Ableton Live
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開発元 | Ableton |
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最新版 | 9.6 |
対応OS | Windows, macOS |
種別 | 音楽ソフトウェア |
ライセンス | プロプライエタリ・ソフトウェア |
公式サイト | www.ableton.com |
Ableton Live(エイブルトン ライヴ)は、ドイツのAbleton社によるMacintoshとWindows用のループベースのミュージックシーケンサーソフトウェア。最新のメジャーリリースはバージョン9。
Liveは他の多くのソフトウェアシーケンサーと異なり、ライヴパフォーマンスや作曲・編曲のツールとして、楽器と同じように使用する考えを中心に設計されている。サンプルクリップの管理が容易なセッション・ビューを利用したライブパフォーマンスからタイムラインベースのアレンジメント・ビューを利用しての作り込みなど、様々な製作スタイルに対応しているのも特筆すべきであろう。
Ableton LiveのパッケージはSuite、Standard、そして機能限定版のIntroに分かれている。Suiteは最新版のAbleton Liveの他にも豊富なライブラリー集、6種類のシンセ (Sampler, Operator, Collision, Electric, Tension, Analog)、サンプルベースのインストゥルメンツ (Essential Instrument Collection , Session Drums, Drum Machines, Latin Percussion)といったものが付属する。逆にIntroは初心者向け、もしくはLiveシリーズ購入を検討している人向けであり、機能的にも制限(使用できるトラック数や入力トラック数、REXフォーマットが読み込めないなど)がある。この他にバンドルソフトとして付属し、Introの更なる機能制限版であるLite版も存在する。
歴史[編集]
Ableton Liveは、C++で書かれ、商業ソフトウェアのひとつとして2001年に最初のバージョンがリリースされた。よく言われるようにLiveはMax/MSPでプロトタイプされたわけではないが、オーディオデバイスのいくつかのモデルに用いられた[1]。
2009年4月に8がリリースされてからは暫く新バージョンの予定がなかったが、2013年3月に約4年ぶりのバージョンアップとなる9が発売された。 また、バージョン8.4からWindows、Macintoshともに64ビットにも対応した。(但し一部の機能に制限がある[2]。)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
引用文献[編集]
- ^ http://www.ableton.com/forum/viewtopic.php?p=280887#280887 Live prototyping explained by Live co-creator Robert Henke
- ^ https://www.ableton.com/ja/articles/64bit-myths-facts/