^ “「声が届いた」「安心できぬ」 検察庁法改正案見送りでネット反応さまざま” (日本語). 毎日新聞. 2021年11月26日閲覧。
- ^ “ツイッターデモの拡散力 人が集まれない時代の市民運動:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2021年11月26日閲覧。
- ^ https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/metoo-2.php