梅ケ峠駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。217.178.101.4 (会話) による 2021年3月2日 (火) 14:26個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

梅ケ峠駅
駅入口
うめがとう
Umegatō
黒井村 (3.4 km)
(3.9 km) 吉見
地図
所在地 山口県下関市豊浦町大字厚母郷字梅ヶ峠2
北緯34度6分6.08秒 東経130度54分0.98秒 / 北緯34.1016889度 東経130.9002722度 / 34.1016889; 130.9002722座標: 北緯34度6分6.08秒 東経130度54分0.98秒 / 北緯34.1016889度 東経130.9002722度 / 34.1016889; 130.9002722
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陰本線
キロ程 658.8 km(京都起点)
電報略号 ウメ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
95人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1914年大正3年)4月22日[1]
備考 無人駅(自動券売機 有)
テンプレートを表示
改札口
ホーム

梅ケ峠駅(うめがとうえき)は、山口県下関市豊浦町大字厚母郷字梅ヶ峠にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線

本州最西端の駅である[2]

概要

下関駅が管理している無人駅である。

旧豊浦町と旧下関市の境界にあった。駅名は梅ヶ峠というの名からだが、その名は昔、峠のあちらこちらにの木が生えていたことからといわれる。また「峠」を「トウ(古くはタオ)」と発音する例は、山口県でよく見られる。

駅舎は待合室兼用で、その内部に自動券売機が設置されている。

また、駅舎及びホームに本州最西端であることを示す看板・案内がある。

歴史

駅構造

下関側に向かって左側(山側)に1面1線の単式ホームを有する地上駅停留所)。道路から階段で数段降りたところにある。棒線構造のため、下関方面行きと小串方面行きの双方が同一ホームを共有する。

駅周辺

下関市吉見豊浦町厚母郷の間の「梅ケ峠」のすぐそばにある。道路沿いに国道191号が走る。

  • 安養寺厚母大仏 - 国指定重要文化財。駅北方約1.4km。大仏殿は隈研吾氏の設計によるもの。
  • 毘沙ノ鼻 - 本州最西端の岬。駅西方約5km。岬に至る公共交通機関はなく、駅からは徒歩90分。
  • ときわ屋 豊浦店 - 「二見饅頭」が人気の和菓子屋。駅北方約0.5km。なお、本店は同じ山陰本線の長門二見駅前にある。
  • 無添加手作りレストラン 燻製屋 - 駅南方約0.2km。

駅東方に梅光学院大学梅ヶ峠キャンパスがあったが、下関市中心部にある東駅キャンパスに統合され、2002年頃を最後に利用されなくなっている[6]

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 712
2000 670
2001 482
2002 289
2003 181
2004 172
2005 172
2006 161
2007 150
2008 155
2009 146
2010 149
2011 131
2012 136
2013 141
2014 127
2015 115
2016 106
2017 95
2018 92
2019 95

隣の駅

西日本旅客鉄道
山陰本線
黒井村駅 - 梅ケ峠駅 - 吉見駅

脚注

  1. ^ a b 「通運」『官報』1914年4月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 山陰本線梅ケ峠駅で「本州最西端の駅PRイベント」開催”. 鉄道ファン railf.jp 鉄道イベント (2018年12月11日). 2019年5月16日閲覧。
  3. ^ 「鉄道省告示第81号」『官報』1925年5月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 「鉄道省告示第42号」『官報』1933年2月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ 「山陰本線の合理化計画発表 伊上など五駅無人化」『中國新聞』昭和46年10月23日山口版 8面
  6. ^ “梅光大梅ヶ峠キャンパス本格活用へ-下関”. 山口新聞. (2013年5月9日). https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2013/0509/7p.html 2019年5月16日閲覧。 

関連項目

外部リンク