F2F (航空機)

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F2F

空母レキシントン所属のVF-2BのF2F-1

空母レキシントン所属のVF-2BのF2F-1

  • 用途戦闘機
  • 設計者:リロイ・グラマン
  • 製造者:グラマン
  • 運用者アメリカ海軍
  • 初飛行:1933年10月31日
  • 生産数:55機
  • 生産開始:1934年
  • 運用開始:1935年
  • 退役:1940年

F2Fアメリカ合衆国グラマン社が開発した艦上戦闘機。複葉戦闘機であり、アメリカ海軍で用いられた。

概要[編集]

FF戦闘機の単座型として、1932年より開発が開始された。基本的な機体形状は複葉機であり、上翼は胴体より上方にある。胴体は寸胴であり、太く短い外観をしている。コックピットは機体中央にあり、主脚は胴体側面に収容されるようになっていた。FFよりも全体的に小型化されている。

1932年11月に試作機XF2F-1が1機発注され、1933年10月に初飛行を行った。XF2F-1は比較的高性能であったことから、アメリカ海軍は採用を決定し、1934年5月に量産型F2F-1を54機発注した。

1935年にレキシントン (CV-2)の第2戦闘飛行隊(VF-2B)から配備が開始され、引き続きレンジャー (CV-4)アメリカ海兵隊にも配備された。なお、方向安定性を向上させた改良型であるF3Fが1936年から部隊配備が開始され、機種更新が直ちに行われた。そのため、実働部隊への配備は1940年までに終了している。

要目(F2F-1)[編集]

  • 全長:6.53 m
  • 全幅:8.69 m
  • 全高:2.77 m
  • 空虚重量:1,221 kg
  • エンジン:Wright R-1535-72 星型レシプロエンジン(出力 650 hp)
  • 最大速度:383 km/h
  • 航続距離:1,585 km
  • 乗員:1名
  • 武装:7.7mm機銃 2門

派生型[編集]

  • XF2F-1:試作機。1機製造。シリアル 9342。
  • F2F-1:量産型。55機製造。シリアル 9623-9676、9997。

参考図書[編集]

  • Swanborough, Gordon and Bowers, Peter M.United States Navy Aircraft Since 1911. Annapolis, MD: Naval Institute Press, 1976. ISBN 0-87021-968-5.