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tugeneko

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
tugeneko
生誕 日本の旗 日本福岡県[1]
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
ジャンル 少年漫画青年漫画4コマ漫画
代表作彼とカレット。
上野さんは不器用
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tugeneko(つげねこ[2]、生年非公表、11月17日生まれ[1])は、日本漫画家イラストレーター。男性。主な作品に『彼とカレット。』(『週刊アスキー』等にて連載)、『上野さんは不器用』(白泉社にて連載)などがある。

略歴・作風

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かわいらしいポップな画風と独特のセリフ回し・ノリに下ネタを組み合わせた作風が特徴的で、「明るくて乾いている下ネタ」と評されている[3]。作者近影にはイラストを使用しており、プリンの容器、あるいは、その容器を頭部に載せた白くて四角いイヌのような生物[4]が描かれている。ペンネームの"tuge"の由来はつげ義春であるが、"neko"は本人も不明であると語っている[1]

福岡県歯科医師の家庭の生まれの九州男児[5]である。インタビュー記事[1]にて、これまでに影響を受けてきた作品として『エスパークス』(文房具)、『封神演義』、『セイバーマリオネットJ』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』等を、影響を受けた人物として黒星紅白原田たけひとらを挙げている。自身の作品作りのテーマは「かわいい女の子を描くこと」であると語っている。高校卒業後にデザイン系短期大学へ通い、その後、上京しアニメ会社で作画の仕事に就くも、退職して福岡の実家に帰りpixiv(下記リンク参照)にて活動するかたわら歯科技工士の資格を取得する。この時期に、実況パワフルプロ野球ポータブル3を題材とした4コマ漫画をpixivに投稿したところ口コミで人気が広がり、これを機に編集者とコンタクトを取るようになった[1]

2010年に『ケータイ週アス』にてフルカラー漫画の『彼とカレット。』を連載開始し、漫画家としてデビュー[1]を果たした。彼とカレット。は同サイトの終了にともない『週刊アスキー』連載へ移籍して継続し、これはパイロット版 (2010年年初掲載)の構想時点から2016年の最終回まで、足掛け8年にわたって手掛けた作品となった[6]

2013年より『まほろばきっさ』の連載を『まんがくらぶオリジナル』にて開始、のちに同誌休刊にともない『まんがライフMOMO』に移籍し2017年まで連載。

2015年に短期集中連載として『上野さんは不器用』を『ヤングアニマル』誌上にて発表[7]。その後同誌にて本格的に連載を開始し、同誌の2018年11号ではテレビアニメ化を発表[8]

ウエノやキタハラなど作品を越えて同じ苗字のキャラクターが登場するほか、別作品のキャラクターとよく似た風貌の人物がカメオ出演していることがあり、作品の舞台に何らかのつながりが示唆されている。

作品リスト

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脚注

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  1. ^ a b c d e f Shin Sketake「月!SPI イラストギャラリー [非日常な彼女]100.tugeneko」『月刊!スピリッツ』第38巻第68号、小学館、2017年11月27日、2, 67。 
  2. ^ 読みの出典: tugeneko つげねこ『まほろばきっさ 1』竹書房、2015年。ISBN 978-4-8019-5096-2 
  3. ^ 虚構新聞・社主UK (2016年10月23日). “あくまで実験だから私の尿を飲んで! 恋愛ベタな中学生が明るいエロスを発揮するラブコメ「上野さんは不器用」”. ITmedia. 2016年10月24日閲覧。
  4. ^ この犬は彼とカレット。の本編登場キャラクターの"びしゃもん"でもある
  5. ^ 週刊アスキー (2014年3月28日). “週アスCOMIC「彼とカレット。」単行本第2巻告知-第2弾-”. KADOKAWA. 2016年10月24日閲覧。
  6. ^ tugeneko『彼とカレット。 4』KADOKAWA / アスキー・メディアワークス、2016年。ISBN 978-4-04-892232-6  (後書きより)
  7. ^ tugeneko『上野さんは不器用 1』白泉社、2016年。ISBN 978-4-592-14698-8  (著者コメントより)
  8. ^ 上野さんは不器用 「ヤングアニマル」のラブコメマンガがテレビアニメ化”. 毎日新聞 (2018年5月25日). 2018年5月26日閲覧。
  9. ^ 上野さんは不器用 :作品情報”. アニメハック. 2020年8月11日閲覧。

外部リンク

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