ALTARBOYZ
アルターボーイズ Altar Boyz | |
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作曲 |
ゲイリー・アドラー マイケル・パトリック・ウォーカー |
作詞 |
ゲイリー・アドラー マイケル・パトリック・ウォーカー |
脚本 | ケヴィン・デル・アギラ |
上演 |
2004年、ニューヨーク・シアター・フェスティバル 2005年、オフ・ブロードウェイ 2007年-2009年、全米ツアー 韓国 ハンガリー 2007年、シカゴ・レジデント・プロダクション 2009年、セレブレーション・シアター・プロダクション |
『アルターボーイズ』(英: ALTAR BOYZ)は、アメリカ合衆国のミュージカル・コメディ作品である。ゲイリー・アドラーとマイケル・パトリック・ウォーカーが作詞および作曲を行ない、マーク・J・ケスラーとケン・デイヴンポートの考案を基にケヴィン・デル・アギラが脚本を執筆した。オハイオ州出身の架空のクリスチャン・ボーイ・バンドを中心に、ボーイ・バンド現象、コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックの人気などを風刺を交えて描いている。2005年3月1日、オフ・ブロードウェイで開幕し、16回プレビュー公演ののち、2,032回の本公演が上演され、2010年1月10日、閉幕した。オフ・ブロードウェイで9番目のロングラン公演の記録を持っている。
概要
オハイオ州出身のボーイ・バンドがアメリカの保守風潮、マイノリティ問題を知性的な比喩を含ませながら、ロックありポップありバラードありヒップホップありラテンありのミュージックに乗せて生まれたポップ・ミュージカル。
2004年にて初演を迎え大ヒットし、2010年1月10日をもって閉幕となるまでに2000回以上も上演され、オフ・ブロードウェイにおいて歴代9位のロングラン作品であり、2005年には「ベストオブ・オフ ブロードウェイ賞」を受賞。
現在[いつ?]でもアメリカ国内含め、各地で地方公演が行われているほか、今日まで[いつ?]に日本を含む世界各国にて上演されている演目である。
概略
5人組のボーイ・バンドである「アルター・ボーイズ」が解散全米コンサート「レイズ・ザ・プレイズ」を行なう。メンバーのマシュウ、マーク、ルーク、フアンの4名は聖書に登場する人物から名付けられたとされる。残りの1人のエイブラハムはオープニング曲の中でユダヤ人であると紹介される。会場によってご当地ネタを語り、ボーイ・バンドのスタイルのダンスを踊りながら持ち歌を歌う。コンサートを通してグループの悩み、起源、メンバー個々人の強さや弱さが露見する。
舞台上に「ソウル・センサーDX-12」が設置され、劇場内のソウルの数量が表示される。数量を減らし、コンサート最後にゼロになるのを目指す。
プロダクション
スタフォード・アリマが演出、クリストファー・ガテリが振付を担当し、2004年9月、ニューヨーク・ミュージカル・シアター・フェスティバルの一環としてニューヨークにある47番街劇場で初演された。シャイアン・ジャクソンがマシュウ役、タイラー・メイナードがマーク役、アンディ・カールがルーク役、ライアン・ダンカンがフアン役、デイヴィッド・ジョセフスバーグがエイブラハム役を演じた。マーク・カディシュが曲『G.O.D 』の事前レコーディングを行なった。数週間のフェスティバル中、8回上演された。
2005年3月1日、オフ・ブロードウェイのドジャー・ステージ(現ニュー・ワールド・ステージ)のステージ4で16回プレビュー公演後、本公演が開幕した[1]。フェスティバルとほぼ同じ出演者であったが、スコット・ポーターがマシュウ役を演じ、シャドー・スティーヴンスが『G.O.D 』の事前レコーディングを行なった。2,032回上演ののち、2010年1月10日に閉幕し、オフ・ブロードウェイで9番目のロングラン公演となった[2]。閉幕時の公演はマイケル・カディン・クレイグがマシュウ役、とラヴィス・ネスビットがマーク役、リー・マーカムがルーク役、マウリシオ・ペレスがフアン役、ラヴィ・ロスがエイブラハム役を演じた。
2007年から2009年、全米ツアー公演が行なわれたほか、シカゴ、韓国、ハンガリー、フィンランド、オーストラリア、フィリピン、日本のプロダクションによる公演のほか、地方劇団など多くのアマチュア・プロダクションでも上演されている。2013年、アデレイド・フリンジ・フェスティバルの一部として上演された。
日本での公演
2009年
「ALTAR BOYZ:アルターボーイズ」というタイトルで2009年2月10日から22日に新宿FACEにて上演。
- キャスト
2010年
「ALTAR BOYZ」というタイトルで2010年11月16日から28日に新宿FACE、12月4日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、12月6日に日本特殊陶業市民会館、12月10日・11日に新宿BLAZEにて上演。
- キャスト
※ダブルキャスト制
2012年
「ALTAR BOYZ 2012」というタイトルで2012年1月28日から2月24日に新宿FACE、2月18日に森ノ宮ピロティホール、2月25日・26日に新宿BLAZEにて上演。
- キャスト
※トリプルキャスト制の混合公演。
- REDキャスト
- 植木豪
- 小林遼介
- 橋本汰斗
- 東山義久
- 良知真次
- ORANGEキャスト
- GREENキャスト
2014年
ALTAR BOYZ RED
2014年11月21日から30日に新宿FACEにて上演。
- キャスト
ALTAR BOYZ LEGEND
2014年11月24日から12月8日に新宿FACEにて上演。
- キャスト
※一部ダブルキャスト
- 植木豪
- 小林遼介
- 中河内雅貴
- 森新吾
- 東山義久
- 良知真次
ALTAR BOYZ TOUR
2014年12月10日に名鉄ホール、12月13日・14日に松下IMPホールにて上演。
- キャスト
-
- 名古屋公演
- 植木豪
- 小林遼介
- 中河内雅貴
- 東山義久
- 良知真次
- 大阪公演
- 12月13日
- 植木豪
- 中河内雅貴
- 東山義久
- 森新吾
- 良知真次
- 12月14日
- 植木豪
- 小林遼介・森新吾[3]
- 中河内雅貴
- 東山義久
- 良知真次
2017年
日本版
「ALTAR BOYZ」というタイトルで2017年2月3日から2月16日に新宿FACE、2月18日に森ノ宮ピロティホール、2月24日から26日にステラボール(合同公演)にて上演。
- キャスト
※ダブルキャスト制
- Team Gold(2017年2月3日 - 14日・24日 - 26日)
- 大山真志
- 法月康平
- 松浦司
- 常川藍里
- 石川新太
- Team Legacy(2017年2月6日 - 16日・18日・24日 - 26日)
- 東山義久
- 植木豪
- 中河内雅貴
- 森新吾
- 良知真次
韓国版
「ALTAR BOYZ」というタイトルで2017年8月25日~27日、9月15日・16日に舞浜アンフィシアターにて上演。[4]
- キャスト
2017年8月25日(金)~8月27日(日)全6回公演
2017年9月15日(金)・9月16日(土)全4回公演
2018年
韓国版
「ALTAR BOYZ」というタイトルで2018年8月24日~26日に舞浜アンフィシアターにて上演。[5]
- キャスト
2018年8月24日(金)~8月26日(日)全8回公演
- Aチーム
- チャンソン(2PM) - MATTHEW 役
- NIEL(TEEN TOP) - MARK 役
- セヨン(MYNAME) - LUKE 役
- TAKUYA(寺田拓哉) - ABRAHAM 役
- ハン・サンウク - JUAN役
- Bチーム
- イェソン(SUPER JUNIOR) - MATTHEW 役
- チョ・ビョンジュン - MARK 役
- ドンウ(INFINITE) - LUKE 役
- ドンウン(HIGHLIGHT) - ABRAHAM 役
- キム・ナムホ - JUAN 役
2019年
日本上演10周年公演「ALTAR BOYZ 2019」というタイトルで2019年3月20日から4月7日まで新宿FACEにて上演。
- キャスト
ダブルキャスト制※一部トリプルキャスト(team SPARKの公演は日替わり)
team GOLD | team SPARK | |
---|---|---|
マシュー | 大山真志 | 良知真次 |
マーク | 法月康平 | 金井成大 |
北乃颯希 | ||
ファン | 松浦司 | 観修寺玲旺 |
米原幸佑 | ||
エイブラハム | 常川藍里 | 反橋宗一郎 |
和田泰右 | ||
ルーク | 石川新太 | 川原一馬 |
山本準也 |
2021年
2021年4月9日から4月24日に新宿FACEにて上演。
- キャスト
※トリプルキャスト制の混合公演。
- LEGENDキャスト
- 東山義久
- 植木豪
- 松浦司※一部日程キャスト変更によりGOLDと兼任
- 中河内雅貴
- 良知真次
- 浅川文也
- GOLDキャスト
- 大山真志
- 法月康平
- 松浦司
- 石川新太
- 若松渓太
- SPARKキャスト
- 小林亮太
- 米原幸佑
- 和田泰右
- 川原一馬
- 北乃颯希
2023年
2023年8月11日から29日に新宿FACEにて上演予定[6]。
- キャスト
- Team GOLD
- 大山真志
- 法月康平
- 松浦司
- 石川新太
- 常川藍里
- Team SPARK
- 鍵本輝
- 米原幸佑
- 和田泰右
- 川原一馬
- 若松渓太
- Team SAPPHIRE
楽曲
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受賞歴
- 海外批評家サークル賞オフ・ブロードウェイ・ミュージカル作品賞 (受賞)
- ドラマ・デスク・アワード・ミュージカル作品賞 (ノミネート)
- ドラマ・デスク・アワード・ミュージカル助演男優賞 (タイラー・メイナード、ノミネート)
- ドラマ・デスク・アワード振付賞 (クリストファー・ガテリ、ノミネート)
- ドラマ・デスク・アワード音楽賞 (ゲイリー・アドラー&マイケル・パトリック・ウォルカー、ノミネート)
- ドラマ・デスク・アワード作詞賞 (ゲイリー・アドラー&マイケル・パトリック・ウォルカー、ノミネート)
- ドラマ・デスク・アワード・ミュージカル脚本賞 (ケヴィン・デル・アギラ、ノミネート)
- ドラマ・デスク・アワード編曲賞 (ダグ・カッサロ&リン・シャンケル、ノミネート)
- ルシル・ローテル・アワード・ミュージカル作品賞 (ノミネート)
- ルシル・ローテル・アワード振付賞 (クリストファー・ガテリ、受賞)
- ルシル・ローテル・アワード助演男優賞 (タイラー・メイナード、ノミネート)
- ルシル・ローテル・アワード音響デザイン賞 (サイモン・マシュウズ、ノミネート)
- ドラマ・リーグ・アワード・ミュージカル・プロダクション賞 (ノミネート)
- ドラマ・リーグ・アワード・パフォーマンス賞 (ライアン・ダンカン、デイヴィッド・ジョセフスバーグ、アンディ・カール、タイラー・メイナード、スコット・ポーター、ノミネート)
- シアター・ワールド・アワード (タイラー・メイナード、受賞)
キャスト・レコーディング
2005年3月、レコーディングされ、5月17日、ゴーストライト・レコードからキャスト・レコーディングがリリースされた。
脚注
- ^ “"Altar Boyz" at Lortel Archives--The Internet Off-Broadway Database”. 2006年10月22日閲覧。
- ^ "Altar Boyz to close Off Broadway." theatermania.com, December 4, 2009
- ^ 事前の発表ではこの2名はシークレットキャストとして出演が伏せられていた。
- ^ “公演ヒストリー 2017”. SHIN'S WAVE (--). 2019年8月13日閲覧。
- ^ “2PM チャンソン&TEENTOPのNIELら出演ミュージカル「ALTAR BOYZ」8月に日本で再演決定!”. Kstyle (2018年5月11日). 2019年8月13日閲覧。
- ^ ステージナタリー編集部 (2023年4月14日). “「ALTAR BOYZ」2023年版はGOLD・SPARK、そして次世代チームSAPPHIRE”. ステージナタリー (ナターシャ) 2023年4月16日閲覧。
外部リンク
- altarboyz.com/ Altar Boyz Musical, Off Broadway, New York, Tickets, Reviews - オフブロードウェイ公式
- Home Michael Patrick Walker Composer • Lyricist - マイケル・パトリック・ウォルカー公式
- Kevin Del Aguila - ケヴィン・デル・アギラ公式
- StaffordArima.com スタフォード・アリマ公式
- Robyn Goodman (producer) - 2005年8月、アメリカン・シアター・ウィングで行われた『Downstage Center 』のインタビュー
- AltarHolics.com 公式ファン・サイト
- TheProducersPerspective.com オフ・ブロードウェイ・プロダクションのプロデューサーによるブログ
- アルターボーイズ/ALTARBOYZ オフィシャルホームページ /チケット情報や公演日程など - ニッポン放送