GSIクレオス
本社所在地の青葉第1ビル | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
![]() 〒102-0074 東京都千代田区九段南2丁目3-1 |
設立 | 1931年10月31日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 |
3010001008666 ![]() |
代表者 | 吉永直明(代表取締役兼社長執行役員) |
資本金 |
71億86百万円 (2021年3月31日現在) |
発行済株式総数 |
6,464千株(2021年3月31日現在) 12,929千株(2021年4月1日現在) |
売上高 | 連結1,163億円(2021年3月期) |
営業利益 | 連結36億円(2021年3月期) |
純利益 | 連結20億円(2021年3月期) |
純資産 | 連結232億円(2021年3月期) |
総資産 | 連結604億円(2021年3月期) |
従業員数 | 連結691(2021年3月期) |
支店舗数 |
国内7ヵ所 海外22ヵ所 |
決算期 | 3月 |
主要株主 |
グンゼ 14.86% 日本マスタートラスト信託銀行 4.72% 日本生命保険 3.71% 東レ 3.16% 三菱UFJ銀行 3.02% みずほ銀行 3.02%(2021年3月31日現在) |
関係する人物 | 林大作(創業者) |
外部リンク | https://www.gsi.co.jp/ |
株式会社GSIクレオス(ジーエスアイクレオス)は、東京都千代田区に本社をおく東証プライム市場上場の事業創造型商社。原糸から製品にいたるまで幅広く取り扱う「繊維事業※」、「セミコンダクター」「ケミカル」「ホビー&ライフ」「マシナリー&イクイップメント」の4つの領域において、原材料から製品にいたるまでの高度な調達・加工機能や専門知識を持ち、グローバルに事業を展開する「工業製品事業」の2つの事業を主軸としている。
※個別事業セグメント:「ファイバー」「アウター」「インナー」
概要[編集]
1931年、総合商社鈴木商店の元ニューヨーク支店長の林大作が株式会社林大作商店を設立。設立時は、アメリカの生糸輸入商の在日エージェントとして、生糸買付業務を行っていた。有力製糸会社からの生糸の大量供給などにより事業を拡大していく。
戦後、新たにメリヤス製品や綿花、レースなどの取扱いをはじめ、繊維事業が拡大していく中、1955年に設立したニューヨーク現地法人の代表が、世界的な婦人用靴下編機メーカーと代理店契約を締結したことなどをきっかけに、1956年に工業製品分野へ進出。
1961年、日中友好商社に指定され、中国とのビジネスをスタート。1970年にはドイツと香港に、1973年にはブラジルに現地法人を設立するなど、海外との取引が拡大。同時に、さらに取り扱い商材を増やし、繊維原料や生地、婦人服、化学品、産業機械、ホビー商材などの売上を拡大。
2001年、ナノテクノロジー事業に参入。工業製品事業の製品に用いられていた技術から発見した特殊なカーボンナノチューブの応用・開発を開始した。
また同年、社名をGSIクレオスに改称。「GSI」のGはグローバルな (Global) 、Sは洗練された (Sophisticated) 、Iは知性 (Intelligence) の頭文字をとっている。「クレオス」は創造する (Create) 、新しい方向へと進める (Reorient) 、曙の女神 (Eos) の3語を合成した造語。曙の女神が夜明けの光を運ぶように、グローバルで洗礼されたプロフェッショナル人材が、新しい商材・ビジネスを創造し、近未来の夢をといわれるものを現実に変えていくという意味が込められている。
近年は、国内外関係会社との連携により、SDGsの達成に資する「環境」、「生活・健康」、「エネルギー」分野の事業に注力しており、具体的には、生分解性プラスチック「マタビー(Mater-Bi)」の拡販や半導体事業の拡大、軽量化事業の育成・拡大などを進めている。
事業内容[編集]
- 繊維事業
- 繊維に関わる事業を、糸から製品(アウター・インナー・レッグウェア)まで一貫して取り扱う。OEM・ODMによる製品供給を行うほか、自社ブランド「Mashu Kashu」(アウター)、「LaLa Glange」(インナー)なども展開。自社ECサイト「jolie clothes」[1]の運営も行う。素材の調達・開発・加工力、国内外に広がる生産背景などを活用した、ニーズに応じたものづくりができることが強み。
- 工業製品事業
- 「セミコンダクター」「ケミカル」「ホビー&ライフ」「マシナリー&イクイップメント」の4つのカテゴリーにおいて、原材料から製品まで、様々な商品を販売・輸出入。「セミコンダクター」関連では最先端半導体製造装置用部材や汎用性半導体部材などを、「ケミカル」関連では塗料・コーティング原料、樹脂原料、各種フィルムやカーボンナノチューブなどを、「ホビー&ライフ」関連では化粧品原料やホビー商材(Mr.カラー等の模型用塗料・工具) などを、「マシナリー&イクイップメント」関連では産業用機械や複合材成形設備・材料をそれぞれ取り扱う。専門性の高い技術・知識や先端事業開発ノウハウなどを活かした、ソリューションの開発・提供に強み。
沿革[編集]
- 1931年 株式会社林大作商店として横浜市に設立。米国への生糸・絹撚糸の輸出を開始
- 1934年 株式会社郡是シルクコーポレーションに改称
- 1939年 本社を神戸市に移転
- 1942年 郡是産業株式会社に改称
- 1945年 繊維その他分野の取引開始
- 1949年 大阪支店開設
- 1952年 本社を東京都中央区に移転
- 1955年 米国・ニューヨークに現地法人を設立
- 1956年 工業製品分野へ進出
- 1961年 日中友好商社の指定を受ける
- 1970年 独国・デュッセルドルフおよび香港に現地法人を設立
- 1971年 グンゼ産業株式会社に改称し、本社を東京都千代田区に移転
- 1973年 東京・大阪両証券取引所市場第二部に上場。ブラジル・サンパウロに現地法人を設立
- 1978年 東京・大阪両証券取引所市場第一部銘柄に指定
- 1994年 本社を現在地に移転
- 1998年 米国・ニューヨークに持株会社を設立
- 1999年 中国・上海に現地法人を設立
- 2001年 株式会社GSIクレオスに改称。ナノテクノロジー分野へ参入
- 2003年 中国・深圳に現地法人を設立
- 2005年 韓国・ソウルに現地法人を設立
- 2013年 インドネシア・ジャカルタに現地法人を設立
- 2014年 タイ・バンコクに現地法人を設立
- 2018年 米国・テキサス州・ヒューストンに営業拠点を開設。生分解性プラスチック市場に参入
- 2021年 中国・上海に半導体事業を主力事業とする現地法人を設立
- 2021年 米国・ロサンゼルスに営業拠点を開設。
- 2022年 米国・オハイオ州の営業拠点をイリノイ州・シカゴに移転。
事業所[編集]
- 本社 〒102-0074 東京都千代田区九段南二丁目3-1(青葉第一ビル7-9階)
- 大阪支店 〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前一丁目7-31(OMMビル6階)
- 日本橋営業所 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町9-9(FRAME日本橋2階)
- 元赤坂事務所 〒107-0051 東京都港区元赤坂一丁目1-15(ニュートヨビル3階)
- 北陸営業所 〒910-0005 福井県福井市大手三丁目7-1(繊協ビル703A号室)
- 福岡営業所 〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東三丁目11-28(博多サンシティビルⅡ4階)
- ナノカーボン開発センター(NCDC)〒210-0855 神奈川県川崎市川崎区南渡田町1-12(研究C棟2階)
- 上海事務所 Shanghai Industrial Investment Bldg., 7EF, 18 Cao Xi Road(N), Shanghai
関係会社[編集]
- 日本国内
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- 株式会社セントラル科学貿易
- 株式会社ジーマーク
- 株式会社オフィス・メイト
- 株式会社いずみ
- GSIマルロンテックス株式会社
- 株式会社クレオスアパレル
- 株式会社GSIアブロス
- 但馬合繊株式会社
- 日神工業株式会社
- 株式会社ソフィア
- 桜物産株式会社
- 日本国外
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- GSIホールディング社 (GSI Holding Corporation)
- GSIアメリカ社 (GSI Exim America, Inc.)
- GSIブラジル社 (GSI Creos Brasil Ltda.)
- GSIヨーロッパ社 (GSI Europe-Import+Export GmbH)
- GSI香港社 (GSI Trading Hong Kong Limited)
- GSIタイランド社 (GSI Creos (Thailand) Co., Ltd.)
- GSIインドネシア社 (PT. GSI Creos Indonesia)
- GSI中国社 (GSI Creos China Co., Ltd.)
- GSI深圳社 (GSI (Shenzhen) Limited)
- GSI韓国社 (GSI Creos Korea Co., Ltd.)
- 科立欧思科技(上海)有限公司(GSI Creos Technology (China) Co., Ltd.)
- 平湖科立思紡織有限公司(GSI Creos Fiber & Textile Pinghu Co., Ltd)
- 北京吉思愛針織有限公司(Beijing GSI Hosiery Co., Ltd.)