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INTO THE PURGATORY

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『INTO THE PURGATORY』
GALNERYUSスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル
時間
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
プロデュース 久武頼正
チャート最高順位
GALNERYUS アルバム 年表
  • INTO THE PURGATORY
  • (2019年)
ミュージックビデオ
アルバム全曲トレーラー
『INTO THE PURGATORY』アルバム全曲トレーラー - YouTube
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INTO THE PURGATORY』(イントゥー・ザ・パーガトリー)は、GALNERYUSの12枚目のオリジナル・アルバム

概要

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前作『ULTIMATE SACRIFICE』以来、約2年ぶりの作品であり、CDのみの通常盤と、Tシャツなどのグッズが付属した初回限定盤2仕様の計3仕様で発売された[2][3][4][5][6]

アルバム名についてはSYU曰く「絶望感」や「闇を彷徨うような雰囲気とか、曲が出てくるなかでそういう作風にしたいな」との事で、早い段階で決めたという[7]。ただ、そうした「ダークさ」や「絶望感」の中でも、決して前向きな気持ちも忘れずに制作した、との事[7]

元々は『UNDER THE FORCE OF COURAGE』『ULTIMATE SACRIFICE』に続く、3部作の最終章として制作される予定であったが、作風が似通ってしまうのを避け、一曲一曲をキラーチューンとした事と[8]、メジャーデビュー15周年というアニバーサリーイヤーの記念盤という意味合いも兼ねて、あえてコンセプトアルバムではない、従来通りのアルバムの作り方にしたという[9]

本作の発売に先駆け、10月16日に「THE FOLLOWERS」のミュージック・ビデオの公開と、各音楽配信サイトでの先行配信が開始された[6]

収録曲

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#タイトル作詞作曲時間
1.「PURGATORIAL FLAME」(instrumental)Syu
2.「MY HOPE IS GONE」SYUSYU
3.「FIGHTING OF ETERNITY」SHOYUHKI
4.「GLORY」TAKASYU
5.「NEVER AGAIN」SYU、TAKASYU
6.「THE FOLLOWERS」TAKASYU
7.「COME BACK TO ME AGAIN」SHOSYU
8.「REMAIN BEHIND」SHOSYU
9.「THE END OF THE LINE」SYUSYU
10.「ROAMING IN MY MEMORY」(instrumental)SYU
合計時間:

曲解説

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  1. PURGATORIAL FLAME
    インストゥルメンタル曲。
  2. MY HOPE IS GONE
  3. FIGHTING OF ETERNITY
    歌詞はSHOの好きな「ブラックバス釣り」がテーマになっている[7]
  4. GLORY
    TAKAが単独で作詞を手掛けた中では初めてとなる、日本語詞を取り入れた楽曲である。
  5. NEVER AGAIN
    SYUが尊敬するLOUDNESSの、『SOLDIER OF FORTUNE』をGALNERYUSでやったらどうなるんだろう、というアイデアから生まれた曲[9]
    ラストの英詞はTAKAによるもの[10]
  6. THE FOLLOWERS
    本作で唯一の全編英語詞曲。MVが作られたが、これはSYU曰く「ガルネリっぽくない曲」で、TAKAが作詞を務めたり、ベースソロが入っていたり、SHOのオペラチックな歌い方だったり、YUHKIのパイプオルガン風な音や、7弦ギターを使ったり[注 1]など、新しいことだらけな曲だったのでMVにした、との事[8]。また、SHOの歌唱法については、一昨年にリリースされたソロアルバム『VS』収録の「A Question Of Honour」(サラ・ブライトマンのカバー)を聴いた事がキッカケだという[11]
  7. COME BACK TO ME AGAIN
    「THE FOLLOWERS」同様、7弦ギターを使用した楽曲[10]
  8. REMAIN BEHIND
  9. THE END OF THE LINE
    本作では最長となる約9分の楽曲。SYU曰く「THE FLAG OF REINCARNATION」みたいな曲との事で[10]、GALNERYUS史上最長となる、1分以上にわたるギターとキーボードのユニゾンやハモリパートも存在する[7]
  10. ROAMING IN MY MEMORY
    インストゥルメンタル曲。

脚注

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注釈

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  1. ^ SYU曰く『PHOENIX RISING』(2011年)以来、との事。

出典

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外部リンク

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