LMMS

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LMMS
Lmms logo.png
LMMS 0.4.0 ScreenShot.png
LMMS 0.4.0のスクリーンショット
最新版 1.1.3 / 2015年3月8日
対応OS Linux, Windows, Mac OS X
種別 DAW
ライセンス GNU General Public License
公式サイト lmms.io
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LMMS (Linux MultiMedia Studio)Linuxを基盤とした計算機環境においてFL Studioに類似する機能を提供するDAWである。GPLライセンスの下で配布されるオープンソースソフトウェアでもあり、公式サイトから無料でダウンロードして利用することが可能である。

音をシンセサイザーで合成し、録音したサンプルを切り貼りして編集し、MIDIキーボードあるいはマウスでピアノロールに演奏情報を入力することによって、音楽作品を制作する事ができる。

どのようなジャンルの音楽作品でも制作可能だが、ユーザーインターフェース設計の関係上、同様な音形の繰り返しで構築されるミニマル・ミュージックの制作に適している。公式には、テクノハウス等のクラブ向けダンスミュージックの制作を志向している。

概要[編集]

LMMSはソフトウェア・シンセサイザーとその他のプラグイン、これらのプリセットやサンプルファイルを扱うことができる。完成した曲はWAV形式でエクスポートする事ができる。

将来的にはトラッカー・シーケンサープログラム(パターン・チャンネル・サンプル・ソング・エフェクト管理)やそれらのパワフルなシンセサイザーサンプラーも含む予定である。 更に、ほとんど全ての(インストゥルメントを含む)コントロールを近代的なミキシングデスクのフェーダーを動かし、オートメーション機能を活用する事によって自動化できる。

DTMで代表的な拡張プラグイン規格であるVSTi,VSTeはWine経由で利用可能としている。

新しいヴァージョンが現在活発に開発されており、主に焦点は新しいQt4 GUIにおいてのソフトウェア間の移植に置かれている。 この開発は、LMMSをQt4がサポートされるMicrosoft Windowsを含む全てのプラットフォームで動作させる事を可能にする。

欠点[編集]

商用DAWと比較して、バグが非常に多く、異常終了が頻繁に発生する。特に高負荷状態が続いた操作時に起きやすい。また、作業復元機能も搭載されていない。従って、可能な限り頻繁にプロジェクトの保存を行った方が良い。また、付属音源音色(特に、Ogg Vorbisによる圧縮形式で用意されている生音サンプル)の質感が商用DAWと比較すれば大幅に劣っており、内蔵シンセには即戦力と呼ばれるような実用的なプリセットが用意されていない。また、読み込むとLMMS自体が異常終了するようなVSTプラグインも多数存在する。従って、シンセサイザーとエフェクタに関する深い知識無しに商業レベルの音の質感を実現する事は難しい。特に、複数の音色のレイヤによる質感向上は必須である。また、トラックに読み込んだサンプルはカット&ペーストが出来ず、使用範囲の指定しか行えない。従って、波形編集によるエディット音楽作成という面では操作回数が多くなり、作業性で大きく劣る傾向にある。その他にも、多くの商用DAWに搭載されている機能で搭載されていない機能が多数存在する(ヒューマナイズ,コードアシスト等)。しかし、個人の音楽の学習・趣味の制作用途であれば、無料であるにも関わらず、現代的な音楽制作に必要な基礎的な機能が揃っており、ユーザインタフェースも整理され、Windows,Mac,Linuxマルチプラットフォーム対応でもあるため、非常に使い勝手が良いDAWであると評価されている。

ユーザインタフェース[編集]

LMMSのユーザインタフェースFL Studioに大きく影響を受けている。8種類のメインスクリーンにより構成されている。

ビート+ベースラインエディター
ドラムパターンと短いメロディックパートを手早く組み立てることが出来る。
ピアノロール
いわゆるピアノロール入力画面。 縦軸に音程、横軸に演奏時間を置き、譜面入力と同様に音符に相当するデータを配置する。データには様々なプロパティを設定できる。
オートメーションエディター
シンセサイザーエフェクターに対しての操作を記録させ、自動化させることができる。
ソングエディタ
このフィールドにビート+ベースラインエディタやピアノロールで作成したパターンやサンプルファイルを配置して曲を完成させる。
FXミキサー
オーディオレベルのバランスを取り、LADSPAプラグインなどによる音響効果を付加する際に使用する。最大で64チャンネルまで扱え、1つのチャンネルにつき、複数のプラグインを連結させることができる。
サイドバー
LADSPAインストゥルメントプラグイン、オーディオサンプルやプリセット、他のLMMSの作業ファイル(MMPファイル等)に素早くアクセスできるほか、ファイルブラウザとしても用いることができる。
コントロールラック
FXミキサーに読み込まれたプラグインを操作するコントローラーを管理することができる。
プロジェクトノート
プロジェクトファイルに関してのメモを記す事ができる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]