真申駅
表示
真申駅 | |
---|---|
ホーム(2008年4月) | |
まさる Masaru | |
◄小浦 (1.9 km) (0.6 km) 棚方► | |
所在地 | 長崎県佐世保市光町 |
所属事業者 | 松浦鉄道 |
所属路線 | ■西九州線 |
キロ程 | 77.7 km(有田起点) |
電報略号 | マサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
64人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)8月29日 |
備考 | 無人駅 |
真申駅(まさるえき)は、長崎県佐世保市光町にある松浦鉄道西九州線の駅。
歴史
現在の松浦鉄道西九州線の前身である国鉄松浦線は、伊万里方面からの伊万里線と佐世保方面からの松浦線がこの駅で接続して全通した。車輪・レール・枕木を用いた全線開通の記念碑が駅前(全通工事を施工した堀内組の敷地)に建てられている。
年表
- 1931年(昭和6年)8月29日:佐世保鉄道の駅として佐々村大字佐々小浦免(現・佐々町小浦免)に開業[1]。
- 1936年(昭和11年)10月1日:佐世保鉄道が国有化。松浦線に所属[2]。
- 1945年(昭和20年)3月1日:佐々 - 相浦間の新線開業により現在地に移転開業[2][3]。これにより松浦線の全線が開業した。
- 1969年(昭和44年)10月1日:貨物取扱廃止、同時に九州電力専用線廃止[3]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:荷物扱い廃止[3][4]。無人化[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道松浦線の駅となる[3]。
- 1988年(昭和63年)4月1日:第三セクター松浦鉄道への転換により、松浦鉄道西九州線の駅となる[3]。
- 1992年(平成4年)7月15日:列車増発に伴い交換設備を復元[6](撤去していた下り線を復旧)。
駅構造
島式1面2線ホームの地上駅である。無人駅で駅舎は無いが、ホーム上に待合室がある。構内踏切がある。佐々港側には桜並木がある。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
東側 | ■西九州線 | 下り | 左石・佐世保方面 | |
西側 | 上り | 佐々・たびら平戸口・松浦・伊万里方面 |
※案内上ののりば番号は設定されていない。
利用状況
1日平均乗降人員は64人である(2019年度)
駅周辺
住宅は少し離れた長崎県道139号佐世保鹿町線沿いに若干ある。線路の西側すぐ脇は佐々港である。
- 光町簡易郵便局
隣の駅
脚注
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1931年9月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
※上記の官報では長崎県を「長野県」と誤植。また、当時の佐々村には大字が存在したが記載が漏れているので注意。 - ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、735頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、733頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第425号」『官報』1970年10月1日。
- ^ 「通報 ●鏡駅ほか18駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年10月1日、14面。
- ^ “松浦鉄道も”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年3月9日)
関連項目
外部リンク
- 真申駅時刻表 - 松浦鉄道