RGBY
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RGBYとは、色の表現法の一種で、光の3原色であるRGB(●赤・●緑・●青)にY(●黄色)を加えた、4原色による加法混合の一種である。
2010年5月に、シャープが4原色技術を採用した液晶テレビ(AQUOS クアトロン)を発表[1]、2010年7月に発売した。
概要
[編集]RGBに青色(B)の反転色である黄色(Y)を加えて表現する。
RGBのままでは、赤と緑を混ぜた結果作られる山吹色(オレンジがかった黄色、黄金っぽい黄色)のような黄色系統や、トルコ石の色(ターコイズブルー)のようなシアン(水色っぽい青緑色)が、綺麗に再現しにくいため、黄色の成分を追加することで、黄色系統やオレンジ、特に山吹色方向のカバーの再現性を高め、更にシアン方向への表現力も上げ、色を豊かに再現する範囲を拡大する効果も大きい。白を作り出すには3原色ではRGBの3つの画素で出来上がるが、黄色を加えた4原色では、反転色同士の青と黄色でも白が作れるということになる。
一方で、ディスプレイ側ではホワイトバランスの調整が難しいとされる[2]。また、青の純色の発色が弱いため、従来のRGBと比較すると、人の目には違和感が感じる部分も多い。この欠点については、各種技術の発展により改善が見込まれている。
参考文献・脚注
[編集]- ^ シャープ、“4色革命”の「AQUOSクアトロン」を7月発売-3D対応LV3シリーズやBDなど。- 11年には4色を100%に AV Watch 2010年5月31日
- ^ なぜ4原色なのか? シャープ「AQUOS クアトロン」を読み解く (2/2) ITmedia NEWS 2010年06月14日